こんにちは、Kredo Blog編集部です!CourseraのAI講座で先に要るのは、聞く力や話す力よりも「英語を読む力」です。2026年10月に確認した英語のAI講座4つは、どれも講義に日本語字幕をつけられました。一方、課題の指示文が日本語で出るかは、講座ページでは分かりません。Pythonのエラーは英語で出るので、課題は英語で読む前提で準備しておくと止まりにくくなります。この記事では、日本語字幕の範囲と、英語が苦手な人の進め方を整理します。
この記事でわかること
- Courseraに必要な英語力(場面別の表)
- 日本語字幕があるかを、コースページで確かめる方法
- AI講座5つの言語表示(2026年10月に確認)
- 課題・演習でよく見る英文12と、先に覚える用語10
- 英語が苦手な人の進め方5ステップ
- 字幕で足りる人・足りない人の判断表
Courseraに必要な英語力は?結論と場面別の表

Courseraに要る英語力は、場面で違います。講義を見るだけなら、日本語字幕のある講座で足ります。課題・演習・質問では、英語を読む力と、短く書く力を用意しておくのが安全です。今回確認した講座は動画・読み物・小テスト・プログラミング演習でできており、英語で会話する授業はありませんでした。場面ごとに分けると、次の表のようになります。
| 場面 | 日本語で足りるか | 要る英語力 |
|---|---|---|
| 講義の動画 | 日本語字幕がある講座なら足りる | 字幕なしなら聞く力。英語字幕を読めると理解が深まる |
| スライド・画面の文字 | 動画の中の文字は英語 | 用語を読む力 |
| 読み物(リーディング) | 講座による(受講画面で確認) | 説明文を読む力 |
| 小テスト | 講座による(受講画面で確認) | 設問と選択肢を正確に読む力 |
| プログラミング演習 | 英語で読む前提で準備する | 指示文・コメント・エラーの説明を読む力(Pythonのエラーは英語で出る) |
| 質問・フォーラム | 英語の講座では英語で書く前提で準備する | 状況を数文で書く力 |
Courseraは2023年12月の公式ブログで、字幕だけでなく読み物・小テスト・課題・指示文までAIによる翻訳の対象にすると発表しています。ただし、その時点で挙げられていた17の言語に日本語は入っていませんでした。
日本語でどこまで表示されるかは、コースページだけでは分かりません。表で「講座による」と書いた部分は、2段階で確かめてください。まず、次の章の方法で、コースページの言語の表示にJapaneseがあるかを見ます。次に、登録後に1週目の読み物と小テストを開き、自分の画面で日本語になっているかを確かめます。
なお、今回確認したコースページには、英語試験の点数による受講条件は書かれていませんでした。点数よりも、自分が受けたい講座の1週目を実際に開き、指示文を読めるかで判断するのが確実です。
Courseraの日本語字幕はどこまで対応?コースページでの確かめ方

日本語字幕があるかどうかは、各コースページの「Taught in English」の横にある「◯ languages available」の表示を開くと確かめられます。対応する言語の一覧にJapaneseがあれば、日本語字幕で講義を見られます。
2026年10月2日に、AI分野の5つの講座のコースページで確認した表示は次のとおりです。
| 講座(提供元) | 授業の言語 | 言語の表示 | 日本語 | レベル・学習時間の表示 |
|---|---|---|---|---|
| Machine Learning Specialization(Stanford Online/DeepLearning.AI) | 英語 | 30 languages available | 字幕あり | Beginner/週10時間で2か月 |
| AI For Everyone(DeepLearning.AI) | 英語 | 27 languages available | 字幕あり | Beginner/7時間 |
| Generative AI for Everyone(DeepLearning.AI) | 英語 | 28 languages available | 字幕あり | Beginner/6時間 |
| Deep Learning Specialization(DeepLearning.AI) | 英語 | 27 languages available | 字幕あり | Intermediate/週10時間で3か月 |
| AI For Everyone(すべての人のためのAIリテラシー講座)(DeepLearning.AI/日本ディープラーニング協会) | 日本語 | Taught in Japanese | 授業が日本語 | Beginner/7時間 |
英語で開講されている4講座は、どれも字幕の言語に日本語がありました。5つ目の講座は、授業そのものが日本語です。
英語の4講座では、日本語は「字幕の言語」として載っていました。音声を別の言語に差し替える対象(スペイン語・フランス語・ドイツ語など)には入っていません。つまり、音声は英語のまま、日本語の字幕を読みながら見る形です。コースページのデータでは、日本語の字幕は機械翻訳の扱いになっていました。専門用語の訳が不自然なところは、英語字幕に切り替えて確かめると安心です。
対応する言語は講座ごとに違い、あとから増えることもあります。上の表は確認日時点の表示なので、登録の前に自分の目でコースページを見てください。
日本語で受けられるAI講座と、英語で受ける講座の違いは?

今回確認した5つの講座では、日本語で開講されているのは入門の1つで、手を動かして機械学習を学ぶ講座は英語での開講でした。最初の1本を日本語にして、2本目から英語の講座に進むと、用語の意味を先に日本語で押さえられます。2つを並べると、次のようになります。
| 比べる点 | 日本語の入門講座 | 英語の講座+日本語字幕 |
|---|---|---|
| 例 | AI For Everyone(すべての人のためのAIリテラシー講座) | Machine Learning Specialization |
| 講義 | 日本語 | 音声は英語、日本語字幕で見られる |
| 中身 | AIの用語、できること・できないこと、組織での活かし方 | 機械学習の仕組みを学び、Pythonで実装する |
| 前提 | 予備知識なしで受けられる | 基本的なコーディング(ループ・関数・条件分岐)と高校レベルの数学 |
| 演習 | 確認テストが中心 | ノートブック(Jupyter)でコードを書く |
| 要る英語 | ほぼ不要 | 指示文・コメント・エラーを読む力(日本語の表示があるかは受講画面で確認) |
日本語版のAI For Everyoneは、英語版の内容に、日本ディープラーニング協会が制作した日本向けの講義を加えた特別版と説明されています。「Courseraの機械学習の講座を日本語で受けたい」という人への答えは、機械学習の講座は英語で開講されていて、日本語字幕をつけて受ける、です。
Pythonに触れたことがない人は、機械学習の講座の前に基礎を済ませておくと、英語と内容の両方で止まることを避けられます。AIの学び方の順番は、AIの勉強方法は何から?社会人の独学ロードマップとAIはどうやって学習するかで整理しています。
課題・演習・質問ではどんな英語が要る?よく見る英文と用語

課題と演習で要るのは、決まった形の指示文を正確に読む力です。使われる表現は限られているので、先に覚えておくと読む速さが上がります。小テストとプログラミング演習でよく見る英文を、12個挙げます。
| 英文 | 日本語訳 | 出てくる場面 |
|---|---|---|
| Which of the following statements is true? | 次のうち、正しい記述はどれですか? | 小テスト |
| Select all that apply. | 当てはまるものをすべて選んでください。 | 小テスト |
| What is the output of the following code? | 次のコードの出力は何ですか? | 小テスト |
| Fill in the blank. | 空欄を埋めてください。 | 小テスト |
| You need a score of 80% or higher to pass. | 合格には80%以上の得点が必要です。 | 小テストの説明(数字は講座による) |
| Complete the function below. | 下の関数を完成させてください。 | 演習 |
| Replace None with your code. | Noneを自分のコードに置き換えてください。 | 演習 |
| Do not modify the code outside the marked section. | 指定された部分以外のコードは変更しないでください。 | 演習 |
| Run the cell below to check your answer. | 下のセルを実行して、答えを確認してください。 | 演習 |
| Your function should return a NumPy array. | 関数はNumPyの配列を返すようにしてください。 | 演習 |
| All tests passed. | すべてのテストに合格しました。 | 演習の結果 |
| Submit your assignment before the deadline. | 締め切りまでに課題を提出してください。 | 課題の案内 |
AIの講座では、用語がそのまま英語で出てきます。機械学習の講座に入る前に、次の10語を日本語と結びつけておきましょう。
| 英語 | 日本語 | 一言で |
|---|---|---|
| training set | 訓練データ | モデルを学習させるためのデータ |
| feature | 特徴量 | 予測に使う入力の項目 |
| label | ラベル(正解) | 当てたい答え |
| cost function | コスト関数 | 予測のずれを数字にしたもの |
| gradient descent | 勾配降下法 | ずれが小さくなる方向へ少しずつ調整する方法 |
| learning rate | 学習率 | 1回の調整の大きさ |
| overfitting | 過学習 | 訓練データに合わせすぎた状態 |
| regularization | 正則化 | 過学習を抑える工夫 |
| neural network | ニューラルネットワーク | 層を重ねて学習するモデル |
| inference | 推論 | 学習済みのモデルで予測すること |
質問を書くときは、長い英文は要りません。「どの課題の、どこで、何が起きたか」を3文で書けば伝わります。次の表の上の3文がその例で、下の3文は助けを求めるときとお礼に使えます。
| 英文 | 日本語訳 |
|---|---|
| I’m stuck on Exercise 3 in the Week 2 lab. | 2週目の演習の課題3で止まっています。 |
| I’m getting a shape mismatch error when I run the cell. | セルを実行すると、配列の形が合わないというエラーが出ます。 |
| My code passes the first test but fails the second one. | コードは1つ目のテストには通りますが、2つ目で失敗します。 |
| Has anyone else run into this? | 同じことが起きた方はいますか? |
| Could someone point me in the right direction? | どう進めればよいか、ヒントをいただけますか? |
| That fixed it. Thanks for your help! | それで直りました。助かりました! |
質問するときは、課題の答えになるコードをそのまま貼るのは避け、エラーの文と、自分が試したことを書きましょう。投稿の決まりは、各講座のフォーラムの案内で確かめてください。
英語が苦手な人はどう進める?AI講座の5ステップ

英語が苦手な人は、日本語で全体像をつかんでから、字幕を日本語→英語の順に切り替えて2周するのが進めやすい方法です。順番は次のとおりです。
- 日本語の入門講座で全体像をつかむ(AIで何ができて、何ができないか)
- 用語を英語と日本語で対にして覚える(前の章の10語から始め、出てきた語を足していく)
- 講義は1周目を日本語字幕、2周目を英語字幕で見る(同じ内容なので英語が耳に入りやすい)
- 演習は指示文を自分で読んでから、分からない文だけ翻訳ツールや生成AIで確かめる
- 週の学習時間を先に決める(例:平日1時間+週末にまとめて)
ステップ5の時間は、コースページの学習時間の表示から逆算します。たとえばMachine Learning Specializationの表示は「週10時間で2か月」です。平日に1時間ずつ、週末に5時間で、週10時間になります。字幕を切り替えて2周する分、期間は表示より長めに見ておきましょう。
ステップ4では、指示文の意味を生成AIに聞くのは役に立ちますが、答えのコードそのものを書かせると、次の週で止まります。「この英文は何を求めている?」「このエラーはどういう意味?」と、読む助けとして使いましょう。生成AIを勉強の相手にする方法は、ChatGPTで勉強する方法|勉強モードの使い方と資格・プログラミングの例で例を挙げています。
英語そのものを並行して伸ばしたい人は、講義で聞いた文を使って練習すると無駄がありません。プロンプトの例は、AIで英語を勉強する方法|ChatGPTなど無料AIのプロンプト例にまとめています。
字幕と翻訳で足りる人・足りない人は?

字幕と翻訳で足りるのは、知識を得ることが目的の人です。英語で人に説明したり質問したりする力まで身につけたい人には足りません。オンライン講座は自分のペースで進められる一方、英語を口に出す場面がほとんどないからです。目的ごとに分けると、次のようになります。
| 目的 | Courseraと字幕で足りるか | 足す必要があるもの |
|---|---|---|
| AIの全体像を知りたい | 足りる | なし |
| 機械学習の仕組みを理解したい | 足りる(英語を読む力が前提) | Pythonと数学の基礎 |
| 修了証を取りたい | 足りる | 課題を期限内に出す習慣 |
| 英語の論文やドキュメントを読めるようになりたい | ある程度足りる | 英語字幕での2周目、用語の暗記 |
| 英語でAIについて話し、質問し、発表したい | 足りない | 人と英語で話す場 |
| 海外の人と一緒に仕事をしたい | 足りない | 英語でのやり取りの経験 |
表の上の4行が目的の人は、このままCourseraで進められます。下の2行が目的の人は、人と英語を使う場を別に用意します。
一人で続けるのが難しいと感じる人も、学ぶ相手を足すと続けやすくなります。締め切りを一緒に守る相手や、質問できる相手がいると、途中で止まりにくくなるからです。
英語でAIを学ぶ次の段階は?対面で英語を使う1か月

字幕で学んだあと、「英語で話し、質問し、発表する」部分を補う方法の1つが、英語でAIを学ぶ1か月の留学です。フィリピン・セブ島のITパークにあるKredoのAI留学は、次の形になっています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 期間・定価 | 1か月、定価413,000円(食事は含まれず、食費などの生活費は月6万円程度が目安) |
| 1日の流れ | 午前:英語マンツーマン4コマ/午後:AIのグループ授業4コマ(1コマ50分、月〜金) |
| AIの授業 | 英語で行う。1クラス3〜5人。使う生成AIは基本、ChatGPT・Claude Code・Codex |
| 対象 | Officeの基本操作ができ、TOEIC450〜の人 |
| 4週目 | 学んだことや作ったものを英語で発表する |
オンライン講座との違いは、字幕がなく、目の前の相手と英語でやり取りすることです。午前は英語のマンツーマンが4コマあり、午後は英語の説明を聞きながら、生成AIで文章・画像・Webサイト・アプリなどを作ります。公式ページでは、受講生の作品として、現地の乗り合いバス「ジプニー」を安心して使うためのアプリ「Easy Jeepney」が紹介されています。
合わない人もいます。機械学習の理論や数学を深く学びたい人は、Courseraの講座や大学院のほうが目的に合います。自分のペースで少しずつ進めたい人、1〜2週間だけ受けたい人にも向きません。必要な英語力の考え方は、AI留学に必要な英語力は?英語でAIを学ぶ意味と苦手な人の準備で説明しています。内容と費用はAI留学とは?留学でAI(人工知能)を学ぶ方法・費用・向く人【2026年】で確認できます。
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よくある質問
Q. Courseraは英語が読めなくても受けられますか?
A. 講義を見るところまでは進められます。日本語で開講されている講座や、日本語字幕のある講座を選んでください。課題と演習は英語を読む場面が出てくるので、翻訳ツールを使いながら、よく出る表現を覚えていくのが現実的です。
Q. 日本語字幕が出ないときはどうすればいいですか?
A. まずコースページの言語の表示で、字幕の言語にJapaneseがあるかを確かめます。ある場合は、動画プレーヤーの字幕の設定で言語を選びます。一覧に無い講座は、英語字幕を表示して、分からない文だけ翻訳すると進められます。
Q. Courseraの機械学習の講座は日本語で受けられますか?
A. 2026年10月2日時点のコースページでは、Machine Learning Specializationは英語で開講され、日本語は字幕の言語として載っていました。講義は日本語字幕で見られますが、演習はPythonのノートブック(Jupyter)で行います。指示文が日本語で表示されるかは受講画面で確かめ、英語で読む準備をしておきましょう。
Q. Courseraは無料で受けられますか?
A. 講座によります。2026年10月時点のコースページの説明では、教材・課題の利用と修了証の取得には購入が必要です。対象者向けの無料トライアルや、修了証なしで全体を受けられる選択肢がある講座もあります。条件は登録画面で確かめてください。
Q. 英語の講座を受けると、英語力も伸びますか?
A. 読む力と、専門用語を聞き取る力は伸びやすい一方、話す力はほとんど使いません。英語で質問や発表ができるようになりたい場合は、人と話す練習を別に用意する必要があります。
まとめ
CourseraのAI講座で先に要るのは、指示文を読む力です。講義は、確認した英語の4講座すべてで日本語字幕をつけられました。要点は次の5つです。
- 日本語字幕の有無は、コースページの「languages available」で確かめる
- 入門は日本語の講座で全体像をつかみ、機械学習は英語の講座を日本語字幕で受ける
- 課題でよく見る英文と、用語10語を先に覚える
- 講義は日本語字幕→英語字幕の2周。生成AIは「読む助け」として使う
- 英語で話す・質問する・発表する力は、人と話す場で別に補う
オンラインで知識を入れ、対面で英語を使う。この2つを分けて考えると、自分に足りないものが見えやすくなります。留学で補う場合の相談は、無料カウンセリングで受け付けています。
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