こんにちは、Kredo Blog編集部です!ChatGPTで勉強するときは、答えを聞くのではなく「先生役」として質問してもらい、自分で考えて答える使い方が効果的です。ChatGPTには、そのための「勉強モード(Study mode)」も用意されています。
この記事では、勉強モードの使い方と、資格・プログラミングの勉強にそのまま使えるプロンプト例、丸写しにならないためのルール、1日30分の勉強の流れを、2026年10月時点の情報で紹介します。英語の勉強に使う方法は別の記事で詳しく紹介しているので、この記事では資格とプログラミングを中心にまとめました。
この記事でわかること
- ChatGPTを勉強に使うとできること・できないこと
- 勉強モード(Study mode)の特徴と使い方
- 勉強に使うときの5つのルール
- 資格・プログラミングの勉強に使えるプロンプト例16個
- 1日30分の勉強の流れと、つまずいたときの対策
ChatGPTを勉強に使うとできること・できないこと

ChatGPTは、いつでも質問できる家庭教師のように使えます。一方で、苦手なこともあります。先に整理しておきましょう。
| できること | 苦手なこと・注意が必要なこと |
|---|---|
| わからない言葉を、例を使ってやさしく説明してもらう | 最新の試験制度や日程など、変わりやすい情報を正確に答えること |
| 練習問題を作ってもらい、答え合わせをしてもらう | 計算や事実に間違いがないと保証すること |
| 自分の説明が合っているかチェックしてもらう | あなたの代わりに覚えること(覚えるのは自分) |
| プログラムのエラーの原因を一緒に考えてもらう | 試験本番で使うこと(多くの試験では使えない) |
| 勉強の計画を立ててもらう | 計画を続けること(続けるのは自分) |
大切なのは、ChatGPTに考えてもらうのではなく、自分が考えるのを手伝ってもらうという意識です。答えだけを聞いて写すと、わかったつもりになって身につきません。
ChatGPTの勉強モード(Study mode)とは?使い方と特徴

勉強モード(英語名:Study mode)は、OpenAIが2025年7月29日に公開した、学ぶためのChatGPTの使い方です。ふつうのChatGPTが答えをそのまま出すのに対し、勉強モードでは質問やヒントで考えを導き、理解できているかを確かめながら進めてくれます。
勉強モードの主な特徴
| 特徴 | 内容 |
|---|---|
| 問いかけで導く | 答えをすぐに出すのではなく、質問やヒントを出して、自分で考えるように導く |
| 段階を追って説明する | かんたんな説明から始めて、必要に応じてくわしくしていく |
| 理解を確かめる | クイズや自由に答える質問を出し、答えに合わせてフィードバックする |
| 手元の資料を使える | 授業のノート、PDF、画像などをアップロードして、それをもとに学べる |
勉強モードの使い方
OpenAIのヘルプによると、勉強モードはChatGPTのすべてのプランで、Web・iPhone・Androidから使えます(2026年10月時点)。始め方は次のとおりです。
| 使う場所 | 始め方 |
|---|---|
| Web(パソコン) | 入力欄に「@study」と入力するか、「+」を押して「study」を検索して選ぶ |
| スマホアプリ(iPhone・Android) | 「+」を押してツールを開き、「Study」を検索して選ぶ |
| リンクから | chatgpt.com/studymode を開く |
※一時チャット・GPTs・プロジェクトの中では使えません。画面の表示名や場所は、アプリの更新や言語設定によって変わることがあります。見つからないときは、OpenAIのヘルプページで最新の手順を確認してください。
OpenAIのヘルプでも、勉強モードは間違えることがあり、宿題・試験などの大事な内容は確認するよう案内されています。勉強モードを使っていても、教科書や公式の情報で確かめる習慣は欠かせません。
ChatGPTを勉強に使うときの5つのルール

ChatGPTで効率よく、しかも力がつくように勉強するには、次の5つのルールを守りましょう。
- 先に自分で考える:問題を見たら、まず自分で答えを書いてから、ChatGPTに確かめてもらいます。
- 答えではなく、ヒントを頼む:「答えは言わずに、ヒントを1つだけ出して」と頼むと、自分で考える時間が残ります。
- 教材を渡して、その範囲で答えてもらう:テキストや自分のノートを渡し、「この内容をもとに説明して」と頼むと、試験範囲から外れにくくなります。
- 大事なことは公式の情報で確かめる:試験の制度・日程・料金や、法律・数字は、実施団体の公式ページで確認します。
- 個人情報や社外秘の情報を入れない:勉強に使う資料でも、名前・住所や会社の秘密の情報は入力しないようにしましょう。
また、学校の課題やレポートでAIを使ってよいかは、学校や先生によってルールが違います。使う前にルールを確認し、AIに書かせた文章を自分の文章として提出しないようにしましょう。
資格の勉強に使うChatGPTのプロンプト例

資格の勉強では、「用語の理解」「問題演習」「間違いの見直し」の3つにChatGPTが役立ちます。ITパスポート、日商簿記、G検定などの勉強を例に、そのまま使えるプロンプトを紹介します。○○の部分を自分の内容に変えて使ってください。
| 目的 | プロンプト例 |
|---|---|
| 用語をやさしく理解する | ITパスポートの勉強をしています。「○○」という用語を、中学生でもわかる言葉と身近な例で説明してください。最後に、理解を確かめる質問を1つ出してください。 |
| 似た用語の違いを整理する | 「○○」と「△△」の違いを、表にして比べてください。試験でまちがえやすいポイントも1つ添えてください。 |
| 練習問題を作る | 以下の私のノートの内容から、4択の練習問題を5問作ってください。答えと解説は、私が5問すべてに答えたあとで出してください。 |
| 間違えた理由を知る | この問題で、私は「イ」を選びましたが不正解でした。私の考え方のどこがずれていたのか、ヒントから順に教えてください。 |
| 計算問題の手順を確かめる | 簿記の仕訳の問題です。私が書いた答えと手順を見て、間違っている部分があれば、どの手順かだけを教えてください。答えはまだ言わないでください。 |
| 暗記のチェック | 以下の用語リストから、ランダムに1つずつ意味を質問してください。私が答えたら、合っているかと、足りない点を教えてください。 |
| 勉強の計画を立てる | G検定の試験まで8週間あります。平日は30分、休日は2時間勉強できます。今の私は○○が苦手です。週ごとの計画を表にしてください。 |
| 理解の最終チェック | 今日勉強した「○○」について、私が自分の言葉で説明します。説明のあとで、合っている点・足りない点・まちがっている点を分けて教えてください。 |
試験の制度や出題範囲、受験料はChatGPTではなく、試験を実施する団体の公式ページで確認してください。資格を何に活かすかで迷っている人は、リスキリング・学び直しで何を学ぶ?おすすめ5分野と資格【40代・50代】も参考になります。
プログラミングの勉強に使うChatGPTのプロンプト例

プログラミングでは、ChatGPTはエラーの原因探しや、コードの意味を説明してもらうのに特に役立ちます。ただし、コードを丸ごと書いてもらうだけでは、自分で書ける力はつきません。次のように、自分で書く→ChatGPTに見てもらう順番で使いましょう。
| 目的 | プロンプト例 |
|---|---|
| コードの意味を知る | 以下のPythonのコードを、1行ずつ、初心者にもわかる言葉で説明してください。 |
| エラーの原因を探す | このエラーメッセージが出ました。原因として考えられることを3つ、可能性が高い順に教えてください。直したコードはまだ出さないでください。 |
| 自分のコードを見てもらう | 私が書いたコードです。動きますが、もっと読みやすくするための改善点を2つだけ教えてください。 |
| 練習問題をもらう | Pythonのfor文とif文を練習したいです。初心者向けの問題を3問出してください。私が答えを書いたら、確認してください。 |
| 考え方を学ぶ | 「入力した数字が偶数か奇数かを表示するプログラム」を作りたいです。コードは書かずに、どんな手順で考えればよいかだけ教えてください。 |
| 英語のエラーを読む | このエラーメッセージの英語を日本語に訳し、それぞれの単語の意味も教えてください。 |
| 学ぶ順番を決める | プログラミング未経験です。Webサイトを作れるようになりたいです。何をどの順番で学べばよいか、1か月の計画にしてください。 |
| 復習する | 今日学んだ「関数」について、理解を確かめるクイズを3問出してください。間違えたら、ヒントを出してもう一度答えさせてください。 |
エラーメッセージや公式ドキュメントは英語で書かれていることが多いため、上の「英語のエラーを読む」プロンプトは、英語に慣れる練習にもなります。無料でプログラミングを学べる教材は、Pythonは無料で学べる?おすすめ無料学習サービス5選と学習後の進め方で紹介しています。
1日30分でできるChatGPTの勉強の流れとコツ

忙しい社会人でも続けやすい、1日30分の勉強の流れの例です。
| 時間 | やること | ChatGPTの使い方 |
|---|---|---|
| 最初の5分 | 前回の復習 | 前回の内容からクイズを3問出してもらう |
| 次の15分 | 新しい内容を学ぶ | 教科書を読み、わからない言葉だけ説明してもらう |
| 次の5分 | 練習問題 | 今日の範囲から問題を出してもらい、自分で解く |
| 最後の5分 | 自分の言葉でまとめる | 今日学んだことを説明し、足りない点を指摘してもらう |
つまずきやすいことと対策
| つまずき | 対策 |
|---|---|
| 答えを聞いて満足してしまう | 勉強モードを使うか、「答えは言わずにヒントだけ」と最初に伝える |
| 説明が長くて頭に入らない | 「3行で」「中学生にもわかる言葉で」と条件をつける |
| 説明が合っているか不安 | 教科書や公式の情報と照らし合わせ、違う部分はChatGPTにも確認する |
| 毎日続かない | 勉強する時間を決め、最初の5分のクイズだけでも毎日やる |
AIそのものをどんな順番で学べばよいか知りたい人は、AIの勉強方法は何から?社会人の独学ロードマップとAIはどうやって学習するかも参考にしてください。
英語でChatGPTを使うと、学べる幅が広がる

ChatGPTは日本語で十分に使えますが、英語でも使えるようになると、英語の教材や海外の情報も勉強に使えるようになります。英語に自信がない人は、次の3段階で慣れていくのがおすすめです。
- 日本語で頼んで、答えを英語にしてもらう:「この説明を、やさしい英語でも書いてください」と頼み、日本語と英語を見比べます。
- 短い英語で質問してみる:「What is a function in Python?(Pythonの関数とは何ですか?)」のように、短い英語で聞いてみます。
- 英語の答えを、わからない部分だけ日本語にしてもらう:全部を訳してもらうのではなく、わからない単語や文だけを聞きます。
英語の勉強そのものにChatGPTを使うプロンプトは、AIで英語を勉強する方法|ChatGPTなど無料AIのプロンプト例で詳しく紹介しています。
英語とAIを集中して学びたい人には、フィリピン・セブ島のKredo AI留学という選択肢もあります。1ヶ月で、午前は英語のマンツーマン授業4コマ、午後はChatGPTなどの生成AIツールを使うAIのグループ授業4コマ(1クラス3〜5人)を受けます(2026年10月時点)。内容はAI留学とは?留学でAI(人工知能)を学ぶ方法・費用・向く人【2026年】で紹介しています。
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よくある質問
Q. ChatGPTの勉強モードは無料で使えますか?
A. OpenAIのヘルプによると、勉強モードはChatGPTのすべてのプランで使えます(2026年10月時点)。使える回数などはプランごとのふだんの制限に従います。最新の条件はOpenAIのヘルプページで確認してください。
Q. ChatGPTの答えをそのまま信じてもいいですか?
A. いいえ。ChatGPTは間違えることがあります。特に試験の制度・日程・数字や、法律・お金に関することは、公式の情報で確かめましょう。
Q. 資格の勉強はChatGPTだけでできますか?
A. ChatGPTだけに頼るのはおすすめしません。公式の教材や問題集を中心にして、わからないところの説明や問題演習の相手としてChatGPTを使うと、効率よく学べます。
Q. プログラミングのコードはChatGPTに書いてもらってもいいですか?
A. 学ぶ段階では、まず自分で書いてからChatGPTに見てもらうのがおすすめです。コードを書いてもらう場合も、1行ずつ意味を説明してもらい、自分で書き直してみると力がつきます。
まとめ
ChatGPTで勉強するときは、答えを聞くのではなく、先生役として質問やヒントを出してもらい、自分で考えて答える使い方が効果的です。そのための勉強モードは、Webなら「@study」と入力するか「+」から選ぶだけで始められます。
資格の勉強では用語の理解・問題演習・間違いの見直しに、プログラミングではコードの説明やエラーの原因探しに使うと役立ちます。ただし、答えを丸写しせず、大事な情報は公式の情報で確かめることを忘れずに。まずは1日30分、復習のクイズから始めてみましょう。
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