こんにちは、Kredo Blog編集部です!
海外就職は、準備なしでは難しいものの、条件を整えれば実現できます。難しさの中心はビザと「即戦力」を求められる点で、年齢そのものより、スキル・経験・語学力で難易度が変わります。
「海外就職は難しいと聞くけれど、実際はどうなのか」「年齢的にもう遅いのでは」と迷っている人も多いと思います。この記事では、海外就職が難しいと言われる理由、年齢・英語力・職種別の現実、メリットとデメリット、難易度を下げる対策までをまとめます。
この記事でわかること
- 海外就職が難しくなりやすい人・進めやすい人の違い
- 難しいと言われる4つの壁
- 新卒・20代後半・30代・40代以上の年齢別の現実
- 英語力・職種別の難易度と、海外就職のメリット・デメリット
- 難易度を下げる対策と、4つの進め方
海外就職は本当に難しい?

海外就職は「誰でも簡単にできる」ものではありませんが、「特別な人しかできない」ものでもありません。外務省の「海外在留邦人数調査統計」によると、2025年10月1日現在、海外に住む日本人は1,298,170人、そのうち長期滞在者は709,684人です(2026年10月時点で確認)。仕事や学業で海外に暮らす日本人は多くいます。

難しくなるかどうかは、次のような条件で変わります。
| 難しくなりやすい人 | 進めやすい人 |
|---|---|
| 英語だけ話せれば大丈夫と思っている | 英語に加えて専門のスキルがある |
| 海外で暮らした経験がまったくない | 留学や長期滞在で海外の生活に慣れている |
| 仕事の実績や経験がほとんどない | 数年以上の実務経験がある |
| 行きたい国・やりたい仕事が決まっていない | 国と職種を決めて、ビザの条件を調べている |
| 待遇や条件を日本と同じに考えている | 現地の条件や生活費を理解している |
左側に当てはまるものが多くても、準備で変えられる項目ばかりです。次の章から、何が壁になるのかを具体的に見ていきます。
海外就職が難しいと言われる4つの壁

1. 就労ビザの条件
海外で働くには、多くの場合その国の就労ビザが必要です。ビザの条件は国ごとに違い、学歴や職歴、給与の水準、職種などが条件になることがあります。働きたい国のビザの条件を最初に調べることが、海外就職の第一歩です。条件は変わることがあるため、各国の大使館などの公式情報で確認しましょう。
2. 即戦力を求められる
海外の企業は、新卒を一括で採用して育てる日本の仕組みとは違い、仕事ができる人をその都度採用することが多いとされます。外国人をわざわざ採用するなら、現地の人にはない経験やスキルを求めるのは自然なことです。そのため、実務経験やスキルがないと採用されにくくなります。
3. 語学力
日系企業の現地採用など、日本語中心で働ける職場もあります。ただし、現地スタッフとのやり取りや生活では英語や現地の言葉が必要です。語学力が足りないと、任される仕事や昇進の機会が限られやすくなります。
4. 待遇と生活の変化
現地採用では、給与や保険などの待遇が現地の水準になることが多く、日本より条件が下がる場合もあります。慣れない環境での生活のストレスも重なるため、仕事と生活の両方に適応する準備が必要です。
アメリカなど人気の国はさらに競争が厳しい
アメリカやヨーロッパの国々のように、働きたい人が世界中から集まる国では、就労ビザの取得や採用の競争が厳しくなりやすいとされています。現地の人や、ほかの国から来た経験者と同じ求人を争うことになるため、高い専門性と語学力が求められます。人気の国を最終的な目標にする場合でも、まずは経験を積みやすい国や日系企業で働き、実績を作ってから挑戦する、という段階的な進め方を考えておくと現実的です。
年齢別に見る海外就職の現実

海外就職では「年齢よりも何ができるか」が見られやすいと言われます。ただし、ビザの条件や企業が期待することは年齢によって変わるため、年代ごとに準備の重点も変わります。一般的な傾向を表にまとめました。
| 年代 | 企業に見られやすい点 | 難しくなりやすい点 | 準備の重点 |
|---|---|---|---|
| 新卒 | 意欲、語学力、学生時代の経験 | 職歴がなく、就労ビザの条件を満たしにくい国がある | 数年は日本で経験を積む、またはインターンや留学で経験を作る |
| 20代後半 | 社会人としての基本、柔軟さと吸収力 | 経験の浅さを補う材料が必要 | 前職の経験を整理し、語学力を伸ばす |
| 30代 | 専門スキルと実績、リーダー経験 | 未経験の業界への挑戦は難しくなる | 専門性を軸に、家族やライフプランも含めて計画する |
| 40代以上 | 高い専門性、管理経験、特定の技術 | 求人が専門職に絞られやすい | 日本での経験を活かせる職種と国を選ぶ |

新卒で海外就職を目指す場合
新卒の場合、職歴を就労ビザの条件にしている国では採用が難しくなることがあります。どうしても新卒から海外で働きたい場合は、条件を満たせる国や、日系企業の現地採用を探すことになります。日本で数年経験を積んでから海外を目指す方が、選べる仕事が広がることも多いです。
30代・40代で海外就職を目指す場合
30代以降は、専門的なスキルや実績、チームをまとめた経験が評価の中心になります。エンジニアや技術職、特定の業界での経験など、一つの分野で積み上げてきたものがある人ほど海外でも求められやすくなります。40代の方は40代の海外移住は仕事とビザが鍵|海外で働く方法と求人の探し方も参考にしてください。
20代ならワーキング・ホリデーも選択肢
外務省によると、ワーキング・ホリデーは2026年4月1日現在で32か国・地域と制度があり、対象年齢は原則18歳以上30歳以下です(国によって条件が異なります)。就労ビザの取得が難しい人でも、休暇を楽しみながら滞在資金を補うために働けるため、海外で働く経験を積む入口になります。
英語力・職種別に見る海外就職の難易度

海外就職の難しさは、英語力と職種の組み合わせでも変わります。
| 職種の例 | 必要な英語力の目安 | 難易度の傾向 |
|---|---|---|
| 日系企業の事務・カスタマーサポート | メールを読める〜日常会話 | 比較的目指しやすい |
| 日本食レストラン・観光業 | 日常会話 | 比較的目指しやすいが待遇は低めになりやすい |
| 日本語教師 | 生徒・同僚と話せる程度 | 資格や学歴を求められることが多い |
| ITエンジニア | 技術文書を読める〜会議で話せる | スキルがあれば国の選択肢が広い |
| ブリッジSE | 開発チームと調整できる | IT経験と語学の両方が必要 |
| 現地企業の専門職・管理職 | 交渉・議論ができる | 高い専門性と語学力が必要 |
英語を話せる人は世界中にいるため、英語だけで評価されることは多くありません。英語に「専門のスキル」を組み合わせることが、海外就職の難易度を下げる大きなポイントです。
国によって就職のしやすさも違います。人気の国の一つであるシンガポールの事情は、シンガポール就職は難しい?転職・求人の探し方とビザ条件【2026年】で詳しく紹介しています。
海外就職のメリット5つ


| メリット | 内容 |
|---|---|
| 異文化の中で働ける | 言語・習慣・考え方の違う人と働き、視野が広がる |
| 語学力が伸びる | 仕事と生活の両方で外国語を使う機会が増える |
| 成果で評価されやすい職場がある | 結果を重視する職場では、年齢に関係なく評価されることがある |
| キャリアの選択肢が広がる | 転職を重ねてステップアップする働き方が一般的な国もある |
| 働き方の違いを経験できる | 休暇の取り方や勤務時間の考え方など、日本と違う働き方を知れる |
海外で働いた経験は、帰国後に日本で働く場合にも、語学力や異文化の中で成果を出した経験として評価されることがあります。
海外就職のデメリット5つ

| デメリット | 内容 | 対策の例 |
|---|---|---|
| 給与が日本より低くなることがある | 現地採用では現地の給与水準になることが多い | 生活費と貯金の計画を立てる |
| 保険や年金が手薄になりやすい | 駐在と比べて会社の保障が少ない場合がある | 医療保険の内容を確認し、必要なら自分で備える |
| 医療や健康面の不安 | 言葉や医療制度の違いで病院にかかりにくいことがある | 日本語対応の病院や保険の使い方を調べておく |
| 職場文化に慣れるのが大変 | 注意の仕方や仕事の進め方が日本と違う | 現地の習慣を学び、相手の考え方を尊重する |
| 帰国後の働き方に戸惑う | 日本の職場文化に戻るときに違和感を覚えることがある | 帰国後のキャリアも含めて計画する |

デメリットを知っておくと、事前に備えることができます。海外移住で後悔しやすいポイントは海外移住はやめとけ?甘くない・悲惨と言われる理由と後悔しない対策でも詳しくまとめています。
海外就職の難易度を下げる5つの対策

- 働きたい国と職種を決め、ビザの条件を調べる
- 留学や長期滞在で、海外の生活に慣れておく
- 日本で実務経験を積み、実績を説明できるようにする
- 英語に加えて、専門のスキル(ITなど)を身につける
- 帰国後も含めたキャリアとライフプランを考える
海外の生活に先に慣れておく
海外での生活は、食事、住まい、人間関係、言葉、働き方など、日本と違うことばかりです。働き始めると同時にこれらすべてに慣れるのは大変なので、留学や長期滞在で先に経験しておくと、仕事に集中しやすくなります。
英語+αのスキルを身につける
ITのスキルは、多くの国や業界で求められています。エンジニアのほか、日本の企業と海外の開発チームをつなぐブリッジSEなど、英語とITの両方を使う仕事もあります。海外エンジニアの年収の目安を知りたい人は、海外エンジニアの年収を国別比較|シンガポール・米国【2026年】も参考にしてください。
KredoのIT留学は、フィリピン・セブ島のITパークで1日8時間(英語マンツーマン4時間+ITグループ4時間)学ぶ形式で、ITレッスンはすべて英語です。受講生の92%が英語もITも未経験で、海外の生活に慣れながら英語とITを同時に学べます。面接対策や履歴書・職務経歴書の添削、求人情報、企業紹介などのキャリア支援もあります。自分に合う進め方は無料カウンセリングで相談できます。
海外就職の4つの進め方

| 進め方 | 特徴 | 向いている人 |
|---|---|---|
| 日本の会社に入って駐在する | 待遇や保険が安定しやすいが、行く国や時期は会社が決めることが多い | 安定を優先したい人 |
| 日本から海外の求人に応募する | 転職サイトやエージェントを使って、渡航前に仕事を決める | 経験やスキルがある人 |
| 留学してから現地で就職する | 語学と生活に慣れてから、現地で求人を探す | 語学や海外生活に不安がある人 |
| ワーキング・ホリデーから始める | 働きながら現地を知り、次の仕事につなげる | 18〜30歳で、まず海外で暮らしてみたい人 |

どの進め方でも、「どの国で、どんな仕事をしたいのか」をはっきりさせることが出発点です。目的が決まると、必要な語学力、スキル、ビザの条件が見えてきます。
よくある質問
Q. 海外就職に年齢制限はありますか?
A. 年齢そのものより、スキルや経験が重視されることが多いです。ただし就労ビザの条件やワーキング・ホリデーの対象年齢(原則18歳以上30歳以下)など、制度による条件はあるため、国ごとに確認しましょう。
Q. 新卒で海外就職するのは難しいですか?
A. 職歴をビザの条件にしている国もあり、難しくなりやすいです。日系企業の現地採用を探すか、日本で数年経験を積んでから目指すと、選べる仕事が広がります。
Q. 英語が苦手でも海外就職できますか?
A. 日本語中心で働ける日系企業などの職場はあります。ただし仕事の幅や待遇、生活面を考えると、働きながらでも英語を伸ばしていくことが大切です。
Q. 海外就職で後悔しないためには?
A. 給与・保険・契約内容を事前に確認し、帰国後のキャリアも含めて計画しておくことが大切です。留学などで一度海外の生活を経験しておくと、合う・合わないを判断しやすくなります。
まとめ
海外就職は準備なしでは難しいものの、条件を整えれば実現できます。年齢よりも、スキル・経験・語学力が難易度を左右します。
- 難しさの中心は、ビザ・即戦力・語学・待遇の4つの壁
- 年齢によって見られる点が変わり、30代以降は専門性が鍵になる
- 英語だけでなく、専門のスキルを組み合わせると選べる仕事が増える
- メリットとデメリットを知り、保険や帰国後のキャリアに備える
- 駐在・海外求人への応募・留学から現地就職・ワーホリの4つの進め方がある
まずは働きたい国と職種を一つ決め、その国のビザの条件を調べるところから始めてみてください。難しさの正体がわかれば、何を準備すればよいかが見えてきます。
英語でIT・AIを学べるKredo
英語×IT・AIのスキルを身につけてグローバルに活躍しませんか?
当メディアを運営しているKredoは、英語×ITをオンラインで学ぶ「Kredoオンラインキャンプ」と、フィリピンのセブ島で英語とIT・AIを学ぶ「KredoIT留学」「KredoAI留学」を提供しています。これまでの卒業生は3,000名以上。卒業生の多くが、国内外のIT企業への転職、フリーランスなどへのキャリアチェンジを実現しています。これからの時代に必要な英語×IT・AIのスキルを身につけてグローバルに活躍しませんか?










