こんにちは、Kredo Blog編集部です!
初めての英語プレゼンは、課題・作った物・見せる(デモ)・学びの4部に分け、各部を3文で言えば5分の発表になります。
英語の言い回しをたくさん覚える前に、話す順番を決めてしまうのが近道です。この記事では、AIで作ったアプリやWebサイトを発表する場面を例に、5分の発表を組み立てる手順を説明します。時間配分、例文、質疑応答の返し方、AIを相手にした練習まで順に紹介します。
この記事でわかること
- 5分の成果物発表を「4部×3文」で組み立てる考え方
- デモに2分を使う、5分の時間配分
- 4部それぞれの英語の例文と日本語の意味
- 部と部をつなぐ表現と、質疑応答での返し方
- 原稿→録音→AIに直してもらう→時間を計る、の練習手順とプロンプト例
先に結論:4部を3文ずつ決めれば、5分の発表は組み立てられる
成果物の発表で話すことは、4つだけです。課題・作った物・デモ・学びの順に、各部の骨組みを3文で決めます。
| 部 | 答える問い | 3文の中身 | 時間 |
|---|---|---|---|
| 1. 課題 | なぜ作ったのか | 場面/困りごと/ほしかったもの | 40秒 |
| 2. 作った物 | 何を作ったのか | 名前/できること/作り方 | 50秒 |
| 3. 見せる(デモ) | どう動くのか | 入れる/動かす/結果 | 2分 |
| 4. 学び | 何が分かったのか | 学び1/学び2/次にすること | 50秒 |
始めの一言と締めに20秒ずつ使うと、合計で5分です。時間は編集部が整理した目安です。
5分の成果物発表は「4部×3文」で組み立てる

英語プレゼンが初めての人は、何から話すかで手が止まりがちです。先に4部の箱を作り、1つの箱に3文だけ入れると決めます。話す量の上限が決まるので、原稿を書く負担が小さくなります。
なぜ「課題・作った物・デモ・学び」の順なのか
聞き手が知りたい順番に並べているからです。「なぜ作ったのか」「何ができるのか」を先に聞いてから実物を見ると、画面の意味がすぐに分かります。最後に学びを話すと、作った人の考えが伝わります。
この記事でいう成果物の発表とは、自分で作ったアプリやWebサイトなどを人に見せて説明することです。主役は、画面の中の実物です。
各部の3文には役割がある
部ごとに、1文ずつの役割を決めておきます。
- 課題:どんな場面か → 何に困っているか → 何がほしかったか
- 作った物:名前と種類 → 何ができるか → どう作ったか(使った道具と期間)
- デモ:何を入れるか → 何を押すか → 何が出てくるか
- 学び:分かったこと1つ目 → 2つ目 → 次にやりたいこと
12文を読むだけなら、5分はかかりません。残りはデモの操作と、ゆっくり話すための余裕に使います。
5分の時間配分:デモに2分、残りを3部で分ける
時間は、同じ長さで4つに割りません。実物を見せるデモに、いちばん長い2分を当てます。言葉で説明するより、動く画面を見せるほうが伝わるからです。
| 時間 | 部 | 話す量 | すること |
|---|---|---|---|
| 0:00〜0:20 | 始めの一言 | 2文 | 名前と、何を見せるかを言う |
| 0:20〜1:00 | 1. 課題 | 3〜4文 | 困っていた場面を話す |
| 1:00〜1:50 | 2. 作った物 | 3〜4文 | 名前、できること、作り方を言う |
| 1:50〜3:50 | 3. デモ | 3〜5文+操作 | 画面を動かしながら説明する |
| 3:50〜4:40 | 4. 学び | 3〜4文 | 分かったことと次の一歩を話す |
| 4:40〜5:00 | 締め | 2〜3文 | お礼を言い、質問を受ける |
配分をまとめると、デモに2分、ほかの3部に40〜50秒ずつ、前後に20秒ずつです。質疑応答が5分に含まれるかどうかは、進行役に先に聞いておきます。
語数の目安は、自分の話す速さで決める
英語を話す速さは人によって違うので、自分の速さを測ります。原稿を1分間読み、読めた語数を数えてください。たとえば1分で100語読めた人は、40秒の部に入れられるのが約67語です。
デモの2分は操作で口が止まる時間があるため、話す分は半分ほどと見ておくと収まりやすくなります。
4部それぞれの英語の例文(AIで作ったアプリを発表する場面)

4部を実際の英語にした例です。営業の仕事をしている人が、会議のメモをやることリストに変えるWebアプリをAIで作った、という設定です。そのまま使うのではなく、自分の成果物に合わせて言葉を入れかえてください。
始めの一言(20秒)
| 英語 | 日本語の意味 |
|---|---|
| Hi everyone, I’m Yuki from the sales team. | みなさん、こんにちは。営業チームのユキです。 |
| Today, I’d like to show you a small web app I built with AI. | 今日は、AIを使って作った小さなWebアプリをお見せします。 |
1. 課題:なぜ作ったのか(40秒)
| 英語 | 日本語の意味 |
|---|---|
| My team has a meeting every Monday, and we always take notes. | 私のチームは毎週月曜に会議があり、毎回メモを取っています。 |
| But after the meeting, it’s often unclear who should do what. | ところが会議のあと、だれが何をするのかがあいまいになりがちです。 |
| Last month, we missed two deadlines because of this. | 先月は、これが原因で締め切りを2回落としました。 |
| So I wanted an easy way to turn our notes into a to-do list. | そこで、メモをやることリストに変える簡単な方法がほしいと考えました。 |
「But」で困りごとに入り、「So」でほしかったものにつなげます。数字を1つ入れると、困りごとの大きさが伝わります。
2. 作った物:何を作ったのか(50秒)
| 英語 | 日本語の意味 |
|---|---|
| So I built a web app called Note to Task. | そこで「Note to Task」というWebアプリを作りました。 |
| You paste your meeting notes, and it creates a to-do list with an owner and a deadline for each task. | 会議のメモを貼ると、担当者と期限がついたやることリストができます。 |
| I used ChatGPT to plan the features and Claude Code to write the code. | 機能の整理にはChatGPTを、コードを書くのにはClaude Codeを使いました。 |
| It took me about two weeks, and this is my first app. | かかったのは約2週間で、これが私の初めてのアプリです。 |
「You paste …, and it creates …」の形なら、人とアプリの動きが1文で伝わります。
3. 見せる(デモ):どう動くのか(2分)
| 英語 | 日本語の意味 |
|---|---|
| Let me show you how it works. | どう動くのかをお見せします。 |
| First, I’ll paste the notes from yesterday’s meeting here. | まず、昨日の会議のメモをここに貼ります。 |
| Next, I’ll click this button. | 次に、このボタンを押します。 |
| As you can see, the app found three tasks, and each one has an owner and a deadline. | ご覧のとおり、アプリが3つのタスクを見つけ、それぞれに担当者と期限がついています。 |
| If something is wrong, I can fix it right here. | 違っている所は、この場で直せます。 |
デモ(実物を動かして見せること)では、これからする操作を「I’ll …」で言い、出てきた結果を「As you can see, …」で指します。操作中に少し黙っても大丈夫です。
4. 学び:何が分かったのか(50秒)
| 英語 | 日本語の意味 |
|---|---|
| I learned two things from this project. | このプロジェクトから2つのことを学びました。 |
| First, AI works much better when I give it small, clear instructions. | 1つ目は、小さくはっきりした指示を出すと、AIがずっとよく動くことです。 |
| Second, testing with real notes showed me problems I didn’t expect. | 2つ目は、本物のメモで試すと、思ってもいなかった問題が見つかることです。 |
| Next, I’d like to add a reminder feature and try the app with my team. | 次は、リマインドの機能を足して、チームで試したいと考えています。 |
学びは「First」「Second」で2つに分け、最後に「Next, I’d like to …」で次の一歩を言います。
締め(20秒)
| 英語 | 日本語の意味 |
|---|---|
| That’s all from me. | 私からは以上です。 |
| Thank you for listening. | ご清聴ありがとうございました。 |
| I’d be happy to answer any questions. | ご質問があれば、喜んでお答えします。 |
ここまでの例文は、合計22文・233語で、長い文でも20語です。
部と部をつなぐ表現と、デモが止まったときの一言
4部ができたら、部の変わり目に入れる一言を決めます。変わり目の一言があると、聞き手は今どの部にいるのかが分かります。
| 使う場面 | 英語 | 日本語の意味 |
|---|---|---|
| 課題 → 作った物 | So, here’s what I built. | そこで、これを作りました。 |
| 作った物 → デモ | Let me show you how it works. | どう動くのかをお見せします。 |
| 画面を見てほしいとき | Please look at this part of the screen. | 画面のこの部分を見てください。 |
| デモ → 学び | Now, let me share what I learned. | では、学んだことをお話しします。 |
デモがうまく動かないときの一言
デモは、通信が遅いなどの理由で本番で止まることがあります。動かないときに見せる画面の写真を、先に1枚用意しておきます。次の一言も言えるようにしておきます。
| 使う場面 | 英語 | 日本語の意味 |
|---|---|---|
| 動かない | It looks like it’s not working right now. | 今はうまく動いていないようです。 |
| 写真に切りかえる | Let me show you a screenshot instead. | 代わりに画面の写真をお見せします。 |
質疑応答で使う表現:聞き返しと、分からないときの返し方
質疑応答(聞き手の質問に答える時間)で準備できるのは、質問の中身ではなく返し方です。
聞き返す・確かめる・分からないと言う、の3つを用意します。
聞き取れなかったときの聞き返し
| 使う場面 | 英語 | 日本語の意味 |
|---|---|---|
| もう一度言ってほしい | Sorry, could you say that again? | すみません、もう一度言っていただけますか。 |
| ゆっくり話してほしい | Could you speak a little more slowly, please? | もう少しゆっくり話していただけますか。 |
| 意味を確かめたい | Do you mean how much it costs? | 費用がいくらかかるか、という意味ですか。 |
聞き返すのは失礼ではありません。「Do you mean …?」のあとには、自分が聞き取れた言葉を入れます。
答えが分からないときの返し
| 使う場面 | 英語 | 日本語の意味 |
|---|---|---|
| 考える時間がほしい | Let me think for a second. | 少し考えさせてください。 |
| 分からない | I’m not sure, but I’ll check and get back to you. | はっきり分からないので、調べてからお返事します。 |
| まだ試していない | I haven’t tried that yet, but I’d like to. | まだ試していませんが、やってみたいです。 |
| 答えたあとに確かめる | Does that answer your question? | 今の答えで、ご質問に合っていますか。 |
分からないことは「調べて返す」と言えば十分です。費用、かかった時間、安全面、次に足す機能の4つは、聞かれる前に日本語で答えを書いておくと安心です。
発表前に、保存先・制約・確認結果を短く説明できるようにする
デモの操作だけでなく、「記録はどこに保存されるか」「どこまで試したか」を説明できると、質問にも具体的に答えられます。たとえばブラウザ内に記録する学習アプリなら、次の3点をメモにしておきましょう。以下は練習用の例文なので、自分の作品の実際の動作に合わせて直してください。
- 保存先:
Records are stored in the current browser.(記録は現在のブラウザに保存されます) - 制約:
The app does not synchronize records across devices.(端末間の同期はしません) - 確認した範囲:
I checked that the record remains after a reload.(再読み込み後も記録が残ることを確認しました)
最後の例文は、その操作を実際に確かめたときだけ使います。未確認なら、I haven’t tested that yet.(まだ確認していません)と伝えましょう。完成していない機能を、できることとして原稿へ追加しないようにしてください。
作品の目的・起動手順・制約を1枚にまとめるには、英語READMEのテンプレートが使えます。発表前に想定する動作をそろえる練習は、英語で仕様を確認する質問集を参考にしてください。説明文と実際の画面を照合してから、通しで発表すると確認漏れを減らせます。
練習の手順:原稿→録音→AIに直してもらう→時間を計る

原稿を書く、録音する、AIに直してもらう、時間を計る、の順で回します。1回で仕上げようとせず、2〜3回くり返します。
| 順番 | すること | 確かめること |
|---|---|---|
| 1. 原稿 | 日本語で4部×3文を書き、英語にする | 1文に入れることが1つになっているか |
| 2. 録音 | スマホで自分の声を録り、聞き直す | つっかえる文、言いにくい単語はどれか |
| 3. AIに直してもらう | 原稿をAIに貼り、文法と自然さを見てもらう | 直された理由が自分で分かるか |
| 4. 時間を計る | デモの操作も入れて、通しで計る | 5分に収まるか。部ごとの時間はどうか |
1. 原稿:日本語12文から始める
先に日本語で12文を書き、短い文に直してから英語にします。「〜なので、〜ですが、〜しました」のような長い文は、3つの文に切ります。
2. 録音:つっかえる文を見つける
スマホで声を録音すると、目で読んだときには気づかない点が分かります。同じ所で2回つっかえる文は、言いやすい単語に置きかえます。
3. AIに直してもらう:プロンプト例2つ
ChatGPTなどの生成AIは、原稿の添削と質疑応答の相手役に使えます。プロンプトとは、AIに出す指示文のことです。【 】の中は書きかえて使ってください。
例1は、原稿を直してもらうプロンプトです。
あなたは英語プレゼンのコーチです。
下の原稿は、私が作った成果物を5分で発表するためのものです。
聞き手は【英語を話す講師とクラスメイト】です。
次の3つをしてください。
1. 文法の誤りと不自然な言い回しを直す。直した理由を日本語で一言添える
2. 1文が長い所は、短い2文に分ける
3. 難しい単語は、中学で習うやさしい単語に置きかえる
内容は変えないでください。文を足さないでください。
【ここに英語の原稿を貼る】
例2は、質疑応答の相手役を頼むプロンプトです。
あなたは私の英語プレゼンの聞き手です。
下の原稿を読み、聞き手が聞きそうな質問を英語で1つずつ出してください。
・質問は全部で5つ。やさしい質問から始める
・私が答えたら、答えの英語を直し、より自然な言い方を1つ見せる
・そのあとで次の質問に進む
・私が "Could you say that again?" と言ったら、同じ質問をやさしい英語で言い直す
5つ終わったら、良かった点と直したい点を日本語で3つずつ教えてください。
【ここに英語の原稿を貼る】
AIが直した英文は、自分でも読み直します。社外秘の情報や個人情報は、原稿から消してからAIに貼ってください。
ChatGPTは声でも練習できます。OpenAIの公式ヘルプによると、ChatGPT Voiceは話しかけると声で答えが返る機能です。無料プランでも、限られた範囲で使えると案内されています(2026年10月時点)。最新は公式で確認してください。
公式ヘルプには、マイクのアイコンを押して話すと声が文字になる音声入力の説明もあります。言えた英語を文字で見直すのに使えます。
4. 時間を計る:超えたら文を消す
5分を超えたら、早口にするのではなく文を消します。消す順番は、自己紹介、作り方の細かい話の順です。デモは最後まで残します。
初めての英語プレゼンでやりがちな失敗と直し方
つまずく所は、英語の力よりも準備のしかたに集まっています。多くは「入れすぎ」と「試していない」のどちらかです。
| やりがちな失敗 | 起きること | 直し方 |
|---|---|---|
| 前置きと自己紹介が長い | 課題に入る前に1分たつ | 始めの一言は2文、20秒にする |
| 機能を全部説明する | デモが終わらない | 使い方を1つだけ選んで見せる |
| デモを本番で初めて動かす | 画面が止まり、頭が白くなる | 同じ手順を3回試し、画面の写真も用意する |
| 通しで時間を計っていない | 学びを話す前に時間が切れる | デモの操作も入れて計る |
| 画面の文字が小さい | 後ろの席から読めない | 発表の前にブラウザの表示を大きくする |
人前で発表する機会を作る:Kredo AI留学という選択肢
1人での練習に慣れたら、社内の勉強会などで人に聞いてもらいます。留学で機会を作る方法もあります。セブ島のITパークにあるKredoのAI留学は1か月で、4週目に自分の成果物を英語で発表します。選択肢の1つとして、日程や費用を公式ページで確かめてください。
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よくある質問
英語プレゼン5分は、何語くらいの原稿が必要ですか?
話す速さで変わるため、自分の速さを測って決めます。原稿を1分間読んで語数を数え、話す時間をかけ算してください。この記事の例文は合計233語です。
原稿は見ながら話してもよいですか?暗記したほうがよいですか?
見ながらで構いません。各部の1文目だけを覚え、残りは手元のメモを見る形にすると、顔を上げて話す時間が増えます。
英語に自信がなくても、成果物の発表はできますか?
できます。成果物の発表は、画面が多くを伝えてくれます。短い文で話してください。デモでは「First」「Next」と言いながら操作を見せれば、聞き手は流れを追えます。
質問が聞き取れなかったときは、どうすればよいですか?
聞き返して大丈夫です。「Sorry, could you say that again?」と頼み、「Do you mean …?」で確かめます。答えが分からないときは、あとで調べて返すと伝えます。
まとめ:話す順番を決めれば、初めての英語プレゼンは怖くない
初めての英語プレゼンは、言い回しを増やす前に話す順番を決めます。課題・作った物・デモ・学びの4部を、3文ずつで組み立ててください。時間はデモに2分を当てます。原稿ができたら、録音し、AIに直してもらい、時間を計る練習をくり返します。人前で英語で発表する場を探している方は、AI留学とは?留学でAI(人工知能)を学ぶ方法・費用・向く人も参考にしてください。
参考にした公式情報
2026年10月時点で確認した公式情報です。最新は各公式ページで確認してください。
- OpenAI Help Center「ChatGPT Voice」(音声で会話する機能の説明と、プランごとの使える範囲)
- OpenAI Help Center「Voice Dictation – FAQ」(声を文字にして入力する機能の説明)
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