海外の教育機関でプログラミングなどのITスキルを学ぶIT留学は、英語や多様な価値観も同時に学べる魅力的なプログラムです。
ただ、IT留学を検討している人の中には「専門的な知識を学ぶことだし費用が心配。」と思っている人もいるのではないでしょうか?
IT留学は、国によって、また学校によって必要な費用が大きく異なります。
そこで本記事では、安いIT留学の学校を5校紹介します。
IT留学のメリット、留学先を選ぶポイント、留学後のキャリアについても解説するので、費用を抑えながら確実にスキルを習得したいと考えている人はぜひ参考にしてください。
記事のもくじ
安いIT留学学校5選
比較的安く通えるIT留学の学校を紹介します。
すべて初心者でも受講できるので、学べる内容を比較してみてください。
KredoIT留学(フィリピン)
KredoIT留学の校舎・宿泊施設は、政府が治安管理に力を入れている経済特区であるITパーク内にあります。
IT授業は現役フィリピン人エンジニアによる英語での少人数レッスン、英語レッスンはTESOLを取得しているフィリピン人講師によるマンツーマンのレッスンです。
インターンシップの実践経験ができるコースもあり、1日中英語漬けになれる環境でグローバルに活躍できるエンジニアを目指せます。
Seed Tech School(フィリピン)
Seed Tech Schoolは、アジアで初めてIT留学を展開した老舗スクール。
IT講師は日本人エンジニアが務め、チーム開発等の実践や個々に合った選択科目が組み込まれたカリキュラムになっています。
スラム地域や大学訪問といった現地体験のプログラムも用意されているので、さまざまな文化や価値観に触れる体験もできます。
2024年には好立地・利便性抜群の新しい宿泊施設がオープンしたため、より快適な環境で学習に取り組めるようになりました。
ACT HOUSE(フィリピン)
ACT HOUSEでは、プログラミング、デザイン、ビジネス、英語の4教科を少人数のリアル授業で学べます。
プログラミング、デザイン、ビジネスの授業は日本人メンターが担当し、英語はフィリピン人講師が担当(マンツーマン授業)。
1か月コース、3か月コース、6か月コースがあり、6か月コースには在学中に案件獲得や未経験IT転職もできる「100日間の長期実践」が含まれます。
2024年には宿泊施設が新規オープンし、インフィニティプールやジムもつくラグジュアリーな空間で暮らせるようになりました。
Writerity School(北マケドニア)
Writerity Schoolは、世界遺産である北マケドニアのオフリドにあり、フルスタックエンジニア基礎、AI、VR、ビジネスITの4つのコースから選べるITコースと動画制作コースがあります。
それぞれ1か月のコースで、組み合わせも可能。
講師は現地のITプロフェッショナルやデザイナーで、1日中英語に触れながら生活できます。
スケジュールにワークショップやセミナー、ガイドツアーなどが含まれているのが特徴です。
SIKI(インドネシア)
SIKIのリゾートIT留学コースには、フロントエンドコース、バックエンドコース、スマホアプリコースの3つのコースが用意されています。
すべて2か月のコースで、ITレッスンは英語で行われますが、通訳サポート付き、英語レッスンはマンツーマンで行われます。
IT留学コース以外にも日本語教師コース、スパスクールコース、さらにはインドネシア語を学ぶコースといったたくさんのコースがあるため、留学生の国籍や年代、バックグラウンドがさまざま。
リゾート地でノマドワークをしている人とも多く出会えます。
最も安い費用でIT留学ができる国はフィリピン
アメリカやカナダ、オーストラリアでIT留学をする場合、1か月45万〜70万円ほどの留学費用が必要です。
物価や交通費も高いため、生活費全般が高額となってしまいます。
比較的安くIT留学ができる国としては、北マケドニア、マルタ、インド、インドネシア、ベトナムなどがありますが、トータルで最も安いのはフィリピンです。
授業料が1か月20万円〜35万円程度と安く抑えられているほか、物価が低く生活費の負担もあまりありません。
日本から近いため、渡航費が安く、行き来が手軽なのも魅力です。
IT留学を目指すならコスパNo1のフィリピン『KredoIT留学』
KredoIT留学では、フィリピンのセブ島に滞在しながら、フィリピン人講師から「英語×プログラミング」を学べます。
基礎から学べるカリキュラムとなっているので、初心者、プログラミング未経験でも安心です。
安い留学費用【給付金適用でお得に】
レッスンのコマ数が多く、1日中英語漬けになれる環境を提供しているKredoIT留学ですが、留学費用は低く抑えています。
また給付金が適用されると、政府から留学費用の多くを還元してもらえるため、さらにお得になります。
1か月あたり実質118,000円+税〜のコースを用意しています。
コースごとの料金や給付金については以下でご確認ください。 KredoIT留学:『コース料金一覧』
セブ島は日本から近く物価も安いので、渡航費や生活費も抑えられます。
留学費用以外にかかる現地費用については、以下のnoteをご覧ください。 Kredo channel:『【Kredo IT留学】留学費用以外にかかる現地費用を徹底解説!』
KredoIT留学はもっともコスパに優れたIT留学です。
選べる4つのコース
KredoIT留学では、以下の4つのコースを提供しています。
学習内容や期間、受講方法をチェックしてみてください。
また、モチベーションを保ちキャリアアップを支える特徴がたくさんあります。
- 少人数のプログラミングレッスン
- QQEnglishとの共同運営による豊富な英語レッスン
- 実践経験まで積める
- 予習復習に役立つeラーニングシステム「Kredo Learning」
- ポートフォリオ作成
- 受講生・卒業生が交流できるコミュニティ
- 安価な生活費
- 国内外に対応したキャリアサポート
コースや特徴の詳細は以下の記事で紹介しているのでご覧ください。
講師は現役フィリピン人エンジニア
IT留学では、大学で学んだだけでエンジニアとして現場に出ていない人がITレッスンの講師を務めていることもあります。
また、日本人経営のIT留学の中には、英語のレッスンは現地の講師によって行われるが、ITレッスンは日本人という学校も多くあります。
それに対しKredoIT留学ITレッスンの講師は、の全員現役フィリピン人エンジニアです。
ですので、完全に英語で最新のスキルを知ることができます。
「コーディングの説明について行かなきゃ」といういい意味でのプレッシャーがあるので、常に集中して英語を聞くことになり、とくにリスニングスキルが向上します。
授業に集中できる快適な宿泊施設と周辺環境
授業を受ける教室と宿泊施設は同じ建物内にあるため、行き来が簡単です。
宿泊施設は、費用を抑えつつプライバシーを確保したカプセルホテル。
広い食事・談笑スペース、洗面スペース、自習スペースすべてがきれいで快適に利用できます。
また、校舎の周辺は店がそろっているので、何不自由なく生活できます。
実際の授業や宿泊施設の様子については、以下のnoteをご覧ください。 Kredo channel:『【写真多数】KredoIT留学の授業・宿泊施設レポート』
IT留学のメリット
国によって費用はさまざまですが、IT留学には多くの魅力やメリットがあります。
英語とITのスキルを同時に得られ差別化できる
IT留学の大きなメリットのひとつは、英語とITスキルを同時に身につけられ、他の人と差別化できることです。
英語でITを学ぶことには以下のメリットがあります。
- プログラミング言語は英語でできているため、英語で学んだ方が理解が深まる
- 海外からの最新情報をいち早くキャッチできる
- 英語のドキュメントを読んでエラーを解決できるようになる
- 海外の仕事を得やすくなる
現地の講師から直接学ぶことで、プログラミングスキルだけでなく、専門用語の理解を含めた英語力も自然と向上します。
IT業界では、英語は標準言語として広く使用されています。
そのため、英語ができるエンジニアになればグローバルに活躍できる人材となり、収入もアップできるでしょう。
集中的に学べて確実にスキルが身につく
IT留学は期間が決まっており、短期間で集中的に学べるため、スキルを確実に身につけられます。
動画学習のプログラミングスクールや教材はたくさんありますが、質問をしにくかったり、モチベーションを保ちにくかったりして、挫折する人が多くいます。
それに比べてIT留学ではリアルタイムレッスンを受けられるので、カリキュラムを最後までこなせる確率が格段に上がります。
さらに、リアルタイムレッスンであるため、最新技術やトレンドに即した内容を学べます。
学習に集中できるこの環境は、動画学習や独学では得られない深いスキルの習得を可能にしてくれるでしょう。
実践的なプロジェクトの経験を積める
多くの留学先では、企業の協力のもとで実際のプロジェクトに参加する機会や、受講生と講師がチームを組み、実践経験を積むカリキュラムが用意されています。
このような経験を通じて、個人の学習だけでは経験できないチームワークや問題解決能力、プロジェクト管理スキルなど、実際の仕事で役立つスキルを身につけられます。
実践的な経験は、転職活動でアピールできる大きな実績となります。
現地企業とのコネクションができる
現地企業とコネクションを築けるチャンスがあります。
インターンシップやプロジェクトを通じて現地企業と直接関わることで、将来のキャリアにつながるかもしれないネットワークを広げられます。
これにより、就職活動も有利になります。
現地でのコネクションは、その国や地域のビジネス慣習、文化を理解するためにもとても有益で、グローバルなキャリアを築くための重要な財産となります。
仲間ができる
IT留学の期間中、同じ志をもつ学生たちと出会うことができます。
互いに切磋琢磨しながら技術を高め合うことでモチベーションが向上し、ここで築かれる友情や仲間とのつながりは、一生の財産になることでしょう。
異なるバックグラウンドをもつ仲間たちとの交流は、自分の視野を広げるきっかけにもなります。
さらに、将来の仕事のパートナーとなる人が見つかる可能性もあります。
国際感覚が身につく
IT留学を通じて得られる国際感覚は、今後のキャリアに大いに役立ちます。
多様な視点や価値観を理解し、尊重する力が養われ、異なるバックグラウンドをもつ人とのコミュニケーションを円滑に行うスキルが自然と身につきます。
プロジェクトを回していくリーダーシップの資質も一段と高まるでしょう。
IT留学先を選ぶポイント
多くの選択肢がある中でしっかりリサーチし、自分に最適な留学先を見つけることが大切です。
その際の主なポイントを紹介します。
学費・生活費
学費と生活費は、留学を決める際の重要な要素です。
留学先の学費は国や教育機関によって大きく異なり、高い場所もあれば、比較的低コストで質の高い教育を受けられる場所もあります。
また、生活費も国や地域によって差があり、都心部と地方によっても必要経費が異なります。
事前に現地の生活費を調べ、予算に見合った留学先を選ぶことが大切です。
入学条件
大学や専門学校に通う場合、特定の試験や成績、ポートフォリオの提出が必要な場合が多いです。
プログラミングスクールの場合は試験などの条件はほとんどなく、英語、プログラミングともに初心者でも入学可能です。
入学条件をよく確認し、自分のスキルや経験、目的に合った学校を選ぶことが重要です。
国の文化
異なる文化や価値観をもつ土地で生活することはいい経験になりますが、適応するのに時間がかかり苦労することもあります。
食文化、気候、生活スタイル、社会規範などを事前に理解し、自分がどれだけその文化にフィットできるかを考えましょう。
その文化に適応できるかできないかは学習に大きな影響を与えるため、自分にとって安心して生活できる環境を選ぶことが大切です。
インターンシップの有無
多くの留学先では、実践経験を積むためのインターンシップを提供しています。
インターンシップは学んだ知識を実際のプロジェクトで活用でき、最初の実績を積めるいい機会です。
実務未経験者のエンジニア就職は非常に厳しいため、インターンシップで経験を積むことは、就職活動に有利に働きます。
ただ、長い留学期間が必要になるので、時間的に厳しい場合もあるでしょう。
インターンシップの有無や、その内容についてしっかり調査しましょう。
就職・転職サポートの有無
留学後の就職を見据えて、就職・転職サポートが充実しているかどうかも確認しましょう。
多くのスクールでは、就職サポートやキャリアカウンセリングを提供しており、企業のマッチングや履歴書作成のサポートなどを行っています。
転職サイトやエージェントを活用して自分で就職・転職先を探すことはできますが、留学先でのサポートを活用した方が就職しやすいこともあります。
IT留学後のキャリア
IT留学後のキャリアには多様な選択肢があります。
留学中に得た知識やスキルを活かし、幅広いフィールドで活躍できるでしょう。
日本のIT企業に就職
留学後に日本のIT企業に就職することは、慣れ親しんだ環境でキャリアをスタートさせるいい選択です。
IT留学を経験していると、海外とのやり取りが多い企業、海外出張がある企業などに就職しやすくなり、選択肢が広がります。
また、将来的に海外就職をしたいと思っている場合も、一度国内で実績を積んでからの方がスムーズに就職できるようになります。
IT留学の経験は日本の企業にとって大きなアドバンテージとなることが多いので、転職活動の際には堂々とアピールしましょう。
海外のIT企業に就職
留学先の国や他の海外のIT企業に就職し、グローバルなキャリアを築く道があります。
多国籍で多様なバックグラウンドをもつ人と働くことで知識を広げられる他、日本よりも新しい技術に早く触れられることも多いです。
ただエンジニアとしての就職を目指す場合、世界中のエンジニアと競争することになるので、そこで価値を提供できるまでのスキルや語学力を身につける必要があります。
海外就業は内定までの道が険しく、文化や労働慣習の違いに適応する柔軟性も求められて大変ですが、帰国後のキャリアにプラスになるのでチャレンジする価値は大きいでしょう。
フリーランス
IT留学後にフリーランスとして活動することも可能です。
フリーランスは、自分のペースで仕事を選び、好きなプロジェクトに参加できる自由さが大きな魅力です。
ノマドワークも可能なので、海外に住みたいという人にも向いています。
IT留学中に出会った人同士で受注、発注をしたり、タッグを組んで仕事をしたりできるので、IT留学経験者はフリーランスとしての活動の幅を広げやすいでしょう。
ただし、フリーランスは自己管理が重要であり、安定した収入を得るためには継続的な努力とマーケティング能力が必要です。
最初は簡単な案件からチャレンジし、地道な努力で実績を積んでいくことが大切です。
起業
起業では、IT留学中に養う革新的なアイデアを形にする力やネットワーク力を活かせます。
自分のやりたいことを具現化し、市場に提供できた際には、大きな達成感を得られるでしょう。
しかし、起業にはリスクも伴います。
ビジネスの立ち上げには資金調達や市場調査、法的手続きなど多くの課題が待ち受けているため、綿密な準備と計画が不可欠です。
起業ができたら、大きな成長や新たな人との出会いが待っています。
安いIT留学学校5選のまとめ
安いIT留学学校を5校紹介しました。
こちらの5校はITや英語初心者でも、少しお金を貯めれば手の届く留学先です。
中でもKredoIT留学は、必要となるトータルの費用と授業の質・量、環境の良さ、サポートの手厚さを考えたら、コスパNo1の学校です。
切磋琢磨し合える仲間がいて、1日中英語に触れる環境に身を置き、将来のキャリアを広げられるITスキルを身につけてみませんか?