こんにちは、Kredo Blog編集部です!1か月の留学も、履歴書に書けます。ただし学歴欄ではなく、免許・資格欄やアピールポイント欄、職務経歴書に、作ったものと一緒に書くのが一般的です。学歴欄は、学校への入学と卒業を書く欄だからです。
この記事では、ハローワーク(厚生労働省)が公開している「応募書類の作り方」「職務経歴書の作り方」の案内をもとに、短い留学を書類のどこにどう書くかを整理します。書き方はすべて「例」です。採用でどう見られるかは企業や職種によって違うため、評価を約束するものではありません。情報は2026年10月時点のものです。
この記事でわかること
- 1か月の留学を、履歴書のどの欄に書くか(欄ごとの判断表)
- 留学は何か月から学歴欄に書けるのか
- 履歴書と職務経歴書の書き方の例
- 留学の空白期間(ブランク)の書き方と、3つのケース
- 面接で留学について聞かれたときの答え方の型
1か月の留学は履歴書に書ける?欄ごとの判断表

結論から言うと、1か月の留学は書けますが、書く欄を選びます。次の表は、厚生労働省の履歴書様式例にある欄ごとに、1か月の留学の扱いを整理したものです。最後の行だけは、履歴書とは別に出す職務経歴書です。「欄の役割」はハローワークの案内(2026年10月時点)、「1か月の留学の扱い」は編集部による整理です。
| 欄 | 欄の役割 | 1か月の留学の扱い |
|---|---|---|
| 学歴 | 学校への入学と卒業(修了)を、古い順に書く | 書かないのが一般的 |
| 職歴 | 勤務先への入社と退社を、古い順に書く | 留学は職歴ではない。退職した場合は退職までを書く |
| 免許・資格 | 免許・資格のほか、スクールや通信教育などで自主的に学んだ経歴も書ける | 「いつ・どこで・何を学んだか」を1〜2行で書く |
| 志望の動機・アピールポイントなど | 応募した理由、経験や能力、意欲を書く | 学んだことと作ったものを、応募先の仕事につなげて書く |
| 職務経歴書(別の書類) | 職務の経験と能力を、履歴書よりくわしく書く | 「自己啓発」や「自己PR」の項目に、成果物と一緒に書く |
表のとおり、1か月の留学を書く場所は学歴欄以外に3つあります。4行目の「志望の動機・アピールポイントなど」の欄は、この記事では「アピールポイント欄」と呼びます。
免許・資格欄は資格だけを書く欄に見えますが、ハローワークの案内には別の使い方も示されています。職業訓練以外でも、パソコンや英会話などのスクール、通信教育、セミナーなどで自主的に学んだ経歴があれば書く、という内容です。
つまり、短い留学は「学歴」ではなく「自分で学んだ経歴」として書くと、欄の役割に合います。くわしい書き方の例は、このあとの節で紹介します。
留学は何か月から学歴欄に書ける?

学歴欄に書くかどうかは、月数ではなく「学校に入学し、卒業・修了した経歴か」で考えます。ハローワークの案内と厚生労働省の履歴書様式例には、「何か月以上なら書ける」という基準は書かれていません。学歴欄について案内にあるのは、次の3点です(2026年10月時点)。
- 学歴は、学校への入学と卒業(修了)の経歴を古い順に書く
- 職業訓練の受講は、学歴欄に書いても差し支えない
- 大学受験の浪人中に通った予備校などは、通常は書かない
この3点をもとに、留学の種類ごとの目安を表にしました。右の2列は編集部による整理です。
| 留学の種類 | 学歴欄の目安 | 考え方 |
|---|---|---|
| 海外の大学・大学院を卒業(修了)した | 書く | 入学と卒業の経歴にあたる |
| 在籍する大学の交換留学などで、海外の大学で学んだ | 在籍校の学歴に書き添える例がある | 卒業するのは在籍校。書き方は大学のキャリアセンターで確認する |
| 語学学校や短期のプログラム(1か月〜数か月) | 書かないのが一般的 | 卒業の経歴ではなく、自分で学んだ経歴にあたる |
| 英語とAIなどを学ぶ1か月の留学 | 書かないのが一般的 | 同じ。成果物があれば職務経歴書に書きやすい |
「1年以上の留学は学歴欄に書く」といった目安を紹介する記事もあります。ただ、これは公的な様式にある基準ではありません。長さよりも、卒業や修了の経歴かどうかで判断するほうが、欄の役割に合います。
気をつけたいのは、学位の出ない留学を、卒業した学歴のように書かないことです。語学学校や短期のプログラムを学歴欄に「卒業」と書くと、読む人が学位を取ったと受け取るおそれがあります。面接で説明が食い違わないよう、事実のとおりに書きましょう。
履歴書のどこにどう書く?欄ごとの書き方の例

1か月の留学は、免許・資格欄に1〜2行、アピールポイント欄に2〜3文で書くと収まります。次の表は、どれも書き方の例です。学校名や内容は、自分の実際の経験に置きかえてください。表のあとの説明は、ハローワークの「応募書類の作り方」の案内にもとづいています(2026年10月時点)。
| 欄 | 書き方の例 |
|---|---|
| 免許・資格(学んだ経歴) | 2026年○月 ○○(学校名)AIコース(フィリピン・セブ島、1か月)受講 |
| 免許・資格(スコアがある場合) | 2026年○月 TOEIC Listening & Reading Test ○点 取得 |
| 免許・資格(技能の付記) | ※生成AI(ChatGPTなど)を使った文章の下書き・要約の作成が可能 |
| アピールポイント | 2026年○月に1か月、セブ島で英語と生成AIを学びました。英語で進む授業の中で予約ページの試作品を作り、最後に英語で発表しました。この経験を、貴社の○○業務の効率化に生かしたいと考えています。 |
3行目の「※」で始まる書き方は、案内にある方法を当てはめたものです。案内では、資格はなくても仕事で使える技能がある場合に、「※パソコン(Word、Excel)を実務で操作可能」のように書き添える方法が示されています。
アピールポイント欄に入れるのは、応募先を選んだ理由、自分の経験・能力のアピール、意欲の3つです。留学の話は2つ目の「経験・能力」にあたります。留学の話だけで欄を使い切らず、応募先の仕事につなげる1文で終えましょう。
書くときの注意3つ
- 学校名やコース名は、略さずに正式な名称で書く
- 年は、和暦か西暦のどちらかにそろえる
- 期間は「1か月」と正確に書き、できないことを「できる」と書かない
1と2は、案内にある書き方の基本です。3は、面接での食い違いを防ぐためです。志望の動機やアピールポイントは、面接でよく質問される項目です。案内でも、面接でどう説明するかを思い浮かべながら書くことがすすめられています。
職務経歴書にはどう書く?成果物と一緒に書く型

職務経歴書では、「自己啓発」や「自己PR」の項目に、作ったものと一緒に書きます。どちらも、職歴とは別に、自分で学んだことを書ける項目だからです。
以下はハローワークの「職務経歴書の作り方」の案内です(2026年10月時点)。職務経歴書はA4で1〜2枚ほどの自由な様式で、氏名や職務経歴のほかにどんな項目を置くかは自分で選べます。項目の例にある「自己啓発」は、職務に関連する分野の学習歴や、社外のセミナーの参加歴を書く項目です。項目の例には「最終学歴/留学歴」もありますが、これは特にアピールできる学歴を書く項目です。学位の出ない短い留学は、「自己啓発」や「自己PR」のほうが項目の役割に合います。
短い留学は、次の5行の型で書くとまとまります。右の列は例です。
| 書くこと | 中身 | 例 |
|---|---|---|
| いつ・どこで | 期間と場所 | 2026年○月、フィリピン・セブ島で1か月 |
| 何を学んだか | 授業の内容と量 | 英語のマンツーマン授業と、英語で行う生成AIの授業(平日毎日、1日8コマ) |
| 何を作ったか | 成果物と使った道具 | 飲食店の予約ページの試作品(ChatGPTなどを使用) |
| 英語で何をしたか | 発表ややり取り | 最終週に英語で発表し、質問に英語で答えた |
| 仕事でどう使うか | 応募先の業務とのつながり | 会議の要約や、英文メールの下書きに使える |
5行のうち、「何を作ったか」が入ると、読む人が中身を思い浮かべやすくなります。同じ内容でも、書き方で伝わり方が変わります。次の表は、あいまいな書き方を具体的にする言いかえの例5つです。
| あいまいな書き方 | 具体的な書き方の例 |
|---|---|
| 短期留学で英語を学びました | 1か月、平日は毎日4コマ、英語のマンツーマン授業を受けました |
| AIを勉強しました | 生成AIを使い、予約ページの試作品を4週間で作りました |
| 英語力が伸びました | TOEICが留学前の○点から、帰国後に○点になりました |
| 海外で良い経験をしました | 英語で進む授業で作業し、最終週に英語で発表しました |
| 学んだことを生かしたいです | 会議の要約と英文メールの下書きに、生成AIを使えます |
成果物がある人は、画面の画像や説明を別紙にまとめる方法もあります。ハローワークの案内でも、「作品集」などを別紙として付ける場合は、枚数が少し増えても差し支えないとされています。自己PRの組み立て方は、留学経験を活かせる仕事9選の例文も参考になります。
留学の空白期間はどう書く?3つのケース

空白期間(ブランク)の書き方は、会社に在籍したまま行ったか、退職して行ったかで変わります。次の表で、自分がどのケースにあたるかを先に確かめてください。右の列は書き方の例です。
| ケース | 空白期間 | 書き方の例 |
|---|---|---|
| 有給休暇や休職で、在籍したまま留学した | 生じない(在籍が続いている) | 職歴はそのまま書く。留学は免許・資格欄やアピールポイント欄に書く |
| 退職してから留学し、帰国後に転職活動をする | 退職から次の入社まで | 職歴は退職までを書く。留学はほかの欄に書き、時期を選んだ理由を添える |
| 転職先が決まり、入社までの期間に留学した | 退職日から入社日まで | 職歴は退職と次の入社をそのまま書く。留学はほかの欄に、仕事で使う学びとして書く |
1つ目のケースでは、職歴に空白は生じません。1か月の休みを有給休暇や休職で作る方法は、会社を1か月休む方法は?有給・休職・転職の合間で留学する比較で説明しています。
2つ目と3つ目のケースでは、退職の書き方も関わります。ハローワークの案内では、退職の理由は「一身上の都合により退職」のように簡潔に書くよう示されています。前向きな理由がある場合は、アピールポイント欄でていねいに書く、という案内です。留学のための退職は、この欄で説明できます。次は、アピールポイント欄に書く場合の例です。
| 書く順 | 文の例 |
|---|---|
| 1文目(退職と留学) | 前職を退職後、2026年○月に1か月、英語と生成AIを学ぶ留学をしました。 |
| 2文目(帰国後) | 帰国後は、留学中に作った試作品の改良と英語の学習を続けながら、転職活動をしています。 |
職歴欄に留学を書く方法はある?
職歴欄は入社と退社を書く欄なので、留学そのものは書かないのが基本です。ただ、空白の理由がひと目で伝わるように、退職の行の下に「○年○月 フィリピンに1か月留学(英語・生成AI)」と1行添える書き方をする人もいます。どちらにするかに公的な決まりはなく、応募先の様式や書類全体の見やすさで選びます。
どのケースでも、空白を小さく見せるために、在籍や留学の期間を実際より長く書かないでください。迷ったときは、ハローワークの職業相談窓口で応募書類の添削アドバイスを受けられます。帰国後の転職活動の進め方は、留学から帰国後の転職は英語だけでは弱い?AIスキルを足す判断表にまとめています。
面接ではどう伝える?準備したい質問4つと答え方の型

面接では、「目的→やったこと→結果→仕事での使い道」の順に、1分ほどで話します。ハローワークの案内には、面接では応募書類の内容にもとづいて質問されることが多い、とあります。提出した書類はコピーを取り、面接の前に読み返しておきましょう。短い留学について、準備しておきたい質問は次の4つです。
| 準備しておきたい質問 | 答えに入れること |
|---|---|
| なぜ留学したのですか | 目的を1文で言う。仕事で感じていた課題とつなげる |
| 1か月で何ができるようになりましたか | 作ったものと、英語でしたこと。まだできないことも正直に言う |
| なぜその時期に行ったのですか | 時期を選んだ理由と、帰国後も続けていること |
| 入社後にどう生かしますか | 応募先の業務を1つ挙げて、使い道を具体的に言う |
4つの質問は、どれも書類に書いた内容の続きです。型に当てはめた答えの例を1つ紹介します。自分の経験に置きかえて使ってください。
- 目的:前職では、英語の資料を読むのに時間がかかっていました。そこで、英語と生成AIをまとめて学ぶために1か月留学しました。
- やったこと:平日は毎日、英語のマンツーマン授業と、英語で進む生成AIの授業を受けました。
- 結果:4週間で予約ページの試作品を作り、最終週に英語で発表しました。
- 仕事での使い道:御社では、英語の資料の要約や議事録づくりに、この経験を生かしたいと考えています。
「1か月で英語が話せるようになりました」のように、期間に合わない大きな言い方は避けたほうが安全です。その場で英語の質問をされたときに、説明と実際の差が出てしまうからです。できるようになったことと、まだ練習中のことを分けて話すと、内容が正確に伝わります。
英語で聞かれたときの短い答えの例
英語を使う仕事に応募すると、留学について英語で聞かれることがあります。次の4文は、短くて言いやすい答えの例です。
| 英文 | 日本語訳 |
|---|---|
| I took a one-month program in Cebu to study English and generative AI. | セブ島で、英語と生成AIを学ぶ1か月のプログラムを受けました。 |
| I had eight classes a day, and all of them were taught in English. | 授業は1日8コマあり、すべて英語でした。 |
| I built a prototype of a booking page and presented it in English. | 予約ページの試作品を作り、英語で発表しました。 |
| I’d like to use these skills to help the team work more efficiently. | この力を、チームの仕事の効率化に生かしたいです。 |
英語面接の全体の流れや質問の例は、英語面接の対策と質問例・回答例で紹介しています。
Kredo AI留学の場合|履歴書に書ける材料になる事実

KredoのAI留学で書類に書ける材料は、1か月・1日8コマ(英語マンツーマン4コマ+AIグループ4コマ)という授業の量と、4週目の英語での発表です。以下は公式ページなどで確認できる内容です(2026年10月時点)。右の列は、この記事の「5行の型」のどこに使えるかを示しています。
| 項目 | 内容 | 5行の型での使い道 |
|---|---|---|
| 期間・場所 | 1か月、フィリピン・セブ島(ITパーク) | いつ・どこで |
| 授業の量 | 1日8コマ(英語マンツーマン4コマ+AIグループ4コマ)、1コマ50分、平日すべて | 何を学んだか |
| 授業の言語 | AIの授業も英語(1クラス3〜5人) | 英語で何をしたか |
| 使う生成AI | 基本はChatGPT、Claude Code、Codex | 何を作ったか(使った道具) |
| 4週目 | 作ったものを英語で発表する | 英語で何をしたか |
| 生徒作品の例 | 公式ページに「Easy Jeepney」(ジプニーに迷わず乗るためのアプリ)の紹介がある | 何を作ったか |
平日が20日あれば、英語80コマ、AI80コマの合計160コマになります。これは祝日などを考えない単純計算です。書類には、自分が実際に受けたコマ数を数えて書いてください。
この記事の問いに戻ると、KredoのAI留学は学歴欄に書く留学ではなく、成果物と発表を書く留学です。学位は出ませんが、修了証は出ます。書く場所は免許・資格欄、アピールポイント欄、職務経歴書になります。
KredoのAI留学が合わない人
次のような人には、このコースは合いません。
- 学歴欄に書ける学位がほしい人(学位は出ません)
- 「留学した」という事実だけで評価されたい人(書類に書けるのは、学んだ量と作ったものです)
- 1〜2週間だけ受けたい人(AI留学は1か月のコースです)
- 高校生、法人での申し込み(受け入れていません)
自分の目的に1か月が合うかどうかは、無料カウンセリングで相談できます。AI留学の1か月でも、履歴書・職務経歴書の添削や面接対策などのキャリア支援を受けられます。コースの内容は、AI留学とは?留学でAI(人工知能)を学ぶ方法・費用・向く人【2026年】で紹介しています。
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よくある質問
Q. 1〜2週間の留学でも、履歴書に書けますか?
A. 書くこと自体はできます。欄の考え方は1か月の場合と同じで、学歴欄ではなく、免許・資格欄やアピールポイント欄を使います。期間が短いほど、何をしたかを具体的に書くことが大切になります。
Q. 英語だけを学ぶ語学留学の場合は、どう書きますか?
A. 書く欄は同じです。成果物がないときは、授業の量や、留学の前後に受けた試験のスコアなど、数字を添えると内容が伝わりやすくなります。
Q. 留学の空白期間は、転職で不利になりますか?
A. 企業や職種によって見方が違うため、一概には言えません。自分で準備できるのは、その期間に何をしたかを、書類と面接で同じ内容で説明できるようにすることです。
Q. 新卒の就職活動では、どこに書きますか?
A. エントリーシートの「学生時代に力を入れたこと」や自己PRの欄に書けます。学歴欄には在籍している学校を書きます。書き方に迷うときは、大学のキャリアセンターに相談してください。
まとめ
1か月の留学は、学歴ではなく「自分で学んだ経歴」として書類に書けます。
- 学歴欄は入学と卒業を書く欄。1か月の留学は書かないのが一般的
- 履歴書では、免許・資格欄に1〜2行、アピールポイント欄に2〜3文で書く
- 職務経歴書では、「自己啓発」や「自己PR」に5行の型で書く
- 空白期間は、在籍したまま行ったか、退職して行ったかで書き方が変わる
- 面接では、目的・やったこと・結果・仕事での使い道の順に話す
短い留学ほど、「行った」という事実よりも、何を学び、何を作ったかが書類の中身になります。出発の前に「帰国したら書類に何と書くか」を1行考えておくと、留学中に何を残せばよいかがはっきりします。
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