

この記事を読んでいるあなたは、上記のお悩みをお持ちではないでしょうか?
人によって理由は様々ですが、未経験でプログラミングスキルを習得したいと考えている方は多くいらっしゃるでしょう。
現在の転職市場においてプログラミングスキルを身につけておくと職に困ることはありません。
関連記事:独学のプログラミングスキルでもプログラマーとして就職できる?
また、フリーランスであればランサーズやクラウドワークスといったクラウドソーシングサイトで仕事がゴロゴロ転がっているため、ある程度の収入を得ながら生活できることでしょう。
しかし、未経験者の方が言語を勉強するにあたって、学習方法がわからなくなってしまったり、モチべーションを保てなかったりしてスキル習得を断念してしまう事例はいくつも見受けられます。
そこで今回は、プログラミング未経験者の方が適切にスキルを身に付けるために、一番手っ取り早い3つの方法についてご紹介しましょう。
記事のもくじ
プログラミングは準備が必須!未経験者が知っておきたい4STEP
未経験であってもプログラミング言語を習得することは可能で、それほど難しいことではありません。
しかし、プログラミングスキルを習得するには事前の準備を綿密に進める必要があります。
プログラミングスキルを身に付けるために知っておきたい4つのステップは、
- プログラミングを勉強する目的を定める
- 必要なプログラミング言語を決定する
- 環境を整え、ツールの使い方を覚える
- 選んだプログラミング言語を学ぶ
となっており、以下より深く掘り下げて解説していきます。
これからプログラミングの勉強を始める方は参考にしながら進めてもらえると幸いです。
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STEP①:プログラミングを勉強する目的を定める
プログラミングを勉強するにあたって1つ目のステップは目的を定めることです。
プログラミング言語には世界で200種類以上あると言われており、その中のどれもがアプリを開発したり、サイトを作ったりなど学習する言語によって役割が異なります。
そのため、一概にプログラミングでまとめると作れるものは多岐に渡ります。
そのため、自分がサービスを作りたいのか、ゲームを作りたいのか、など作りたいものを明確にしておくことで自分にあった言語を選択できます。
未経験でプログラミングを習得するには事前に自分の目的を明確にしておくことが望ましいでしょう。
STEP②:必要なプログラミング言語を決定する
自分の目的が明確になれば、2つ目のステップ、必要なプログラミング言語を決定します。
目的に合わない言語を選んでしまうと勉強した時間が無駄になるため、あらかじめ目的に沿った言語をリサーチしておきましょう。
例えば、プログラミングを習得する目的がホームページ制作であれば、最低限必要な言語が
- HTML(サイトの骨組み)
- CSS(サイトのデザイン)
- JavaScrip(ブラウザの動き)
- PHP(サーバーの動き)
となり、順を追って計画を立てながら、勉強を進めることができます。
目的が定まった方は必要なプログラミング言語を調べていくつかピックアップしておきましょう。
STEP③:環境構築をし、ツールの使い方を覚える
3つ目のステップは、環境を構築をし、ツールの使い方を覚えます。
環境構築はプログラミングを動作させるためのシステムをパソコンで動かせるようにすることです。
ソフトウェアでは、エディタやリンカなどの開発で利用されるツールを統一化した環境、統合開発環境(IDE)があります。
統合開発環境(とうごうかいはつかんきょう)、IDE (Integrated Development Environment) は、ソフトウェアの開発環境。従来、コンパイラ、テキストエディタ、デバッガなどがばらばらで利用していたものをひとつの対話型操作環境(多くはGUI)から利用できるようにしたもの。
統合開発環境には様々な種類があり、エディタにコードを書いたり、デバッガでデバッグしたりなど作業ごとによって使用するツールが違います。
言語を決定した方は、開発に活用できる環境を構築しておきましょう。
STEP④:選んだプログラミング言語を学ぶ
4つ目にようやくプログラミング言語の学習開始です。
プログラミング言語は、英語や中国語などの外国語を学ぶ感覚と似ており、やればやるほど自分の身に付けることができます。
1つプログラミング言語を勉強すれば、自分の中で完璧ではないプログラムを作ってみると、上質なアウトプットをおこなうことができるため、ぜひ試してみましょう。
言語を1つ身に付けると他の言語への理解も早くなるため、最初の1つ目は丁寧に学ぶ姿勢を持つのがおすすめです。
プログラミングを始めたばかりの人が挫折しやすいポイント
勉強を始めたばかりの人が挫折しやすいポイントをご紹介します。
独学で勉強を始めるとほとんどの人が途中で挫折します。
これからプログラミンスキルを習得しようと考えている方は投げ出さないためにも以下のポイントを頭に入れた上で勉強を始めましょう。
適切なプログラミング学習法がわからなくなる
適切な学習方法がわからなくなりプログラミングの勉強を投げ出してしまう人は多くいます。
独学で進めていると、自分の学習方法が適切なのか、遠回りしているのではないかと不安になり、辞めてしまう人が多いです。
自分の作りたいものが明確であると不安も薄くなるため、 プログラミングの学習方法で悩んでいる方は制作物に対して勉強している言語があっているのかどうかを確認しましょう。
勉強できる環境を作れずやる気がなくなる
勉強できる環境を作れずモチベーションを維持できなくなることも1つの挫折ポイントです。
金銭的な問題でPCや教材を揃えることができなかったり、ツールなどの環境構築の面でうまく使いきれず詰まってしまったり、 言語を習得する以前に問題にぶつかりやる気が削がれてしまう場合があります。
周りにプログラミング経験者がいないと実践的な部分で煮詰まることもあるので、ネットで検索してもわからないときは、テック系の質問箱やプログラミングを生業としている周りの人物に助けを求めましょう。
プログラミング教材の選択を間違え混乱する
そもそもの教材選択を間違え混乱してしまうのも挫折のポイントの1つです。
プログラミングの教材はいくつも種類があり、目的に合った教材を選択できていないと時間の無駄になります。
未経験のまま本を一度で理解するのは無理があるため、初めの段階であればプログラミングを実践的に学べるサイトコード入力の練習に取り掛かるのがおすすめです。
教材が合っているのかどうかもわからないまま勉強を進めてしまうと挫折しやすくなってしまうので、ある程度コードを入力してプログラミングの大幅な概要を理解してから書籍でスキルアップを目指すのがベストな使い方になります。
初心者でもプログラミングを適切に習得できる3つの方法とは
未経験でもプログラミングスキルを適切に習得できる3つの方法をご紹介します。
プログラミングは未経験でも習得可能ですが、適切に早く身につけたい方にはおすすめの方法です。
企業へ就職し、プログラマーになる
まず1つ目は、企業へ就職し、プログラマーになることです。
企業の求人媒体を見ると未経験者でも雇ってもらえる場合があります。未経験のまま入社するのは不安が残りますが、膨大な作業量を実践的におこなうため、確実にスキルアップができます。
プログラマーにんなりたい方は未経験の求人媒体に応募してみるのがおすすめです。
また、企業によっては企業独自の言語を教えられる場合もあり、他のところで通用しないスキルを身につけてしまうこともあるため、独立を視野に入れている方や同じ会社で長く務める気がない方は、事前に会社で習得できる言語について下調べをしておきましょう。
プログラミング経験者の元で教えてもらう
プログラミング経験者の元で教えてもらうと適切な形でスキルを身に付けることができます。
身の回りのプログラミングで生計を立てている人や企業でプログラマーとして活躍している人に教えてもらうと、わからないことも気軽に質問できるのでおすすめです。
身近にプログラマーがいるのといないのとでは成長スピードも勉強方法も格段に異なるので、これからプログラミングを勉強しようと考える方は知り合いの経験者に尋ねましょう。
周りにプログラマー経験者がいない方は、コワーキングスペースや知り合いを紹介してもらうなどして繋がるのも方法の1つです。
IT留学へ行き、英語と一緒にプログラミングを学ぶ
最後の方法はIT留学へ行き、プログラミングを習得することです。
3つの方法の中では1番適切に手っ取り早くスキルを身につけることができます。
IT留学へ参加するのにお金はかかりますが、1ヶ月ほどでプログラミングスキルを身につけることができ、さらに英語も習得できるので2つのスキルを一気に身につけられます。
また、結果として参加した金額分を取り返せるスキルが得られるため、長期的な視点でみると費用対効果は大きいでしょう。
IT留学では他の参加者と一緒に勉強を進めることもできるので、独学で孤独を味わうことなく、仲間と切磋琢磨しながら学べます。短期間で一気にスキルを身につけたい方にはおすすめの方法です。
勉強を始めたばかりの人におすすめのプログラミング言語
ここからは、勉強を始めたばかりの人におすすめのプログラミング言語をご紹介します。
これからおすすめするプログラミング言語は、
- 応用しやすいかどうか
- 学習しやすいかどうか
- 業界のトレンドとマッチしているかどうか
の3つの基準から選んでいるので、がむしゃらに言語を学んでコードを書きたいという方はぜひ参考にしてください。
Ruby
まず1つ目はRubyです。
Rubyは日本だけに限らず、世界でも注目されており、幅広い開発に利用できることが特徴とされています。主にRubyでできることは、
- webアプリ開発
- 人工知能開発
- スマホアプリ開発
などとなっており、現在のテック市場では様々な分野で利用されており、クックパッドや食べログにもRubyが使用されています。
汎用性の高さがありながらシンプルな記述でコードを書けるため、取り掛かりやすいおすすめのプログラミング言語です。
Python
2つ目はPythonです。
Pythonは世界的に有名なサイトYouTubeや2000万人のユーザーを誇るInstagramなどでも使用されているプログラミング言語で、シンプルなコードのため分量も少なく、比較的習得しやすい特徴を持っています。
Pythonでは、
- webアプリの開発
- 人工知能の開発
- データ分析
- IoTシステム
などの分野で使用されており、ネット全般の仕組み作りに対応できるほど汎用性が高いです。
現在、人工知能に力を入れている企業が数多くいるため、Pythonのコードを書けるだけで仕事に困ることはないでしょう。
JavaScript
3つ目のおすすめプログラミング言語は、JavaScriptです。
JavaScriptでは、サイト自体の使いやすさや1つ1つの機能の動作性などに必要とされており、企業がビジネスを拡大するためには重要な言語とされています。
- webアプリ開発
- ゲーム開発
といった制作をおこなえ、他の言語と組み合わせることで、iOSアプリの開発も可能です。
webエンジニアにとっては必須と言えるプログラミング言語のため、サービスを作りたい方は、身につけておいて損はないでしょう。
まとめ:未経験者はプログラミングを行う回数を増やせば身に付きやすい
結局のところ、プログラミングスキルを身に付けるには実践ベースで進めていくことが1番の近道であり、自分に身に付きやすいです。
知識だけ蓄えてしまっても使えなければ意味がないので、これからプログラミングを習得を考えている方は、未経験の求人に応募したり、IT留学に足を運んだりなど実際に手を動かせる環境に身を置くことがよいでしょう。