プログラミングを簡単に習得したいと考えている方には、「どうすれば効率的に覚えられるのか」「簡単な覚え方を知りたい」と思っている方も少なくないのではないでしょうか?
初心者の方であれば、プログラミング言語を1日、2日で身につけられるものではありません。
しかし、適切な手順でコツを捉えておけば、プログラミングを習得することは容易です。
そこで今回は、これからプログラミングを始めようと考えている初心者の方に向けて、プログラミングを覚えるための5つのコツをご紹介します。
記事のもくじ
プログラミングは簡単に習得できる?
プログラミング言語を習得することは難しいことではありません。
豊富な言語の種類や環境構築、専門用語などに触れ始めると困難に感じてしまうかもしれませんが、覚えることが多く感じて苦手意識が生まれているだけであって、適切な目標と毎日コツコツと続けていれば習得することは可能です。
適切な手順で進めればプログラミングは簡単に習得できる
プログラミング言語は適切な手順で進めれば簡単に習得ができます。
言語を覚えることは大変そうに感じますが、プログラミング言語は人間が簡単に書けるように工夫されており、進化を続けています。
プログラミングの概念や大枠を理解しようとすると時間はかかりますが、言語を覚えるといった観点から見ると難しいわけではありません。
初心者の方は自分のレベルにあっていない教材や達成しづらい目標を立てて、上手くいかずに挫折してしまうことがほとんどのため、適切な手順で学習するようにしましょう。
初心者が簡単にプログラミングを学ぶための基礎項目
ここからは初心者が簡単にプログラミングを学ぶための基礎項目をご紹介します。
多くの初心者は独学で勢い余って始めてしまい中途半端な結果に終わってしまうことがほとんどです。
これからプログラミングの勉強をしようと考えている方は、以下の項目を明確にしてから取り組みましょう。
どんなサービスを作りたいか決めておく
まずは、プログラミング言語でなにを作りたいかを決めましょう。
プログラミングは現在主要言語だけで200種類を越えており、それぞれの言語によって作れるサービスは異なります。
WEBサイトなのか、スマホアプリなのか、ゲームなのか、自分が作りたいものを明確にしてから言語の学習を始めるようにするのが初心者におすすめの手順です。
しかし、ここで要注意なのが、お金が稼げそうだからなんとなく始めようと考えているといった方はおそらくモチベーションが持続せず挫折してしまいます。
目標がないままだらだらプログラミングを勉強していると、わからない用語が出てくると途端に壁にぶつかって諦める人が多いです。
プログラミング言語を勉強する人は明確に自分の作りたいサービスを決定してから学習に入りましょう。
プログラミング言語それぞれの特性を知る
自分の作りたいものが決まれば、言語それぞれの特性を知りましょう。
プログラミング言語には大きく分けて、フロントエンド言語とサーバーサイド言語があります。
- HTML
- CSS
- JavaScript など
- サーバーサイド言語
- Python
- PHP
- Ruby など
フロントエンドとサーバーサイドの言語を組み合わせることでサイトやゲームが作られています。
これから作っていきたい言語にはどの言語が必要なのか、言語それぞれが持つ特徴を捉えてから言語を勉強していきましょう。
プログラミング言語習得に必要な機材を集める
続いては言語習得に必要な機材を集めることです。
プログラミング言語を勉強するために必要な機材は
- PC
- ネット回線
があれば学習サイトを利用することができるので、すぐに始めることができます。
また、PCで準備しておいてほしいものは、
- エディタ(プログラミングを打ち込むツール)
- データベース(データの保管庫)
- WEBサーバー(ネットに公開する)
となっています。
プログラミングを書いて世の中に出してみたいとおいう方はぜひ用意しておきましょう。
簡単にプログラミングを覚える5つのコツ
これからプログラミングの勉強を始めようと考えている初心者の方に向けて、簡単にプログラミングを覚える5つのコツをご紹介します。
プログラミングを勉強し始めるとわからないことばかりで不安になり挫折するパターンがほとんどです。
以下のコツは具体的にどうすればプログラミングの勉強をし続けることができるのかというところに焦点を当てておりますので、ぜひ参考にしてみましょう。
1日30分でもコードを書き続ける
プログラミングの勉強は1日30分だけでも取り組むようにしましょう。
初心者の方で陥りやすいことの1つに、早くプログラミングを身につけようとして無理な目標で進めてしまうことが挙げられます。
プログラミングを習得するためには毎日コツコツ進めることが1番の近道です。
早く身につけたい気持ちもわかりますが、やめてしまっては元も子もないので、1日1日少しでもプログラミングに触る時間を設けるようにしましょう。
1つのプログラミング言語に集中する
次のコツは1つのプログラミング言語に集中することです。
サービスを作るにはいくつかの言語が必要となる場合もありますが、焦らず勉強に取り組み始めた言語を完成させることを意識しましょう。
1つに絞って勉強することが1番効率よく、手堅くプログラミングを身に付けることができるので、目移りせず進めていくのがおすすめです。
ある程度コードを書くことに慣れてきたら、制作物の一部を作ってインプットしたことをアウトプットしてみると身についてくる感覚になります。
ソースコードを真似してプログラミング言語を身に付ける
3つ目のコツはソースコードを真似してプログラミングを書くことです。
ある程度コードが読めるようになると実際にコードを書くことで書き方を学ぶことができます。
写経と同じ感覚で進めるこのコツは、コードを真似して書くことで動作の理解を進められ、プログラムのルールを知ることができます。
コピペするのではなく、参考にしたいソースコードをピックアップし実際に真似して書いてみるようにすると効率よくプログラミングを習得することができます。
プログラミング経験者に質問する
プログラミング経験者に質問することも早く進めるためには大切なコツです。
特に調べてもわからないことを尋ねるのがおすすめです。
プログラミング言語を独学で進める場合、コードの書き方や環境を構築に必要な素材はネットで検索すればほとんど出てきます。
知識レベルの質問を繰り返していると上質なアウトプットには繋がらないので、プログラミング経験者にしかわかり得ない自分にとって新しい気づきを与えてもらえるような質問を尋ねるとよいでしょう。
コードがかけるようになったら簡単な制作物を作る
コードがかけるようになったら簡単な制作物を作ってみましょう。
知識ばかり溜め込んでしまって何も作っていなかったら何もないのと一緒なので、アプリやWEBサイトなど実際に手を動かして作るのがおすすめです。
自分の作ったものが狙い通り起動すれば、今後のモチベーションにも繋がりますので、ある程度言語を学んだフェーズに入ったら作成に手を伸ばしてみましょう。
簡単に覚えられるプログラミング言語3選
ここからは初心者でも覚えやすいプログラミング言語3つをご紹介します。
HTML&CSS
まず1つ目はHTML&CSSです。
HTML&CSSはフロントエンド言語の1つでHTMLはマークアップ言語、CSSはスタイルシート言語といったカテゴリーに分けられます。
HTMLはWEBサイトの骨組み的な役割を担っており、ページの文書の見出しや段落・表・リストなど各部分の役割をわかりやすくしてくれる言語です。
CSSはHTMLと組み合わせて利用される言語で、HTMLで役割分担された要素の装飾をおこなってくれます。
それぞれ一緒に勉強を進めることでサイトの構造を理解しやすくなるので、プログラミング言語で作られるサイトを大枠から知りたい方にはおすすめです。
JavaScript
2つ目はJavaScriptです。
JavaScriptは主に、ネットのブラウザ上の動きをつけてくれる役割があります。
さらにJavaScriptだけでもスマホアプリやサーバサイドのデータ管理を作れるので、汎用性の高いプログラミング言語です。
他の言語と組み合わせることで仕事で上手く使用することもできるので、いくつかのプログラミング言語を勉強している方にはおすすめです。
Ruby
3つ目はRubyです。
Rubyは初心者にはわかりやすい書きやすさと読みやすさを兼ね備えています。
そのため、最初にどの言語にしようか悩んでいる方におすすめのプログラミング言語です。
スマホアプリやゲーム、WEBサイトなどどのサービスを作ることができ、サーバーの知識が身につきやすい言語のため、身につけておくと高い評価を受けるでしょう。
また、RubyはRuby on RailsというWEBアプリケーションフレームワークを使用することができ、このフレームワークを導入している企業が多いため、応用しやすい言語となっています。
Rubyは、1からプログラミングを習得したい方に最初にとりかかるときおすすめしたい言語です。
まとめ:目的が明確であればプログラミングは簡単に習得し覚えられる
プログラミング言語を習得することは難しいことではありません。
しかし、目的が見えないまま勉強を進めると苦しく感じてしまい、断念してしまう人がほとんどです。
これからプログラミングを習得しようと考えている方は目先のお金や時代背景だけではなく、納得感のある目的を決定してから勉強を始めると持続性のある学習を進めることができるでしょう。
1人でやっていて捗らない方はIT留学やプログラミングスクールに足を運ぶことをオススメします。