こんにちは、Kredo Blog編集部です!
エンジニア留学とは、海外の学校で英語とプログラミング(IT)を一緒に学び、エンジニアやWeb制作の仕事につながるスキルと英語力を同時に身につける留学のことです。「IT留学」「プログラミング留学」とも呼ばれ、英語だけを学ぶ語学留学とも、日本語で学ぶ国内のプログラミングスクールとも違う学び方です。
この記事では、セブ島でIT留学を運営しているKredoが、エンジニア留学の特徴と学べること、1日のスケジュール、費用の考え方、向く人・向かない人、失敗しない選び方をまとめました。
この記事でわかること
- エンジニア留学とは何か、語学留学・国内スクールとの違い
- エンジニア留学で学べることと、1日のスケジュール例
- 費用を「総額」で考えるときの内訳
- エンジニア留学に向く人・向かない人の判断表
- 失敗しない選び方5項目と、留学後のキャリアのつなげ方
エンジニア留学とは?語学留学・国内スクールとの違い


エンジニア留学は、一定期間海外に滞在し、英語のレッスンとプログラミングのレッスンを組み合わせて受ける留学です。学校によって、ITの授業を日本語で行うところと、英語で行うところがあります。
| 比べる点 | エンジニア留学 | 語学留学 | 国内のプログラミングスクール |
|---|---|---|---|
| 学ぶ内容 | 英語+プログラミング | 英語 | プログラミング |
| 学ぶ場所 | 海外の学校 | 海外の学校 | 日本の教室・オンライン |
| 学習時間の確保 | 生活ごと学習に集中しやすい | 英語に集中できる | 仕事や生活と並行しやすい |
| 費用 | 学費+渡航費・滞在費 | 学費+渡航費・滞在費 | 受講料が中心 |
| 向いている人 | 英語もITも身につけて仕事を変えたい人 | 英語力を集中的に伸ばしたい人 | 今の生活を続けながらITを学びたい人 |
エンジニア留学の特徴は、英語とITを「別々に」ではなく「同じ期間に」学べることです。プログラミングの公式ドキュメントやエラーメッセージ、技術情報の多くは英語で書かれているため、英語に慣れておくと、学んだ後も自分で調べて解決する力がつきやすくなります。英語が苦手な人の不安については、プログラミングは英語ができないと無理?必要な英語力と勉強法でも詳しく解説しています。
エンジニア留学を含むIT留学の全体像(国別の比較や費用の相場)は、IT留学とは?費用・国別比較・1日の流れと選び方【2026年】にまとめています。
未経験者と現役エンジニアでは、留学で補いたいことが違う
エンジニア留学を考えるときは、まず「技術を初めて学ぶ」のか、「持っている技術を英語で使いたい」のかを分けましょう。同じ入門授業でも、未経験者には必要な練習になり、経験者には既習内容の繰り返しになることがあります。
| 現在の経験 | 留学で確かめたい学習内容 | 相談に持っていくもの |
|---|---|---|
| プログラミング未経験 | 環境の準備、コードの基礎、小さな制作課題、質問と修正の練習 | 作ってみたいもの、PC操作で不安な点、英語で自己紹介できる範囲 |
| 独学で作品を作ったことがある | 自分だけでは気づけない設計・動作のレビュー、第三者に伝える練習 | 公開できる作品、使った技術、直せずに止まった箇所 |
| エンジニアとして働いている | 英語での仕様確認・進捗説明・レビュー。入門より語学や専門課程が合う場合もある | 担当業務、英語を使いたい場面、学び直したい技術。会社の機密は持ち込まない |
たとえばWeb制作の経験がある人なら、「HTMLを初めて書く授業か」よりも「自作ページの改善理由を英語で説明し、質問に答える機会があるか」を聞く方が、目的に合う授業を選びやすくなります。技術の上級課程やチーム開発を希望する場合は、その学校で本当に扱う範囲をシラバスで確認してください。
授業時間より、課題とフィードバックを確かめる
授業が長くても、説明を聞くだけで終わるのか、自分で作って直すところまで取り組むのかで経験は変わります。次の流れを一つの課題で試せるか確認しましょう。これは学校の実際の時間割や受講者実績ではなく、比較に使う編集部の確認例です。
- 小さなWebページを作り、何を表示するページなのか説明する。
- 表示の崩れや動作の不具合を一つ再現し、期待した結果と実際の結果を伝える。
- 講師の指摘を受けて修正し、変更前後と理由を記録する。
- 完成画面だけでなく、自分の担当範囲・苦労した点・未解決の点も整理する。
「卒業時に何が作れますか」だけでなく、「自分で考える課題はどこですか」「何回・どの観点で添削されますか」「英語で質問が伝わらない場合はどう相談できますか」と尋ねると、授業の進め方が具体的に見えてきます。
自分の経験に合うコースを相談したい方は、今の学習経験・作りたいもの・留学できる期間をメモしておきましょう。IT留学の無料カウンセリングを予約する。相談では、受講条件や必要な準備、費用に含まれる範囲も確認できます。
退職・海外就職を決める前に、帰国後まで見積もる
エンジニアの留学体験には、語学の学び直しや働き方を考える機会を重視するものもあります。ただし、一人の体験から自分の転職結果は予測できません。休暇・休職・退職のどの形が可能かを確認し、留学中の国内固定費と、帰国後の生活・応募に使う資金も分けておきましょう。
海外で働くことが目的なら、授業内容に加え、希望する職種の募集条件や必要な手続きを別に調べる必要があります。学校の受講や卒業は、就職や現地で働く資格を保証するものではありません。
エンジニア留学で学べること

学べる内容は学校やコースによって違いますが、短期のコースではWebサイトやWebアプリケーションの基礎、長期のコースでは実際に動くサービスの開発までを扱うのが一般的です。最近は、生成AIの使い方や業務での活用を学ぶコースもあります。
Kredoの場合、コースの例は次のとおりです。
| コース | 期間 | 定価 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| Web Basic | 1ヶ月 | 413,000円(コース料金) | Web制作の基礎を英語で学ぶ |
| Web Develop | 3.5ヶ月 | 968,000円 | Web開発をじっくり学ぶ |
| AI留学 | 1ヶ月 | 413,000円 | 生成AIツールの活用と英語を学ぶ。プログラミングを学ぶコースではありません。AIクラスは1クラス3〜5人で、TOEICの最低点はありません |
KredoのIT・AI授業は英語で行われます。現在のIT・英語の経験を伝え、受講するコースと事前準備を確認してください。なお、AI留学の後にWeb Developへ継続することはできません。Web開発を学びたい人は、はじめからWeb系コースの内容と受講条件を確認しましょう。
英語のレッスンで身につくこと
英語のレッスンでは、日常会話に加えて、授業で質問する、自分の作ったものを説明する、エラーの内容を伝えるといった場面で使う英語を練習します。マンツーマンのレッスンなら、自分の苦手に合わせて進められます。
ITのレッスンで身につくこと
ITのレッスンでは、課題に取り組みながら、コードを書く・動かす・直すという流れを繰り返します。英語で説明を聞き、英語で質問し、英語の資料を読むことで、「英語で学ぶ」こと自体に慣れていくのがエンジニア留学ならではの経験です。
エンジニア留学の1日のスケジュール例

時間割はコースと英語の授業数で異なります。以下は英語マンツーマン4コマ+IT・AIグループ4コマ、各50分の時間割例です。8コマを8時間と読み替えず、休憩を含む滞在時間も別に確かめましょう。英語2コマの選択など、希望プランの実際の時間割は学校へ確認してください。
| 時間帯 | 内容(AI留学の例) |
|---|---|
| 午前(9:00〜) | 英語マンツーマンレッスン 4コマ |
| 昼 | 昼休み |
| 午後(〜17:50) | AIのグループレッスン 4コマ |
| 夕方以降 | 復習・課題、休息 |
1日8コマ(1コマ50分の時間割例)の授業に加えて復習や課題もあるため、「ゆったり観光しながら学ぶ」留学ではなく、学ぶ時間がしっかりある留学だと考えておきましょう。そのぶん、短い期間でも英語とITに触れる時間を確保できます。実際の過ごし方や卒業後の進路は、IT留学の評判・体験は実際どう?1日の過ごし方と卒業後の進路を解説でも紹介しています。
エンジニア留学の費用は「総額」で考える

エンジニア留学の費用は、学校に払う受講料だけでは決まりません。比べるときは、次の項目を足した「総額」で見るのが大切です。
| 項目 | 確認すること | Kredoの場合 |
|---|---|---|
| 受講料 | 授業料に何が含まれるか(滞在費・教材など) | Web Basic 1ヶ月 定価413,000円(コース料金) |
| 食費・生活費 | 食事が含まれるか、現地の生活費はいくらか | 定価に食事は含まれず、食費などの生活費は月8万円程度が目安 |
| ビザ関連 | 現地での手続きと支払いがあるか | 国籍・滞在期間・学習内容に応じて必要な許可・手続き・費用を、申し込み前に学校と公式の渡航案内で確認する |
| 航空券・保険 | 自分で手配するもの | 別途必要 |
| 仲介手数料 | エージェント経由で手数料がかかるか | 0円 |
表示されている金額が安く見えても、食費や現地での支払いが別になっていると、総額では差が小さくなることがあります。「何が含まれていて、何が別か」を一覧にして比べると、学校ごとの違いがはっきりします。期間別・国別の費用の比較は、IT留学の費用はいくら?1ヶ月〜半年・国別の総額【2026年】で詳しく見られます。
料金・コースの確認先:Web Basic、Web Develop、AI留学。表のコース料金は税込で、英語4コマ/日・提携カプセルホテルありのプランです。渡航費・食費などの別費用を含む総額は見積もりで確認してください。生活費の目安は公式FAQを参照しています(2026年10月17日確認)。
エンジニア留学のメリット・デメリット


| メリット | デメリット |
|---|---|
| 英語とITを同じ期間に学べる | 英語の授業についていく負荷がある |
| 生活ごと学習に集中できる環境に身を置ける | 仕事を休む・辞めるなど、時間の確保が必要 |
| 英語で調べて解決する習慣がつきやすい | 食事・気候・生活環境が合わないことがある |
| 同じ目標を持つ仲間と出会える | 国内のオンライン学習より、渡航費・滞在費がかかる |
メリット:英語で学ぶ経験がそのまま武器になる
英語でITを学ぶと、技術そのものに加えて、英語の資料を読む、英語で質問する、英語で説明するといった経験が積み重なります。英語の情報に抵抗がなくなると、帰国後も自分で学び続けやすくなります。
デメリット:留学に行くだけで話せるようにはならない
海外に行けば自然に英語が話せるようになるわけではありません。授業の予習・復習、自分から話す姿勢がないと、英語もITも中途半端になりがちです。出発前に、中学レベルの英語の復習や、プログラミングの入門教材に少し触れておくと、現地での吸収が変わります。
エンジニア留学に向く人・向かない人の判断表

| 状況 | 向く人 | 向かない人 |
|---|---|---|
| 目的 | 英語とITの両方を仕事に活かしたい | 英語だけ、またはITだけに絞って学びたい |
| 時間 | 1か月以上、学習に集中する期間をつくれる | 仕事を続けながら少しずつ学びたい |
| 学び方 | わからないことを質問しながら進められる | 人と話さず一人で進めたい |
| 英語力 | 今は苦手でも、英語で学ぶことに挑戦したい | 英語の授業に強い抵抗がある |
| その後 | 転職・社内での活用・海外での仕事など、使い道を考えている | 留学後の使い道がまったく決まっていない |
向かない人に当てはまる場合でも、目的や期間を見直せば合う形が見つかることがあります。たとえば「英語の授業が不安」なら、出発前から英語の学習を始めて負荷を減らす方法もあります。エンジニアに必要な英語の勉強法はエンジニアの英語勉強法とおすすめアプリ|メリットとTOEICの目安が参考になります。
エンジニア留学で失敗しない選び方5項目

学校を比べるときは、次の5つを確認しましょう。
- ITの授業は何語で行うか(英語か日本語か)
- 英語とITの時間配分(1日何時間ずつか、マンツーマンかグループか)
- 費用の総額(食費・現地での支払い・仲介手数料を含めて比べる)
- 学校の認定や運営の実績(政府の認定、開講年など)
- 留学後のサポート(キャリア相談、書類の添削、求人情報など)
学校の運営情報や認定、卒業後の支援は、その学校の公式案内で確認しましょう。参加者数だけで、自分の学習内容や就職結果を判断しないことも大切です。
出発前にやっておきたい3つの準備
学校を決めたら、出発までの期間を使って次の準備をしておくと、現地での学びが深まります。
| 準備 | やること | 効果 |
|---|---|---|
| 英語の基礎 | 中学レベルの文法と単語を復習し、自己紹介や質問の表現を練習する | 初日から授業で質問しやすくなる |
| パソコンの操作 | 文字入力、ファイルの保存や整理、ブラウザの基本操作に慣れておく | ITの授業で操作につまずきにくくなる |
| 目的の言語化 | 留学後に何をしたいか(転職・社内での活用・副業など)を書き出す | 学ぶ内容の優先順位がはっきりする |
特に3つ目の「目的の言語化」は大切です。何のために学ぶかがはっきりしている人ほど、限られた期間で成果物をつくりやすく、帰国後の進路も選びやすくなります。
エンジニア留学後のキャリアのつなげ方


エンジニア留学は、学んで終わりではなく、その後の仕事につなげてこそ意味があります。帰国後の進み方には、主に次のような道があります。
- IT企業・Web制作会社への転職を目指す
- 今の職場で、ITや英語を使う業務に関わる
- Web制作などの案件を受けて、副業やフリーランスとして働く
- さらに学習を続け、海外で働く道を探す
どの道でも、留学中に作ったものを人に見せられる形で残しておきましょう。担当した機能、修正した問題、レビューを受けた点も説明できると、学習内容を具体的に伝えられます。
よくある質問
Q. エンジニア留学とIT留学は何が違いますか?
A. 呼び方の違いで、どちらも海外で英語とIT(プログラミングなど)を学ぶ留学を指すことが多いです。学校によって、ITの授業を英語で行うか日本語で行うか、時間配分などが違います。
Q. 英語もプログラミングも未経験でも参加できますか?
A. 未経験者向けのコースがあります。KredoのAI留学にはTOEICの最低点はありません。Web Basic・Web Developの英語力・PC操作・事前課題は、受講するコースごとに確認してください。今の経験と、授業で不安な点を伝えて相談しましょう。
Q. エンジニア留学は意味ないと言われるのはなぜですか?
A. 期間が短いのに目的があいまいなまま参加し、英語もITも中途半端に終わるケースがあるためです。留学後にどう使うかを決め、総額と時間配分を確認して学校を選ぶことで、こうした失敗は避けやすくなります。
Q. エンジニア留学の期間はどのくらいがよいですか?
A. 目的によります。基礎を体験して自分に合うかを確かめるなら1か月、Web開発をじっくり学ぶなら数か月のコースが目安です。Kredoには1ヶ月のWeb Basicと3.5ヶ月のWeb Developがあります。
Q. 社会人になってからでもエンジニア留学はできますか?
A. 社会人で参加する人もいます。休職・在職中の受講・退職後の受講では、用意する期間と資金が異なります。面接対策や書類添削などの支援は公式案内にありますが、利用できるコース・範囲・期間を学校へ確認してください。就職が保証されるものではありません。
まとめ
エンジニア留学は、海外で英語とプログラミングを同じ期間に学び、仕事につながるスキルと英語力を一緒に身につける留学です。語学留学や国内のスクールと比べて、生活ごと学習に集中できる一方、英語の授業への負荷や渡航・滞在の費用もあります。
選ぶときは、ITの授業の言語、英語とITの時間配分、費用の総額、学校の認定や実績、留学後のサポートの5項目で比べましょう。「留学後に何に使うか」を決めてから選ぶことが、エンジニア留学を意味のある経験にする近道です。
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