日本から近い海外の代表格としてタイが挙げられます。
飛行機に乗れば数時間で到着するエリアであり、旅行などで訪問したことがある人は多いのではないでしょうか。
日本から近くフレンドリーな国ということもあり、タイへ移住したいと考える人が見受けられます。
今回は、日本からタイへと移住するためには、どのような準備が必要で具体的な流れはどうなるのか解説します。
記事のもくじ
タイへの移住が人気である理由
タイは治安が良く、物価が安いことから、日本からの旅行客の多いエリアです。
また、そこでタイの魅力を感じて、移住する人が増えているエリアとなっています。
もちろん、旅行の印象と移住してからの印象は大きく異なるはずですが、それでも物価の安さや暮らしやすさから移住している人が増えている状況です。
総合的に日本人が暮らしやすい国であることから、移住先として人気になっていると考えられます。
タイへ移住するメリット5選
タイへの移住はいくつかのメリットがあります。
全てを挙げることはできませんが、ピックアップすると以下の通りです。
物価が安い
ご存知の人が多いかと思いますが、タイは日本よりも物価の安い国です。
経済成長が続いていますが、それでも物価は日本よりも安く、金銭的に暮らしやすいでしょう。
ただ、日本よりも物価が安いため、サービスレベルなど生活水準が異なっています。
日本と同様のサービスレベルを求めるならば、ある程度の出費は覚悟しなければなりません。
日本よりも温暖
東南アジアに位置することから、日本よりも温暖な気候であることが特徴です。
日本も比較的温暖な気候ではありますが、四季があるため、冬は寒くなってしまいます。
それに対して、バンコクは年間の平均気温が29°C程度と過ごしやすい気温であることが特徴です。
ただ、気温だけ見ると寒くありませんが、タイは湿度が高いことに注意しなければなりません。
日本と同じぐらいの湿度が続くため、体感温度が日本よりも高くなってしまう可能性はあります。
公共サービスが充実
意外にもタイは公共サービスが充実しています。
発展途上国との認識が強いようですが、鉄道やバスなどの交通機関は十分な状況です。
主要な都市は公共交通機関で移動できるため、現地の人だけではなく観光客も積極的に利用しています。
ただ、日本と同様に都会から離れたエリアについては、公共サービスが十分ではありません。
移住してからそのようなエリアに出向く可能性があるならば、交通を中心に利便性を確認しておきましょう。
日系企業が多く進出
日系企業がタイに多く進出しているため、移住してから生活しやすい環境です。
例えば、バンコクには「日本人街」と呼ばれるほど日系企業が多いエリアがあります。
コンビニや外食チェーンが出店していて、日本と大差ない環境で食事や買い物が楽しめるのです。
また、日本の製品を輸入しているお店も存在しているため、少し割高ですが日本と同じものを購入できます。
加えて、日系企業であれば日本人が働いてることもあり、日本語が通じるかもしれません。
必ずとは言い切れませんが、言語の壁も取り払いやすいことが魅力です。
日本と行き来しやすい
日本とタイを結ぶ航空路線は多く、非常に行き来しやすい環境です。
新型コロナウイルスの影響で、一時期は航空便が減少していましたが、現在は概ね解消されています。
いくつもの航空会社が、日本各地の空港から出航しているため、利便性には何の問題もありません。
また、東京とバンコクの間ならばフライト時間は7時間程度と、極端に遠くない立地です。
必要に応じて往復もしやすいため、移住に適した立地といえます。
タイへの移住を検討する際の注意点
タイへの移住を検討する際は注意点があるため、以下に注意してください。
ビザ・ワークパーミットが必要
タイを訪問する際は、30日以内の短期滞在を除いて、ビザやワークパーミットを取得しなければなりません。
移住する場合は、短期滞在には該当しないため、どちらかの取得が必須です。
ビザにはいくつかの種類があり、状況に応じて申請しなければなりません。
また、申請は日本からでも問題ありませんが、更新時は現地での手続きが必要です。
申請よりも更新が手間取りやすいため、こちらに注意しておきましょう。
日本語が通じにくい
タイは日系企業が多く、日本語が通じるエリアがあります。
ただ、全体的に日本語が通じるわけではなく、基本的にはタイ語を習得しなければなりません。
日本語だけで生活したいと考えているならば、行動できる範囲が狭くなってしまうと考えましょう。
移住して利便性を考えるならば、タイ語の習得は実質的に必須です。
輸入品が高価
日本からの輸入品を中心に、いくつもの輸入製品が販売されています。
ただ、これらの製品は相対的に高価であるため注意しましょう。
日本の製品も輸入され販売されていますが、タイの製品と比較すると高価です。
タイの物価は安いと説明しましたが、これはタイの製品を購入する前提であるため、輸入品を購入すると状況は変化してしまいます。
タイへの移住で必要なビザ
タイに移住する際はいくつかのビザから必要なものを取得しなければなりません。
選択肢は以下のとおりです。
- ノンイミグラント「B」(就労)
- ノンイミグラント「O」(家族)
- ノンイミグラント「O」(年金受給者・リタイヤメント)
- ノンイミグラント「O-A」(ロングステイ)
- ノンイミグラント「O-X」(ロングステイ10年)
- ノンイミグラント「ED」
- 観光ビザ
仕事で訪問するのかリタイヤ後に訪問するのか、また家族であるのか期間は長いのかなどによって左右される仕組みです。
タイでの生活に必要な費用
日本からタイへ移住して生活するためには費用がかかります。
どのような費用がどの程度発生するのか簡単に紹介すると以下のとおりです。
交通費
日本とタイの往復には航空機を利用しなければなりません。
どのような航空会社を利用するかに左右されますが、片道3万円から6万円程度は必要だと考えましょう。
LCCを利用すれば安く抑えられますが、サービスの良い日系航空会社を利用すると高額になります。
日本とタイのフライト時間は7時間程度であるため、LCCでも差し支えないかは個人差があるでしょう。
家賃・生活費
移住してから家賃や生活費の支払いが必要です。
家賃は日本の7割程度であり、ワンルームマンションであれば5万円から9万円程度で生活できます。
家族で移住するなど、広い家を確保しても15万円程度だと考えましょう。
これに光熱費が毎月1万円程度加算され、さらに食費が追加されます。
繰り返しですが、輸入された製品は比較的高いため、どのような商品を購入するかで食費や生活費が大きく変化します。
事務手続き費用
タイで過ごす限りは、適切な事務手続きを続けなければなりません。
事務手続きやビザの取得に費用が発生するため、これも見越しておきましょう。
短期的な就労ビザで移住する場合は、1年間で2万円程度と安く抑えられます。
ただ、エリートビザやリタイアメントビザで長期的に移住する場合は、200万円以上が必要となるため、費用の確保が重要です。
タイで暮らしやすい人気のエリア
「タイ」とまとめられてしまうことが多いですが、人気のエリアとそうではないエリアがあります。
移住におすすめのエリアは以下のとおりです。
バンコク
バンコクはタイの首都であり、人が多く大都会と呼ばれています。
進出している企業が多く、生活も就労もしやすい環境ですが、物価が高いことが特徴です。
タイに移住して生活費を抑えたいと考えているならば、バンコクは避けた方が良いでしょう。
逆に、物価が高くとも日系企業で働きたい人や日本人コミュニティを探している人にはおすすめです。
日本に近いレベルの生活水準であるため、特に不満を抱くことはないでしょう。
パタヤ
リゾート地に移住したいと考えるならば、パタヤがおすすめです。
バンコクからは車で2時間程度と離れていますが、ビーチがありゆっくりと過ごせます。
リゾートとして利用する人が多いことから、こちらも物価がリゾート価格になっていることが特徴です。
バンコクほど高くはありませんが、少々値が張ることはあるかもしれません。
チェンマイ
落ち着いたエリアに移住したいならば、チェンマイをおすすめします。
生活費を安く抑えられ、移住してゆっくりと過ごしている人が多いエリアです。
日本人観光客も訪れることから、日本語が通じるお店や病院なども存在しています。
都会に比べるとやや不便を感じるかもしれませんが、ノマドワーカーやリタイアメントビザを取得した人に人気のエリアです。
タイで働くためにKredoでプログラミングを習得しよう
タイで働くためには、日系企業を探すかタイ語の習得が必要です。
ただ、プログラミングを習得していれば、リモートワークで日本の案件に参画できます。
続いては、プログラミングスクールのKredoオンラインキャンプを紹介します。
基礎から学べるカリキュラム
Kredoは、初心者でも基礎から学べるプログラミングスクールです。
今の時代、プログラミングを習得しておけば、世界中のどこでも働けます。
タイに移住してから、自分のペースで働くためにも、プログラミングスキルの習得がおすすめです。
プログラミングには難しい印象があり「自分にはできない」と考える人も多いでしょう。
ただ、Kredoに通う生徒の85%程度はプログラミング未経験であるため、その点の心配は不要です。
未経験からスキルアップして、海外からでも案件を受注できるスキルを得られるカリキュラムとなっています。
英語の授業で語学力アップ
プログラミングスクールの中でも珍しく、すべての授業は英語です。
講師とのやり取りを含めて、英語だけが利用されるため、必然的に英語力が高まります。
ただ、タイは英語が通じにくいため「英語力は不要ではないか」と考える人がいるでしょう。
しかし、世界的に見ると英語を話す人の 方が圧倒的に多く、ビジネス的には英語が使えるに越したことはありません。
タイ語と英語の両方を習得し、トリリンガルを目指してみるのも良いでしょう。
まとめ:タイでもリモートワークできるプログラミングを習得してから移住しよう
プログラミングを習得しておけば、タイに移住してからでもIT業界で活躍できます。
リモートワークにも対応した業界であるため、日本の仕事をタイで受注することも可能です。
Kredoでプログラミングを習得すれば、タイでも活躍できるため、興味があるならばぜひともお問い合わせください。