こんにちは!Kredo編集部です。
Webデザインを独学で勉強しようと考えている方のなかには「具体的になにから勉強をはじめればよいか分からない」が多いのではないでしょうか。
今回は、webデザインを独学で学ぶ方法と、独学で勉強したのちにWebデザイナーとして就職・転職するための方法を紹介していきます。
記事のもくじ
Webデザイナーに必要なスキルは大きく3つ
そもそもWebデザインができるようになるためには、どんなスキルが必要なのかということが分からないと、なかなか最初の1歩を踏み出すのが難しいですよね。
Webデザインができるようになるため、Webデザイナーとして活動できるようになるためには、大まかに下記3つのスキルが必要です。
- Webデザインの基礎知識
- HTML・CSSをはじめとしたプログラミング言語スキル
- Photoshop・Illustratorなどのデザインツールを扱うスキル
独学で勉強を進めていくときには、1番から3番の流れで取り組んでいくのがおすすめです。
それでは、ここからは上記3つがそれぞれどんな内容なのか、具体的にどんな学習方法があるのかチェックしてみましょう。
Webデザインの独学1:デザインの基礎知識
デザインの基礎知識は、Webデザイナーになるのであれば必須です。
私たちが普段みているサイト・バナーなどのデザインは「ただなんとなくおしゃれだから」「ただなんとなく可愛く見えるから」という理由で制作されているのではなく、全てに理由・法則があります。
どうしたら美しく見せられるのか、どうしたら目を引くデザインになるのかの基礎を知ることは、Webデザイナーになるための確実な第1歩と言えるでしょう。
デザインの基礎知識はWebデザインだけでなく、資料作りなどその他の業務・日常生活でも活かせるシーンが多い身になるものです。
サイトで学ぶ
「できるだけお金をかけずに知識を身につけたい」「今からでもできる何かをしたい」
そんな方は、Webサイトを活用して勉強するのがおすすめです。
現在では、Web制作会社やクリエイティブカンパニー、プロのWebデザイナーとして働いている個人の方々など、多くの方々がwebデザインの基礎知識をブログなどに公開しています。
「webデザイン基礎知識」などと調べるだけでも、たくさんの記事がでてくるので、まずは1つ1つチェックするところからスタートしてみましょう。
通学・通勤、休憩時間などのスキマ時間にもサクッと取り組むことができるので、時間の有効活用にも繋がります。
本で学ぶ
Webサイトを使用して勉強するのは、無料かつ時間を有効活用した便利な方法ですが、本当に必要な項目を全て網羅できているのか、取りこぼしがないか不安になりますよね。
「しっかりと順番通りにじっくり学びたい」「土台作りを徹底的に行いたい」
こんな方は本を活用するのがおすすめです。
下記記事では、webデザインの基礎知識を身につけるための、おすすめの本を10冊ピックアップしています。
初版発売から20年以上売れ続けているロングセラー本から、プロの現場のルールが記載された本まで、その種類は様々。
読みやすい本ばかりなので、ぜひ興味のあるものからチェックしてみてください。
Webデザインの独学2:HTML・CSSをはじめとしたプログラミングスキル
デザインを紙に表現をできたとしても、webデザイナーになる以上、webサイト上で実現できなければ全く意味がありません。
Webサイト上でデザインを作るためには、プログラミング言語の知識が必要になります。
目的・使用する対象ごとに数多くの種類があるプログラミング言語ですが、特にHTML・CSSはwebデザインを表現するための必須となる言語です。
さらにJavaScript・jQueryなど、アニメーション系に関する言語の知識も身につければ、よりデザインの表現の幅が広がります。
プログラミング言語は一度にすべてを覚えることは困難ですが、コツコツ取り組めば、これまでプログラミング言語を全く学んだことがないという方、IT系に苦手意識がある方でも必ず扱えるようになります。
挫折しないように工夫しつつ、取り組んでいきましょう。
サイトで学ぶ
デザインの基礎知識に関するWebサイトは、企業・個人の方がブログなどにまとめたものがほとんどでしたが、プログラミング言語については、学習サービスの1つとして様々な企業からリリースされています。
ひとことでプログラミング言語を学べる学習サイトといっても、1つのプログラミング言語に特化したサイトから複数の言語を学べるサイト、動画で学ぶ形式から実際に手を動かすことをメインとしたサイトまで、そのスタイルは様々。
下記記事にプログラミング言語を学ぶときのおすすめサイトをまとめているので、比較をしながらご自身に合いそうなものを利用してみてください。
本で学ぶ
プログラミング言語については、Webサイト同様に、本も数多く出版されています。
入門・初級・中級・上級などのレベル分けされていることが多く、今のスキル状況にあったものを選びやすいのが、本でプログラミング言語を勉強するならではのメリットです。
ただし、本で学ぶとはいえ、プログラミング言語は自身の手で書けるようにならなければ意味がありません。
ただペラペラとページをめくったり、意味の分からないところを調べたりするだけでなく、必ずご自身の手を動かしながら勉強するようにしましょう。
Webデザインの独学3:Photoshop・Illustratorなどのデザインツールの活用スキル
Webデザインでは、ただサイトの形を整えるだけでなく、Webサイト上に表示する写真などの素材も作る必要があります。
バナー作成・写真加工などを行うPhotoshop、ロゴ・イラスト作成などを行うIllustratorは、Webデザインにおいて最も使用されることの多いデザインツールです。
ゼロの状態から、全てオリジナルでWebサイトをつくれるようになってこそWebデザイナーといえるもの。
デザインツールの活用方法についても、必ずマスターしておきましょう。
サイトで学ぶ
Webデザインツールの基本的な使い方に関しては、公式サイトやブログなど記載されていることがほとんどです。
基礎の基礎ともいえる使い方に関しては、わざわざ本を購入する必要はほぼないと言ってしまってもよいでしょう。
ただし、全ての操作方法に関してはなかなかWebサイトで情報を集めるのが難しい場合もあります。
そのため、資料集のように使える本を、1冊は手元においておくのがおすすめです。
本で学ぶ
デザインツールに関する本も、プログラミング言語と同様にレベル分けされていることが多く、選びやすいのが特徴です。
参考書的に使える本も多いので、本屋さんに足を運んだときは入門本の周囲にある本も一緒にチェックしてみましょう。
なお、冒頭で紹介したPhotoshop・Illustrator以外にも、使用されることの多いWebデザインツールはたくさんあります。 下記でおすすめをいくつか紹介しているので、一通り目を通してみてください。
Webデザインの独学が不安ならスクールを利用するのもおすすめ
ここまでWebデザインの知識を身につけるためのステップ、それぞれの学習方法を紹介しましたが、なかには「なかなかこの3段階を、自分1人で管理するのは難しそう」「途中で挫折してしまいそう」と感じてしまった方もいらっしゃるのではないでしょうか。
課題・定期的な試験がない独学での勉強は、やはり難しいと感じる方が多いものです。
そんな方々におすすめなのが、スクールに通う方法です。
スクールであれば、ライフスタイルにあった学習スケジュールを組み立ててくれたり、マンツーマンのサポートを受けることができたりと、独学にはない魅力がたくさんあります。
また、現在では通学型ではないオンライン型のスクールも多く、地方や首都圏でもアクセスがあまり良くない地域に住んでいる方でも、気軽に申込ことができるのもメリットです。
なかには就職・転職など、仕事に関するサポートをしてくれるスクールもあるので、webデザインを学んだのちに、webデザイナーとしての活躍することを考えている方は特に、前向きに検討してみてはいかがでしょうか?
未経験から独学でWebデザイナーとして就職・転職するには?
Webデザイナーは資格が必要な職業ではないため、必要な知識・技術さえ身に付ければ、独学でもデザイナーになることは可能です。
その際、自分のwebデザインスキルを提示するためにも、ポートフォリオサイトを作成するのがおすすめです。
上記で紹介した本・サイトを使用していれば、ほぼ必ずWebサイト制作に関する実践項目が出てくるので、自分のポートフォリオサイトを作るという気持ちで、より一層真剣に取り組むようにしましょう。
もし即戦力として働くことができることをアピールしたいのであれば、クラウドソーシングサイトなどを使用して実際に案件を受注し、実績をつけるのもおすすめです。
クラウドソーシングのみで生活費が賄えるようになれば、会社員としてではなく、フリーランスとして働くという選択肢もあります。 気になる方は、まずクラウドソーシングに登録し、案件探しをしてみましょう。
まとめ:継続しやすい方法でWebデザインの独学を進めよう
今回はwebデザインを独学で学ぶ方法と、独学で勉強したのちにWebデザイナーとして就職するための方法を紹介しました。
1つのスキルを身につけるためには、どうしても時間が必要です。
ご自身のライフスタイルなどを考慮して、継続しやすそうな方法で勉強を進めてみてはいかがでしょうか。