HTML・CSSをはじめて本で勉強するなら、『スラスラわかるHTML&CSSのきほん 第3版』『デザインの学校 これからはじめる HTML&CSSの本[改訂第3版]』『1冊ですべて身につくHTML & CSSとWebデザイン入門講座[第2版]』のどれか1冊から始めるのがおすすめです。どれも知識ゼロから、手を動かしながらWebページを作れるように構成されています。1冊を読み終えたら、実践的な教科書や中級者向けの本へ進みましょう。
この記事では、2026年9月29日に出版社の公式ページで版と価格を確認できたHTML・CSSの本11冊を、入門・初級・中級・上級のレベル別に紹介します。本の選び方や、本で独学するときの進め方もあわせて解説します。価格は変わることがあるため、購入前に出版社のページでも確認してください。
HTML・CSSのおすすめ本・参考書11選の比較表
| レベル | 書名 | 出版社 | 発売日 | 価格(税込、2026年9月時点) |
|---|---|---|---|---|
| 入門 | スラスラわかるHTML&CSSのきほん 第3版 | SBクリエイティブ | 2022年7月 | 2,420円 |
| 入門 | デザインの学校 これからはじめる HTML&CSSの本[改訂第3版] | 技術評論社 | 2025年2月 | 2,200円 |
| 入門 | 1冊ですべて身につくHTML & CSSとWebデザイン入門講座[第2版] | SBクリエイティブ | 2024年3月 | 2,585円 |
| 入門 | いちばんやさしい HTML&CSS 入門教室 | ソーテック社 | - | 2,178円(本体1,980円+税) |
| 初級 | HTML&CSSとWebデザインが1冊できちんと身につく本[増補改訂版] | 技術評論社 | 2022年1月 | 2,860円 |
| 初級 | 世界一わかりやすい HTML&CSSコーディングとサイト制作の教科書[改訂2版] | 技術評論社 | 2022年1月 | 2,948円 |
| 初級 | プロを目指す人のHTML&CSSの教科書[HTML Living Standard準拠] | マイナビ出版 | 2022年5月 | 2,772円 |
| 中級 | CSSグリッドで作る HTML5&CSS3レッスンブック | ソシム | 2018年12月 | 2,860円 |
| 中級 | HTML5&CSS3デザイン 現場の新標準ガイド【第2版】 | マイナビ出版 | 2020年10月 | 3,289円 |
| 中級 | 現場のプロから学ぶ CSSコーディングバイブル | マイナビ出版 | 2021年8月 | 3,289円 |
| 上級 | CSSシークレット ―47のテクニックでCSSを自在に操る | オライリー・ジャパン | 2016年7月 | 3,740円 |
※発売日・価格は各出版社の書籍ページの表示です。ソーテック社の書籍ページには発売日の記載がありません。
失敗しないHTML・CSSの本・参考書の選び方
- 今の書き方に対応した版を選ぶ:HTMLやCSSは少しずつ新しい書き方が増えています。同じ本に改訂版がある場合は、新しい版を選びましょう。「HTML Living Standard準拠」(今のHTMLの標準仕様に合わせた内容)と書かれた本は、今の書き方で学べる目安になります
- 作りながら学べる本を選ぶ:HTML・CSSは、読むだけではなかなか身につきません。サンプルデータをダウンロードして、1つのサイトを完成させる流れの本が初心者には向いています
- 目的に合う本を選ぶ:Webデザイナーを目指すなら配色やレイアウトなどデザインの基本も学べる本、コーディングを仕事にしたいなら仕様やCSSの設計まで学べる本が合っています
- 最後まで読める1冊から始める:分厚い本を選ぶより、1冊を読み切って1つのページを完成させる方が力になります。書店や電子書籍の試し読みで、説明の雰囲気が自分に合うかを確かめましょう
入門編:HTML・CSSを初めて学ぶ人におすすめの本4選
スラスラわかるHTML&CSSのきほん 第3版
- 著者:狩野祐東/出版社:SBクリエイティブ/発売日:2022年7月9日/価格:2,420円(税込)/336ページ
HTMLとCSSの知識ゼロから、PCとスマホの両方に対応したWebサイトを作り、インターネットに公開するまでを学べる入門書です。すべての手順が紙面に載っていて、自分のパソコンの画面と見比べながら進められます。HTML Living Standard準拠で、フレックスボックスやグリッドレイアウト、レスポンシブデザインなど、今よく使われる書き方も学べます。Windows・Mac両対応です。
出版社の書籍ページ:SBクリエイティブ
デザインの学校 これからはじめる HTML&CSSの本[改訂第3版]
- 著者:千貫りこ(監修:ロクナナワークショップ)/出版社:技術評論社/発売日:2025年2月20日/価格:2,200円(税込)/192ページ
「HTMLとCSSを勉強したいけれど、何から手をつければいいかわからない」人に向けた入門書です。基本的な書き方から、よく使うHTMLの要素やCSSのプロパティの意味までを解説し、手順どおりにコードを書いていくとWebページを一から作れます。各章に練習問題があり、HTML Living Standard、Windows 11・macOS 15に対応しています。今回紹介する中では発売日が新しい本です。
出版社の書籍ページ:技術評論社
1冊ですべて身につくHTML & CSSとWebデザイン入門講座[第2版]
- 著者:Mana/出版社:SBクリエイティブ/発売日:2024年3月2日/価格:2,585円(税込)/320ページ
ブログ「Webクリエイターボックス」の管理人Manaさんによる入門書の第2版です。Webサイトの仕組み、HTMLとCSSの基本、モバイルファーストやレスポンシブといった制作方法、配色などWebデザインの基本、CSSでの簡単なアニメーションまで学べます。第2版では練習問題が加わり、導入部分はQRコードから動画でも学べます。デザインも含めて学びたい人に向いています。
出版社の書籍ページ:SBクリエイティブ
いちばんやさしい HTML&CSS 入門教室
- 著者:岩田宇史・平内裕子/出版社:ソーテック社/価格:本体1,980円+税(税込2,178円)/304ページ・オールカラー
スマートフォン向けサイトを題材に、HTMLとCSSの基本の書き方と役割をステップごとに学べる入門書です。最後はパソコン表示にも対応させ、レスポンシブデザインのサイトを作り、公開するところまでを学べます。
出版社の書籍ページ:ソーテック社
初級編:基本を実践で固めるHTML・CSSの本3選
HTML&CSSとWebデザインが1冊できちんと身につく本[増補改訂版]
- 著者:服部雄樹/出版社:技術評論社/発売日:2022年1月7日/価格:2,860円(税込)/384ページ
架空のカフェの紹介サイトとネットショップを作りながら、HTMLとCSSの基本と、Webデザイン・レスポンシブデザインの基本を学べる本です。フレックスボックスなどを使った5種類のレイアウトや、動きのあるサイト作りも体験できます。ポートフォリオ(作品集)作りのヒントの付録もあり、未経験からWebデザイナーを目指す人に向いています。
出版社の書籍ページ:技術評論社
世界一わかりやすい HTML&CSSコーディングとサイト制作の教科書[改訂2版]
- 著者:赤間公太郎・狩野咲・鈴木清敬/出版社:技術評論社/発売日:2022年1月22日/価格:2,948円(税込)/352ページ
専門学校で教える著者陣が、実際の講義内容をもとにまとめた教科書です。HTMLとCSSの書き方から、サイトの公開・管理までを15のレッスンで学び、各レッスンの最後に練習問題があります。コードエディタのVisual Studio Codeに対応しています。学校の授業のように順番に学びたい人に向いています。
出版社の書籍ページ:技術評論社
プロを目指す人のHTML&CSSの教科書[HTML Living Standard準拠]
- 著者:大藤幹/出版社:マイナビ出版/発売日:2022年5月26日/価格:2,772円(税込)/336ページ
HTML Living Standardに準拠した入門書です。小さなサンプルを書きながら少しずつ学び、最後の章で総合的なサンプルを作ります。「なぜそこにそのHTML・CSSを使うのか」を説明できる知識を目指す内容で、巻末には「HTML全要素一覧」などの付録もあります。正しい書き方をしっかり身につけたい人に向いています。
出版社の書籍ページ:マイナビ出版
中級編:レイアウトと実務の力をつける本3選
CSSグリッドで作る HTML5&CSS3レッスンブック
- 著者:エビスコム/出版社:ソシム/発売日:2018年12月25日/価格:2,860円(税込)/320ページ
CSSグリッドをベースに、モバイルファーストでレスポンシブ対応のWebページを作るレッスンブックです。トップページの作成から、PC版のレイアウト、ページの追加まで、1つのサイトを段階的に作りながら学べます。入門書を終えて、レイアウトの組み方を身につけたい人に向いています。
出版社の書籍ページ:ソシム
HTML5&CSS3デザイン 現場の新標準ガイド【第2版】
- 著者:エビスコム/出版社:マイナビ出版/発売日:2020年10月23日/価格:3,289円(税込)/368ページ
Web制作に関わる人のためのHTML・CSSのガイドブックです。HTMLとCSSの仕様を整理し、フレキシブルボックスレイアウトやグリッドレイアウト、テーブル、フォームなどを章ごとに詳しく解説しています。手元に置いて調べながら使う本として役立ちます。
出版社の書籍ページ:マイナビ出版
現場のプロから学ぶ CSSコーディングバイブル
- 著者:田村章吾/出版社:マイナビ出版/発売日:2021年8月27日/価格:3,289円(税込)/360ページ
CSSの基本と設計、CSSを効率よく書くためのSass(サス)、サンプルサイトを使ったコーディングの進め方までを学べる本です。OOCSS・BEM・SMACSSといったCSS設計の考え方も解説されています。仕事としてコーディングをしたい人が、実際の案件に近い形で学ぶのに向いています。
出版社の書籍ページ:マイナビ出版
上級編:CSSの表現の幅を広げる本
CSSシークレット ―47のテクニックでCSSを自在に操る
- 著者:Lea Verou(訳:牧野聡)/出版社:オライリー・ジャパン/発行:2016年7月23日/価格:3,740円(書籍・電子版とも)/384ページ
背景やボーダー、形、視覚効果、文字組み、レイアウト、アニメーションなど8つのカテゴリーの47のテクニックを、問題を解決するまでの考え方とあわせてコードで解説した本です。出版社の紹介でも、すでにCSSを使っている中・上級者向けとされています。辞書のように、気になる項目から読む使い方もできます。
出版社の書籍ページ:オライリー・ジャパン
本でHTML・CSSを独学するときの進め方
ステップ1:入門書を1冊、手を動かしながら最後までやる
入門書のサンプルデータを使い、本と同じコードを自分で打ち込んで、ブラウザで表示を確かめながら進めます。コピーして貼り付けるより、自分で入力する方が書き方を覚えられます。
ステップ2:本を見ずに、自分のページを1つ作る
自己紹介ページや好きなお店の紹介ページなど、本のサンプルとは違うページを1つ作ってみましょう。わからないところは本や無料の学習サイトで調べます。サイトの選び方は「HTML勉強サイト8選|初心者が無料で学べる学習サイト」で紹介しています。
ステップ3:CSSのレイアウトを深める
見た目を思いどおりに整えるには、フレックスボックスやグリッドなどCSSのレイアウトの理解が欠かせません。CSSでよく出てくる記号の意味は「CSSの記号の意味一覧」で確認できます。
ステップ4:JavaScriptなど次の言語へ進む
HTMLとCSSの次は、ページに動きをつけるJavaScriptを学ぶのが一般的な流れです。
本だけでHTML・CSSを仕事にできる?
HTMLとCSSの基本は、本だけでも十分に学べます。ただ、Web制作の仕事では、HTMLとCSSに加えてJavaScriptや、WordPressなどのツール、デザインの知識をあわせて求められることが多くあります。また、独学では、エラーの原因がわからずに止まってしまったときに質問できる相手がいないことが、つまずきやすいポイントです。独学の進め方と限界については「プログラミングの独学は無理ではないが限界がある」も参考にしてください。
もう1つ意識したいのが英語です。HTMLやCSSの仕様書、ブラウザのエラーメッセージ、新しい技術の情報は英語で公開されるものが多く、英語で調べられると学べる範囲が大きく広がります。
Kredo IT留学は、フィリピン・セブ島でITレッスンをすべて英語で受ける留学です。1ヶ月のWeb Basicコースでは、HTML/CSSを学んでオリジナルのWebサイトを作り、オンラインに公開するところまでを、1日8時間(英語のマンツーマン4時間+ITのグループレッスン4時間)で学びます。ITクラスは1クラス3〜5人の少人数で、授業中に先生へ質問できます。「本で基本は学んだので、英語と一緒に本格的に作れるようになりたい」と思ったら、Kredo IT留学の無料カウンセリングで相談してみてください。IT留学の全体像は「IT留学とは?費用・国別比較・1日の流れと選び方」にまとめています。
あわせて読みたい記事
HTML・CSSの本についてよくある質問
HTML・CSSの本は1冊目に何を選べばいいですか?
知識ゼロなら、この記事の入門編の本から1冊を選びましょう。手順どおりに作りたい人は『スラスラわかるHTML&CSSのきほん 第3版』か『デザインの学校 これからはじめる HTML&CSSの本[改訂第3版]』、デザインの基本も一緒に学びたい人は『1冊ですべて身につくHTML & CSSとWebデザイン入門講座[第2版]』が向いています。
古い版の本や中古の本でも勉強できますか?
基本の考え方は学べますが、古い版には今は使われなくなった書き方が載っていることがあります。改訂版が出ている本は、なるべく新しい版を選びましょう。
紙の本と電子書籍、どちらがいいですか?
パソコンでコードを書きながら読むなら、画面を切り替えずに見られる紙の本が使いやすいという人が多いです。電子書籍は持ち運びやすく、検索できるのが便利です。自分が続けやすい方を選びましょう。
本と学習サイトはどちらがいいですか?
本は、1冊で基本を順番に体系立てて学べるのが強みです。学習サイトは、ブラウザ上ですぐにコードを試せるものが多く、無料で始められます。本で全体像をつかみ、学習サイトで練習する、という組み合わせもおすすめです。
まとめ:まずは入門書1冊を最後までやり切ろう
HTML・CSSを本で学ぶなら、まずは入門編の本から1冊を選び、サンプルを自分で打ち込みながら最後までやり切ることが大切です。そのあと、自分のページを1つ作り、初級・中級の本で実践的な書き方やレイアウトを深めていきましょう。本は改訂されることがあるので、購入前に出版社のページで最新の版を確認してください。
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