英語では「聞く」にあたる単語がたくさんあります。
「聞く」というのは日常的によくやる行動ですが、たくさん種類があって、いつどれを使えばいいかわからない人や、使う場面を間違ってしまう人もいるでしょう。
そこで今回は「聞く」にあたる英単語について、それぞれどんな意味があるのか、どんなときに使うのかを紹介します。
これらの単語をしっかり使い分けられるようになれば、英語表現ももっと自然なものになるでしょう。
記事のもくじ
「聞く」にあたる英語の使い分け方
まずは「聞く」にあたる英単語の使い分け方からみていきましょう。
「聞く」は英語で”listen”と思っている人もいるかと思いますが、その動作の内容によっては”listen”では正しくない場合もあるのです。
では、どんなときだと”listen”以外の単語が必要になるのでしょうか。
英語で「聞く」の代表格“Listen”
前述でもふれている“listen”ですが、「聞く」という言葉を訳すとき何も考えずに”listen”を使ってしまう人も多いでしょう。
それは多くの場合間違いではありません。
ここで紹介する「聞く」にあたる英単語の中でも、”listen”はおそらく一番使う頻度が高い単語だからです。
しかしどうせ使うなら意味をしっかり知っておきましょう。
“listen”は、意識して聞くことを意味します。
例えば相手の話をしっかり聞いているときは、“listen”となります。
I always listen to what the teacher says. 「先生が言うことをいつも聞きます。」
Are you listening to me? 「私の言ってること聞いてる?」
英語のリスニング問題というのは、きちんと意識をして聞くものですから、”listening”という単語が使われているのです。
“Listen”とよく間違えられる”hear”
多くの人が“listen”との使い分けに悩んでしまうのが、“hear”でしょう。
“hear”は、無意識のうちに聞こえていることを意味します。
例えばこんなフレーズとして使えるでしょう。
I hear some strange noise. 「なんか不思議な音が聞こえる。」
I hear the music from the next door. 「お隣から音楽が聞こえる。」
I can’t hear you. 「あなたの(声が)聞こえません。」
Can you hear me? 「聞こえてる?」
別に聞きたくもないのに聞こえてくるようなときは、必ず”hear”となります。
英語で尋ねるという意味の「聞く」なら”ask”
最後に「尋ねる」という意味の「聞く」についてもご紹介しておきます。
日本語では「訊く」という漢字も使われるこの言葉ですが、
「尋ねる」という意味の「聞く」はほとんどの場合“ask”となります。
例えばこんな感じですね。
I asked him about his sister. 「彼の妹について彼に聞いた」
Can I ask you something? 「ちょっと聞いてもいいかな?」
ただしこの”ask”という単語は、上記の2つに比べるとかなり意味が異なる単語ですから、使い分けに困る人はいないでしょう。
まとめ:英語で「聞く」は場面によってlisten/hear/askを使い分ける
今回は「聞く」にあたる単語についてご紹介しましたが、それぞれの使い分けが理解できるようになったでしょうか。
それぞれの単語をしっかり使い分けすることで、英語表現がとても自然なものになるのでこの機会にしっかりと覚えてしまいましょう。
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