こんにちは!
Kredoオンラインキャンプを3か月受講したのち、未経験でIT企業へ転職したさおりです。
グローバル化が進み、働き方の選択肢が増えている今、海外移住や海外で働くことを考えている人も多いのではないでしょうか。
キャリアアップでき、得ることが大きいため、ぜひ多くの人に海外移住や海外就職を実現してほしいです。
しかし、あこがれと勢いだけで海外に行ってしまうと、逆に生活が苦しくなることがあります。
そうならないために、事前の準備が必要です。
そこで今回は、海外移住・仕事する上で失敗しないための注意点とロードマップを紹介します。
記事のもくじ
海外移住・仕事で陥りがちなミスと注意点
海外移住・仕事を成功させるためには、事前に注意点を知っておくことが大切です。
TOEICと英会話スキルは全く別のスキル
TOEICと英会話は全く別のスキルで、勉強法も違います。
これは海外移住経験者みなさんがおっしゃっています。
TOEICで点数を取れなければ、仕事での指示やマニュアルを理解できませんし、英会話ができなければ円滑なコミュニケーションができません。
どちらか片方のスキルだけで満足していたら、いざ現地に行った時に困るといったことになりかねません。
海外移住をして海外で仕事をしようと思ったらTOEICと英会話どちらの力も重要なので、両方のスキルを磨くことが大切です。
TOEICは参考書などを使って問題演習を繰り返すこと、英会話はオンライン英会話などでとにかく話すことで身につきます。
異文化にマッチするかを確かめよう
異文化の暮らしに適応できないと、海外暮らしは苦痛になってしまいますよね。
自分が異文化にマッチできるかを事前に確かめることが大切です。
移住したいと思っている国のインフラ、街の雰囲気、文化について調べるとともに、SNSで実際にその国に住んでいる日本人を探し、疑問点を聞いてみるのもよいでしょう。
スキルがない状態だと後々苦労をする
海外就職は、英語力の他にプラスアルファのスキルを求められることが多くあります。
何もスキルのない状態だと得られる収入にも限界があり、海外移住後経済的に苦しむことになります。
せっかく海外移住を果たしたなら、観光や余暇にもお金を使いたいですよね。
ある程度余裕のある海外生活を送るためには海外移住前に複数のスキルを身につけておき、そのスキルを使った仕事のパイプをつくっておくことが大切です。
海外移住・仕事するメリットとデメリット
海外移住・仕事をする上でのメリットとデメリットを知って、自分にとって本当に海外行きが望ましいかを考えましょう。
メリット
異世界を味わうことができ楽しい
日本とは全く違う文化や習慣に触れることができ、毎日が新鮮な異世界を楽しめます。
現地の人との関わりも楽しいですよね。
また、労働環境の違いも肌で感じることができ、学びになります。
人生の幅が広がる
海外移住・仕事の経験をしたら、希少価値の高い人間になれ、将来の選択肢が広がります。
帰国後に日本で英語を使う仕事に就いたり、フリーランスとして活動の幅を広げたり、いろんなキャリアがひらけます。
現地に定住する、経験を生かして起業するといった選択肢もありますね。
海外で働くことができれば人生としてのリスクヘッジとなる
海外で働く力をもっていれば、日本が不況になり、日本で働くことが難しくなった時や、家族が日本での生活になじめなくなった時などのリスクヘッジとなります。
何があるかわからない長い人生、いざという時に海外移住し、海外で仕事ができるという安心感をもてるのは大きいですね。
デメリット
円安の影響を受けやすい
円安になり、ドルに対して円の価値が下がると、海外でものを買う時に高くなり、生活を圧迫させることもあります。
海外移住者にとって円安はダイレクトに生活に響くので、この部分はリスクになります。
しかし日頃から余裕をもった経済活動をしていけば、問題なく生活できます。
万が一その国の文化・食が合わなかった場合辛い
移住先の文化や食が合わなかったら生活がとても辛いですよね。
特に職場では相手の文化に合わせる必要があるので、それがストレスとなってしまうことがあります。
また日本は食事に恵まれているので、海外に行くとギャップを感じてしまうかもしれません。
さらに水は先進国でも濁ってることがあり、お腹をこわしてしまう危険性があります。
海外は炭水化物や油っこい食事が多く、栄養面で心配になることがあるので、健康を考え、自炊をする力もつけておくといいですね。
海外移住・仕事するための4つの方法
海外移住・仕事するための4つの方法を紹介します。
自分に合った方法で、自分のスキルを最大限に活かせる仕事を獲得しましょう。
1. 日系の海外企業に現地採用で就職
雇用主は海外現地の日系企業となり、現地で直接雇用され、就職することになります。
自分の働きたい国、タイミング、業種を自由に選ぶことができます。
給与は現地の水準で決まるため、水準が低い国では日本に比べるとあまりもらえないこともありますが、日本人向けの特別待遇を設ける企業が多い上、物価も低いので豊かな生活をすることができます。
2. 日系の海外企業に駐在員として就職
日本で雇用され、会社命令で海外拠点に赴任します。
日本でのキャリア経験を活かして、マネジメント業務を行うのが一般的です。
会社からの指示で赴任国や期間が決定されるため、これらを自分で決めることはできませんが、日本での給料に加え海外赴任手当を支給されたり、住まいを提供されたりと、待遇面で恵まれています。
3. 海外企業に就職
現地の海外企業に就職します。
面接は英語であることがほとんどですが、東南アジアの新興国の企業は日本人の採用に積極的で、語学や経験を不問とする求人も多くあるため、様々な人に海外就職の扉が開かれています。
給与は現地の水準で決まるため、水準が低い国では日本に比べるとあまりもらえないこともありますが、物価も低いのである程度豊かな生活をすることができます。
4. フリーランスとして渡航
フリーランスとなって海外移住する方法もあります。
フリーランスになるまでの積み上げが大変ですが、パソコン1つでフリーランスとしてやっていける実力をつけたら、いつでも海外移住できますね。
英語が話せなくてもその他のスキルを活かして仕事ができ、時間も自由に使えるので、余暇や観光をたくさん楽しみたいという人には向いている働き方です。
海外移住・仕事するためのロードマップ:海外就職編
海外就職を果たすまでのことについてお伝えします。
メリット・デメリット
・ビザ取得や住居手配のサポートを受けられる ・安定した収入を得られる ・駐在なら高年収を得られる、ドライバーが付くといった好待遇を受けられる
・高い英語力を求められることが多い ・時間に縛られる ・現地の文化に合わせてビジネスすることにストレスを感じることがある
海外就職でおすすめの仕事
・商社 売り手と買い手の間に立って交渉し、ものを取引する仕事。世界中のあらゆるものを取引する「総合商社」と、特定の分野のものを取引する「専門商社」がある。 ・人材業界 人と企業をつなぐ仕事で、人材紹介や人材派遣、求人広告、人事コンサルティングなどの種類がある。 ・プログラマー コンピューターを動かすためのプログラミング言語を用いて様々なシステムやアプリケーションを開発する仕事。 ・ブリッジSE システムなどの開発を費用の安い海外企業に発注する「オフショア開発」において、日本の企業と海外エンジニアの橋渡しをするエンジニア。
ブリッジSEについて
費用をおさえるため、システムやソフトウェアの開発を海外企業に発注する「オフショア開発」を進める日本企業が増えています。
それにともない、日本の企業と海外エンジニアの橋渡しをするブリッジSEの需要が高まっているのです。
ブリッジSEはプログラミングスキルの他、コミュニケーション力や調整力といった様々な力が求められ、オフショア開発においてなくてはならない存在です。
海外就職の道が広がるブリッジSEについて以下の記事で詳しく解説しているので、あわせてご覧ください。
移住までのロードマップ
①スキル習得、前職の経験を活かして職探し
海外就職の求人はスキルや経験を求められることがほとんどです。
なのでスキルのない人はまず個人でスキル習得し、前職の経験があり何らかのスキルをもっている人は、その経験を活かして職探しをします。
自分のやりたい職種、行きたい国を考え、待遇や求められる英語力などもしっかり調べてから応募しましょう。
・全エリアの日本企業の海外勤務求人を探すなら→マイナビ転職グローバル ・長期にわたる手厚い就職サポートを受けるなら→パソナグローバル ・アジアに特化した求人を探すなら→カモメアジア転職
②海外企業へ応募
転職サイト、または企業のHPから海外企業へ応募します。
事前に履歴書や職務経歴書をしっかり仕上げておきましょう。
③面接
練習やシミュレーションをしっかりして、自分のスキルや経験、やりたいことをアピールしましょう。
昨今はオンラインでの面接がほとんどです。
カメラの映り方、音声といったオンラインの環境を必ず確認してください。
④海外渡航
内定をもらえたらいよいよ海外渡航です。
渡航に必要な準備や手続きなどは会社としっかり確認しましょう。
海外移住・仕事するためのロードマップ:海外フリーランス編
海外フリーランスとなって海外移住・仕事をすることについてお伝えします。
メリット・デメリット
・国を問わず働くことができる ・時間を自由に使える ・現地の文化や人間関係を気にせず働ける ・英語力がなくても最悪大丈夫
・ビザの手続きや住居の手配はすべて自分でやる必要がある ・収入が安定する保証はない ・成功するまでに時間がかかることが多い
海外フリーランスでおすすめの仕事
・プログラマー コンピューターを動かすためのプログラミング言語を用いて様々なシステムやアプリケーションを開発する仕事。 ・Webデザイナー Webサイトのレイアウトや構成を考え、Webサイトのデザイン部分を作成する仕事。 ・動画編集者 動画編集ソフトを使い、YouTubeなどの動画を作成する仕事。 ・Webライター 企業や個人のブログ記事を書いて納品する仕事。
移住までのロードマップ
①スキル習得、国内企業で経験資産を積む
フリーランスとして仕事をはじめるには、まず個人でスキルを習得する、国内企業で経験を積むといったステップが必要になります。
プログラマーやWebデザイナーになるには、プログラミングスクールなどで学習する必要があるかもしれません。
1人でその分野の仕事ができるようになるまでの積み上げが大切です。
②国内で副業開始
いきなりフリーランスになるのではなく、クラウドソーシング、SNSを活用して副業からはじめましょう。
クラウドソーシングは仕事をしたい人と頼みたい人をマッチングさせるサービスで、簡単な案件からスタートしてそこで実績を積めます。
有名なクラウドソーシングとしては、ランサーズやクラウドワークスがあります。
どんな案件があるか、確かめてみてください。
またTwitterやInstagramといったSNSでの募集に応募して仕事を得る方法もあります。
クラウドソーシングよりSNSを使って応募する方が、相手のことがだいたいわかるので安心ですし、長期で付き合えることが多いです。
④フリーランスとなる
副業が安定し、上手くいくようになったらフリーランスとして活動していきましょう。
日本でフリーランスとして仕事をしていく中で、海外渡航前に日本で用意しておいた方がいい機材などを確認しておくことも大切です。
⑤海外渡航
フリーランスとして海外渡航へ。
準備や手続きを全て自分でやる必要があるので、もれがないようにしっかり確認しましょう。
海外移住者多数輩出のKredoがおすすめする海外移住ロードマップ
①プログラミングと英語のスキルを習得
Kredoならフィリピン人の先生から英語でプログラミングを学べます。
授業形態 | グループオンライン生授業 |
コース(学べること)、受講期間 | ・Webブートキャンプコース(HTML/CSS)、2週間 ・Webデザインコース(Photoshop/JavaScript/jQuery)、8週間 ・Webデベロップコース(PHP/Laravel/MySQL)、12週間 ※コース受講後オンライン上でインターンシップができるコースも用意されています。 |
授業時間 | ・AMクラス 平日毎日10:00〜13:50 ・Nightクラス 平日毎日19:30~22:20 |
料金 | ・Webデザインコース 税込498,000円 1時間あたりの授業料2,982円 ・Webデベロップコース 税込498,000円 1時間あたりの授業料2,591円 ※いずれのコースもWebブートキャンプコースがセットになった料金です。 ※1時間あたりの授業料はAMクラスを受講した場合の料金です。 |
その他 | ・入会後から卒業後までずっと所属できるコミュニティあり ・転職支援あり ・マンツーマンの英語レッスンあり(オプション) |
1か月担任制、最大4人までのグループレッスンなので、仲間と切磋琢磨しながら挫折せずプログラミングと英語のスキルを習得できます。
詳細はKredoオンラインキャンプ公式ページをご覧ください。
②国内で就職(IT業界)
学んだプログラミングスキルを活かして国内IT企業に就職し、経験を積みます。
IT業界は、一人前になるのに時間がかかるので、じっくりとスキルを積み上げていくことが大切です。
③海外就職、海外フリーランスへ
1.経験をもとに海外のIT企業へ就職(エンジニアやブリッジSEがおすすめ) 2.海外でのキャリアを積む 3.駐在員や現地社員としてキャリアアップ
1.副業を徐々に増やす(クラウドソーシング、SNSを活用し、プログラミング案件、デザイン案件、マーケティング案件などを獲得) 2.副業だけである程度の収入を得るレベルまで頑張る 3.フリーランスに転向(所属企業がフルリモートOKであればそのままでも可)
④海外渡航
渡航に必要な準備や手続きなどをしっかり確認して渡航しましょう。
まとめ:海外移住・仕事を目指すならスキルを身につけ経験資産を積もう!
海外移住・仕事をして豊かな生活を送るには、スキルを身につけ経験資産を積むことが大切です。
海外就職をするにしても、フリーランスとして移住するにしても、何かしらのスキルや経験を得るための努力が必要ですが、スキルや経験を得てしまえば、見たことのない世界が広がります。
そして将来の選択肢が広がり、安心感も得られます。
海外移住・仕事を目指してる人は、今の仕事の経験を積む、新たにスキルを身につける、英語の学習をする、情報収集をするなど、今できることからはじめましょう。