日本から移住する先の候補として、ドバイが注目されています。
「ドバイといえば富豪が集まるエリアであり移住とは無縁ではないか」と思われがちですが、意外にも移住が可能です。
今回は、ドバイへの移住を見据えて知っておきたいメリットとデメリット、移住の流れなどを解説します。
記事のもくじ
移住先の候補となるドバイとは!?
ドバイは、アラブ首長国連邦の第二の都市で、非常に栄えたエリアです。
首都はアブダビと呼ばれるエリアであり、こちらとは異なっています。
ドバイは商業に力が入っていて、数多くのお店や企業が進出していることが特徴です。
観光スポットとしても人気であり、ビジネスだけではなく、観光客も多く集まっています。
なお、現在はドバイ単体で人気がありますが、ヨーロッパへ向かう際のハブ空港としての需要が高いことも特徴です。
ドバイへの移住で得られる5つのメリット
ドバイに移住するとどのようなメリットがあるのかピックアップすると以下の通りです。
所得税が課されない
ドバイなど、アラブ首長国連邦の都市には、所得税や固定資産税などの税金がありません。
日本ではこれらの税金が課されるため、比較すると大きなメリットです。
VATと呼ばれる、消費税のような付加価値税はありますが、こちらは5%と日本より低く設定されています。
なお、ドバイは法人税の制度が導入される予定です。
中規模以上の事業者に限られ、税率も低い見込みですが、ビジネスを展開する際は詳細を確認しましょう。
ビザを取得しやすい
意外にも、ドバイは簡単にビザが取得できることが特徴です。
例えば、法人を設立するためにビザを取得するならば、申請費用とパスポート、証明写真だけで手続きできます。
他の国では、多くの手続きが必要となりますが、ドバイではそれらの大半が不要です。
また、移住するにあたって必要な身分証明書の発行も、早ければ1ヶ月程度で完了します。
全体的に厳しい条件が設けられていないため、移住できるか心配している人は、特に心配しなくてよいと考えましょう。
治安が良い
非常に発展している都市ということもあり、治安の高さが魅力的です。
法律によって、治安を維持できるようなルールが制定されていて、国によって治安が守られています。
ドバイに長く住んでも、トラブルに巻き込まれることはないと言われるぐらいです。
ただ、治安の良い背景には、監視カメラの多さや警備員の配置があります。
日本以上に管理されているため、人によっては気になってしまうかもしれません。
医療レベルが高い
ビジネスを展開しやすく、富裕層が集まることから、多くの医師がドバイへ進出しています。
そのため、諸外国の中でも医療体制が整っていることが特徴です。
国によっては、日本より医療水準が低いことがありますが、ドバイではその心配がありません。
日本人医師が在籍していたり、日本語が通じたりする病院もあるため、比較的低いハードルで病院を利用できます。
ただ、病院によっては医療費が高額になってしまうため、その点だけは注意しておきましょう。
ビジネスを展開しやすい
上記でも触れたとおり、ビジネスを展開しやすい環境が整っています。
例えば、法人税は日本より安く設定されていて、税金の負担は限定的です。
また、会社設立に必要な手続きも簡略化されていて、少ない費用でも会社を設立できます。
日本でも、合同会社など会社を簡単に設立できるようにはなっていますが、ドバイの方が利便性は高いでしょう。
また、世界のハブ空港となっていて、多くの国々と行き来しやすくなっています。
ビジネスを展開するためには、人間の移動のしやすさも重要となるため、その点でもドバイは魅力的です。
ドバイへの移住で注意したい3つのデメリット
魅力的な部分が多くありますが、ドバイにはデメリットもあります。
これらについても認識してから、移住するかどうかの判断を下しましょう。
非常に暑く砂が飛び交う
日本ほど四季がはっきりしているわけではなく、暑い時期と涼しい時期に大別されます。
これらの中でも暑い夏の時期は、最高気温が50°C近くになり、日本よりもはるかに暑い環境で過ごさなければなりません。
ただ、ドバイは夏の暑さを想定して、可能な限り屋内で過ごせるように設計されています。
そのため、移動にあたっては暑さを感じることがありますが、極端に心配する必要はありません。
また、砂漠に近いエリアということもあり、気候によっては砂が飛来します。
屋内で過ごしていれば、大きく気になることはありませんが、屋外の暑さは注意しておきたいポイントです。
日本語が通じない
ドバイは日系企業も進出していますが、日系企業が中心というわけではありません。
世界中の企業が進出しているため、多くの人が生活しています。
そのため、一部の日系レストランや日本人が勤務する企業、病院などを除いて日本語は通じません。
基本的には、世界標準である英語が必要となるため、語学力を高めておきましょう。
ただ、英語ネイティブではなく、移住してきた人が多いエリアです。
そのため、多少は片言の英語であっても、聞き取ろうと努力してくれます。
物価が高い
富裕層が多いエリアであることから、日本よりも物価が高くなっています。
詳細はエリアによるものの、ドバイ全体では1.5倍程度と考えましょう。
ただ、日本より物価が高いエリアもあれば、砂漠の近くなど物価が安いエリアもあります。
商品を購入する場所で、価格が大きく変化するため、移住して生活する際は特に気をつけなければなりません。
なお、スーパーで販売されている商品は比較的安く、生活費を抑えるために役立ちます。
ビザを取得してドバイへ移住する流れ
ドバイに移住したいならば、ビザを取得して各種手続きを済ませなければなりません。
具体的にどのような流れであるのか解説します。
ビザの種類
最初に、必要なビザを取得しましょう。
ドバイにはいくつかのビザがあり、以下のうちどれかを取得することで移住が可能です。
- 起業家ビザ
- 不動産ビザ
- リタイアメントビザ
- リモートワークビザ
- 社員ビザ
申請するビザによって、必要となる書類などが少々異なります。
全体的に、ビザを申請しやすく審査には通過しやすいため、特に心配する必要はありません。
入国
書類を提出すれば、移住前に必要な仮のビザが発行されます。
こちらのビザを保有していれば、ドバイに入国できるため、まずは現地を訪問しましょう。
住居が決まっていない場合は、こちらのビザを使って入国し、物件訪問など進めておきます。
なお、最初は観光ビザで入国しておき、移住のために追ってビザを切り替えることも可能です。
また、ドバイで居住するためには民間の保険に加入する必要があるため、それらの手続きも済ませましょう。
住居の確保
入国して居住のためのビザが発行されれば、住居を確保しなければなりません。
マンションや一軒家などいくつもの選択肢があるため、立地や家賃などの条件に適したものを契約しましょう。
ドバイといえば、高層マンションが立ち並び、超がつく高級街だと思われているかもしれません。
しかし、実際には一般的なマンションもあるため、安い予算で生活することも可能です。
ドバイで移住に適した3つのエリア
ドバイはエリアによって家賃などが異なります。
特にこだわりがないならば、以下のエリアから選択すると良いでしょう。
Dubai Downtown
ドバイの中でも特に人気のエリアです。
日本から移住している人も多いため、日本人コミュニティーが存在し、商業施設も数多くあります。
徒歩圏内に多くの店があるため、移動が苦痛になることもないでしょう。
ただ、ドバイの中でも特に栄えていることから、家賃や商品の購入が周辺地域よりも高い点がネックです。
Dubai Marina
ドバイマリーナも、ダウンタウンほどではないですが栄えているエリアです。
近くにビーチがあり、ドバイのイメージを覆してくれるでしょう。
ダウンタウンから離れることで家賃も安くなり、商業施設を含めて、出費を抑えることが可能です。
JVC
ドバイマリーナを離れ、さらに内陸へと向かったエリアがJVCです。
栄えているエリアから離れ、利便性が落ちる代わりに、家賃が下がります。
家族でドバイへ移住するために、家賃を抑えたいならば、JVCも視野に入るでしょう。
なお、住宅地エリアであるため、商業施設や病院などが多く存在しています。
ただ、ダウンタウンへ向かうには自動車が必要となるため、その点には注意が必要なエリアです。
ドバイでも働くためにKredoでプログラミングの習得がおすすめ
ドバイで働きたいと考えているならば、IT業界がおすすめです。
数多くのIT企業が進出しているため現地で働くことが可能であり、日本の案件をリモートワークする選択肢もあります。
そこでIT業界を目指せる、Kredoオンラインキャンプを紹介します。
初心者でも基礎から習得
プログラミングスクールの中でも、Kredoは初心者からのスキルアップを重視しています。
基礎から学べるカリキュラムとなっていて、プログラミング未経験でも実践的なスキルを習得可能です。
ドバイに移住して活躍するには、一定のスキルが必要ですが、Kredoならばこれを習得できます。
皆さんの中には「プログラミングは難しそうで自分には向いていない」と考える人がいるでしょう。
このような悩みを持つ人は多く、生徒の85%程度はプログラミング未経験者です。
しかし、未経験からでもスキルアップして卒業していくため、その点について心配する必要はありません。
英語だけの授業で移住後に役立つ語学力
英語だけでプログラミングの授業が実施されるため、必然的に英語力が高まります。
ドバイで生活するためには、英語が必要となるため、一石二鳥だと考えましょう。
英語初級者向けの授業も用意されていて、英語力自体を伸ばすことも可能です。
英語も初級レベルからフォローできるカリキュラムが整っているため、今まで苦手意識を持っていた人でも心配ありません。
まとめ:Kredoでプログラミングと英語を習得すればドバイでも働きやすい
ドバイで生活するためには、英語力が必須であり、仕事に就くためのスキルも求められます。
仕事には多くの選択肢がありますが、ドバイにも企業が多く働きやすいIT業界がおすすめです。
Kredoならば、ドバイへの移住に向けてプログラミングを習得しながら英語力も高められるため、興味がある方はぜひお問い合わせください。