海外で暮らすことに憧れていて、思い切って実現させたいと考える女性も多いのではないでしょうか。
女性一人で仕事して一人暮らしが成り立つのかな? 英語力も自信がないし、治安も大丈夫か気になる。
こんな風に悩んでいませんか?
グローバル化が進み、海外で女性が活躍できる機会が増えています。
本記事を読むと、女性一人で海外移住を実現させるメリットと国の選び方が分かります。
記事のもくじ
女性一人の海外移住のメリット
私は女性一人で海外で暮らしながら、現地採用として働いています。
女性が海外に一人で移住するとメリットになると思うことを、実体験でご紹介します。
環境の変化でパフォーマンスが上がる
海外生活のメリットとして、良い環境で仕事に集中できることが期待できます。
「良い環境でモチベーションが上がる」と考える場合、海外生活がおすすめです。
今まで15か国ほど旅行しましたが、海外では住居の面積が比較的日本より広く、ゆったりとしている傾向にあると感じました。
物価が日本より低い東南アジアなどに行くと出費が少なくなるので、日本よりワンランク上の暮らしをすることも可能です。
海外の街中では日本語は当然ほとんど聞こえないので、周りの声を気にせずカフェでの読書などを楽しめます。
日本の生活から抜け出して変化を体験したい方は、海外生活でモチベーションを上げて仕事をしてみてはいかがでしょうか。
スキルがあれば対等に評価される
日本の職場で男女の格差を感じている場合、海外で仕事をすると格差の解消が期待できます。
「Global Gender Gap Report 2022」によると、日本の男女格差(ジェンダーギャップ)指数は146か国中116位となっています。
ランキングの低い数値になるほど格差が少なくなるので、渡航先を選ぶ際の参考になります。
性別は関係なくスキルで対等に評価されたい女性は、海外に出ると活躍の場が広がることが期待できるでしょう。
海外で自立していることを評価される
女性一人で海外移住を実現できると、好印象を持ってもらえることがあります。
やりたくても条件が揃わないとなかなか実行できない人が多いことは事実です。
また、海外でも色々な価値観を持つ人がいるので、時々「駐在員の家族なのか」とか「国際結婚をしているか」などと聞いてくる人もいます。
そういうシーンで一人であることを伝えると「自立していて素敵だね。」と言われ、イメージが良くなったと感じることがあります。
このように、希少性から自立していることを評価されるシーンも多くあります。
女性一人の海外移住のパターン
女性一人で海外で働いて生活する方法をまとめました。
海外で外国人として長く滞在するには、ビザが必要となります。
ビザの種類別に
について解説していきます。
ワーキングホリデー
年齢が当てはまる場合、バイト感覚で働けるワーキングホリデーが利用できます。
ワーキングホリデーとは、18歳〜30歳を対象に協定国に渡航できる制度で、期間中は学校に行くことも、仕事をすることも、旅行をすることも可能です。
ワーキングホリデーを経て、そのまま仕事先で就労ビザをもらうパターンもあります。
募集期間、仕事や学校に行ける期間が国により異なるので、目的に合わせて国を選ぶようにしましょう。
就職(現地採用・駐在員)
海外にある会社での就労を条件に、就労ビザを取得して働くことができます。
就労ビザの取得には、
・日本の企業に就職して海外支社に駐在員として赴任する ・現地の企業で採用される
という2つのパターンがあります。
現地採用というと現地に行かないといけないイメージがありますが、そうとは限りません。
ネット上には現地採用や駐在員を募集している求人は多くあり、オンラインで面接を受けることができます。
就労ビザ取得にどれくらい時間がかかるかも考慮し、逆算しながら転職の計画を立てることをおすすめします。
フリーランス
海外で、時間と場所を問わず活躍するならフリーランスがおすすめです。
IT化が進み、Webデザイナーやプログラマーなど、場所を問わずにパソコンひとつで活躍するフリーランスも増えています。
日本のパスポートは海外では実はとても信頼されています。
多くの国で3ヶ月ほど、長い国では1年ほどビザなしで観光を目的に滞在することが許可されています。
また、コロナ禍以降はヨーロッパなどで、自国以外からの収入を持つフリーランスを受け入れるいわゆる「ノマドビザ」を発行する国も増えています。
グローバル化とITの普及でこれからも海外フリーランスの活躍が期待できます。
現地で起業
海外で事業を立ち上げ、経営者として活躍する道もあります。
私の知人である稲田史子さんは、マレーシアでパートナーと会社を立ち上げ、日本と行き来しながら活躍しています。
金融系の知識とデジタル技術を活用し、現地中小企業や女性経営者向けに統計心理学テストを使用したデジタル貸金プラットフォームを提供しています。
参考:Fintech協会主催の業界最大級のカンファレンス「Fintech Japan 2022」のピッチコンテストにて「ビー・インフォマティカ株式会社」(代表取締役:稲田 史子)が審査員特別賞を受賞
スキルがあり、現地の人とのネットワークに恵まれると、起業してグローバルに活躍することも可能です。
女性一人の海外移住の国選びで注意したいこと
女性一人で海外移住をする時、国をどう選んでいけばよいかを解説していきます。
海外で外国人として長期滞在するには、ビザが不可欠です。
観光の名目で入国すると、期間の縛りや現地で収入を得ることができないなどの制限があります。
長期滞在するには投資したり、現地の人と結婚したりすることもできますが、海外ではじめて働く場合は現実的でないかもしれません。
そこで、現実的に仕事をして滞在するという観点で注意したいポイントをまとめました。
ビザ取得の難易度
海外就職では、転職先からビザのサポートがあるかを必ずチェックしましょう。
良い求人だと思っても、応募できるのは永住権や配偶者ビザを持っている人だけということもあります。
外国人を雇う場合、企業がビザ発給の手続きや費用負担をすることがほとんどとなります。
このため、その国で必要とされるスキルが重視されます。
海外就職を初めて行う場合は、ビザサポートのある求人に特化している人材派遣会社の利用がおすすめです。
こちらの記事では、海外就職を取り扱う人材会社を紹介しています。
参考: 【女性向け】英語力を生かせる!海外に行ける仕事と転職サイトを紹介
税制や物価などの特徴
海外で仕事をして生計を成り立たせるためには、事前に物価や税制なども調査しておきましょう。
そのためには、英語を使って検索すると取得できる情報の幅も広がります。
家賃は「国名 rent」で相場を知ることができますし、海外に進出している日本人向けの不動産エージェントから探すこともできます。
また、所得税の税率も実際に生活費をリアルにイメージする際の参考になります。
必要な語学力
海外移住には、語学力があるに越したことはありませんが、完璧である必要はありません。
実は、海外には英語を第二外国語として使用している国も多いです。
仕事で求められる英語力も様々ですし、日系企業だと日本語で仕事ができることもあります。
海外就職の選考では、英語を使って試験したり、面接したりすることになります。
気になる求人があれば、転職エージェントから英語力の目安を調査し、選考に挑戦してみましょう。
治安や安全面
結論、日本は世界でもトップレベルの安全な国なので、海外生活では安全面に注意が必要です。
現地の友達に、夜一人で歩く時にはひったくりを防ぐために、貴重品はポケットに入れるよう注意されたことがあります。
日本では公共交通機関がかなり正確に動いていますが、海外ではそうでない場合もあります。
安全面を考えて、費用がかかってもタクシーを利用することも時には必要です。
ただ、最初は治安面が心配になるかもしれませんが、環境が変わることでそれを上回るメリットもたくさんあります。
最初は気をつけることが必要ですが、慣れてくると「日本は平和だ」という感覚になってきます。
スキルがあれば広がる女性一人の海外移住の可能性
女性一人での海外移住の可能性は、スキルがあれば広がります。
海外移住に必須なビザを観点に
ということについて解説していきます。
就職・結婚ビザは自力でのコントロールに限りがある
海外就職、結婚して長期滞在するという方法では環境に依存的となるデメリットがあります。
海外就職では、その企業で働くことが前提となっているので、退職すれば当然ビザは失効となります。
また、国際結婚して海外に滞在する方法もありますが、運も必要となる要素です。
この点、フリーランスになると自分のスキル次第で滞在期間を自由にコントロールできることになります。
スキルがあればノマドビザ取得の可能性も
海外移住では、スキルはビザに並んで大事な要素です。
海外の企業から、外国人である私たちにビザを発給してもらって就職するには、現地の人を雇うことに勝るメリットが必要です。
この時、スキルがあれば就職先の選択肢も広がりますし、他にノマドビザを目指す道もあります。
最近はグローバル化が進んでいるので、ビザを発給して雇用させる他に、フリーランスを海外から雇う企業も増えています。
働き方が多様化している中、どんな形態でも通用する人材となるために、スキルを身につけて可能性を広げていきましょう。
海外フリーランスを目指すならITスキルを取得しよう
プログラミングなどITスキルは、これからも需要が拡大するスキルです。
女性エンジニアは特に希少価値の高い存在です。
ITスキルと英語力があり、グローバルに活躍できる女性はまず海外で食いっぱぐれることはないでしょう。
女性が海外移住を目指すならKredoオンラインキャンプがおすすめ
Kredoでは英語でプログラミングを学ぶことができます。
プログラミングと英語両方のスキルを高めることができます。
また、人材会社と連携した就職サポートも行っています。
外資系企業や、グローバルIT企業への就職実績があり、これからITスキルを身につけてグローバルに活躍したい女性にぴったりです。
まとめ:スキル取得で女性一人のすてきな海外移住ができる
女性一人での海外移住は、希少価値が高く評価されやすくなります。
海外移住にはビザが必要で色々な形態があるので、自分の目的に合った方法で取得するようにしましょう。
プログラミングなどのITスキルを身につけ、グローバルに活躍できる女性をめざしませんか?
本記事が海外移住を検討する女性の方の参考になれば幸いです。