こんにちは! Kredoマーケティングスタッフのさあこです。
今やグローバル化が進み、どの業界でも英語を使える人は重宝されていますよね。
しかし、Webデザイナーという職種に関しては、あまり英語を使っているイメージがないかもしれません。
筆者もセブ島に来る前は日本でフリーランスのWebデザイナーをしていましたが、英語を使う案件は全くありませんでした。
そこで今回は、Webデザイナーには英語が必要なのか?英語を使えるとどんなメリットがあるのか?について、元フリーランスWebデザイナーの目線から詳しく解説したいと思います!
記事のもくじ
Webデザイナーが英語を学ぶメリットは?
正直なところ、日本でWebデザイナーとして働く上では、英語ができなくてもほとんど問題ありません。 というのも、現状日本のデザイン業界は、クライアントや制作会社含め日本国内で完結してしまうため、英語を使う機会がほとんどないからです。
しかし、英語ができるかできないかは、今後Webデザイナーとして働いていく上でライバルと大きな差が出る要因になります。
ここではWebデザイナーが英語を学ぶメリットについてご紹介します。
情報を得やすくなる
Webデザイナーが英語を学ぶメリットとして大きいのは、Webデザインの実務で使う情報を得やすくなることです。
なぜなら、Webデザイナーが使うスキルや情報は海外から発信され、英語であることがほとんどだからです。
例えば、コーディングで使用するライブラリ(jQueryのプラグインなど)が説明されているWebサイトなどは、日本語版がある場合もありますが、基本的には英語で表記されています。
また、デザインの最新のトレンドも海外で生まれているため、英語ができれば最新のデザイン情報もいち早くキャッチすることができます。
よって、英語はWebデザイナーが仕事に必要な情報を得るために非常に役立つスキルになります。
クライアントの幅が広がる
Webデザイナーが英語を学ぶと、クライアントの幅が広がります。
なぜなら、英語が使えることで、世界中の企業がクライアントになる可能性が生まれるからです。
例えば、日本人向けのWebサイトを作りたい海外企業があった場合、英語ができればそういった案件も請け負うことができます。
グローバル化が進む中、ビジネスのチャンスを世界にまで向けることができるのは、今後非常に重要となるでしょう。
差別化できる
Webデザイナーが英語を使えるようになると、ライバル達から差別化できます。
なぜなら、今Webデザイン業界では英語を使える人材が非常に少ないからです。
日本のWebデザイン業界は日本市場だけで完結しているため、Webデザイナーに英語のスキルは問われていません。
そんな環境の中、英語を使えるWebデザイナーは貴重です。
ライバル達に差をつけるため、英語スキルを身につけビジネスチャンスを増やしましょう。
Webデザイナーが英語を使って活躍できる場所は?
では、実際にWebデザイナーが英語を使えるようになったら、どのような場所で活躍できるのでしょうか?
英語の能力を身につけることによって、働き方の選択肢も増えます。
これから就職・転職をお考えの方は、ぜひ参考にしてください。
海外企業
Webデザイナーが英語を身につけたら、海外企業に就職・転職できるようになります。
今、日本人のWebデザイナーが海外就職する上でネックになるのは、英語力だけです。
日本人のデザインスキルは世界の中でも評価が高く、海外へ行っても十分通用します。
「デザイン思考」と「プログラミング言語」は世界共通なので、あとは英語力を身につけることが、海外就職への第一歩となります。
日本企業
Webデザイナーが英語を学ぶと、日本企業でも活躍の場が広がります。
先ほども触れたように、今日本では英語を話せるWebデザイナーは非常に少なく、市場価値が高いです。
今後、グローバル展開したい企業が増えていく上で、就職は特に有利になります。
外国人向けのサービスやプロダクトを作っていくため、英語が使える人材がより必要とされます。
今後は、日本企業に勤めながらも、英語スキルを活かして活躍できる場所がどんどん増えていくでしょう。
フリーランスとして
Webデザイナーの中には、フリーランスとして働いている人、もしくは今後フリーランスを目指している人も多いのではないでしょうか?
英語を使えるWebデザイナーは、日本のみならず海外でもフリーランスとして活躍できます。
世界中を旅しながら、パソコン一つで仕事をするなんてこともできるでしょう!
Webデザイナーが英語を学ぶことは、フリーランスとして活動する上で非常に役立つスキルとなるでしょう。
Webデザイナーの英語の学習方法
では、Webデザイナーが実際に英語を学びたい!と思ったとき、どのように学習すれば良いのでしょうか? ここではオススメの勉強法をいくつか紹介します。
と、その前に一番重要なことがあります。
- まずは明確な目標設定をしましょう!
英語の学習を始める前に、まずは自分の目的を明確にしましょう。
なぜなら、設定するゴールによって、学習量や学習方法が全く異なるからです。
例えば、スキルアップのために英語のWebサイトを見れるようになりたい、という方はリーディングができれば十分ですが、海外就職を目指す人はリーディング、ライティング、そして スピーキングができるようになる必要があります。
それによって、効率的な勉強の方法も変わってくるでしょう。
まずは、自分の英語学習の目的は何か?を明確にしてから、どんなスキルが必要か、どんな勉強法が合っているのか考えましょう。
独学
ここでは、独学での学習方法をご紹介します。
独学のメリットは自分のペースで進められる、ほとんどコストがかからないことが挙げられます。
ご紹介する勉強法はあくまで一部ですので、自分に合った学習方法を探してみてください!
単語やイディオムを覚える
英語を学習する上でまずやっておくべきなのが、単語を覚えることです。
最初に単語を覚えることは、英語学習の正攻法といえます。
日常的に使うものだけではなく、ビジネス単語やWebデザインに関係のある単語に触れることも大事です。
効率的な単語の覚え方は、英語学習法の塾やメディアの運営者として有名な野村勇介さんの次の記事を参考にしてみてください!
海外の映画やドラマを見まくる
まさに「習うより慣れろ」です! 飽きずに続けられるので、個人的にとてもオススメです。
やり方は簡単で、ある程度単語やイディオムを覚えたら、英語を使う海外の映画やドラマを字幕で見るだけです!
続けているといつの間にかヒアリング力が身につき、字幕を見なくても意味が分かるようになってきます。
筆者もこのやり方で会話ができるくらいまで上達したので、ぜひ試してみてください。
ネイティブの友達・パートナーを作る
これが一番上達が早いかもしれません。
英語を使わなければいけない環境を作ることで、圧倒的にヒアリング力・スピーキング力がつきます。
日本でネイティブと出会う機会は少ないかもしれませんが、仲良くなるチャンスがあれば積極的にコミュニケーションを取りましょう!
英会話スクール
今や英語を学習したい人のためにたくさんの英会話スクールがありますよね!
最近では、学校や仕事で忙しい人のために、オンラインで学習ができるスクールも増えてきています。
スクールによって価格や期間、カリキュラムが全く違うので、自分の目的や生活スタイルに合ったスクールを選びましょう。
留学
英語を学ぶ上で圧倒的にオススメの方法が、留学です。
特に最近ではIT留学という、「ITスキルを英語で学べる」学校が増えてきています。
実際に使えるIT英語を学べるので、Webデザイナーにはぴったりの留学形態です。
まとめ:Webデザイナーこそ英語を身につけるべき!
ご紹介した通り、Webデザイナーが英語を学ぶことは、スキルアップやキャリアアップに直結します。
そのため、Webデザイナーこそ積極的に英語を身につけていくべきです。
グローバル化が進む中、英語を全く必要としない業界は減っていきます。
そんな時に「Webデザイナーに英語は必要ない」とたかをくくっていると、これから先困ることになるかもしれません。
将来を見据えて、自分のスキルアップやキャリアアップのために、さらに海外でも活躍できる人材となるためにも、今のうちに英語スキルをしっかりと身につけておきましょう!