TOEFLの学習にあたっては単語帳を利用するケースが多々あります。
ただ、単語帳には種類が多く「どれを利用すれば良いのか」「どの単語帳がおすすめなのか」と困ってしまう人が多いでしょう。
今回はそのようなお困りごとを持っている皆さんに向けて、日頃から英語を利用した仕事をしている筆者がTOEFLのおすすめ単語帳をピックアップしてご紹介します。
記事のもくじ
TOEFLの対策におすすめの単語帳5選
TOEFLの対策に適した単語帳は数多くありますが、筆者の経験を踏まえて皆さんにおすすめしたい単語帳は以下の5種類です。
- TOEFL®︎テスト英単語3800 4訂版
- TOEFL®︎テストボキャブラリー+例文3900
- 改訂新版 TOEFL TEST 必須英単語5600
- TOEFL®︎テスト でる単5000
- TOEFL®︎テストiBT&ITP
それぞれの単語帳について、具体的にどのようなポイントがあるのか、体験を含めて以下でご説明します。
TOEFL®︎テスト英単語3800 4訂版
スコアごとの4分類
目指しているTOEFLのスコアごとに4段階のレベルが用意されています。
具体的なスコアと分類される単語の数は以下のとおりです。
ランク | 目標スコア | 単語数 |
1 | 61点 | 956語 |
2 | 80点 | 882語 |
3 | 100点 | 1,024語 |
4 | 105点 | 938語 |
初級レベルから中上級レベルまで幅広く網羅されているため、自分に適した単語の学習が可能です。
TOEFLに近い和訳
単語帳に掲載されている和訳はTOEFLで利用されるものが中心です。
一般的に知られている意味ではなく試験に出やすい意味であるため、スコアアップに直結します。
試験に出題する意味をピックアップしているため説明が少ない印象を受けますが、むしろを厳選してくれているとプラスに捉えるようにしましょう。
専門用語対応の別冊
TOEFLはアカデミックな問題の出題が多く、専門的な単語力が求められます。
そのような単語力に対応するため、専用の冊子が用意されているのは魅力的です。
日本語でもあまり目にかからないような単語が掲載されていて、TOEFLに必要な単語力を高めてくれます。
TOEFL®︎テストボキャブラリー+例文3900
目標スコア別の分類
目標スコアに応じて単語がレベル分けされています。
自分の目標スコアに合わせた学習が可能で、どの単語を覚えるべきか一目瞭然です。
ただ、掲載されている単語が多い単語帳であり、一度にすべてを習得するのは難しいため、優先順位をつけた学習を心がけましょう。
例文が多数
単語がつらつらと紹介されているだけでなく、例文が豊富に掲載されています。
TOEFLでは文章の組み立てスキルも重要となるため、例文を踏まえて学習できるのは魅力的です。
例文の長さは程よいものに調節されていて、TOEFLのスピーキング対策のために丸覚えしても良いぐらいです。
熟語も充実
単語帳ではありますが熟語も数多く掲載されています。
単語帳はシンプルに単語だけが掲載されていると思われがちですが、こちらならばそのような心配はありません。
単語だけではなく頻出熟語や各単語と関連して覚えておくべき熟語が幅広く説明されているのです。
改訂新版 TOEFL TEST 必須英単語5600
頻出単語が充実
掲載されている単語数が多い単語帳でご紹介している単語帳の中では特にボキャブラリーを高められます。
ただ、単純に単語数が多いのではなく、TOEFLに出題される頻度が多いものが掲載されている点でおすすめです。
単語数が多いため完璧な習得には時間を要しますが、ある程度習得できれば大きくTOEFLのスコアを伸ばせるでしょう。
学問分野の単語と長文
TOEFLで出題されることが多い学問分野が豊富に掲載されています。
必要な部分に単語がちりばめられているため、単語帳を学習するだけでアカデミックな単語も網羅的に学習可能です。
また、単語だけではなく専門用語を含んだ長文が掲載されていて、TOEFLの対策に役立てられます。
TOEFL®︎テスト でる単5000
同義語を意識した学習
ご紹介しているTOEFLの単語帳の中でも、特に同義語の存在を意識したものです。
単語の紹介と同義語の解説に力を入れていて、日本語に対応する単語を効率よく学べます。
加えて、それぞれの単語について例文が用意されていて、同義語を含めてどのような使い方をすれば良いのか理解可能です。
30日で学ぶ構造
英単語は30日間で学習する構造となっていて、毎日少しずつ学習しやすい点がおすすめです。
まとめて単語が掲載されていると学習の区切りをつけにくいですが、こちらならば区切りをつけやすいでしょう。
また、それぞれの日程ごとに英単語の頻出度合いが掲載されています。
TOEFLを初めて受験する場合は頻出の単語だけ、高得点を目指すなら全てを学習するなどの使い分けが可能です。
TOEFL®︎テストiBT&ITP
必要な単語が1冊で完結
こちらも単語帳の中では多くの単語が掲載されていて、1冊で多くの単語を習得したいと考えている人におすすめです。
ジャンルごとに数多くの単語が掲載されていて、習得できればボキャブラリーの大幅なアップが期待できます。
ただ、情報量が多い単語帳であるため、すべてをいきなり覚えようとするのは難しく、基礎から時間をかけて習得するタイプのものです。
会話表現が多数
TOEFLではスピーキングがあり、これに対応するための会話表現が数多く掲載されています。
メールや書籍での英語と会話での英語には違いがあるため、この点を効率よく習得可能です。
加えて、アクセントなど会話で意識すべきポイントも示されていて、スピーキングスキルの向上につなげられます。
TOEFLの単語学習におすすめのアプリ
TOEFLの単語学習には単語帳だけではなくスマホアプリもおすすめであるため、こちらもご紹介します。
TOEFLテスト英単語3800 4訂版(アプリ)
英単語の絞り込みで効率アップ
英単語の絞り込み機能が搭載されていて、自分の探したい単語をすぐに見つけられます。
自分が苦手な単語を勉強したり辞書的に利用できたりするため、学習効率をアップさせられる機能です。
紙の単語帳を利用すると、このような絞り込み機能は実現できません。
アプリ版の単語帳を利用するからこそ得られるおすすめの機能です。
例文音声には注意
例文には音声が含まれていますが、数が限られているため注意すべきです。
紙の単語帳はCDに多くの音声が含まれているため、少々見劣りしてしまいます。
TOEFLの勉強をする際は音声を聞いて声に出すことをおすすめしているため、音声が少ないとシャドーイングなどが難しくなってしまいます。
とはいえ、十分にスキルアップできるだけの音声は含まれているため、習得して温泉に満足できなかった場合のみ気にすれば良いでしょう。
iKnow!
TOEFLのみならず様々なジャンルに対応
英語学習を支援するアプリで、TOEFLを始めとしてTOEICやビジネス英語にも対応しています。
様々な観点から英単語を学習できるため、TOEFL以外の単語アプリという観点でもおすすめです。
TOEFLの勉強をすることも大切ですが、気分転換に他のジャンルの単語を学習し、ボキャブラリーを増やしていくと良いでしょう。
忘却曲線に沿った出題
忘却曲線に沿って学習する単語がピックアップされるため、単語力を定着させやすくなっています。
自分で学習すると学習範囲に偏りが出ますが、iKnow!ならばそのような状況にはなりません。
前回の学習からの経過期間や問題への回答状況を踏まえ定着度合いを表示してくれるため、視覚的に英単語を習得しているか確認可能です。
TOEFLの単語帳を活かすおすすめ活用法
TOEFLの単語帳を購入しても、スコアが思うように伸びない人は多く見受けられます。
そのような人は単語帳が活用できてないと思われるため、おすすめの活用方法をふたつご紹介します。
最後まで繰り返し学習する
基本中の基本ですが最後まで繰り返し学習をしましょう。
単語帳の前半ばかり学習する人が見受けられますが、これではボキャブラリーがアップしません。
完璧に覚えられていない状況でも前に進み、必ず最後まで目を通すようにしましょう。
そもそも人間は反復学習で知識を定着させるため、同じ部分だけ勉強しても忘れてしまいます。
それよりも最後まで繰り返し学習した方が、網羅的に覚えられるような脳の仕組みとなっているのです。
音源を活用し声に出す
可能な限り音源を活用して声に出すようにしましょう。
目を通すだけではなく声に出して読み上げることで知識の定着がはかどります。
また、TOEFLでは文章の読解だけではなく、スピーキングもしなければなりません。
その対策の一環としても、単語帳の音声でシャドーイングするなど、可能な限り声に出すことをおすすめします。
TOEFL対策をしながらITスキルも習得するならKredo
これから活躍できる人材になるためには、TOEFLで英語のスキルを証明するだけではなくITスキルも重要です。
世界中でIT人材が求められているため、ITスキルを高めてIT留学をすれば、日本でも海外でも活躍できる人材になれます。
続いては、世界で活躍できるIT人材になるべく、英語もITも学べるKredoオンラインキャンプをご紹介します。
講義はすべて英語でTOEFL対策に役立つ
講義で日本語は利用されず全て英語で行われます。
インプットもアウトプットも英語であるため、TOEFL対策に役立つ環境です。
特に、ライティングでもスピーキングでもアウトプットする機会があるという点で、TOEFLに向けてスキルアップできます。
ただ、中には「全て英語の講義だとハードルが高い」という人がいるかもしれません。
しかし、Kredoの利用者は8割程度が英語初心者で、そのような人たちでも理解できるカリキュラムなので安心です。
基礎英語からIT英語までのカリキュラムで単語力アップ
基本的な英語の講義やIT英単語に関する講義があるため、自分自身のボキャブラリーを高められます。
TOEFLはアカデミックな内容が多いですが、長い目で見ると幅広いボキャブラリーを持つに越したことはありません。
Kredoなら基本英語のみならず将来的に役立つIT英語の習得も可能です。
また、実際の現場で利用される英語表現なども多く取り入れ、習得した英語をそのまま利用できるように考えられています。
ITスキルが高まる密度の高い授業
活躍できる人材になるために重要なITスキルのレッスンが数多く用意されています。
1日に4時間もレッスンが実施され、高密度な環境でスキルアップが可能です。
もちろん、短期間で多くのことを学ぶ必要があり、学習する側は負担を感じてしまいかねません。
ただ、そのような壁を乗り越えてこそスキルアップできるのも事実であり、スキルアップする機会だと捉えると良いでしょう。
まとめ:TOEFLの単語力を高めつつITスキルも高めると将来的に活躍できる
TOEFLはアカデミックな内容を評価する試験ですが、英語力を証明できることは間違いありません。
おすすめの単語帳を利用してボキャブラリーを高めておけば、英語のできる人材として活躍できるはずです。
また、現在は世界的にIT人材が求められているため、ITスキルを習得しておけば「英語×IT」でさらに活躍の幅を広げられます。
もし、皆さんもTOEFLの学習を超えて英語のできるIT人材になりたいならば、ぜひKredoへのお申し込みをご検討ください。