こんにちは、Kredo Blog編集部です!
留学費用はAIで試算できます。ただしAIに任せるのは「費用項目の洗い出し」と「表づくり」までで、金額は学校の定価や公式の料金を自分で入れます。
AIが出す金額は、古い情報や誤った情報にもとづくことがあるからです。この記事では、留学費用の項目一覧、そのまま使えるプロンプト(AIへの指示文)、1か月の計算例を順に紹介します。金額や制度は、2026年10月時点で公式ページを開いて確認できた範囲だけを書きました。
この記事でわかること
- 留学費用の総額を出すための8つの項目
- AIに任せてよいことと、自分で確かめること
- そのまま使えるプロンプト例3つ
- 1か月の留学の計算例(定価413,000円のAI留学の場合)
- 為替の扱い方と、学校へ確認する質問リスト
先に結論:AIは項目と表づくりの役、金額は自分で公式から入れる
留学費用のシミュレーションは、役割を2つに分けるとうまくいきます。AIは「何にお金がかかるか」を並べる役、金額を入れるのは自分です。
下の表は、AIに任せてよいことと、自分で確かめることを分けたものです。迷ったら「金額・日付・制度は自分で確かめる」と覚えてください。
| 作業 | AIに任せてよいこと | 自分で確かめること |
|---|---|---|
| 費用項目の洗い出し | 項目の候補を並べる。抜けを指摘する | 自分の留学先・期間に当てはまるか |
| 表づくり | 項目・金額・通貨・支払う時期の列を作る | 表に入れる金額そのもの |
| 学校の料金 | 確認する質問の文面を作る | 定価と含まれる範囲を、学校の公式ページや見積もりで見る |
| 航空券・保険 | 比べるときの観点を挙げる | 航空会社・保険会社の公式サイトで、自分の日程の料金を見る |
| ビザ・滞在の手続き | 調べる先の候補を挙げる | 大使館・入国管理局・学校で、必要な手続きと金額を見る |
| 円換算と合計 | 計算式の形を作る | 当日の為替レートと、足し算の結果 |
AIの答えは下書きとして使い、数字は公式の情報で置きかえる。この順番を守ると、試算のずれが小さくなります。
留学費用の項目一覧:総額は8つの項目で出す

留学費用の総額は、項目を足し合わせて出します。項目が1つ抜けると、そのぶん総額が実際より安く見えてしまいます。先に項目をそろえ、金額はあとから入れてください。
独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)の海外留学情報サイトは、留学の費用を3つに分けています。学費、生活費、渡航関係費です。この記事では、それを計算しやすい8項目に分けました。
| 項目 | 中身の例 | 金額の調べ先 |
|---|---|---|
| 授業料 | 授業料、入学金、教材費など | 学校の公式ページ、見積もり |
| 滞在費 | 寮、ホテル、ホームステイなどの費用 | 学校の公式ページ、見積もり |
| 食費 | 外食、自炊の材料、飲み物 | 学校が示す生活費の目安 |
| 航空券 | 往復の運賃、燃油特別付加運賃、税金 | 航空会社の公式サイト |
| 保険 | 海外旅行保険の保険料 | 保険会社の公式サイト |
| ビザ関連 | ビザ、就学の許可、滞在の延長の費用 | 大使館、入国管理局、学校 |
| 現地の交通・通信 | 通学や外出の交通費、SIMやWi-Fi | 学校が示す目安、通信会社の公式サイト |
| 予備費 | 急な病院代、予定の変更、買い足し | 自分で決める |
学校に払うお金と、自分で手配するお金を分ける
8項目は、払う相手で2つに分かれます。学校に払うお金と、自分で手配して払うお金です。授業料と滞在費は学校に払うことが多く、航空券と保険は自分で手配します。
学校の料金に何が含まれるかは、学校ごとに違います。定価に含まれる範囲を先に確かめると、同じ項目を二重に数える間違いを防げます。
見落としやすいのは、渡航まわりと現地で払うお金
航空券は、運賃だけでは総額になりません。日本航空の公式ページは、運賃・料金に加えて燃油特別付加運賃を適用すると案内しています。この金額は燃油価格の変動に応じて2か月ごとに見直されます(2026年10月時点)。
保険も忘れやすい項目です。外務省は、海外の医療費は高額な場合が多いとして、海外旅行保険への加入をすすめています。保険料は期間と補償の内容で変わるので、保険会社の公式サイトで見積もりを取ってください。
現地で払うお金にも注意が必要です。フィリピンの短期語学留学などでは、特別留学許可(SSP)が必要です。外務省の海外安全ホームページに、入国管理局が発行する許可として書かれています(2026年10月時点)。金額は学校に確認してください。
AIで留学費用を試算する手順とプロンプト例3つ
ChatGPTなどのAIは、3つの場面で使います。項目の洗い出し、表にまとめる、抜けの確認の3回に分けて頼みます。1回で全部を頼むより、答えを確かめやすくなります。
- AIに費用項目を洗い出してもらう
- 学校・航空会社・保険会社の公式の金額を、自分で調べる
- 調べた金額を渡して、AIに表にまとめてもらう
- AIに抜けと重なりを確認してもらう
- 合計を電卓か表計算ソフトで計算し直す
【 】の中は、自分の内容に書きかえて使ってください。どのプロンプトにも「金額は書かないで」という条件を入れてあります。
プロンプト例1:項目の洗い出し
あなたは留学の準備を手伝う係です。
【フィリピン・セブ島】に【1か月】、【語学とAIを学ぶ留学】をします。
出発前から帰国までにかかる費用の項目を、もれなく挙げてください。
条件:
・金額は書かないでください(あとで私が公式の金額を入れます)
・「学校に払う」「自分で手配する」「現地で払う」に分けてください
・各項目に、金額を確かめる先(学校、航空会社、保険会社、大使館など)を書いてください
・国や学校によって必要かどうかが変わる項目には「学校に確認」と書いてください
金額を書かせないのがポイントです。AIが金額を出すと、その数字を信じてしまいやすくなります。項目と確認先だけを出してもらえば、次に何を調べるかがはっきりします。
プロンプト例2:表にまとめる
下の情報を、留学費用の表にまとめてください。
列は「項目/金額/通貨/支払う時期/確認した日と確認先」です。
条件:
・私が書いた金額だけを使い、新しい金額を足さないでください
・金額がない項目は、金額の欄を「空欄」としてください
・通貨の換算はしないでください。円と現地通貨は別の行のままにします
・合計は、円の行だけを足した式の形で示してください
【ここに、自分で調べた項目と金額を貼る】
ここでは、調べた金額をそのまま貼ります。空欄を空欄のまま残すように頼むと、AIが推測で数字を埋めるのを防げます。
プロンプト例3:抜けの確認
下の留学費用の表を点検してください。
条件:
・抜けていそうな項目を挙げ、なぜ必要かを1行で書いてください
・同じ費用を二重に数えていそうな行があれば教えてください
・金額は書かないでください。確認する先だけを書いてください
・学校に聞いたほうがよい質問を5つ作ってください
【ここに、プロンプト例2で作った表を貼る】
抜けの確認は、AIが得意な作業です。指摘された項目が自分に関係するかどうかは、学校や公式ページで確かめてから表に足してください。
1か月の計算例:Kredo AI留学の場合

ここからは、実際の数字で計算の形を見ていきます。例にするのは、セブ島のITパークにあるスクール、KredoのAI留学です。期間は1か月で、定価は413,000円(税込、2026年10月時点)です。
AI留学は、午前に英語のマンツーマン授業を4コマ、午後にAIのグループ授業を4コマ受けるコースです。食事は定価に含まれません。食費などの生活費は、1か月6万円程度が目安です。
| 項目 | 金額 | メモ |
|---|---|---|
| 学校の定価(AI留学・1か月) | 413,000円(税込) | 含まれる範囲は申し込み前に学校へ確認 |
| 食費などの生活費 | 60,000円程度(目安) | 食事は定価に含まれない。使い方で変わる |
| 小計 | 473,000円 | 定価+生活費の目安 |
| 航空券 | (空欄:自分で調べて入れる) | 航空会社の公式サイトで、渡航日の総額を見る |
| 海外旅行保険 | (空欄:自分で調べて入れる) | 保険会社の公式サイトで、期間と補償を選んで見積もる |
| SSP(特別留学許可) | (空欄:学校に確認して入れる) | 手続きと支払いは、入学後に現地で行うのが一般的 |
| 現地の交通・通信、予備費 | (空欄:自分で決めて入れる) | 生活費の目安で足りるかを考えて決める |
合計は、次の形で出します。定価+生活費の目安=473,000円+航空券+保険+SSPなど、です。空欄の3つが埋まると、自分の総額になります。
空欄は、空欄のまま残しておく
航空券と保険は、出発日や補償の内容で金額が大きく変わります。そのため、この記事では数字を入れていません。AIに「だいたいいくらか」を聞いて埋めるより、公式サイトの金額を入れるほうが確かです。
SSPは、入学後に現地で手続きと支払いをするのが一般的です。日本で払う金額には入らないので、見積もりに出てこないことがあります。金額は学校に確認し、現地で払うお金として表に1行足してください。
支払い方も、あわせて確認する
総額が出たら、払い方も見ておきます。Kredoの場合、支払い方法はクレジットカードと銀行振込です。分割払いもでき、プランは無料カウンセリングで案内しています。仲介手数料は0円です。
ここで挙げた金額と条件は、2026年10月時点のものです。最新は公式で確認をお願いします。ほかの学校を検討する場合も、同じ表の形でそのまま計算できます。
為替の扱い:円換算はAIに任せず、当日のレートを自分で確認する
現地通貨で払う費用は、円に直すと金額が毎回変わります。円換算はAIに任せず、当日のレートを自分で見て計算してください。
日本銀行は、為替相場(為替レート)を「異なる通貨が交換される際の交換比率」と説明しています。変動相場制では、市場の需要と供給のバランスで決まります。つまり、レートは日々動く数字です。
AIは、学習した時点までの情報をもとに答えを作ります。検索などの道具を使わない場合、今日のレートは知りません。AIが示した円換算の金額を、そのまま予算に使わないでください。
| 費用の種類 | 表への書き方 | 確認する先 |
|---|---|---|
| 円で払う費用(定価など) | 円のまま書く | 学校の見積もり |
| 現地通貨で払う費用(現地の手続きなど) | 現地通貨のまま書き、円の欄は別に作る | 学校、現地の公式ページ |
| 円に直した金額 | 使ったレートと確認した日を横に書く | 銀行やカード会社の公式ページ |
換算するときの手順
- 現地通貨の金額を、通貨の名前と一緒に表に書く
- 銀行やカード会社の公式ページで、当日のレートを見る
- 電卓か表計算ソフトで、自分で掛け算をする
- 使ったレートと日付を、表の横に書いておく
- 出発が近づいたら、もう一度レートを見て計算し直す
両替やカード払いでは、手数料がかかることがあります。実際に適用されるレートと手数料は、使う銀行やカード会社の公式ページで確認してください。この記事でも、現地通貨の費用を円に直した金額は載せていません。
AIの試算で起きやすい間違い
AIの答えは、文章が自然なぶん正しく見えます。間違いが出やすいのは、金額・制度・計算の3か所です。
OpenAIの公式ヘルプは、ChatGPTが不正確な答えや誤解を招く答えを出すことがあると説明しています。自信がありそうな書き方でも、誤っている場合があるとも書いています。大事な情報は、信頼できる情報源で確かめるよう案内しています(2026年10月時点)。
| 起きやすい間違い | 起きる理由 | 防ぎ方 |
|---|---|---|
| 古い料金を今の金額として出す | 学習した時点より後の改定を知らない | 学校の公式ページで定価を見る |
| 実在しない金額をそれらしく書く | 分からなくても文章を作ってしまう | 金額を書かせず、自分で入れる |
| 含まれる範囲を取り違える | 食事や滞在の扱いが学校ごとに違う | 定価に含まれるものを学校に聞く |
| 現地で払う費用が抜ける | 日本で払う見積もりに出てこない | 現地で払うお金を別の行にする |
| 古いレートで円に直す | 今日のレートを知らない | 当日のレートで自分で計算する |
| 合計の足し算が合わない | 行が多いと計算を誤ることがある | 電卓か表計算ソフトで計算し直す |
ビザや許可の情報は、特に古くなりやすい
ビザや滞在の許可は、手続きや金額が変わることがあります。たとえばフィリピンは、観光や商用などの目的で30日以内の滞在なら、事前の査証が要りません。30日を超える場合は、滞在許可の延長などの手続きが必要です(2026年10月時点、外務省の海外安全ホームページ)。
期間が延びると、延長の費用という新しい項目が増えます。AIに聞いた内容だけで判断せず、外務省、大使館、入国管理局、学校の順に確かめてください。
「だいたいの相場」を聞かない
「1か月の留学はいくらですか」と聞くと、AIは幅のある数字を答えます。その数字には、どの学校の、いつの料金かという出どころがありません。出どころのない金額は表に入れない、と決めておくと安全です。
検索機能のあるAIを使う場合も、同じです。示されたリンクを自分で開き、公式ページに同じ金額が書いてあるかを見てください。確かめた日付も、表に残しておきます。
学校へ確認する質問リスト

表の空欄を埋める近道は、学校に聞くことです。質問は「何が含まれるか」と「いつ・どこで払うか」に絞ります。下のリストを、そのまま問い合わせやカウンセリングで使ってください。
- 定価に含まれるものは何ですか(授業、滞在、教材など)
- 定価に含まれないものは何ですか(食事、空港からの移動など)
- 食費などの生活費は、1か月でどのくらいを見ておけばよいですか
- 現地で払う費用は何がありますか。金額と通貨、払う時期も教えてください
- SSPなど滞在に必要な手続きは、いつ、どこで行いますか
- 支払い方法と、支払いの期限を教えてください
- 分割払いはできますか。回数や条件を教えてください
- 申し込み後に日程を変えたり取り消したりした場合、費用はどうなりますか
- 海外旅行保険は、いつまでに、どの期間で入ればよいですか
- 料金が改定される予定はありますか。見積もりはいつまで有効ですか
回答は、日付をつけて表に戻す
学校からの回答は、表の「確認した日と確認先」の欄に書きます。口頭で聞いた内容は、メールなど文字で残る形でもう一度もらっておくと安心です。見積もりの有効期限も、あわせて書いておきます。
質問の文面づくりは、AIに任せてよい
問い合わせの文面を整えるのは、AIに向いた作業です。リストを渡して「ていねいな問い合わせメールにしてください」と頼めば、数分で下書きができます。10個の質問への回答がそろえば、学校に関わる空欄はほぼ埋まります。
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よくある質問
留学費用はChatGPTでシミュレーションできますか?
できます。ただし任せるのは、費用項目の洗い出しと表づくりまでです。金額は、学校の定価や航空会社・保険会社の公式の料金を自分で入れてください。AIが出す金額は、古い情報や誤った情報にもとづくことがあります。
留学費用の総額はどうやって出しますか?
8つの項目の金額を足して出します。授業料、滞在費、食費、航空券、保険、ビザ関連、現地の交通・通信、予備費です。学校に払うお金と、自分で手配するお金、現地で払うお金に分けると、抜けと重なりを防げます。
1か月の留学費用の内訳は、どんな形になりますか?
KredoのAI留学の例では、定価413,000円(税込)に生活費の目安6万円程度を足して473,000円です。ここに航空券、海外旅行保険、SSPなどを足します。金額は2026年10月時点のもので、最新は公式で確認をお願いします。
現地通貨の費用を、AIに円へ直してもらってもよいですか?
おすすめしません。為替レートは日々動き、AIは今日のレートを知らないことがあります。銀行やカード会社の公式ページで当日のレートを見て、自分で計算してください。使ったレートと日付も表に書いておきます。
まとめ:項目はAIと洗い出し、金額は公式の数字で埋める
留学費用は、AIで試算できます。AIの役目は項目の洗い出しと表づくりで、金額は自分で入れます。項目は、授業料・滞在費・食費・航空券・保険・ビザ関連・現地の交通や通信・予備費の8つです。
円換算は当日のレートで自分で計算し、空欄は学校への質問で埋めていきます。1か月の例では、定価413,000円に生活費の目安を足した473,000円が出発点でした。項目ごとのくわしい内訳は、AI留学の費用は総額いくら?1ヶ月の内訳と安く抑える方法でまとめています。
参考にした公式情報
2026年10月時点の情報です。料金や制度は変わることがあるため、最新は公式で確認をお願いします。
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