こんにちは、Kredo Blog編集部です!留学で英語が話せるようになるまでの期間は、出発時の英語力と1日に英語を使う時間で大きく変わり、「何か月で誰でも話せる」という決まった答えはありません。目安としては、1か月で英語を話すことへの抵抗が減り、3か月前後で日常の会話を自分の言葉でこなせる場面が増え、仕事で使えるレベルにはさらに時間がかかると考えておくと現実的です。
この記事では、「話せる」を5つの段階に分けたうえで、期間別の伸び方の目安、期間ではなく時間で考える方法、伸びる人・伸びない人の違い、伸びない原因と対策、出発前と留学中にやることを順番に解説します。
この記事でわかること
- 「英語が話せる」の5つの段階と、自分のゴールの決め方
- 1週間・1か月・3か月・6か月・1年の期間別の伸び方の目安
- 期間ではなく「英語を使う時間」で考える方法
- 留学で英語が伸びる人・伸びない人の判断表と、伸びない原因7つ
- 出発前と留学中にやっておきたいこと
「英語が話せる」を5つの段階に分ける

「何か月で話せるか」を考える前に、まず「話せる」の意味をはっきりさせておきましょう。人によって思い浮かべるレベルが違うため、ゴールが曖昧なままだと、留学の期間も選びにくくなります。
| 段階 | できること | 例 |
|---|---|---|
| 1. 決まった表現が言える | あいさつや自己紹介、覚えたフレーズが口から出る | 名前・仕事・出身を英語で伝えられる |
| 2. 簡単なやり取りができる | ゆっくり話してもらえれば、短い文で答えられる | 買い物、注文、道を聞く |
| 3. 日常の会話を続けられる | 知っている単語で言い換えながら、話を続けられる | 週末の予定、趣味、困っていることを話す |
| 4. 意見を伝えられる | 理由をつけて自分の考えを説明できる | 授業でのディスカッション、簡単な説明や相談 |
| 5. 仕事で使える | 会議やメールで、相手に合わせて正確に伝えられる | 打ち合わせ、報告、交渉、面接 |
多くの人が「話せるようになりたい」と言うとき、目指しているのは3〜4の段階です。一方、「英語を使って働きたい」のであれば5の段階が必要で、留学だけでなく帰国後の学習も含めた長い計画が必要になります。
まずは、自分は何の場面で、どの段階まで話せるようになりたいのかを一言で書き出してみましょう。それが期間や学校を選ぶ基準になります。
1週間〜1年|留学期間別の伸び方の目安

次に、留学期間ごとの伸び方の目安です。ここでは、出発時に中学〜高校の英語を少し覚えている程度の人が、毎日授業を受けた場合を想定しています。もともとの英語力や授業の量によって前後するため、あくまで目安として見てください。
| 期間 | 到達しやすい段階 | 起こりやすい変化 | この期間に向いている目的 |
|---|---|---|---|
| 1週間 | 段階1 | 英語で話すことへの緊張が少しほぐれる。自分の弱点がわかる | 留学のお試し、学習のきっかけづくり |
| 2〜4週間 | 段階1〜2 | 決まった表現なら言えるようになり、聞き返しながらやり取りできる | 英会話の土台づくり、旅行英語 |
| 2〜3か月 | 段階2〜3 | 言い換えながら会話を続けられる場面が増える。聞き取れる量が増える | 日常会話の習得、苦手意識の解消 |
| 4〜6か月 | 段階3〜4 | 理由をつけて意見を言える場面が増える。英語で考える時間が増える | 授業や仕事で使う英語の土台 |
| 1年前後 | 段階4〜5を目指す | 専門分野の内容を英語で学べるようになる人もいる | 英語を使う仕事・進学の準備 |
表からわかるとおり、1か月の留学で「ペラペラ」になるのは難しいものの、「話すことへの抵抗をなくす」「自分の弱点を知る」には十分な期間です。短期留学でできることは、短期英語留学のメリット・デメリットで詳しく紹介しています。
また、出発時の英語力がほぼゼロの場合は、最初の数週間を基礎の確認に使うことになるため、表より時間がかかると考えておきましょう。反対に、文法や単語の基礎がある人は、留学中は話す練習に集中できるので、伸びを実感しやすくなります。
取れる期間が短いときの考え方
社会人や大学生は、仕事や授業の都合で、取れる期間が1〜2週間や1か月に限られることもあります。その場合は、ゴールを期間に合わせて小さく設定し、留学を「ゴール」ではなく「学習の加速期間」と考えるのがおすすめです。
| 取れる期間 | 現実的なゴールの立て方 | 帰国後につなげること |
|---|---|---|
| 1〜2週間 | 自己紹介と仕事・学校の話を英語で1分話せるようにする | オンライン英会話で同じテーマを話し続ける |
| 1か月 | 日常の場面(買い物・食事・道案内)を英語でこなす | 話せなかった場面をリストにして練習する |
| 2〜3か月 | 言い換えながら会話を続け、簡単な意見を言える | 英語を使う機会(仕事・趣味・資格)を作る |
短い期間でも、帰国後の学習まで含めて計画すれば、留学の時間は無駄になりません。「行って終わり」にしないことが、話せるようになるまでの近道です。
期間より「英語を使う時間」で考える

同じ1か月の留学でも、1日の授業が3時間の場合と6時間の場合では、英語を使う時間が倍違います。留学の効果を比べるときは、「1日に英語を使う時間 × 日数」で考えると、期間だけで比べるより実態に近づきます。
| 1日の英語の授業時間 | 20日間の合計 | 60日間の合計 |
|---|---|---|
| 2時間 | 40時間 | 120時間 |
| 4時間 | 80時間 | 240時間 |
| 6時間 | 120時間 | 360時間 |
たとえば週に1回・1時間の英会話レッスンを受ける場合、80時間に届くまでには1年半以上かかる計算です。留学の強みは、この時間を短い期間にまとめて確保できることにあります。
さらに、授業以外の時間も大切です。寮でのやり取り、買い物、先生やほかの留学生との雑談など、授業の外で英語を使う時間を足すと、同じ期間でも伸び方に差が出ます。
マンツーマンとグループの違い
授業の形式によっても、自分が話す時間は変わります。マンツーマンの授業は自分が話す時間が長く、間違いをその場で直してもらえるのが利点です。グループの授業は、ほかの人の発言を聞いたり、英語で意見を交わしたりする練習になります。
Kredoでは、1日8時間のうち4時間が英語のマンツーマン、残りの4時間がITのグループレッスンです。ITレッスンもすべて英語で行われるため、英語の授業で練習した表現を、ITの授業で実際に使うという形で、1日の多くの時間を英語で過ごします。
留学で英語が伸びる人・伸びない人の判断表

同じ学校、同じ期間でも、英語の伸び方には個人差があります。次の表で、自分がどちらに近いかを確認してみてください。
| 比べる点 | 伸びやすい人 | 伸びにくい人 |
|---|---|---|
| 目的 | 「どの場面で何を話したいか」が決まっている | 「とりあえず英語ができるようになりたい」 |
| 出発前の準備 | 中学レベルの文法と基本の単語を復習している | 現地に行けばなんとかなると考えている |
| 授業での姿勢 | 間違えても話す。わからない時は聞き返す | 正しい文ができるまで黙ってしまう |
| 授業の外 | 先生や留学生と話す機会を自分から作る | 授業が終わると日本語だけで過ごす |
| 復習 | その日に言えなかった表現をメモして翌日使う | 授業を受けっぱなしにする |
| 帰国後 | オンライン英会話などで話す時間を続ける | 帰国後は英語を使わなくなる |
表の右側に多く当てはまっても、心配はいりません。どれも出発前や留学中の行動で変えられることばかりです。次の章で、伸びない原因と対策を具体的に見ていきましょう。
留学で英語が伸びない原因7つと対策

「留学したのに英語が話せない」「思ったより英語力が伸びなかった」と感じる人には、いくつか共通する原因があります。
| 原因 | 起こりやすいこと | 対策 |
|---|---|---|
| 1. 基礎の不足 | 授業の説明が理解できず、話す練習まで進めない | 出発前に中学英語の文法と基本の単語を復習する |
| 2. 目的が曖昧 | 何を練習すればいいかわからず、授業がただの雑談になる | 「話したい場面」を先生に伝え、授業の内容を合わせてもらう |
| 3. 間違いを恐れる | 話す量が少なく、直してもらう機会も減る | 「間違いを直してもらうために話す」と考える |
| 4. 日本語で過ごす時間が長い | 授業以外で英語を使わず、練習量が足りない | 1日1回は授業の外で英語を使う場面を作る |
| 5. 復習をしない | 同じ表現を何度も聞くのに、自分では言えないまま | 言えなかった表現を毎日3つメモして翌日使う |
| 6. 期間が目的に合っていない | 短い期間に大きすぎるゴールを置き、伸びを感じられない | 期間別の目安表で、現実的なゴールを決め直す |
| 7. 帰国後に止めてしまう | 身についた感覚が数か月で薄れる | 帰国後も週に数回、英語を話す時間を確保する |
特に意識したいのが3と4です。英語に自信がない人ほど、「正しく話せるようになってから話そう」と考えがちですが、話す量が少ないと上達も遅くなります。留学中は、間違えることを練習の一部と考えるだけで、話す量は大きく変わります。
英語が苦手な状態から留学を考えている人は、英語が全くできない人の勉強の始め方で、出発前のスタートの切り方を確認しておくと安心です。
出発前にやっておくこと

留学の効果を高めるには、出発前の準備が欠かせません。現地での時間を「話す練習」に使えるよう、日本でできることは済ませておきましょう。
| やること | 目安 | ねらい |
|---|---|---|
| 中学英語の文法の復習 | 1冊を通して1〜2周 | 文の組み立て方を思い出し、授業の説明を理解しやすくする |
| 基本の単語の確認 | 日常会話でよく使う単語から | 言いたいことを短い文で言えるようにする |
| 自己紹介を英語で用意 | 1分で話せる長さ | 初日から自分のことを話せる |
| 話したい場面のリスト | 5〜10個 | 授業で練習する内容を先生に伝えやすくする |
| オンライン英会話などで話す練習 | 出発前の数週間 | 英語で話すことへの緊張を減らしておく |
独学で話す力をつける方法は、英語を話せるようになるには?独学で喋れるようになる5ステップでステップごとに紹介しています。出発前の学習の順番や教材を知りたい人は、英語学習ロードマップも参考にしてください。
留学中の過ごし方

留学中は、授業の時間をどう使うか、授業の外でどう過ごすかで伸び方が変わります。毎日続けやすい習慣をいくつか紹介します。
- 授業の最初に、その日に話したいテーマを先生に伝える
- 言えなかった表現をメモし、夜に3つだけ英語で言い直す
- 次の日の授業で、メモした表現を1回は使ってみる
- 食事や買い物など、授業の外で1日1回は英語を使う
- 週に1回、1分間の自己紹介や近況を話して、前の週と比べる
伸びを実感しにくいときは、話せる内容を記録しておくのがおすすめです。1週目の自己紹介と4週目の自己紹介を録音して聞き比べると、自分では気づきにくい変化がわかります。
また、英語を「勉強の対象」としてだけでなく、「何かを学ぶための道具」として使うと、話す必要のある場面が自然に増えます。英語でITを学ぶ留学はその一つの形で、Kredoの受講生の92%は英語もITも未経験からスタートしています。英語とITを一緒に学ぶ方法は、IT留学とは?費用・国別比較・1日の流れと選び方【2026年】で紹介しています。
よくある質問
Q. 留学1か月で英語は話せるようになりますか?
A. 1か月で日常会話を自由に話せるようになるのは難しいですが、決まった表現が言える、聞き返しながらやり取りできる、といった変化は起こりやすい期間です。話すことへの抵抗をなくし、帰国後の学習につなげる期間と考えると、1か月の留学も意味があります。
Q. 英語がほぼゼロでも、留学で話せるようになりますか?
A. 英語がほぼゼロからでも、時間をかければ話せるようになる人はいます。ただし、最初の数週間は基礎の確認に使うことになるため、出発前に中学英語の文法と基本の単語を復習しておくと、留学中の時間を話す練習に使いやすくなります。
Q. 何か月の留学がベストですか?
A. 目的によって違います。英会話のきっかけづくりなら1か月前後、日常会話を身につけたいなら3か月前後、英語を仕事で使う準備なら半年以上が一つの目安です。期間だけでなく、1日に英語を使う時間も比べて選びましょう。
Q. 留学しても英語が伸びなかったらどうすればいいですか?
A. よくある原因は、話す量や復習の不足です。伸びない原因7つの表を見直し、帰国後もオンライン英会話などで話す時間を続けると、留学中に身についた感覚を活かせます。
まとめ
留学で英語が話せるようになるまでの期間は、出発時の英語力、1日に英語を使う時間、授業の外での過ごし方で大きく変わります。
- 「話せる」を5段階に分け、自分のゴールを決める
- 期間別の目安表で、ゴールに合った期間を考える
- 期間だけでなく「1日の英語時間 × 日数」で比べる
- 出発前に基礎を復習し、留学中は話す量と復習を増やす
- 帰国後も話す時間を続けて、身についた力を保つ
「何か月で話せるか」は、期間よりも、その期間をどう使うかで決まります。自分に合う期間や学び方に迷ったら、無料カウンセリングで相談してみてください。
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