こんにちは、Kredo Blog編集部です!英語が全くできない人は、まず「何のために英語を使うか」を1つ決め、中学1年レベルの単語と文法を声に出して覚えるところから始めれば、1年で簡単な日常会話ができる段階を目指せます。才能やセンスよりも、正しい順番で毎日続けることが大切です。
この記事では、英語がまったくできない状態から始める人に向けて、最初に決める目的の立て方、ゼロからの学習5ステップ、1年間の目標、続けるための心構え、英語が苦手な人の留学の考え方までを順番に紹介します。
この記事でわかること
- 英語が全くできなくても、今から始めてよい理由
- 「目的がない」人でもできる、目的と使う場面の決め方
- ゼロから始める英語学習の5ステップ
- 1年間の月別の目標と進め方
- 続けるための心構えと、英語が苦手な人の留学の選び方
英語が全くできない状態から始めてよい理由


「中学英語からつまずいている」「英語の授業はずっと苦手だった」という人でも、英語学習を始めるのに遅すぎることはありません。大人になってから学ぶ場合、目的がはっきりしているぶん、必要な英語に絞って効率よく学べるという利点もあります。
英語が苦手になった理由を振り返る
英語が全くできないと感じている人の多くは、「単語や文法を覚える量が多くてついていけなかった」「テストのための勉強で、使う楽しさを感じられなかった」といった経験を持っています。つまり、英語そのものが向いていないのではなく、学び方が自分に合っていなかっただけ、ということも少なくありません。
大人になってからの英語学習は、テストのためではなく自分のために学べます。使いたい場面に必要な英語から学べばよいので、学生時代とは違う手応えを感じられるはずです。
ゴールは「ネイティブ並み」ではなくていい
英語力の目安として世界的に使われている「CEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)」では、英語力をA1からC2までの6段階に分けています。欧州評議会の説明によると、最初の段階であるA1は「よく使う日常的な表現や、ごく基本的な言い回しを理解して使える」段階で、自己紹介や簡単な質問ができるレベルです(2026年10月時点)。
英語が全くできない人は、まずこのA1を最初のゴールにすると、何をすればいいかが明確になります。
| 段階 | CEFR | できること(欧州評議会の説明をもとに要約) |
|---|---|---|
| 基礎段階 | A1 | 日常的な表現や基本的な言い回しを使える。自己紹介や簡単な質問ができる |
| 基礎段階 | A2 | 買い物や仕事など身近な話題の文を理解し、決まったやり取りができる |
| 自立した段階 | B1・B2 | 身近な話題について、ある程度まとまった話ができる |
| 熟達した段階 | C1・C2 | 幅広い話題について、流ちょうに正確に使える |
最初にやること:目的と「使う場面」を決める


英語学習が続かない理由の一つは、「英語ができたらいいな」という漠然とした気持ちのまま始めてしまうことです。目的がないと、どの教材を選ぶべきか、どこまでやればいいかがわからず、途中で止まりやすくなります。
目的が見つからない人は「使う場面」から考える
「英語を学ぶ目的がない」と感じる人は、大きな目標を立てる必要はありません。「英語を使ってみたい場面」を1つ思い浮かべるだけで十分です。
| 使ってみたい場面 | 最初に覚えたいこと |
|---|---|
| 海外旅行で困らずに過ごしたい | 空港・ホテル・レストラン・買い物の表現 |
| 仕事で英語のメールを読みたい | ビジネスでよく使う単語と定型文 |
| 外国人のお客さんに対応したい | あいさつ・案内・お会計の表現 |
| 好きな映画や音楽を英語で楽しみたい | よく使う会話表現と聞き取りの練習 |
| いつか留学や海外で働きたい | 自己紹介・質問・聞き返す表現 |
場面が決まると、覚えるべき単語や表現が絞られ、「今日やること」がはっきりします。目的はあとから変わってもかまいません。
目的を決めるための3つの質問
使う場面が思い浮かばない人は、次の3つの質問に答えてみてください。答えを紙に書き出すだけでも、学ぶ理由が少しずつ見えてきます。
- 英語ができなくて困った、または悔しかった経験はありますか?
- 英語ができたら、1年後にやってみたいことは何ですか?
- 仕事や趣味で、英語の情報に触れる場面はありますか?
ゼロから始める英語学習の5ステップ


英語が全くできない人は、次の5つのステップで進めましょう。一度に全部やる必要はなく、上から順に少しずつ重ねていくイメージです。
| ステップ | やること | 教材・方法の例 |
|---|---|---|
| 1. 音と文字をつなぐ | アルファベットの読み方、基本的な発音を確認する | 音声つきの入門書、発音の解説動画 |
| 2. 中学1年の単語と文法 | be動詞・一般動詞・疑問文・否定文を例文で覚える | 中学英語のやり直し本、単語アプリ |
| 3. 声に出す | 覚えた例文を音読し、音声を真似して言う | 音読、シャドーイング |
| 4. 自分のことを英語で言う | 自己紹介や1日の出来事を短い英語で言う | 独り言、英語日記(1〜3文) |
| 5. 人と話す | 決まった表現を使って実際に会話する | オンライン英会話、AIとの会話練習 |
ステップ2は「中学1年」から始めていい
英語が全くできない人が最初につまずきやすいのは、いきなり難しい教材を選んでしまうことです。中学1年レベルの文法には、日常会話で使う基本がたくさん詰まっています。「簡単すぎる」と感じるくらいから始めたほうが、結果的に早く進めます。
ステップ3の音読が「話せる」への近道
読んで理解できる英語と、口から出てくる英語は別物です。覚えた例文を毎日声に出すことで、少しずつ「言える英語」が増えていきます。
ステップ4で使える短い英文の例
| 英文 | 日本語訳 |
|---|---|
| I’m Taro. I live in Osaka. | 太郎です。大阪に住んでいます。 |
| I work at a hotel. | ホテルで働いています。 |
| I’m studying English. | 英語を勉強しています。 |
| I got up at seven today. | 今日は7時に起きました。 |
| I’m going to see a movie this weekend. | 今週末は映画を見に行く予定です。 |
独学で話せるようになるまでの流れは英語を話せるようになるには?独学で喋れるようになる5ステップでも詳しく紹介しています。学習全体の順番を確認したい人は英語学習ロードマップも参考にしてください。
独学で話せるようになった人がやっていること
独学で英語を話せるようになった人には、いくつかの共通点があります。特別な才能があったわけではなく、次のような習慣を続けていることが多いのです。
| やっていること | ポイント |
|---|---|
| 毎日声に出している | 読むだけで終わらせず、音読や独り言で口を動かす |
| 同じ教材を繰り返している | 新しい教材に次々と手を出さず、1冊を何度も使う |
| 自分のことを英語で言う練習をしている | 教科書の例文を、自分の生活に置き換えて使う |
| 話す場を自分でつくっている | オンライン英会話や交流の場で、覚えた表現を実際に使う |
| 間違いを気にしすぎない | 伝わったかどうかを大切にし、直された表現を次に活かす |
英語が全くできない人の1年間の目標と進め方


1日30分〜1時間の学習を続けた場合の、1年間の目標の目安をまとめました。進み方には個人差があるため、遅れても気にせず、自分のペースで調整しましょう。
| 期間 | 目標 | 主な学習 |
|---|---|---|
| 1〜3か月 | 中学1年の文法と基本単語がわかる。自己紹介が言える | ステップ1〜3を中心に、毎日の音読 |
| 4〜6か月 | 中学2〜3年の文法に進む。簡単な質問と答えができる(A1の目安) | ステップ4の独り言・英語日記を追加 |
| 7〜9か月 | ゆっくりなら、身近な話題で短いやり取りができる | ステップ5の会話練習を週に数回 |
| 10〜12か月 | 買い物や仕事の決まった場面で、英語でやり取りできる(A2を目指す) | 目的の場面に合わせた表現と会話練習 |
1日の学習メニューの例
| 時間 | メニュー |
|---|---|
| 15分 | 単語5分+例文の音読10分 |
| 30分 | 単語10分+文法10分+音読10分 |
| 60分 | 単語10分+文法15分+音読・シャドーイング15分+独り言または会話練習20分 |
忙しい日は15分のメニューだけでもかまいません。「ゼロの日をつくらない」ことを目標にしましょう。
3か月ごとに振り返る
3か月ごとに「できるようになったこと」を書き出してみましょう。「自己紹介が言えるようになった」「英語の質問に一言で返せた」など、小さな変化でもかまいません。できるようになったことが見えると、次の3か月も続ける力になります。
社会人が英語をやり直すときの進め方

学生のころ以来、英語から離れていた社会人がやり直すときは、「何のために使うか」によって最初に手をつけることが変わります。まずは目的別に、何から始めればいいかを確認しましょう。
目的別:何から始めるか
| やり直す目的 | 最初に始めること | 次に足すこと |
|---|---|---|
| 海外旅行で困らないようにしたい | 中学1年の文法と、空港・ホテル・お店で使う表現 | 聞き返す表現と、簡単な会話練習 |
| 仕事で英語のメールを読み書きしたい | 中学英語の文法と、ビジネスメールの定型文 | 仕事でよく使う単語と、短いメールを書く練習 |
| TOEICのスコアが必要 | 中学英語の文法と単語の総復習 | 試験の形式に合わせた問題演習と音声の練習 |
| 外国人のお客さんや同僚と話したい | 自己紹介・あいさつ・聞き返す表現の音読 | オンライン英会話などで実際に話す練習 |
| 目的はまだ決まっていない | 中学1年の文法と、自分のことを言う短い英文 | 使いたい場面が見えてきたら、その場面の表現 |
どの目的でも、土台になるのは中学英語です。「社会人だから」とビジネス英語や難しい参考書から始めるより、中学英語をやり直してから目的の表現を足していくほうが、結果的に早く使えるようになります。仕事で使う英語を目指す人は、ビジネス英語の勉強法で、社会人が独学で進める順番も紹介しています。
中学英語のやり直し教材の選び方
- 音声がついていて、例文を聞いて真似できる
- 1つの文法を短い説明と例文で学べる(1回分が10〜15分で終わる)
- 練習問題があり、理解できたか自分で確かめられる
- 「大人のやり直し」など、社会人向けの例文や場面を使っている
- 最後までやりきれそうな厚さである
教材は1冊に決めて、何度も繰り返すのがコツです。途中で別の教材に乗り換えると、同じところを何度もやり直すことになり、なかなか先に進めません。
仕事と両立する時間の作り方
| 時間帯 | できること | 目安 |
|---|---|---|
| 出勤前 | 文法の確認と例文の音読 | 10〜15分 |
| 通勤中 | 単語アプリ、音声を聞きながら口パクで真似する | 10〜20分 |
| 昼休み | 英語で1〜3文の日記を書く | 5分 |
| 帰宅後・週末 | 独り言や会話練習、1週間分の復習 | 15〜30分 |
社会人のやり直しで避けたいこと
| 避けたいこと | 代わりにやること |
|---|---|
| いきなり難しい参考書や試験対策から始める | 中学1年の文法から始め、土台を固める |
| 週末にまとめて長時間やろうとする | 1日15分でも毎日続ける |
| 教材を次々と買い替える | 1冊を決めて何度も繰り返す |
| 読む・聞くだけで終わる | 音読や独り言で、毎日口を動かす |
続けるための心構えと「才能がない」と感じたとき


英語が全くできない状態から始めると、多くの人が、思うように進まない時期を経験します。そんなときに支えになる心構えを紹介します。
完璧を求めない
文法の間違いや発音のクセを気にしすぎると、話すこと自体が怖くなってしまいます。伝わればOKと考え、間違いは「次に直せばいいこと」と受け止めましょう。
人と比べない
SNSなどで英語が得意な人の投稿を見ると、焦りを感じることがあります。しかし、学び始めた時期も使える時間も人それぞれです。比べるなら、昨日の自分、3か月前の自分と比べましょう。
小さな成長を記録する
英語力の伸びは、自分では気づきにくいものです。覚えた表現の数や、学習した時間を記録しておくと、成長を目で確かめられます。
「毎日少し」を最優先にする
週末に3時間まとめて学ぶより、毎日15分でも続けるほうが定着しやすくなります。やる気が出ない日は「5分だけ音読する」など、ハードルを下げて途切れさせないことが大切です。
「才能がない」と感じたときの考え方
「自分には英語の才能がない」と感じるときは、才能ではなく「やり方」や「量」の問題であることがほとんどです。次の表で、自分に当てはまるものがないか確認してみてください。
| 才能がないと感じる理由 | 見直すポイント |
|---|---|
| 単語をすぐ忘れる | 忘れるのは普通のこと。例文ごと、何度も繰り返して覚える |
| 聞き取れない | 自分で発音できない音は聞き取りにくい。音読とシャドーイングを増やす |
| 話そうとすると頭が真っ白になる | 話す練習の量が足りていない。独り言から始める |
| 周りと比べて遅いと感じる | 比べる相手は過去の自分。3か月前と比べてみる |
英語が話せなくて悔しい、イライラするという気持ちになるのは、それだけ真剣に取り組んでいる証拠です。その気持ちを「次に覚える表現」に変えていきましょう。
英語が全くできない人の留学の始め方


「英語が全くできないけれど、留学してみたい」という人もいるでしょう。英語力ゼロでも留学はできますが、事前の準備と学校選びで成果が大きく変わります。
出発前に最低限やっておきたいこと
- 中学1年レベルの文法と基本単語を復習する
- 英語で自己紹介を言えるようにする
- 「もう一度言ってください」「ゆっくり話してください」を言えるようにする
- 体調が悪いときや困ったときの表現を覚える
英語が苦手な人の留学先の選び方
学校の名前やランキングより、次の基準で自分に合うかを確認しましょう。
| 判断基準 | 確認のポイント |
|---|---|
| 初心者向けの授業 | 英語力ゼロから始められるレベル分けがあるか |
| 授業の形式 | マンツーマンや少人数で、自分のペースで質問できるか |
| 日本語でのサポート | 生活や学習の悩みを日本語で相談できるスタッフがいるか |
| 1日の授業量 | 初心者でも無理なく続けられる量か、自習や休息の時間もあるか |
| 期間 | 最初は短期で試し、合えば延長できるか |
「英語ができないのに留学して意味があるのか」と不安な人は、まず短い期間で試してみる方法もあります。出発前の準備と組み合わせれば、英語力ゼロからでも留学の時間を有効に使えます。
期間はどれくらいがよい?
英語が全くできない人の場合、1〜2週間の短期留学では、授業や生活に慣れた頃に帰国になることが多くなります。英語を話すきっかけをつかむなら短期でも意味がありますが、基礎を固めて会話に自信をつけたいなら、1か月以上あると余裕が生まれます。
どの期間を選ぶ場合も、出発前の準備と帰国後の学習をセットで計画しておくことが大切です。留学中にできるようになったことを、帰国後も毎日の学習で使い続けることで、英語力として定着していきます。
英語とITを同時に学ぶという選択肢


英語を学ぶ目的が「仕事の選択肢を広げたい」という人は、英語と一緒にITスキルを身につける留学も選択肢になります。
Kredoは語学学校ではなく、フィリピン・セブ島のITパークで「英語とITを英語で学ぶ」留学です。2016年に開講し、卒業生・参加者は3,000名以上。受講生の92%は英語もITも未経験から始めています。1日8時間(英語マンツーマン4時間+ITグループ4時間)で、ITレッスンはすべて英語で行われます。
英語が苦手な人にとってITを英語で学ぶのはハードルが高く感じるかもしれませんが、英語のマンツーマン授業と組み合わせて進めるのが特徴です。英語が苦手な人の準備についてはAI留学に必要な英語力は?英語でAIを学ぶ意味と苦手な人の準備で紹介しています。自分に合うか相談したい人は、無料カウンセリングで話を聞いてみてください。
よくある質問
Q. 英語が全くできない大人でも、今から話せるようになりますか?
A. なれます。中学1年レベルから順番に学び、毎日声に出す練習を続ければ、1年ほどで簡単な日常会話ができる段階を目指せます。大人は目的がはっきりしているぶん、必要な英語に絞って学べる強みがあります。
Q. 何から始めればいいかわかりません
A. まず「英語を使いたい場面」を1つ決め、中学1年の単語と文法を例文で覚えるところから始めましょう。1日15分の音読からでも十分です。
Q. 英語学習の目的がありません。それでも続けられますか?
A. 大きな目的がなくても大丈夫です。「旅行で注文してみたい」「好きな映画のセリフを聞き取りたい」など、小さな使う場面を決めると、学ぶ内容が絞られて続けやすくなります。
Q. 英語が全くできなくても留学に行けますか?
A. 行けます。初心者向けの授業がある学校を選び、出発前に自己紹介と聞き返す表現だけでも準備しておくと、現地での時間を有効に使えます。
Q. 社会人が英語をやり直すなら、何から始めればいいですか?
A. 目的にかかわらず、中学1年の文法と基本の単語から始めるのがおすすめです。土台ができたら、旅行・仕事・TOEICなど、自分の目的に合う表現や教材を足していきましょう。
Q. 英語ができないままだと、将来困りますか?
A. 仕事や生活でどれだけ英語を使うかは人によって違うため、一概には言えません。ただ、英語ができると情報を得る手段や仕事の選択肢が広がるのは確かです。不安に感じたときが、始めるよいタイミングです。
まとめ
英語が全くできない状態からでも、正しい順番で学べば英語は少しずつ使えるようになります。大切なのは才能ではなく、目的を決めて毎日続けることです。
- 最初のゴールはCEFRのA1。自己紹介と簡単な質問を目指す
- 目的がない人は「英語を使いたい場面」を1つ決める
- 音→中学1年の文法→音読→独り言→会話の5ステップで進める
- 1年の目標を3か月ごとに区切り、できたことを振り返る
- 社会人のやり直しは中学英語から。目的に合わせて表現を足していく
- 「才能がない」と感じたら、やり方と量を見直す
英語が全くできない今日が、いちばん伸びしろのある日です。まずは自己紹介を英語で1文言うところから始めてみましょう。
英語でIT・AIを学べるKredo
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