こんにちは、Kredo Blog編集部です!
プログラミング学習アプリは、スマホでスキマ時間に基礎を学ぶ「入口」としては役に立ちますが、アプリだけで仕事に使えるレベルまで身につけるのは難しいのが実際です。この記事では、目的別に選べるアプリを4タイプで比較し、アプリで学んだあとにパソコンで進める順番までまとめます。
この記事でわかること
- プログラミング学習アプリで何ができるか(結論と役割)
- アプリを選ぶ前に決めておく3つのこと
- コードを書く・動画・ゲーム・子ども向けの4タイプのおすすめアプリ
- スマホアプリで学ぶメリットと注意点
- アプリのあとにパソコンで学ぶ順番
プログラミングはアプリで学べる?先に結論とアプリの役割

結論から言うと、プログラミング学習アプリは「基礎の考え方や書き方に慣れる」「学ぶ習慣をつくる」ためには向いていますが、アプリだけで実際に使えるWebサイトやサービスを作れるようになるのは難しいです。アプリは入口と復習用、作品づくりはパソコンと役割を分けて考えると、アプリを上手に使えます。

| 学びたいこと | アプリで足りる? | おすすめの使い方 |
|---|---|---|
| プログラミングがどんなものか知りたい | 足りる | ゲーム型やスライド型のアプリで、まず触ってみる |
| 文法・用語を覚えたい | おおむね足りる | 通勤・通学の時間に、短いレッスンを毎日続ける |
| 学んだことを復習したい | 足りる | パソコンで学んだ単元を、アプリのクイズで確かめる |
| 自分でWebサイトやアプリを作りたい | 足りない | パソコンに開発環境を用意して、実際に作る |
| エンジニアとして就職・転職したい | 足りない | パソコンでの学習・作品づくりを中心にし、アプリは補助にする |
まずは「何のためにアプリを使うのか」を決めてから選ぶと、アプリを入れただけで終わることを防げます。
アプリを選ぶ前に決める3つのこと

プログラミング学習アプリはたくさんありますが、次の3つを先に決めておくと、自分に合うものを選びやすくなります。
1. 目的(何を作りたいか・何になりたいか)
最終的に作りたいものをイメージすると、学ぶべき言語が見えてきます。たとえばWebサイトを作りたいならHTML・CSS・JavaScript、Webサービスを作りたいならPHP・Ruby・Python、iPhoneアプリを作りたいならSwiftが候補になります。言語選びに迷っている人は、ITプログラミングは何から?最初に学ぶ言語の選び方と目的別比較表で目的別に確かめてみてください。
2. 学ぶ言語
アプリによって、学べる言語は違います。学びたい言語がそのアプリで扱われているかを、ストアの説明や公式サイトで確かめましょう。言語がまだ決まっていない場合は、特定の言語にしばられないゲーム型のアプリで、考え方から始めるのも一つの方法です。
3. 使う端末(スマホ・タブレット・パソコン)
iPhone・Android・iPad・パソコンのどれで使えるかは、アプリによって違います。スマホだけで完結するもの、パソコンのブラウザでも続きができるものなど、使い方に合わせて選びましょう。
コードを書いて学べるプログラミング学習アプリ

大人の初心者が、実際のプログラミング言語の書き方を学ぶためのアプリです。料金や学べる内容は変わることがあるため、使う前に公式ページやストアで最新の情報を確かめてください(以下は2026年10月時点で公式サイト・App Storeを確認した内容です)。
| アプリ | 特徴 | 学べる主な言語 | 言語・料金のめやす |
|---|---|---|---|
| Progate(プロゲート) | イラスト中心のスライドで学び、実際にコードを書いて確かめる。ブラウザ版もある | HTML・CSS、JavaScript、Python、Ruby、Java、PHP、SQL など | 日本語。無料で始められ、一部のレッスンは有料プラン |
| Sololearn(ソロラーン) | 短いレッスンとクイズで学ぶ。20以上の言語に対応 | Python、JavaScript、Java、C#、HTML・CSS、SQL など | アプリの表示は英語など(App Storeの対応言語に日本語は無い)。無料で始められ、App内課金あり |
| Swift Playgrounds | Appleが提供する、Swiftを学べるアプリ。パズルを解きながら基本を学び、アプリ作りに進める | Swift | iPad・Mac用のAppleのアプリ(Apple公式サイトに日本語の紹介ページあり) |
Progate
スライドで仕組みを理解し、そのあと実際にコードを書いて結果を確かめる流れで学べるサービスです。スマホのアプリとパソコンのブラウザの両方で使えるため、「スマホで予習、パソコンで手を動かす」という使い分けもしやすくなっています。ブラウザ版との違いや、動画で学ぶサービスとの比べ方は、Progateとドットインストールはどっち?料金・内容の違いを比較表で解説で詳しく紹介しています。
Sololearn
「sololearn 日本語」で調べる人が多いアプリですが、App Storeに記載されている対応言語は英語・スペイン語・ドイツ語などで、日本語は含まれていません(2026年10月時点)。英語の短い説明とクイズで進むため、英語の読解に抵抗がなければ、英語とプログラミングを同時に触れる練習にもなります。英語が不安な場合は、日本語で学べるアプリから始めるのがおすすめです。
Swift Playgrounds
iPhoneアプリの開発に使われるSwiftを、iPadやMacで学べるアプリです。キャラクターを動かすパズルからはじまり、慣れてきたら自分のアプリ作りに進めます。コードの結果がすぐに画面に表示されるので、プログラミングが初めての人でも変化を確かめながら学べます。
動画・講座で学べるアプリ

文章よりも、人の説明を聞きながら学びたい人には、動画で学べるサービスのアプリが向いています。通勤中に動画で予習し、家でパソコンを使って手を動かす、という使い方がしやすいタイプです。

| サービス | 特徴 | 向いている人 |
|---|---|---|
| Udemy(ユーデミー) | 講座を1つずつ選んで受講する動画学習サービス。スマホアプリがある | 学びたいテーマが決まっていて、1つの講座をじっくり進めたい人 |
| Schoo(スクー) | 社会人向けのオンライン学習サービス。スマホアプリがある | プログラミング以外のビジネススキルも、あわせて学びたい人 |
| ドットインストール | 3分以内の動画でプログラミングを学べるサービス。スマートフォンからも視聴できる | 短い時間で、少しずつ毎日進めたい人 |
動画は「見てわかった気になる」ことが起きやすいため、見たあとに同じコードを自分で書いてみることが大切です。
ゲーム感覚で考え方を学べるアプリ

特定の言語ではなく、プログラミングの考え方(順番に命令する・繰り返す・条件で分ける)をパズル形式で学べるアプリです。プログラミングが自分に合うか試したい人や、文法の前に考え方に慣れたい人に向いています。
| アプリ | 特徴 | 学べること |
|---|---|---|
| LightBot | ロボットに命令を組み合わせて、ステージをクリアするパズルゲーム | 順番・手続き(関数)・繰り返し・条件分岐 |
| Human Resource Machine | オフィスで働くキャラクターに命令を組み、仕事を自動化するパズルゲーム(有料のゲーム) | 命令の組み立て方、アルゴリズムの考え方 |
| Swift Playgrounds | キャラクターを動かすパズルから、実際のSwiftのコードに進める | Swiftの基本と、命令の組み立て方 |
ゲーム型のアプリは楽しく続けやすい反面、クリアすることが目的になりがちです。ステージを解いたら「どんな命令の組み合わせで解けたのか」を言葉にしてみると、考え方が身につきやすくなります。
子ども向けのプログラミングアプリ

小学生くらいの子どもには、文字のコードを書くのではなく、ブロックや絵を組み合わせてキャラクターを動かすアプリが向いています。親子で一緒に触ってみると、子どもの「やってみたい」を引き出しやすくなります。
| アプリ・サービス | 特徴 |
|---|---|
| ScratchJr | ブロックをつないで、キャラクターを動かしたりお話を作ったりできる。低学年向けのScratch |
| Scratch | ブロックを組み合わせて、ゲームやアニメーションを作れる。作品を共有できるコミュニティもある |
| ビスケット(Viscuit) | 自分で描いた絵を動かして遊べる、とても簡単なプログラミング言語。学校向けの教育版もある |
| プログラミングゼミ | ブロックをつないでキャラクターを動かすアプリ。小学校低学年向けの授業をもとに作られている |
対応する端末や利用条件はアプリごとに違うため、公式サイトで確かめてから使いましょう。子どもが使う場合は、利用時間や課金の設定を、保護者が一緒に確かめておくと安心です。
スマホアプリで学ぶメリットと注意点

スマホのアプリで学ぶことには、はっきりしたメリットと限界があります。両方を知ったうえで使うと、時間をむだにせずに済みます。

| メリット | 注意点 |
|---|---|
| パソコンがなくても始められる | 画面が小さく、長いコードを書くのには向かない |
| 通勤・通学や寝る前の10分など、スキマ時間に学べる | 短いレッスンの積み重ねなので、全体のつながりが見えにくい |
| 無料で始められるものが多い | 無料の範囲は基礎だけで、続きは有料のことがある |
| クイズやレベルアップで続けやすい | 問題が簡単すぎて、わかったつもりになりやすい |
| パソコンで学んだことの復習に使える | 実際の仕事で使う開発環境には触れられない |
アプリ学習を続けるための4つのコツ
- 「通勤電車に乗ったら1レッスン」など、使うタイミングを決めておく
- 1日の目標は「10分」「1レッスン」など、小さく決める
- 学んだ内容を1行だけメモに残し、週末に見返す
- アプリを3つも4つも入れず、まず1つを最後まで進める
アプリをいくつも試すと、入門の部分だけを何度も繰り返すことになりがちです。1つのアプリの基礎編を終えてから、次のアプリやパソコンでの学習に進むほうが、全体のつながりをつかみやすくなります。
とくに注意したいのは、アプリの中ではうまく書けても、パソコンで一からファイルを作って動かそうとすると手が止まる、ということが起きやすい点です。アプリで基礎に慣れたら、できるだけ早くパソコンでの学習に移りましょう。
アプリの次はパソコンで書く:学び方の順番

アプリで基礎に触れたあとは、パソコンを使って実際に作る段階に進みます。おすすめの順番は次のとおりです。
- アプリで、学びたい言語の基本の文法と用語に慣れる
- パソコンのブラウザで学べるサービスで、同じ単元を書きながら復習する
- パソコンにエディタ(コードを書くソフト)と実行環境を用意する
- 教材のサンプルを写して動かし、一部を変えて結果を確かめる
- 自己紹介ページや簡単なツールなど、小さな作品を1つ完成させる
- わからないことは検索し、それでも解決しないときは質問する
パソコンで学べる学習サイトは、プログラミングを学習できるオンラインサイトを紹介【カテゴリ別】でカテゴリ別にまとめています。
アプリや独学ではなかなか進まない、短い期間で集中して学びたいという人は、講師にすぐ質問できる環境で学ぶ方法もあります。Kredoのフィリピン・セブ島でのIT留学では、1日8時間(英語マンツーマン4時間+ITグループ4時間)を学び、ITのレッスンはすべて英語で行います。プログラミングと英語をあわせて身につけたい人は、IT留学とは?費用・国別比較・1日の流れと選び方【2026年】もあわせて読んでみてください。
よくある質問
Q. プログラミングはスマホのアプリだけで身につきますか?
A. 文法や考え方の基礎に慣れることはできますが、アプリだけで実際に使えるWebサイトやサービスを作れるようになるのは難しいです。アプリは入口と復習に使い、作品づくりはパソコンで進めるのがおすすめです。
Q. Sololearnは日本語で使えますか?
A. 2026年10月時点のApp Storeの表記では、対応言語に日本語は含まれていません。英語の短い説明とクイズで進むため、英語が不安な人は日本語で学べるアプリから始め、慣れてきたら英語の練習を兼ねて使う方法もあります。
Q. 無料のアプリだけで十分ですか?
A. 最初の入門としては、無料の範囲で十分なことが多いです。続けてみて「もっと学びたい」と感じたら、有料プランや、パソコンで学べる学習サービス、本などに広げていきましょう。
Q. 子どもにはどのアプリから始めるのがよいですか?
A. 低学年ならScratchJrやビスケットのように、絵やブロックで動かすアプリから始めると取り組みやすいです。慣れてきたら、作品を作って共有できるScratchに進むのも一つの方法です。
まとめ
プログラミング学習アプリは、基礎に慣れる入口と、スキマ時間の復習に役立ちます。
- アプリは入口と復習用、作品づくりはパソコンと役割を分ける
- 選ぶ前に、目的・学ぶ言語・使う端末の3つを決める
- コードを書く・動画・ゲーム・子ども向けの4タイプから目的に合うものを選ぶ
- Sololearnは日本語UIに対応していないため、英語が不安なら日本語のアプリから
- アプリで基礎に慣れたら、早めにパソコンで小さな作品を作る段階に進む
まずは気になるアプリを1つ選び、1週間、毎日10分だけ続けてみるところから始めてみましょう。続けられたら、次は同じ言語をパソコンで書いてみて、小さな作品づくりに進んでいきましょう。
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