これからプログラミングを始める人たちの中に、プログラミングを学ぶときはスクールに通わないと習得できないと思っている人もいませんか?
独学だと、、
- 学ぶことを途中で諦めてしまいそう
- 時間を自分で決めて続けられるか不安
- わからない部分が多そうで学習が滞りそう
- 間違った手順で勉強して失敗しそう
と心配している方も多いのではないでしょう。
結論から言いますと、プログラミングは独学でも習得できます!
プログラミングを独学で学ぶ際、挫折してしまう原因は間違った勉強法をしている場合がほとんどです。
なので今回は、現役エンジニアの目線からプログラミングの独学の勉強法をまとめてみましたので、これから勉強を始める方は参考にしてみてください。
記事のもくじ
独学でエンジニアを目指すのは挫折が多い
先ほども述べた通り、独学でプログラミングを習得することは可能です。
しかし独学は挫折してしまう人が多いのも事実で、独学は無理だとも言われます。
なぜ独学は無理だと言われるのでしょうか?
主な理由は以下の5つです。
- 行動計画を立てる力が必要
- 「わからないこと」が分からない
- 挫折しやすい
- 教材の選択ができない
- 学習に時間がかかる
逆にこれらの問題が解決できれば、独学も可能ということです。
以下の記事では挫折しないためのコツを書いていますので、独学をする前に読んでおくとよいでしょう。
独学で挫折しない!エンジニアを目指すプログラミング勉強法5ステップ
では、プログラミング独学勉強法5ステップをご紹介します。
これ通りに勉強すれば確実に力はつくはずです。
一つ一つステップを踏んでいきましょう。
プログラミングを学ぶ目的を決める
はじめにプログラミングを学ぶ目的を決めましょう。
なぜなら、プログラミングはあくまで手段であり目的ではないからです。
例えば、英語を学ぶ目的として海外で彼女を作りたいからという人もいますよね?
この場合は、海外で彼女を作りたい(目的)→英語を勉強(手段)と言えます。
海外で彼女を作りたいという目的なしに英語の勉強が続けられますか?
多分目的がなくなると英語の勉強が続けられなくなると思います。
プログラミングの学習でも同じことが当てはまります。
ここで具体例をあげてみます。
- 海外で旅をして暮らしたい(目的)→プログラミング(手段)
- 大学生だけどアルバイト以外でお金を稼ぎたい(目的)→プログラミング(手段)
- Tinderのアプリを作りたい(目的)→プログラミング(手段)
- 今より給料のいい仕事に就きたい(目的)→プログラミング(手段)
このように、単純な目的で大丈夫ですので、まずはプログラミングを学ぶ目的を決めましょう。
学ぶプログラミング言語を決める
次に、学ぶプログラミング言語を決めましょう。
理由は簡単でプログラミング言語ごとに作れるサービスが違うからです。
また、プログラミング初学者にありがちなのですが、エンジニアにオススメの言語を聞いたとしてもあまり役に立ちません。
というのも、エンジニアによってオススメする言語は人それぞれだからです。
「今はJavaの需要があるからJavaがオススメ」
「Pythonは平均的な年収が高いからオススメだよ」
など、エンジニアによってはオススメする言語は違います。
そのため、自分の作りたいサービスが作れるプログラミング言語を学びましょう。
ここで、プログラミング言語ごとにどのようなプロダクトが作れるかの具体例を少し出してみます。
- Webサイト、ホームページ→Html,Css,JavaScript
- 人工知能→Python
- Webアプリケーション→php,Ruby,Python
- VR→C#
- スマホアプリ→Swift
あなたが学ぶ言語はどれでしょうか?
もし作りたいものがなくても、興味あるものでもいいので言語を決めてしまい、その言語に集中することが大事です。
Web上の学習サイト・本で勉強する
次にWeb上の学習サイトや本で勉強しましょう。
その際一番初めは本ではなく学習サイトでの学習をオススメします。
逆に、いきなり技術書から勉強を始めるのはオススメできません。
その理由は大きく分けて2つあります。
✔︎技術書は専門知識ばかり並べてあり、初心者向けと書いてあっても難しい。
✔︎技術書に書いてある内容は最新ではない。
この2点が当てはまります。
Web学習サイトで基礎を学習したら本でも学習していきましょう。
まずはおすすめの「Web上の学習サイト」をご紹介します!
Progate
Progateは、オンラインでプログラミングが学べるサービスです。
現在はスマホ版とPC版があり、スマホ片手にプログラミングの学習をすることもできます。
また、月額約980円で有料課金をすることができます。
有料課金すると、学べるコースが増えるので有料課金することをおすすめします。
✔︎メリット
- 環境構築がいらない
- ゲーム感覚でプログラミングが学べる
・環境構築がいらない
プログラミング初学者の中には、意外と環境構築の段階で挫折する人も一定数います。
しかし、progateは環境構築なしでプログラミングの学習をすることができるので、環境構築で挫折する心配がありません。
・ゲーム感覚でプログラミングが学べる
progateはゲーム感覚でプログラミングを学ぶことができます。
progateを学べば学ぶほど、progateのレベルが上がる仕組みとなっています。
そのため、ゲーム感覚でプログラミングを学ぶことが出来るのでプログラミング学習へのモチベーションにもなります。
ドットインストール
ドットインストールは、IT開発技術について「5,000本以上の動画を見ながら学べる」プログラミング学習用のWebサイトです。
動画も3分に区切ってあって集中して勉強することができます。
また、月額980円で有料課金をすることができ、2倍速で動画を見ることができたり、女性の声に変えることもできます。
✔︎メリット
・レッスンの数がProgateより多い ドットインストールには、プロゲートにはない「Wordpress」や「Bootstrap」などのレッスンもあるので、かなりオススメです。
実際に384レッスンもあり、Progateで学べないことも学べます。
この他にもいくつかWeb学習サイトがあります。
以下の記事にもまとめていますで、参考にしてみてください。
次に「おすすめの本」をご紹介します! 本での学習は、自分の苦手なところに付箋を貼ったり、マーカーを引いたりなど工夫することで、自分だけの参考書を作ることができるという点でオススメできます。
ここでは、初心者にオススメの本を3冊ご紹介します。
スラスラわかるHTML&CSSのきほん 第2版
スラスラわかるHTML&CSSのきほん 第2版は、HTMLとCSSの基礎が学べる参考書です。
第2版はスマホやタブレットにも対応したWebサイトの作り方も解説しているので、読めばWebサイト製作の幅が広がることでしょう。
説明も丁寧に書かれているので、プログラミング言語を学ぶ入門書としては最適です。
3ステップでしっかり学ぶRuby入門
3ステップでしっかり学ぶRuby入門はRubyの使い方について書かれており、文法の基本をしっかり学ぶことができます。
環境開発についても書かれているので、プログラミング初心者でも安心して読み進めることができます。
どの章にも練習問題が掲載されており、覚えた知識をしっかり身につけられるのもポイントです。
いきなりはじめるPHP~ワクワク・ドキドキの入門教室~
いきなりはじめるPHP~ワクワク・ドキドキの入門教室~はPHPとMySQLの基礎について書かれている本です。
プログラミング初心者がつまづきやすい部分についても触れているので、理解がしやすいです。
独学におすすめな本は他にもたくさんあります。
自分の作りたいものに必要な言語の本を見つけましょう。
以下では、今回紹介仕切れなかった本も紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
Udemyで勉強する
Web学習サイトや本で勉強したら次は、Udemyというサイトを使って勉強しましょう。
Udemyは動画でプログラミングが学べるサービスなので、独学の中で一番効率の良い勉強法と言えます。
アメリカ国立訓練研究所の研究によると、学習方法と平均学習定着率の関係は「ラーニングピラミッド」という図で表すことができます。
この図では下に行くほど定着率が高いということを示しています。
講義や読書より視聴覚の方が下にあるので、視聴覚(動画)は定着率が高い勉強法ということがわかります。
もちろん下にある「体験」や「人に教える」なども効果的ですが、1人でできる学習方法としては動画が一番効率の良い勉強法と言えるでしょう。
また、アメリカのシリコンバレー発祥のサービスであり、プログラミング学習だけでなく、マーケティングスキル・デザイン・音楽・フィットネスなど様々なジャンルをオンラインで学習することができます。
日本国内ではベネッセが事業パートナーとなっており、今後ますます伸びていく勢いがあります。
講座が世界中から集まってきているので、言語も様々ではありますが、人気のWEB開発系やデザイン系などは日本語対応の講座も着々と増えている傾向があります。
そのため、忙しくてプログラミングスクールに通えない、プログラミング独学者にとってかなりおすすめです。
模写や制作物を実際に作る
最後のステップとして、実際に模写や制作物を作りましょう。
というのも、エンジニアの業務は8割型がエラーとの格闘なのにも関わらずインプットばかりしていると実際に現場で働いたり、フリーランスとして活動するときに挫折する可能性が出てくるからです。
確かにProgateはあまりエラーに直面しませんし、直面したとしても答えがあらかじめ用意されてるので、気持ちよくプログラミングの学習をすることができます。
しかし、自分でググってエラーを解決するという、エンジニアとして一番重要なスキルである論理的思考能力と問題解決能力を育むことができません。
ゲームのポケモンで例えるなら、ひたすらマサラタウンの草むらでレベル上げしてるようなものです。
レベル上げより、さらに必要なのがジムのバッチを取りに行ったり、四天王に挑むことですよね?
プログラミングの習得でジムのバッチを取りに行ったり、四天王に挑むことは模写や実際に制作物を作ることです。
そのため、草むらでのレベル上げから早く卒業して、実際に模写や制作物を作りましょう。
独学でエンジニアを目指し挫折しそうになったら、プログラミングスクールに通おう
ここまでプログラミングの独学の方法を紹介してきましたが、挫折する人は一定数出てくると思います。
というのも、プログラミングの独学の挫折率は約9割といわれてるからです。
また、プログラミングスクールにもメリットはたくさんあるのも確かです。
そこで「独学は難しいと感じた人にオススメのプログラミングスクール2校」をご紹介しますので、参考にしてみてください
DIVE INTO CODE
特徴
DIVE INTO CODEは本気の人のためのエンジニアスクールです。充実した就職サポートがあり、エンジニア就職も多数実績があります。 4ヶ月フルタイムでの学習コースと、10ヶ月間平日夜と土日で学ぶパートタイムでの学習コースがあり、ライフスタイルに合わせてプログラミングを身に付けることができます。
料金
4ヶ月 入学金 100,000円 受講料 498000円
評判
初心者からエンジニアになる為のスキルを学ぶ方法は、実の所独学で拾いきれる。少なくともRailsに関しては、railsチュートリアルがありますし、質の高い技術書が出てきました。Ruby,HTML/CSS,インフラ構築、git,どれも申し分なく独学でいける。それでもなお、Railsを学ぶならDive into codeがおすすめ
— 4児パパ (@ARTS_papa) January 11, 2019
中途半端な気持ちで始めると挫折してしまいそうな本気のスクールです。価格は高めですが本気でエンジニアになりたい方にとってはとてもいい環境が揃っているように感じます。
提供しているカリキュラム
- Webエンジニアコース(就職達成プログラム)
- Webエンジニアコース(新規事業創造プログラム)
- 機械学習エンジニアコース
- オンラインコース
Code Village
特徴
Code Villageは圧倒的な学習量を求めるスパルタ教室です。 事前学習を含め、難易度に上限のない豊富なコンテンツと1日3H以上の自学習の強制化、 それに加え、対面の講義を行う事により短期間での習得を目指します。
料金
3ヶ月 378,000円
評判
"code village" というスクールを見学した所、
大手某スクールより全然いいんじゃないか?と思いました。
理由は
・講師と生徒の距離感が近い(大手は講師がキャパオーバーしてるから対応が雑)
・箱が小さい分、受講料が安い下手に大手に行くより安全帯が太いという印象でした#プログラミング学習
— ぺどろ (@aiueoooo25) June 9, 2019
月10人までの少人数制ということもあり、口コミの数は多くありませんでしたが、実際に通われている方の評判はとてもよく自分を追い込んで短期間での習得を目指したい方にはおすすめのスクールだと感じました。
提供しているカリキュラム
- フロントエンド初級
- フロントエンド中級
- フロントエンド上級
独学で挫折しない!エンジニアを目指すプログラミング勉強法5ステップのまとめ
今回はプログラミングの独学の勉強法についてまとめてみましたが、いかがだったでしょうか?
プログラミングは独学でも習得することは可能です。
よく、「プログラミング学習で挫折した。」という声も聞きますが、いきなり難しいプログラミング言語を学んだり、プログラミングを学ぶ目的がない人がほとんどでしょう。
ぜひ、間違った勉強法をして挫折する前にこの記事を参考にしてみてください。
最後に、今回の記事の勉強法をもう一度まとめてみます。
- プログラミングを学ぶ目的を決めよう
- 学ぶプログラミング言語を決めよう
- Web上の学習サイトで勉強しよう
- udemyで勉強しよう
- 模写や制作物を実際に作ろう
この記事が、独学での学習に役立てば幸いです。