本記事は
という疑問をお持ちの方におすすめの内容です。
この記事は医学部受験に強い『JP英語塾』を経営し、TOEIC985点の野村がお送りします。
英熟語とは以下のような英語の連語のことです。
- ” be able to ~ ” 〜できる
- ” be going to ~ “ 〜するつもりである、〜しようとするところだ。
記事のもくじ
英語学習の最初のうちは英熟語帳は不要
英熟語は英単語と違って、英語学習を始めたての時は、意識する必要はありません。
勉強している間に出会うものをまずは覚えましょう。
中学英語レベルの方が、まずは集中すべき英単語の勉強法は以下の記事で紹介しています。
中学レベルの英単語が終わったら英熟語もチェック
中学レベルの単語集を終えたら、単語を覚える時などにふれた英熟語を一通り確認していきましょう。
ただし、その場合も意識して覚えようと思わず、まずは見たことがある状態にすればオーケーです。
また、英文法を学習するときに英熟語には少しずつ出会うので、英文法を勉強する前に学習する必要はありません。
もちろん、暗記マニアの人は覚えてしまってもよいですが(^^)
英熟語ははじめは無理に覚えなくても良い
例えば、“look at”は「見る」で、“look for”は「探す」という意味です。
これは中学で習う英熟語です。
このようなレベルの英熟語は、英語学習をしていれば必ずどこかで出会います。
無理に暗記しよう、暗記しようと考えずに、出会ったときに気軽にふれましょう。
そういった出会いを通して、徐々に身に付けていけばよいものもたくさんあるので、無理に英熟語を身につけようとは思わなくてもOKです。
まずは英単語にフォーカスです。
英熟語帳を使い始める時期・量
センター試験レベルの英単語を身につけたあとは、まとめて英熟語も覚えるようにするといいでしょう。
ちなみに、センター試験レベルの英単語というのは、「ターゲット1400」ぐらいのレベルです。
以下にサンプルの単語をのせておきます。
- sink (沈む)
- viewpoint (観点)
- comment (論評)
- earthquake (地震)
- navy (海軍)
- senior (年上の人)
- refuse (拒む、許さない)
- previous (前の、以前の)
これらの単語の中で意味が分からないものが5個以上ある場合は、英単語の暗記からやっていきましょう。
英熟語は覚える数を制限しないと、無数に覚えるものが出てきます。
英検一級などで出てくる英熟語をすべてカバーしようと思うと、4000-5000個くらいの英熟語を覚えないといけません。
しかし、英語を使って仕事をしたり通常の生活を送ったりするには、英熟語というのは英単語と違ってそこまでたくさん覚える必要はありません。
従って、まずは1000個くらいの英熟語を覚えることを目標にしましょう。
おすすめの英熟語帳「速読英熟語」
ある程度学力のある人には、「速読英熟語」がイチオシです。
ただし、センター試験レベルの語彙が身についてから取り組みましょう。
速読英熟語のおすすめポイント
私のTOEICスコアは985点ですが、「速読英熟語」はTOEICのスコアアップにも大変有効でした。
その理由は、
- 長文を読む訓練ができる
- 文法解説が巻末にある
- 暗記をする英熟語の量がちょうどいい
- CDを使ってシャドーイングの訓練ができる
- ネイティブが校正している英文なので信頼感がある
になります。
速読英熟語の覚え方
効率の良い「速読英熟語」の使い方、覚え方を紹介します。
- 長文見開き左下にある単語と訳をチェック
- 英熟語リストをチェック
- 長文を読んでいて知らない構造を確認
- 理解できない部分は長文見開き右下に解説がないか確認
- 分からない部分は誰かに解説をしてもらう
- 構造や意味を完璧に理解できたら、ストップウォッチで時間を計る
- 読み切るのに1分かかったとしたら、10-15秒ほどタイムを縮められるように何度も読み返す
- ストップウォッチで再度時間を測り、目標タイムに到達できたら、次の英文に進む
- 上記と同じことを繰り返す
- 5本ずつか10本ずつ毎に復習を入れる
このように複数のステップを踏んでいくことで、定着率を上げていきます。
本全体の英文がスラスラ読めるようになったら次のステップへ
速読英熟語を卒業するのもOKですが、、、
- 日本語を見て英語を言えるようにする
- 英文を見ずにシャドーイングできるようなるのが目標→ それまでに何度も音読したり、黙読したり、見てシャドーイングしたりを繰り返し、最終的に何も見ずにシャドーイングができるようにする
英作文やシャドーイングに繋げるのがおすすめです。
シャドーイングの方法はこちらから。
他のおすすめの英熟語帳
英単語の学習法と同様、カード型がおすすめです。
ざっと紹介していきます。
中学英熟語 (ディズニー暗記カード)
英単語のシリーズと同じ学研の本です。
英単語のシリーズと合わせて使うといいと思います。
ざっと確認するには最適なカードです。
中学英熟語 カードスタイル (高校入試 ランク順カードスタイル)
高校入試レベルの英熟語を一気に抑えるにはこの本がいいと思います。
見たことがあるという状態にするだけでも全然違います。
正攻の英熟語1000
ここからは大学受験レベルです。
大学受験レベルの本は1冊使えば十分です。
4ステップで英熟語を暗記できるように確認演習ができます。
本の通りに4ステップを進めるだけで、暗記しやすい構成になっています。
古い本ですが、かなり画期的な本だと思います。
英熟語Always 1001
河合塾が出している英熟語の本です。
質が高いのが売りです。
リスト型の本ですが、学力がある人がチェック用として使うにはいい本だと思います。
ターゲット英熟語1000
専用の単語カードが売られています。
スマホアプリも使えます。
カードで暗記し、本でさらっと確認。
最後に、スマホアプリで問題を解いて頭に入れるのにはいいと思います。
個人的には単語カードで覚えるのが好きなので、単語カードをメインに暗記をするといいでしょう。
解体英熟語 改訂第2版[カード型]
こちらは難関私大まで対応している英熟語カードです。
ゴリゴリ覚えたい人にはおすすめの英熟語カードです。
本になっているタイプもあるので、合わせて買えば頭の中を整理しやすいと思います。
今まで紹介した本の中では一番難しい本で、上級者向けです。
おすすめの英熟語帳ー覚え方や熟語帳の使い方も解説のまとめ
まずは中学英単語を確認し、その後に中学英熟語を確認しておきましょう。
中学レベルの英単語と英熟語のみで、十分に英会話は可能です。
あまり難しいものに手を出さず、中学レベルを完璧にしてから留学すると、コスパよく効率よく英語を習得できますよ。
頑張ってくださいね(^^)