医学部受験に強い『JP英語塾』を経営し、TOEIC985点保有している野村です!
海外に留学するにしろ、旅行するにしろ挨拶は基本です。
もちろん”Hello”というお決まりの挨拶だけでも全く問題ありませんが、少し仲良くなってきた相手にはもっとバリエーションのある挨拶をしたいもの。
またさまざまな挨拶フレーズを知っていれば、その後の会話に幅もでるでしょう。
そこで今回は、人に会った時の挨拶フレーズを使いやすいもの、定番のものに厳選してご紹介します。
記事のもくじ
英語の最初の挨拶パターン
まずは定番の挨拶のパターンもおさらいしておきましょう。
意外とこうした定番の挨拶フレーズは、使いどころを正しく認識できていない場合もあるかもしれません。
使いどころも併せて紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
Hello.
広く誰にでも何時でも使える挨拶。呼びかけとして使ってもOK。
Hi.
カジュアル寄りの挨拶。何時でも使える。
朝の挨拶。カジュアルにもフォーマルにも。カジュアルなら”Morning.”とだけ言う場合もあり。
Good afternoon.
正午以降夕方までの挨拶。フォーマルな表現。
Good evening.
夕方以降の挨拶。フォーマルな表現。
定番というと、このくらいですよね。
しかし英語の挨拶は、店員などが相手ではない限り、これだけでは終わりません。
英語の最初の挨拶後の挨拶パターン
英語のフレーズで、上記でご紹介した最初のフレーズを口にするのは基本です。
しかし相手が友人知人なら、その後にも相手の調子や状況を訊くためのフレーズをくっつけます。
英会話では、そこまで挨拶として含まれます。
定番は”How are you?”ですね。
ここからはそんな相手の調子を訊くようなフレーズとその答え方を学んでいきましょう。
挨拶のあとに相手の調子を訊くフレーズ
How are you?
「調子はどうですか?」 定番中の定番。相手が知らない人でも使える。
店員相手に言ってもOK。
「元気です。ありがとう。」
“So so.”はあまり調子がよくないと思われ、心配されることもあるのでおすすめしません。
Are you alright?
「元気?」
イギリス英語表現。「大丈夫?」と心配されているわけではなく、ただの挨拶なので注意。 “You alright?” “Alright?”などと短縮されて訊かれることも。
「うん、ありがとう。君は?」
→Yeah, really good.
「うん、元気だよ。」
How is it going? / How are you doing?
「調子はどう?」
カジュアル寄りの表現。 これを使うなら、Hi, how is it going?のように、全体的にカジュアルにするのがおすすめ。
「いいよ。君は?」
挨拶のあとに相手の状況を訊くフレーズ
What’s up?
「どうしてる?」
もっとカジュアルな表現。本当に親しい人に使うのがおすすめ。
「特に何も」
→I’m good, thank you. / Very good, thank you.
「元気です。ありがとう。」
→Same as usual.
「いつも通りだよ。」
What’s up?こそ、答えるのに悩まされそうな表現ですが、特に何も答えなくても良い場合も。 臨機応変に答えるといいでしょう。
How have you been?
「どうしてる?」
→ I’ve been very good, thank you.
「元気にしてたよ。ありがとう。」
What have you been up to?
「最近なにしてた?」
久しぶりの人に使う表現。 What have you been up to = What have you been doing?と取ると答えやすい。
「特になにも。」
→I’ve been busy with work.
「仕事で忙しくしてるよ。」
この辺りがよく使われているフレーズでしょう。
相手によって使いわけると、小慣れた挨拶フレーズになってくるでしょう。
人に会ったときの英語の挨拶パターン例
ではこのような表現を使って、実際にはどのように挨拶が行われているかをご紹介します。
会社や学校の廊下などですれ違ったときに使えるフレーズを学んでいきましょう!
「やあ、元気?」
B: Good, you?
「元気だよ。君は?」
A: Very good. Later!
「めっちゃ元気。またあとで!」
「よっ、元気?」
B: Hey, what’s up?
「よー、元気?」
A: You don’t look very good today. What happened?
「なんか今日元気なさそうだけど、なにがあった?」
B: Just a hangover…
「二日酔い・・・」
A: Oh, I see. Poor you.
「あーね。かわいそうに。」
といった感じになります。
例を見てもわかるとおり、How are youとそれに代わる挨拶は、それほど重要ではなく、とくにしっかり答える必要はありません。
”What’s up?”なんて、オウム返しでOKです。
まとめ:英語の挨拶パターンを身につけるには実践!
今回は”Hello”以外の挨拶フレーズをご紹介しましたが、旅行や留学中に使えそうでしょうか。
英語での挨拶がいつもぎこちなくなってしまう人は、これを参考に自然な挨拶ができるように練習してみましょう。