医学部受験に強い『JP英語塾』を経営し、TOEIC985点保有している野村です!
ビジネス英語は、日常英会話とは異なる言い回しがあったり、より丁寧な表現が必要になったりします。
ビジネス英語自体はそれほど難しいものではありませんが、そうしたビジネスで使える表現を知っておかなければビジネスをするときに相手に失礼だと取られてしまうこともあるかもしれません。
あまりまだ英会話力がないという人でも、ビジネスの場で挨拶くらいはすることがあるのではないでしょうか。
挨拶はコミュニケーションの基本ですから、ここで失礼だとは思われたくありませんよね。
そこで今回は、ビジネスで使えるフォーマルな挨拶フレーズをご紹介していきます。
今回はすでに面識がある人に対しては、どう挨拶をすれば良いのかを見ていきましょう。
記事のもくじ
ビジネス英語のフレーズの使い方
面識はある別の会社の人に挨拶をする場合は、とても丁寧な挨拶をしなければならないと思っている人もいるかもしれません。
しかし英語圏で仕事をする場合、何度も会って打ち解けている相手なら、少々カジュアルな表現にしても問題はありません。
要は相手との関係性を感じ取りながら、使う言葉を選ばなければならないのです。
同僚相手の場合、日本だと同僚相手でも敬語を使ったりすることもありますが、英語圏で働く場合は同僚相手の挨拶フレーズなどは日常英会話とそれほど変わりません。
もちろん同僚との距離感によって話し方を変えるべきですが、それほど神経質になる必要はありません。
ビジネス英語のフレーズ:ビジネスで人に会うときの挨拶会話例
まずはビジネスで人に会うとき、どういう風な会話がされるのかを見てみましょう。
「どうも、ジョンソンさん。調子はいかがですか?」
Hello Keiko. I’m very well, thank you for asking. How about you?
「やあ、ケイコ。とてもいいよ、聞いてくれてありがとう。君はどう?」
Very good. Thank you very much for coming.
「とても元気です。ご来社いただきありがとうございます。」
”Hello.”は何時でも使える挨拶ですが、一般的に朝は”Hello.”よりも、”Good morning.”の方がよく使われます。
その他午後なら”Good afternoon.”、夕方なら”Good evening.”を使っても構いません。
このシチュエーションでは、ジョンソンさんはケイコよりもかなり年上か目上の立場なので、ジョンソンさんの方からはケイコに対してファーストネーム呼びをしますが、基本的な表現は丁寧な言い方になっています。
ビジネス英語のフレーズ:“How are you?”に代わるフレーズ
上記の会話例では、”How are you today?”と、お決まりの”How are you?”に今日を意味する”today”をつけたフレーズになっていますが、この他にもビジネスシーンで使える”How are you?”に代わるフレーズはいくつかあります。
シチュエーションや、相手との距離感に合わせて下記フレーズを使ってみてもいいでしょう。
「どうお過ごしでしたか?」
※久しぶりの相手に使う
How is your day so far?
「今日はどんな日ですか?」
How is it going?
「調子はどうですか?」
※少しカジュアルな雰囲気のある聞き方
ビジネスシーンなら、この辺りを知っておけば十分です。
ビジネス英語のフレーズ:なにか別の言葉も添えられるとスマート
“Hello, how are you?”だけでも、ビジネスシーンの挨拶としては十分と言えます。
しかしできれば、もう少し何か別の言葉も添えるといいですね。
上記の会話例で言うと” Thank you very much for coming.”の部分です。
このシチュエーションでは、ジョンソンさんがケイコの会社に来ているので、ケイコがジョンソンさんに「ご来社いただきありがとうございます。」というフレーズを言っているのですね。
その他にもこんな内容が考えられますが、ここの部分はそれほどルールがないので、この辺りから選んで何か言ってみましょう。
「先日の会議ではお世話になりました。」
It’s a beautiful day, isn’t it?
「今日は天気が良いですね。」
How’s your business?
「仕事の調子はどうですか?」
※少しカジュアル寄りの表現
ビジネス英語のフレーズ:同僚と朝会ったときの会話例
では同僚と朝会った時の会話例を見てみましょう。
「おはよう、マリア。調子はどう?」
Hi Keiko, very well. You?
「やぁ、ケイコ。とても元気。あなたは」
Good good. It’s very cold today, isn’t it?
「元気元気。今日はとても寒いね。」
Right. Let’s turn on the heating.
「ほんと。ヒーターつけましょ。」
どうでしょうか。友達と話すのとあまり変わりがありませんよね。
ビジネス英語のフレーズ:上司にはもう少しかしこまった表現を使うこと
では上司相手だとどうなのでしょう。
上司相手の場合も、毎日会う上司ならスラングやカジュアルすぎる表現を避けていれば問題ないでしょう。
ちなみに英語圏では、上司もファーストネーム呼びをすることがほとんどです。
上の会話のマリアの部分をケイコの上司にしてみましょう。
「おはようございます、ポール。元気ですか?」
Morning, Keiko. Very well, thanks. Yourself?
「おはよう、ケイコ。元気だよ、ありがとう。君は?」
I’m very well. It’s very cold today, isn’t it?
「とても元気です。今日は寒いですね。」
Yes, indeed. You can turn on the heating.
「本当にね。ヒーターをつけてもいいよ。」
と言った感じでしょうか。
そこまで表現は変わりませんが、若干距離のある話し方になります。
まとめ:ビジネス英語のフレーズを覚えたら使ってみよう
今回はビジネスで使えるフォーマルな挨拶フレーズ、そして社内で同僚や上司に挨拶するときのポイントをご説明しましたが、いかがでしたでしょうか。
ビジネスシーンで英語を使うことがある人は、早速すぐにでもこれらの表現を使ってみてくださいね。
この記事を読んで、ビジネスで実践的に“使える”英語を身につけたいと思った方は、Kredoオンラインキャンプを検討されてみてはいかがでしょうか?