デザインを本で勉強したい!
でもどんな本を使えばいいのかわからない。
こう思っている方に向けて、今回はデザインの勉強でおすすめの本を10冊紹介します。
特にWebデザインに焦点を当てて解説をします。
デザインをサイトで学びたいという方はこの記事をご覧ください。
またそもそも独学での学習に不安がある方はこの記事をご覧ください。
記事のもくじ
デザインの勉強は本でできるのか
結論から言うと、Webデザインを本で学ぶことは十分可能です。
恐らく多くの方がWebデザインスキルを身につけて転職やフリーランスへ転身することを望んでいるでしょう。
そのような目的であれば、本で十分力をつけることができます。
もちろん、本での学習と言えど、ただ読むだけでは意味がありません。
何よりも重要なことは本を情報収集の方法として活用し、ポートフォリオとなる成果物を量産することです。
未経験の人がいきなり仕事を取ったり、転職したりすることは基本的に難しいです。
しかし過去の成果物があれば、話が楽に進みます。
まずは本で基礎的なことを学び、自分にこなせる小さい仕事からどんどん受注し、その後ハイレベルな仕事に挑戦しましょう。
デザインの勉強を本でするメリット
本を使ってデザインを学ぶメリットはとても大きいです。
具体的には以下のようなメリットがあります。
- 学習コストが安い
- 時間や場所を問わない
- 学習に無駄が少ない
デザインを本で学ぶ最大のメリットはやはり学習コストの安さにあります。
Webデザインを身につける場合、大学や専門学校、スクールを利用するのが一般的ですがコストが数十万円するので、誰もが利用できる訳ではありません。
一方で本は高くても一冊数千円程度ですし、また中古で購入することができます。
オンラインのコンテンツは中古での購入ができないので、この点において本に軍配が上がります。
さらに時間や場所を問わない、独学スタイルであるという点も魅力です。
学生や働いている方はどうしても学習時間を捻出するのが難しい場合があります。
しかし本であれば通勤通学時にサッと知識をインプットできます。
このように、本では必要なスキルを必要な時に、必要なだけ得ることができる素晴らしい学習ツールであると言えます。
デザインの初心者の方であれば、まずは本の学習から始めるのがおすすめです。
デザインの勉強を本でするデメリット
デザインを本で学ぶ上で、もちろんデメリットも存在します。
具体的には以下の通りです。
- 情報が常に最新とは限らない
- 学習のモチベーション維持が難しい
- 人脈が増えにくい
デザインを本で勉強する場合のデメリットはやはり情報が古い可能性があるという点でしょう。
本は執筆から編集など様々な工程を経て世の中に送り出されます。
中には出版に漕ぎ着けるまで1年近くかかるものもあります。
デザインに限らず多くのスキルは1年もすれば当然入れ替わりが起こり、技術も廃れたものになっている可能性があります。
そのため本で学習する場合は、そもそも学ぶ内容が短期間で廃るようなものでないか見定めることが必要です。
基礎的な技術に関して言えば問題ありませんが、最新技術やマイナーな技術を学ぶ時は一定程度注意が必要です。
また学習のモチベーション維持にも注意が必要です。
独学となるとやはり一人で黙々とするイメージがありますが、それではモチベーションの維持が難しい場合があります。
まずはこうならない為にも、なぜ自分がWebデザインを学ぶのか、その目的を明確にすることがポイントです。
学習の目的が転職やフリーランスへの転身ということであれば人脈作りも忘れずにしておく必要があります。
プログラミングでWebデザインをする人におすすめの本4選
プログラミングでWebデザインをする場合はHTMLやCSS、JavaScriptを中心に学ぶことになります。
プログラムが書けるデザイナーとして、フロントエンドエンジニアのキャリアを切り拓くことができます。
WordPressをマスターしたい人はPHPなど、サーバーサイド言語を使用することにもなるので、自身の適正を見極めながらサーバーサイドエンジニアとして転身することも可能でしょう。
1冊ですべて身につくHTML&CSSとWebデザイン
(引用元:Amazon)
「1冊ですべて身につくHTML&CSSとWebデザイン」は本の題名にもある通り、この1冊でWebデザイン全般を学べる書籍です。
基礎の基礎からWebプログラムを学ぶことができ、イラストが多めで初学者でも挫折しないような工夫がなされています。
HTMLとCSSの基礎の学習に加え、サンプルコードを見ながらおしゃれなWebサイト作成が体験できるのでモチベーションが続きやすい書籍ともいえるでしょう。
書店員、読書両者から信頼の厚い有名な1冊です。
デザインの学校 これからはじめるHTML&CSSの本
(引用元:Amazon)
「デザインの学校 これからはじめるHTML&CSSの本」ではWebプログラミングの基礎であるHTMLとCSSを学ぶことができます。
非常にわかりやすく色も多く使われているため、最初の1冊目として最適な書籍です。
1冊を通してWebサイトを作っていくので、Webサイト作成で頻出の技術や小技を学ぶことができます。
付属CDを使うことでサンプルコードのダウンロードもできるので挫折することなく安心して学習できます。
いちばんよくわかるHTML5&CSS3デザイン
(引用元:Amazon)
「いちばんよくわかるHTML5&CSS3デザイン」はWebプログラミングの基礎であるHTMLとCSSを基礎から学べる1冊です。
基礎知識はもちろんWebサイト内で発生するデータの処理方法、パソコンやスマートフォンなど異なるデバイスで振る舞いが変わるレスポンシブデザインも学ぶことができます。
スマートフォンが主流になりつつある現代において、Webプログラムをする上で必要不可欠な技術を学べる書籍です。
いちばんやさしいWordPressの教本 人気講師が教える本格Webサイトの作り方
(引用元:Amazon)
「いちばんやさしいWordPressの教本 人気講師が教える本格Webサイトの作り方」はHTML、CSSなどWebプログラミングの挫折経験があるが、違う形でもう一度挑戦したい方におすすめの書籍です。
WordPressは、HTMLよりも簡単に学習でき、デザインや機能性を十分に持っているWebサイトを作成できるソフトウェアです。
過去にWordPressを触ったことがある方にとっては簡単すぎると思うほど基礎から学ぶことができます。
WordPressでWebコンテンツ作成を始めたい方の最初の1冊としては非常におすすめの1冊です。
デザインツールでWebデザインをする人におすすめの本6選
デザインツールは簡単に言えば、Webデザインにおいて、より高度なデザインをするのに役立つ道具です。
PhotoshopやIllustratorが有名ですが、これはいずれも様々な機能で画像を編集するためのツールです。
Webデザイナーのプロを目指すのであれば、一度は触っておいたほうが良いでしょう。
世界一わかりやすいIllustrator & Photoshop & XD Webデザインの教科書
(引用元:Amazon)
「世界一わかりやすいIllustrator & Photoshop & XD Webデザインの教科書」はWebデザインのプロトタイプ作成で非常に有名なソフトウェアを1冊で勉強できる書籍です。
本書を読むだけで多くの知識を得ることができます。
しかし、1冊の中に詰まっている情報量が多いため、全てを覚えることは難しいと予想されます。
Webデザインを学ぶはじめの1冊として購入するのも良いですが、辞書として使用するために購入しても良いでしょう。
はじめるデザイン 知識、センス、経験なしでもプロの考え方&テクニックが身に付く
(引用元:Amazon)
「はじめるデザイン 知識、センス、経験なしでもプロの考え方&テクニックが身に付く」はデザインに初めて触れる方におすすめで実際にプロダクトを作る際に重要な考え方も学べる1冊です。
1冊使って本格的にソフトウェアの使い方を学ぶのではなく、デザインとはどういうことなのかということ学ぶ書籍です。
敷居が低いため初心者向けのデザイン入門用教科書といえるでしょう。
Adobe XDではじめるWebデザイン&プロトタイピング 一歩先行く現場のスキル
(引用元:Amazon)
「Adobe XDではじめるWebデザイン&プロトタイピング 一歩先行く現場のスキル」はAdobeからリリースされているUIデザインソフトウェアAdobe XDを一から学ぶことができる書籍です。
サンプルを用いて現場で必要とされる技術を身に着けていくことで、デザインスキルを向上させられる1冊です。
身につけられる技術は画面遷移からインタラクティブな機能を持つページの作成方法です。
Webデザインに興味がある人はもちろん、経験が浅い初心者デザイナーの方にもおすすめできる1冊といえるでしょう。
世界一わかりやすいAdobe XD UIデザインとプロトタイプ制作の教科書
(引用元:Amazon)
「世界一わかりやすいAdobe XD UIデザインとプロトタイプ制作の教科書」もAdobe XDの使い方を学べる書籍です。
基礎の基礎から学ぶことができるのでAdobe XDを使い始めた初学者向けの1冊です。
最終的にはプロトタイプの作成を実施し、公開するところまで可能になります。
また、XDと同様Adobe社がリリースしているIllustrator、Photoshopとの連携方法も学ぶことができます。
Illustrator、 Photoshopを使用する経験を持っており、新しい使い方をしてみたいと考えている方にもおすすめできる本ともいえるでしょう。
Webデザイナーとしての第一歩を踏み出せる一冊となっています。
プロになるためのWebデザイン入門講座 実践で役立つPhotoshop & Illustrator徹底ガイド
(引用元:Amazon)
「プロになるためのWebデザイン入門講座 実践で役立つPhotoshop & Illustrator徹底ガイド」はWebデザインの基礎を学び、Photoshop、Illustratorを実際に使うことで実践力を身に着けていく1冊です。
本を読むことで学ぶLessonの部分と手を動かして実際に作成を行うExerciseの部分があるため、知識とスキルがバランスよく身につき、成長を実感できる内容になっています。
また、本書ではHTML&CSSによるプログラミングの基礎も学ぶことができます。
UIデザインソフトで作成したプロトタイプに沿ってコーディングする手順を1冊で学べる珍しい本です。
UIデザイナーのためのSketch入門&実践ガイド
(引用元:Amazon)
「UIデザイナーのためのSketch入門&実践ガイド」はmacOSで使用することができるSketchというソフトウェアの使い方を学べる書籍です。
macOSでのみ提供されているためWindowsユーザーの方は使用できませんのでご注意ください。
Sketchは非常に優秀なソフトですがあまり書籍が存在しません。
本書ではSketchのインストールから丁寧に解説されており、初心者でも安心してSketchを使いこなせるようになります。
アプリを想定した実践、Sketchがどこで使われているかなどSketchに関する情報も手に入れられるので「Sketchを使って何かしてみたい」「Sketchの現状を知りたい」という方にもおすすめできる1冊です。
デザインを本で勉強することに挫折しそうな人へおすすめの学習法
本での学習が自分に合わないと思ったら、すぐにでも学習の方法(媒体)を変えましょう。
デザインに自分が向いていないと思い詰めるよりも先に、まずはアプローチの方法をいろいろ変えてみることをおすすめします。
そして特におすすめの学習方法が、スクールを活用することです。
デザインをスクール(Kredoオンラインキャンプ)で勉強する
Kredoオンラインキャンプの「Webデザインコース」では、英語でWebデザイン、プログラミングを学べます。
毎日高密度なオンライン生授業を受けられるので、挫折することなく効率的にスキルが身につきます。
またコミュニティがあり、在校生や卒業生と情報交換ができるのも心強いですよ。
確実にスキルを身につけるならKredoオンラインキャンプの受講がおすすめです。
デザインをサイトで勉強する
デザインを勉強するのであれば、サイトでの勉強も効果的です。
サイトは本と同じく独学形式となりますが、映像や音声を利用した効率の良い情報収集が可能です。
本での学習に飽きてしまったという方はぜひ「デザインの勉強におすすめのサイト」に関する記事もご覧ください。
まとめ:本でデザインスキルを身につけて自由な働き方を実現しよう
Webデザインのスキルを始め、ITのスキルがあれば、場所や時間にとらわれない、自由な働き方が可能になります。
それと同時にIT業界は年々市場規模が拡大しているため、初心者の参入もまだまだたくさんのチャンスが残されています。
ぜひこの機会にスキルを習得し、自分らしい生き方、働き方を実現する第一歩を踏み出してはいかがでしょうか。