「カナダを移住先に選ぶと後悔する?」
「カナダに移住するメリットや移住前の注意点は?」
カナダへの移住を検討している方の中には、このように悩んでいる方もおられるのではないでしょうか。
結論、カナダは住むメリットが多く、移住先として選ぶ方も少なくありません。
本記事では、カナダに移住すると後悔するのかどうかをはじめ、カナダに移住するメリットやデメリットを解説します。
実際に移住を決めた後の流れや移住前の注意点も紹介するので、カナダへの移住を考えている方は最後まで確認して参考にしてください。
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記事のもくじ
カナダに移住すると後悔する?
カナダを移住先として選んで後悔したと答える人は多くありません。
実際に、ネットの口コミを見ても「カナダに移住して良かった」といった声が多く確認できます。
ただし、どの国にも必ず住むメリットとデメリットは存在します。
カナダに移住して後悔しないためにも、必ず移住前にメリットやデメリットは確認しておきましょう。
移住者からの評判は悪くないカナダですが、税金の高さや新型コロナウイルスへの対応については批判的な声が多く見られました。
特に、税金が高い割に国民への還元が少ない点は大きなデメリットとして挙げられるでしょう。
カナダに移住して後悔したという評判は少ないものの、この記事を通してカナダの雰囲気が自分に合っているかを確かめてください。
カナダに移住する6つのメリットを紹介
カナダに移住するメリットは、大きく分けて以下の6つが挙げられます。
それぞれのメリットについて詳しく解説します。
外国人扱いされない
カナダに移住するメリットとして、外国人扱いされることが少ない点が挙げられます。
カナダでは、日本人が街を歩いていても外国人扱いされることがあまりありません。
その理由は、カナダが移民の国だからです。
カナダは、国民の5人に1人が移民で成り立っています。
世界各国から多くの移民がカナダに移り住んでいるため、人種はもちろん話す言語や文化、宗教も人によって大きく異なります。
そのため、日本人が移住しても外国人扱いされることは少なく、住みやすい環境です。
外国人という概念そのものがあまりなく、よそ者扱いされにくい点は大きなメリットでしょう。
仕事と生活のバランスが良い
カナダに移住するメリットとして、仕事と生活のバランスが良い点も挙げられます。
カナダは、仕事よりもプライベートを優先する人がほとんどです。
日本のように残業や休日出勤は少なく、多くの人が家族との時間を大切にしています。
平日の仕事終わりでもジムに通ったり、アイスホッケーや映画などの趣味に時間を費やしたりする人も少なくありません。
また、日本に比べて長期休暇が取りやすいため、1ヶ月ほどの休暇を取って旅行に行く人もいます。
仕事と生活のバランスが良く、仕事で過度なストレスを溜めることが少ない点も大きなメリットでしょう。
無駄なストレスをあまり感じない
カナダに移住するメリットとして、ストレスを感じる場面が少ない点も挙げられます。
カナダではよそ者扱いされなかったり仕事と生活のバランスが良いだけでなく、日常でストレスを感じる場面があまり多くありません。
カナダの国民性は、自由で他者への関心があまりないことが特徴です。
そのため、他人の目を気にすることがあまりなく、好きなように暮らすことができます。
日本はよく「同調圧力が強い」と言われることがありますが、カナダではそれを感じる場面は多くありません。
他人の目を気にせず自分が好きな服を着たり、好きなように時間を使ったりすることができます。
カナダに移住してからは窮屈だった気持ちが解放されたという声も少なくありません。
日常生活で無駄なストレスや窮屈さを感じることが少ない点も大きなメリットでしょう。
医療費が無料
カナダに移住するメリットとして、医療費が無料な点も挙げられます。
カナダでは、歯医者と処方箋を除き、診察や入院、治療といった医療費が全て無料に設定されています。
カナダは税金が高いものの、医療費をはじめ社会福祉で国民に還元しています。
日本のように保険料を支払う必要がないのは大きなメリットでしょう。
自然災害が少ない
カナダに移住するメリットとして、自然災害が少ない点も挙げられます。
カナダでは大きな地震や台風、津波などは少なく、安心して暮らすことができます。
たまにアイスストームと呼ばれる、木や建物、道路など全てが凍り付く現象は起こるものの、日本と比べて自然災害がはるかに少ない環境です。
自然災害が頻繁に起こる環境では、住宅や設備に制限が生まれる場合もあります。
自然災害に対する備えが少なくすんだり安心して過ごすことができたりする点も大きなメリットでしょう。
住宅環境が優れている
カナダに移住するメリットとして、住宅環境が優れている点も挙げられます。
カナダの住宅には、以下のような特徴があります。
- 天井や部屋が広くて開放感がある
- 地下室や裏庭が広い
- 家の中全体の温度が快適
カナダの住宅は広く、開放感があるのが特徴です。
国土が広く、十分な間隔を空けて住宅が建てられているため戸建てはもちろん、マンションやアパートでも十分な広さが確保されています。
また、カナダではほとんどの住宅に「セントラルヒーティング」が付いています。
セントラルヒーティングは家全体を暖めるシステムのことで、気温が低いカナダでも1年を通して快適な温度で過ごすことが可能です。
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カナダに移住する4つのデメリットを紹介
次に、カナダに移住するデメリットを紹介します。
カナダに移住するデメリットは、大きく分けて以下の4つが挙げられます。
それぞれのデメリットについて詳しく解説します。
日本に比べると不便を感じることが多い
カナダに移住するデメリットとして、日本と比べると不便に感じることが多い点が挙げられます。
例えば、カナダが不便だと言われる理由として、以下のようなものがあります。
- レジや電話などの待ち時間がかなり長い
- 休日に店や商業施設が閉まっていることがある
- 生活インフラがストライキで止まることがある
カナダに限らず、海外では、レジや電話待ちの時間が日本と比べて非常に長いことがあります。
他の客や店員と話し込んでいることも多く、急いでいる時には大きなストレスとなります。
また、休日に商業施設が閉まっていて買い物できないことがある点や、生活に必要不可欠なインフラがストライキによって止まってしまうことがある点も不便だと感じるポイントです。
仕事と生活のバランスが良い点はカナダのメリットですが、客として利用する際は不便さを感じてしまうことも少なくありません。
医療機関が混んでいることが多い
カナダに移住するデメリットとして、医療機関が混んでいることが多い点も挙げられます。
カナダでは、歯科と処方箋以外の医療費が無料で、移住する大きなメリットです。
しかし、無料であるがゆえにいつ病院を訪れても人で溢れかえっています。
新型コロナウイルスの流行に伴い予約制を取り入れる病院が増えたため、2~3日以降でなければ予約が取れないことも少なくありません。
救急で病院を訪れても、命に関わるようなものでなければ当然のように数時間待たされます。
また、専門医の診察を受けるためには、まずかかりつけの医者から紹介状を書いてもらう必要があり、紹介状の手配や予約待ちの期間を含めると数か月先の診察となってしまう場合も考えられます。
医療費は無料ですが、大きな病気にかかった際のことを考えるとカナダの医療システムは大きなデメリットと言わざるを得ないでしょう。
冬が寒く長い傾向にある
カナダに移住するデメリットとして、冬が寒く長い傾向にある点も挙げられます。
カナダは一部地域を除き、日本と比べて冬の気温が非常に低いのが特徴です。
さらに、1年の半分以上が冬のため防寒対策は欠かせません。
また、冬の期間が長いためウィンタースポーツに興味がない人や家でできる趣味がない人にとっては特に大きなデメリットでしょう。
娯楽施設が少なく退屈なことがある
カナダに移住するデメリットとして、娯楽施設が少なく退屈なことがある点も挙げられます。
カナダでは、トロントをはじめ都市部でも娯楽施設の規模は日本と比べて小さめです。
例えば、日本ではショッピングや食べ歩き、カフェ巡りなど室内でも楽しめる娯楽施設が多くあります。
しかし、カナダの娯楽施設は数自体が少なく、規模も小さいため数か月住んでいると遊びつくせてしまいます。
アウトドアをはじめ、自分でできる趣味がなければ退屈な日が多くなってしまう点もデメリットでしょう。
カナダで永住権を取得するための流れ
次に、カナダで永住権を取得するための流れについて紹介します。
多くの人が該当する「カナダ経験移民」にてカナダで永住権を取得するには、以下のような手順が必要です。
それぞれの手順について詳しく解説します。
また、永住権申請のためには、以下条件を満たしている必要があります。
- 過去3年間で12ヶ月以上就労経験がある
- IELTSやCELPIPの英語テストを受けて一定のポイント以上を獲得する
- カナダ政府が定めるNOCレベルB以上の職種についている
①エクスプレスエントリーに申請
カナダで永住権を取得するには、まずエクスプレスエントリーに申請しましょう。
エクスプレスエントリーには、以下の項目を登録する必要があります。
- 職業スキル
- 職歴
- 語学力
- 学歴
- カナダでの雇用先の有無
これらの項目をもとに、カナダ移民局で審査が開始されます。
②カナダ移住局によって審査
エクスプレスエントリーへの審査が完了したら、次に移民局での審査が始まります。
エクスプレスエントリーで登録した項目をもとに、申請者ごとに点数を付けていきます。
この点数が高い申請者から順に、永住権の招待状が発給されます。
この申請は毎日行われているわけではない上に、申請の順番が関係ないため可能な限り高い点数で申請をすることが重要です。
③審査に通ったら招待状が届く
申請が移民局によって認められれば、永住権の招待状が届きます。
招待状が届いてから60日以内にオンラインで移住手続きを済ませれば、移住の申請は完了です。
約2ヶ月と申請期間が短いため、スケジュールに余裕を持って手続きを進めましょう。
④CoPRが届く
オンラインの手続きが終わり、移民局で審査が通るとCoPRという書類が届きます。
⑤永住権が認められるのを待つ
申請が完了し、CoPRが届いたらカナダ移民局に永住権が認められるのを待ちましょう。
カナダに移住して後悔しないための3つのポイント
次に、カナダに移住して後悔しないために知っておきたいポイントを紹介します。
具体的なポイントは、以下の3つです。
カナダに移住してから後悔しないためにも、参考にしてください。
カナダに移住した後の仕事を考えておく
まず、カナダに移住する前に移住した後の仕事を考えておくと良いでしょう。
特に、ワーキングホリデーで働く場合は職種が制限されているため思ったように就職活動ができない可能性があります。
仕事は現地での生活基盤を安定させるために必ず必要なので、余裕を持って探しておくことをおすすめします。
また、フリーランスをはじめ個人で仕事をしたいと考えている人は、前もってスキルを磨いておくと良いでしょう。
現地に移動してから勉強しようとしても、思うようにスキルアップできない場合も少なくありません。
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カナダに移住する前に健康診断を受けておく
カナダに移住する前には、健康診断を受けておくと良いでしょう。
カナダの医療機関は、医療費が無料のため常に混んでいます。
そのため、大きな病気にかかったとしてもすぐに治療を受けることができない可能性が高いです。
気になる部分がなくても、現地で安心して過ごすために健康診断を受けておくことをおすすめします。
また、カナダでは州によって歯科に保険が適用されません。
歯で気になる部分がある人は日本で治療を受けてからカナダに移住すると良いでしょう。
カナダに移住する前に趣味を見つけておく
カナダに移住する前には、家でできる趣味を見つけておくと良いでしょう。
カナダは1年の半分以上が冬のため、ウィンタースポーツに興味のない人は退屈と感じてしまうことも少なくありません。
娯楽施設も少ないため、家でできる趣味を見つけておくと生活にメリハリが生まれるでしょう。
カナダへの移住に関するよくある質問
次に、カナダへの移住に関する以下のようなよくある質問を紹介します。
疑問を解消するためにも、カナダへの移住に興味がある方は最後まで確認してください。
カナダの永住権は最短でどれくらいですか?
カナダの永住権は最短で半年ほどかかります。
以前は、永住権の申請から取得まで1年以上かかることがほとんどでしたが、エクスプレスエントリーのシステムが導入されてからは格段に期間が短縮されました。
エクスプレスエントリーのシステム導入後は、長くても1年ほどで永住権が取得可能です。
カナダに移住した後の税金はどれくらいですか?
カナダの税金は日本と比べて高く、州によっては消費税が最大で15%ほどに設定されています。
ただし、食品や医療関係をはじめ生活に必要なものは非課税の対象となっているものが多いです。
結婚することでカナダの永住権はもらえますか?
カナダの永住権を持っている人と結婚することで、配偶者も永住権を申請する権利を得ることが可能です。
カナダの「ファミリースポンサーシップ」制度は、カナダの永住権を持っている人が配偶者や親族、養子を呼び寄せることができます。
また、実際に結婚していなくても、1年以上同棲していれば事実婚とみなされるため永住権を申請することが可能です。
まとめ
本記事では、カナダへの移住に関するメリットやデメリット、移住して後悔しないためのポイントについて解説しました。
カナダは自由で寛容な国民性やストレスなく暮らせる点が人気で、移住先として多くの人が選ぶ国の一つです。
ただし、気候や施設の充実さは日本と比べて不便に感じる人も多い傾向にあります。
実際にカナダに移住して後悔しないよう、以下3つのポイントについては必ず確認しておきましょう。
- カナダに移住した後の仕事を考えておく
- カナダに移住する前に健康診断を受けておく
- カナダに移住する前に趣味を見つけておく