多くの学生がグローバルに活躍する夢を抱き、留学を志しています。
ただ、留学にはお金がかかるため、経済的負担が大きな課題となっている学生も多いのではないでしょうか。
そんな中注目を集めているのが「トビタテ留学JAPAN」です。
このプログラムは日本の未来を担う若者に、国際的な舞台で活躍するチャンスを提供するために設立されたもので、多くの学生にとって夢の架け橋となっています。
この支援を受けるには、選考を突破する必要があります。
そこで本記事では、「トビタテ留学JAPAN」に受かるためのポイントを解説します。
留学を考えている学生はぜひ参考にしてください。
記事のもくじ
トビタテ留学JAPANの概要
トビタテ留学JAPANは、全ての日本の高校生・大学生が返済不要の奨学金を受け、海外留学に踏み出す機会を提供する文部科学省のプログラムです。
大学生等対象
大学生等が対象のコースについてです。
募集コース
イノベーターコース・STEAMコース・ダイバーシティコース
支援内容
奨学金等の支給、事前・事後研修、派遣留学生ネットワークの提供
応募方法
在籍大学等を通して応募申請
必要な応募書類
留学計画書、アンバサダー活動及びエヴァンジェリスト活動、自由記述書、実績(イノベーターコース及び大学1年生枠のみ)
審査の流れ
応募申請→書面審査(一次審査)→面接審査(二次審査)→採否決定
審査の観点
将来「自ら社会に変革を起こしていくグローバルリーダー」として日本の未来を創る人材
高校生等対象
高校生等が対象のコースについてです。
募集コース
マイ探求コース、社会探求コース、スポーツ・芸術探求コース
支援内容
奨学金等の支給、事前・事後研修、派遣留学生ネットワークの提供
応募方法
在籍高校等を通して応募申請
必要な応募書類
留学計画書、自由記述書
審査の流れ
応募申請→書面審査(一次審査)→面接審査(二次審査)→採否決定
審査の観点
将来「社会にイノベーションを起こすグローバル探求リーダー」として日本の未来を創る人材
トビタテ留学JAPANに受かるには?必要な準備
トビタテ留学JAPANに応募するには綿密な準備が必要です。
審査を通過するためには、十分な情報収集と時間が必要なため、早めに準備をはじめましょう。
書類準備
トビタテ留学JAPANの応募には、留学計画書が必要です。
この計画書では、志望動機、学習計画、将来のキャリアプランに至るまでをまとめ、自分のビジョンをアピールします。
充実した内容にするには、留学したい国や学校の選定理由、取り組みたい学問分野の詳細、現地での生活計画などを事前にリサーチし、説得力のある構成でまとめる必要があります。
他の応募者との差別化を図るためにも、個性が際立つオリジナリティあふれる内容が求められます。
資格や経験の羅列に終始するのではなく、それぞれがどのように留学に活かせるかを具体的なエピソードとともに伝えましょう。
また、ミスを防ぐために、提出前には第三者に校正を依頼するのがおすすめです。
面接対策
具体的な目標と計画、それを実現するための行動計画を明確に説明できるよう、自己分析をしっかりと行いましょう。
面接では、計画書に書かれた内容をより詳細に語り、自己を知ってもらうことが重要で、自己表現能力や対話能力が試されます。
自分の経験や考えを論理的に整理し、適性をアピールしましょう。
自身の留学プランに対する情熱や意欲を伝えられるよう、事例を挙げながら説明する練習を積んでおくのがおすすめです。
また、身だしなみやマナーにも気を配り、謙虚かつ自信を持った態度で臨むことが大切です。
トビタテ留学JAPANに受かるには、英語×ITのアピール
トビタテ留学JAPANの選考プロセスは、独自性や将来性が評価される傾向にあります。
将来の方向性については様々な分野が考えられますが、今の時代、ITを活用した分野への取り組みが1つの選択肢としておすすめです。
英語とともに、IT分野における知識・スキル習得の重要性をアピールすることが、合格に向けての大きなプラスになるでしょう。
英語×ITスキルの需要
近年、世界的なIT化により、プログラミングやデータ解析などのスキルは、市場の競争力を左右する重要な要素となっています。
また、グローバル化により、複数の国でビジネスのやり取りをするというのが当たり前になってきました。
IT業界ではエンジニア不足が深刻なため、スキルを持った人は多くの企業で重宝されます。
そしてスキルが上がれば、給与もかなり高くなります。
近年IT企業では、国内外のクライアントとの円滑な交渉からプロジェクトの管理、海外市場への展開に至るまで、グローバルな場面で幅広く活躍できる人材、つまり、英語とITスキルの両方を持ち合わせた人材を求めています。
そのため、留学で英語とITスキルを身につけておくと、グローバルに活躍できるチャンスが広がるでしょう。
留学計画書に書くITプロジェクトの具体例
留学計画書に記載するITプロジェクトは、具体性と実現可能性の両面を重視する必要があります。
たとえば、
- 海外の教育機関で学んだ最新のプログラミング知識を使い、自国内でのEラーニングプラットフォームの開発を行う
- データサイエンスを活用して国際的な市場分析を行い、新たなビジネスモデルの提案を行う
- 発展途上国における教育の向上を目指すプロジェクトとして、オンライン教材や情報格差の解消を促すアプリの開発を行う
といった計画が考えられます。
詳細な計画とともに、実装後のビジョンを具体的に提示できるようにしましょう。
KredoIT留学で英語×プログラミングスキル取得を
KredoIT留学では、フィリピンのセブ島に滞在しながら、フィリピ人エンジニアから英語でプログラミングを学べます。
マンツーマンの英語レッスンと少人数のプログラミングレッスンにより、挫折することなく確実にスキルを身につけられます。
インターン型実践プログラムでは、レッスン修了後チーム開発の経験も積めます。
トビタテ留学JAPANの応募者は、このKredoIT留学を留学計画に入れることで、英語×プログラミングスキルの独自性と実践的な取り組みを面接官にアピールできるでしょう。
KredoIT留学で学んだ先にできることはたくさんあるので、英語×プログラミングスキルを得たら何ができるかを考えましょう。
まとめ:トビタテ留学JAPANに受かるには、入念な準備が大切
トビタテ留学JAPANに受かるには、入念な準備と自身の目標や明確なビジョンを持つことが大切です。
留学計画書は具体性と独創性を兼ね備え、審査員の目に止まるよう工夫し、面接では自信を持って計画を語れるようにしましょう。
留学をとおしてどのように成長したいかをアピールできるよう、事前の準備にしかっり時間をかけることが重要です。
トビタテ留学JAPANに受かることは、国際的な視野を広げ、将来グローバルに活躍する大きな一歩になるでしょう。
夢に向かって、ぜひ積極的なチャレンジをしてください。