AI(人工知能)・VRなどのIT分野に注目が集まっていることもあり、「プログラミングスキルを身に付けたい!」と感じている方は多いのではないでしょうか。
しかし、独学で勉強すると決めても「どのサイトを使用するか」で迷う方もいらっしゃることでしょう。
そこで今回は、
- おすすめプログラミング学習サイト
- プログラミング学習サイトのタイプ
- サイトを選ぶ時の選定基準
といった内容について紹介していきます。
「どのプログラミング学習サイトを使うか決められていない」という方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
記事のもくじ
どれがいい?独学でも大丈夫なおすすめプログラミング学習サイト5選
それでは早速、プログラミング学習におすすめの具体的なサイトを見ていきましょう。 今回ご紹介するのは、
- ドットインストール
- Progate
- paiza
- CODEPREP
- Codecademy
上記5つのサイトです。 各のサイトの特徴も記載しているので、ぜひ比較しながら選んでみてください。
ドットインストール
プログラミング学習サイトの定番といえば、ドットインストールです。
5,698本の動画が掲載されているドットインストールですが、動画1本が3分と短いため、休み時間や通学・通勤中などの空き時間を活用して勉強を進めることができます。
「ウェブサイトを作れるようになろう」「iOSアプリを作れるようになろう」のように、目的別にカリキュラムが組まれているので、具体的な目的がある方には、特に使いやすいサイトと言えるでしょう。
無料レッスン動画の視聴や、学習履歴の管理は会員登録するだけで使用できるようになりますが、月額980円(税込)のプレミアムサービスに登録すると、
- レッスンで紹介されているソースコードの閲覧機能
- 動画の再生が困難な場所でも勉強ができる、文字起こしテキスト機能
など、より勉強に取り組みやすくなるサービスが利用できるようになります。
Progate
Ptogateは、スライドで概要を学んだあと、実際に手順に沿ってコードを書くことで知識を定着していくタイプのプログラミング学習サイトです。
スライドをクリアするごとにレベルアップするというゲーム的な要素も含まれているので、ついつい次のスライドへと進めたくなってしまう方もいらっしゃるかもしれません。
Progateは16種類の言語を取り扱っており、一部の言語を除き、それぞれ初級・中級・上級編の3段階で構成されています。
無料会員は初級まで、月額980円(税込)の有料会員になると、中級・上級まで学習可能です。
専用のアプリも配信されているので、PCを持っていない方や、手軽に勉強したいという方にもおすすめです。
paiza
第15回 日本e-Learning大賞 日本電子出版協会会長賞を受賞しているのが、paizaです。 1本3分間の動画で解説を見ながら、実際にコードを書くことで、プログラミングスキルを身に付けていくことができます。
プログラミング言語が豊富に取り揃えてられているのはもちろん、「ITエンジニアの就活準備編」「エンジニアの小話編」など、勉強の休憩にぴったりな、ユニークなコンテンツも取り揃えられています。
paizaはIT系に特化した転職サイトも展開しており、プログラミングの一定スキルを越えると書類選考なしで企業への応募ができる、コーディングテストの結果で自己PRができるなど、独自の採用方法が行われています。
将来はエンジニア職に就きたいと考えている方はもちろん、エンジニアへの転職を考えている方にも心強いプログラミング学習サイトです。
CODEPREP
一部有料のプログラミング学習サイトが多い中で、用意されているコンテンツをすべて無料で利用できるのがCODEPREPです。
目的ごとに1冊の本になっており、1冊10分のペースで学習を進めていくことができます。 最初は穴埋め形式で進んでいくので、初心者の方でも安心です。
CODEPREPには、ただプログラミング言語を学ぶだけでなく、WebカメラやGoogle Mapを使用したコンテンツなど、関連アプリケーションを使用したコンテンツも用意されています。
また、UIデザインのコンテンツも用意されているので、Webサイト制作全般を学びたい方には、特におすすめの学習サイトと言えるでしょう。
学習を進めていく中で、どうしても理解できない問題が生じた場合は、ディスカッションボードを使用してCODEPREPユーザーの方に質問できるのも嬉しいポイントです。
Codecademy
海外で有名なプログラミング学習サイトと言えば、「Codecademy」です。 海外のサイトとあって全て記載は英語ですが、高校生レベルの英語力があれば特に問題はないでしょう。
目的別にコースやスキルパスが組まれており、指示を見ながら実際にコードを書いていくことで、プログラミングの力を身に付けることができます。
Codecademyには3種類の有料コースがあり、長期で契約をすればするほど安く学習できる仕組みです。(2019年5月30日時点)
- 1ヶ月契約:月額$39.99
- 6ヶ月契約:月額 $29.99
- 12ヶ月契約:月額$19.99
プログラミングと同時に英語の力も付けたいという方には、最適なサイトと言えるでしょう。
番外編:YouTube
ここまでおすすめのプログラミング学習サイトを紹介していきましたが、実はYouTubeにも、プログラミング学習に役立つ動画が数多く投稿されています。
ただし、YouTubeを習慣的に使用している方は、ついつい好きなYouTuberさんの動画を見たくなってしまうこともあるでしょう。
もしYouTubeでプログラミング学習をするのであれば、誘惑に負けないような心構えを持つことが重要です。
独学でも使えるプログラミング学習サイトの3つのタイプ
幅広い種類のあるプログラミング学習サイトですが、実は大きく分けて3つのタイプに分けられることをご存知でしょうか。
- 動画で学ぶタイプ
- スライド・ドリル式で学ぶタイプ
- ゲーム感覚で学ぶタイプ
自分にあった学習サイトを見つけるためにも、サイトのタイプを知っておくことは大切なことです。 それぞれについて、詳しく見ていきましょう。
動画で学ぶ
1つ目のタイプは、動画で学ぶタイプです。 パワーポイントなどのスライドがそのまま動画になったものから、中には講義形式のものもあります。 オンライン授業を受けているような感覚で取り組むことができます。
プログラミング学習サイトのタイプ2:スライド・ドリル式で学ぶ
2つ目はスライド・ドリル式で学ぶタイプです。 概要を説明しているスライドを確認した後、実際にコードを書いてみるという流れであることが多く、実践を兼ねながら学習を進めていくことができます。
自分のペースで学習を進めやすいので、じっくり丁寧に進めていきたい方におすすめです。
ゲーム感覚で学ぶ
3つ目は、ゲーム感覚で学習を進めるタイプです。 キャラクターと一緒に学習したり、1つの講座をクリアするとレベルが上がったりと、ゲームと似た要素が含まれているのが特徴です。
自分の成長を視覚的に判断できるような仕組みが施されているサイトも多く、モチベーションの継続にも役立ちます。
独学におすすめのプログラミング学習サイトをどれがいいか選ぶ際の基準
冒頭でおすすめのサイトを5つ紹介しましたが、それでもどのサイトを選ぶべきなのか迷う方もいらっしゃることでしょう。
何かを選ぶときには、優先順位を決めることが重要です。
- 費用がかかるかどうか
- 勉強する言語を選択できるか
- 解説がわかりやすいか
これから上記3つの基準について詳しく紹介していくので、あなたの現在の状況や目的にあわせて、どの項目を優先するのか考えながら読んでみてください。
費用がかかるかどうか
1つ目の選定基準は、費用がかかるかどうかです。 「取りあえずプログラミング学習を試してみたい」という方や、「できるだけお金をかけずに勉強を進めたい」という方は、まずは無料で学習できるサイトを選ぶとよいでしょう。
無料のプログラミング学習サイトを利用した上で、物足りなかった場合に有料のサイトに移るのがおすすめです。
勉強する言語を選択できるか
プログラミング学習サイトを選ぶときには、どんな言語を勉強できるのか確認しておく必要があります。
中には、Webサイトの構築からアプリ・ゲーム開発のための言語まで種類問わず学習できるものから、1~2種類の言語に特化したサイトもあります。
学びたい言語が特に決まっていないという方は、会員登録をした後でも言語を変更できるようにするために、言語選択が可能なサイトを選ぶとよいでしょう。
解説が分かりやすいか
独学で学ぶ以上、解説の分かりやすさはサイトを選ぶ上で最も重要と言ってもいいほど、重要なことです。
せっかく学ぶ意欲を持っていたとしても、「解説が分かり辛くて理解ができない」「どこが違うのか分からず、詰まってしまって進めない」となってしまっては学ぶ意欲も薄れてしまいます。
特にIT言語に難しいイメージを抱いてしまいがちな方や、馴染みのない方は、質問や問い合わせができる環境を選ぶとよいでしょう。
まとめ:どれがいいか選んだサイトで独学でプログラミングスキルを身につけよう
今回は独学でプログラミング学習をする時におすすめのWebサイトを紹介しました。
プログラミング学習ができるサイトにも、色々な種類があることが分かったのではないでしょうか。
「どのタイプが自分に向いているのか分からない」という方は、まずは気になったサイトから使用するのがおすすめです。
今後どんどんとニーズが高まるプログラミングスキルをしっかりと身に付けるためにも、自分に合うWebサイトを見つけ、学習に取り組んでみてください。