「プログラムがどのように動くか」を理解してからプログラミングの学習を始めるといいのですが、いきなり言語の勉強から入る人が多くいます。
何事もまずは土台を学ぶことが重要です。
本記事では、プログラミングを始める前に知っておくべき基礎知識・考え方が学べる本を12冊ピックアップしたので、自分に合うものを選んでまずは土台を学んでみてください。
記事のもくじ
- プログラミングを始める前に読むべき基礎が学べる本12選
- プログラミング入門講座――基本と思考法と重要事項がきちんと学べる授業
- [改訂新版] これからはじめるプログラミング基礎の基礎
- 教養としてのプログラミング講座-中公新書ラクレ-清水-亮
- プログラムはなぜ動くのか-第2版-知っておきたいプログラムの基礎知識-矢沢久雄
- 非エンジニアのためのプログラミング講座
- おうちで学べるプログラミングのきほん
- プログラミングを始めたい人がいちばん最初に開く本
- 子どもを億万長者にしたければプログラミングの基礎を教えなさい
- ちゃんと使える力を身につける Webとプログラミングのきほんのきほん
- みるみるプログラミングがわかる本 第4版
- アルゴリズムを、はじめよう
- 基礎からのプログラミングリテラシー
- まとめ:プログラミングを始める前に本で基礎を理解しよう!
プログラミングを始める前に読むべき基礎が学べる本12選
プログラミング入門講座――基本と思考法と重要事項がきちんと学べる授業
プログラミング入門講座――基本と思考法と重要事項がきちんと学べる授業
「プログラミングスキルの重要性」をイラスト付きで説明しています。
3章で構成されており、序盤はオバマ大統領などの著名人によるプログラミングの重要性について語り、中盤では、プログラミング言語について語り、終盤では子ども向けのプログラミング言語を使って、プログラミングの体験ができます。
「プログラミングは難しい」と思う人も楽しんで学べます。
[改訂新版] これからはじめるプログラミング基礎の基礎
この本はまだプログラミングに触れていない人向けに書かれている本です。
タイトルから見てわかるとおり、プログラミングの基礎については学べますが、実際にコードは書かないのでそこだけは注意しましょう。
教養としてのプログラミング講座-中公新書ラクレ-清水-亮
プログラミングはどのように動くかを知ってる人はかなり少ないと思います。
この本は”プログラムはどんな仕組みで動くのか”についてイラスト付きで説明しています。
筆者自身「プログラミングは2020年に必修化されるから重要なのはわかるけど、いきなりプログラミング言語に触れるのは何か違う。そもそも根本的な部分を知る必要がある。」とコメントしています。
プログラムはなぜ動くのか-第2版-知っておきたいプログラムの基礎知識-矢沢久雄
プログラムはなぜ動くのか 第2版 知っておきたいプログラムの基礎知識
この本はプログラムがコンピューター内でどのように動作するのかを知りたい人におすすめの本です。
アマゾンランキングやアマゾンレビューもかなり高いので、プログラミングの教養を身につけることを目的に読んでおくといいでしょう。
非エンジニアのためのプログラミング講座
この本はタイトルから見てわかるとおり、非エンジニアでプログラミングに初めて触れる人を対象としています。
社会人向けITスクール「TechAcademy」で人気の体験型プログラミング講座をそのまま本にしているので、HTML5とCSSでWebページを作り、JavaScriptを使ってゲーム制作にチャレンジできます。
おうちで学べるプログラミングのきほん
この本ではプログラミングが日常のどこで使われてるのかについてや、プログラミングの基礎知識について書かれています。
そのため、これからプログラミングを学ぶ人におすすめな本です。
プログラミングを始めたい人がいちばん最初に開く本
プログラミングを始めたい人がいちばん最初に開く本(日経BPパソコンベストムック)
これからプログラミングを始める人のための本です。
「プログラミングの用語や文法がわからない」「どのプログラミング言語を勉強したらいいのかわからない」という人にとってはもってこいの本です。
子どもを億万長者にしたければプログラミングの基礎を教えなさい
子どもを億万長者にしたければプログラミングの基礎を教えなさい
IT企業の創業者であるマーク・ザッカーバーグなどはプログラミングができる人間だったことについて触れて、それを元に子どもにプログラミングを教えるメリットや具体的にどのように教えるべきなのかについて触れています。
子どもに説明するための知識(一般概念、歴史、最新事情など)を楽しく吸収でき、さらに一緒に学んでいく方法、発展学習させるための手段、知恵などをやさしく伝授してくれている本です。
ちゃんと使える力を身につける Webとプログラミングのきほんのきほん
ちゃんと使える力を身につける Webとプログラミングのきほんのきほん
この本はWebとWeb言語の基礎知識についてまとめています。
HTMLはプログラミング言語ではなくマークアップ言語であることや、なぜHTMLでUTFを使うのかなど、普段スルーしがちな知識を吸収できます。
「一度プログラミングを学習してみたけれど、挫折してしまった」「業務でプログラムに触れることがあり、もう少し知識を広げてみたい」そんな方にもおすすめの1冊です。
みるみるプログラミングがわかる本 第4版
最初の項では「アルゴリズム」「ソフトウェア」などのプログラミングの基本知識について触れ、残りの項ではプログラミング言語の特徴や「MacとWindowsのどっちがいいの?」などプログラミング初学者が知りたい質問にも触れています。
これからプログラミングを勉強する人におすすめの本です。
アルゴリズムを、はじめよう
なんとこの本では、まるまる最初から最後までアルゴリズムのことにしか触れていません。
アルゴリズムの定石と呼ばれるものには様々な種類がありますが、プログラミング初心者がいきなりたくさんのアルゴリズムを学ぼうとしても、途中で挫折してしまう人が多いのではないでしょうか。
そんな初心者でも「アルゴリズム」についてすっと理解できる内容になっています。
基礎からのプログラミングリテラシー
基礎からのプログラミングリテラシー[コンピュータのしくみから技術書の選び方まで厳選キーワードをくらべて学ぶ! ]
コンピュータやプログラミングの解説がわからないのは、次のような知識の不足が要因らしいです。
- コンピュータのしくみがわからない
- プログラミングのしくみがわからない
- アプリケーションが動くしくみがわからない
- 開発スタイルやエンジニアの仕事像がわからない
- 業界の標準やツールを知らない
- プログラミング書籍の選び方がわからない
これらは専門書やインターネットで検索上位にくるWeb記事では前提知識として省略されることが多く「読み進めるにはほかの資料が必要になった」なんてことがよくあるそうです。
この本では上記の問題を解決できます。
まとめ:プログラミングを始める前に本で基礎を理解しよう!
いかがだったでしょうか?
今回はプログラミングを始める前に知っておくべき基礎知識や考え方について学べる本をまとめてみました。
プログラムがどのように動いているかを知らずにプログラミング言語の勉強をすると、理解を遠ざけてしまいます。
まずはプログラミングの基礎となる考え方を身につけてからプログラミング言語の学習をはじめましょう!