「プログラミングを独学しようと思っているけど不安がある」
「プログラミングの独学は無理じゃない、と言っている人もいるけど実際どうなの?」
「プログラミングの独学ができる人とできない人には違いがあるの?」
この記事は、こんな疑問を持ったプログラミング初心者のあなたに向けた記事です。
この記事の中では、
- プログラミングの独学が無理だと言われる理由
- 独学のメリット
- 独学ができる人とできない人の違い
- プログラミング初心者にスクールをおすすめする理由
について紹介しています。
読み終える頃には、あなたがプログラミングを独学しないほう良い理由がわかり、どのように学習をすればよいかが理解できますよ。
記事のもくじ
プログラミングの独学は無理だと言われる5つの理由
インターネット上の情報を見ていると「プログラミングの独学は可能」という情報を目にしますよね。
一方で「独学は無理」という意見もあり、実際どっちなんだろうと疑問に思っていませんか?
結論から言えば、ほとんどのプログラミング初心者にとって独学は無理です。
がんばって独学するメリットもありますが、ここではプログラミングの独学が無理である理由について紹介します。
行動計画を立てる力が必要
プログラミングに限らず、新しいことを身につけるためには、体系的に学ばなければなりません。
学び始める前には、何を・どのように学ぶのか、について計画を立てますよね。
初心者のうちは、何をどのように学ぶかについて、計画を立てること自体が難しいものです。
たとえば、学校の授業では教師が学ぶべきことを体系的に順序立てて教えてくれますよね?
そのとおりに学習を続ければ、学ぶことができるのですが、独学の場合は自分自身で計画を立てなければなりません。
仮に計画を立てることができても、地道に行動し続けることは難しいものです。
「わからないこと」が分からない
学びは知識を積み上げることです。
知識を積み上げるためには、あなたはいま何がわからないのか、を明確にしなければなりません。
明確にした「わからないこと」について学習することで、知識が積み上がっていきますよね。
しかし、初心者のうちは「わからないこと」が分からないものです。
「わからないこと」を把握するだけでも、労力がかかりますし、初心者にはツライと感じる要因の一つとなってしまいます。
挫折しやすい
ここまで述べた、行動計画を立てること、わからないことを把握することだけでも、時間がかかり労力もかかるため大変です。
仮に、それらを一度乗り越えたとしても、つぎつぎと新しい壁にぶつかります。
プログラミング学習では、1つの「わからないこと」が理解できたあと、さらに新しい「わからないこと」が発生することはよくあります。
プログラミング自体が難解なものであるため、思うように学習を進めることができず、独学では挫折しやすいものです。
独学の場合は誰かに見られているわけではないため、自分に甘えやすく、気づいたら学習を辞めてしまっていた、ということも珍しくありません。
教材の選択ができない
「体系的に学ぶために教材を使えばいいのでは?」とあなたは考えたかもしれません。
市販されている教材の中には、初心者向けの教材は数多く販売されています。
しかし、中には「入門」「基礎」と表記されていても、内容はあまり初心者向けでないものも存在しています。
人によって「入門」「基礎」という言葉は捉え方が違いますし、知識レベルによっても意味合いが変わることは分かりますね。
そのような教材の中から、何の知識もない状態であなたにあった本を探すことは難しいものです。
教材の購入にはお金もかかるため、どれが最適かを探すだけでも労力がかかり、学習を始める前に諦めてしまう要因になりがちです。
学習に時間がかかる
人によって理解力は異なるため、一概には言えませんが、実践的なレベルまでのプログラミングスキルを身につけるためには、300時間必要という話があります。
独学の場合は、先に述べたような問題があり、さらに時間がかかることが予想されます。
計画を立てる時間、わからないことについて調べる時間、問題を解決するためにかかる時間などですね。
独学は道標がなく、暗中模索の状態で進み続けるようなものです。
何も見えない状態でゴールまで辿り着くことが簡単であるかどうか、答えは明白です。
プログラミングを独学するメリット
大多数のプログラミング初心者にとって、独学は無理であると説明しましたが、独学によるメリットもあります。
独学することの具体的なメリットを3つ紹介します。
費用が抑えられる
独学でかかる費用として考えられることは、教材代ぐらいでしょう。
たとえば、スクールなどでは1ヶ月で10万円程度が相場です。
その点、独学の場合はどれだけ教材を揃えたとしても、1万円程度で済みます。
ただし、スクールの中には学習後にスクールから企業へ就職することで、スクール代が無料になるものもあります。
基本的にスクールはお金が掛かるため、費用が抑えられる点は独学のメリットです。
スケジュールの調整がカンタン
独学であれば自分のペースで学習を進めることができます。
スクールでは「週に3回」など、学習日が固定されているため、急な予定が入った場合に対応しづらいですよね。
独学では自分自身ですべてのスケジュールを管理しなければならないがゆえに、スケジュールの調整はつけやすいものです。
独学は一人で学習するものなので、スケジュールの調整がカンタンなところは、独学のメリットです。
問題解決能力が身につく
独学を続ける中で起こる問題は、全て自分自身で解決しなければなりません。
現在はインターネットサービスを使えば、ほとんどの問題は検索などで解決することができます。
プログラマーとして、今後生きていくことを考えても、自分自身の力で問題を解決する力はとても重要です。
独学では誰からも教わることがない分、問題解決能力は自ずと鍛えることができます。
プログラミングの独学が無理でない人、無理な人の特徴
プログラミングの独学は無理でない人と無理な人がいます。
それぞれの人の特徴について紹介しますので、あなたがどちらに該当するか見てみましょう。
無理でない人
プログラミングの独学が無理でない人、独学ができる人の特徴は次のとおりです。
- 問題が起きたときに、インターネットで問題解決することができる
- 自身をしっかりとスケジューリングできる
- 周りに相談できる相手がいる
- 学習に時間がかることに覚悟を持てる
プログラミングは常にエラーとの戦いです。自分自身で問題解決する能力が求められます。
スケジューリングに関しては、独学ではサボっても誰かに怒られるわけではありません。
疲れているときはどうしてもサボってしまいがちですが、自分に甘えることなく、しっかりと自分自身を管理する意志の力が求められます。
独学といっても必ずしも一人で学習する必要はありません。
一緒に学習を続ける仲間や、ちょっとした疑問を相談できる相手がいると、独学でも成功しやすいと言えます。
ひとりきりで学習を続けていると、モチベーションの維持が難しい面もあるため、仲間がいる人は独学でも問題ないでしょう。
プログラミングは難しいものであるため、どんな人でも学習には時間がかかります。
先程も述べたように、プログラミングを習得するまでには300時間ほど掛かるという話もあり、1日3時間の学習を毎日続けたとしても、3ヶ月以上かかります。
時間がかかることに対して、覚悟を持って対応する意思があれば、独学でもプログラミングを習得できます。
無理な人
プログラミングの独学が無理な人、独学ができない人の特徴は次のとおりです。
- 自分に甘えてしまう
- 一人で続ける自信が無い
- わからないことが把握できない
人間はどうしても自分が楽になるような行動をとってしまう生き物です。
プログラミング学習はわからないことも多く、ツライと思う場面も多いでしょう。
そんな中でも、学習し続ける必要があるため、自分に甘えてしまう人は独学ではプログラミングの習得は難しいと言えます。
一人で続ける自信が無い背景には、わからないことを自分自身で解決することができてないことや、相談できる相手がいないことが挙げられます。
また、自分自身に甘えてしまう人は、継続すること自体に不安を抱いているものです。
一人ではモチベーションを維持することも難しいですよね。
わからないことが把握できないのであれば、独学は無理です。
「わからないことは調べればいい」と思っていても、実際に何がわからないのか把握しきれていない場合はあります。
ある程度学習を続けることで、「何が分かっていなかったのか」について理解できるようになりますが、最初のころは難しいでしょう。
「わからないこと」を調べる中で上手く解決することができないと、その時点でつまずいてしまい、学習を継続することが難しくなります。
このような不安がある場合も、独学はおすすめできません。
プログラミングの独学が無理な人にはスクールがおすすめの理由
プログラミングの独学ができない人は、どのように学習を進めるべきでしょうか。
おすすめは「スクールに通う」ことです。
専門の講師がいる
スクールでは専門の講師がいます。
専門の講師は、あなたと同じようなプログラミング初心者が、プログラミングを習得するまでサポートしてくれます。
プログラミング初心者に対するプロフェッショナルです。
あなたがどのような問題(エラー)につまずきやすいか、何がわからないのか、といった部分を熟知しているため、学習効率が非常に高くなります。
独学と比べて学習効率が高くなることが、スクールの一番のメリットです。
あなたが不安に思っていることや、わからないことを聞くことができる相手がいる状況は、学習を続ける上でとても心強いですよ。
一緒に頑張る仲間ができる
スクールでは、あなたと同じプログラミング初心者の仲間が大勢います。
一緒に頑張る仲間がいれば、競い合うことやお互いに相談し合うことができます。
仲間がいることでモチベーションも維持しやすく、挫折する可能性が低くなりますね。
仲間の中には、あなたが今までの人生で出会ったことのないような人もいるでしょう。
人脈を広げたり、あなたにとって新しい価値観を提供してくれる仲間ができる可能性がある点は、プログラミング学習以外のメリットと言えます。
学習時間の目安がわかりやすい
独学の場合は自分自身で計画を立てることで、学習時間をなんとなく把握することができます。
しかし、自分で立てた学習計画通りに進められるかどうかは、わかりません。
スクールでは今までのノウハウや生徒の状況から、最適な学習計画を作成しているため、信頼性の高い学習時間の目安が把握できます。
スクールの学習計画は、あなたと同じプログラミング初心者の生徒たちが実践してきた実績があります。
そのため、あなたも同じように学習を続けることができる可能性は高いと言えますね。
学習時間の目安が分かれば、あなたの現在の状況と合わせて、スケジュールを立てやすくなります。
まとめ:プログラミング初心者は独学はほぼ無理
プログラミングを独学する場合は、学習以外に多くの労力が必要となり、挫折しやすいものです。
プログラミング初心者は、独学でプログラミングを習得することはほぼ不可能でしょう。
スクールは数多くのプログラミング初心者に対して、プログラミングを教えてきた実績があります。
そのため、プログラミングを習得できる可能性は、非常に高いと言えます。
プログラミングを習得して、新しい人生を歩みたいと考えているのであれば、プログラミング初心者のあなたはスクールでプログラミングを学びましょう!