この記事では高収入の企業への転職実績という点にフォーカスして、プログラミングスクール4つ紹介します。
優良な企業からの採用実績とは、すなわちプログラミングスクールにおける良質な教育を意味します。
良質な経験は必ず転職先でも重宝されます。
今後のキャリアを考える上で、どのプログラミングスクールを選択するかという問題は非常に重要です。
だからこそ、妥協せずしっかりと選びましょう。
記事のもくじ
転職時におけるプログラミングスクール選びのポイント
ここでは「高収入の企業への転職実績があるプログラミングスクール」を素早く知ることができます。
紹介に入る前に、念のためにもう一つのプログラミングスクール選びのポイントに触れておきます。
このポイントを抑えておくことでプログラミングスクール選びに時間をかけず、かつ失敗する確率を減らすことができます。
プログラミングスクールを選ぶときは先ほどの転職実績に加え、カリキュラムから選ぶことを強くおススメします。
企業は実践的な経験を持った、即戦力となる人材を求めています。
実践的な力とはつまり、企業で働いた経験であったり、何か開発した経験の事を指します。
カリキュラムの内容を確認しアウトプットが多いものを選ぶようにしましょう。
模擬的でもいいので、とにかく手を動かしてアウトプットの経験を多く積むことのできるスクールを選ぶと良いでしょう。
初心者の方は、プログラミングスクールの種類が多く非常に迷うかと思います。
上記のポイントを抑え、どのスクールが良いのかサクッと選びプログラミング学習に時間を費やしていきましょう。
年収の高い企業への採用実績があるプログラミングスクール4選
TECH ACADEMY
TECK ACADEMY(テックアカデミー)は、国内でも有名なプログラミングスクールです。
転職支援があるコースは「エンジニア転職保証コース」というものが用意されています。
金額は12週間で298,000円(税別)です。有名企業への転職実績も多数あります。
DMM WEB CAMP
DMM WEB CAMPは、業界初の転職保証付きプログラミングスクールのサービスを開始した企業です。
卒業生を3000名輩出しており、実績のあるプログラミングスクールです。
3か月の学習期間とキャリアサポートで628,000円。
(オンライン講義は2019年5月現在受講不可となってます。)
DMM.COM、teamlab、Coin check、Ateam、cluex、doorsなど。
TECH EXPART
TECH EXPARTは国内最大級のエンジニア転職実績を誇るプログラミングスクールです。
コース内容が転職コース、副業・フリーランスコースに分かれており、転職に強いことがうかがえます。
300名以上が未経験からエンジニアとして転職に成功しているという実績があり、また転職までに時間をかけないカリキュラムでも有名です。
料金は598,000円。
Cyber Agent、MoneyForward、DMM.COM、teamLab、NEWSPICKS、U NEXT、LIVE SENSEなど今をときめく企業への転職実績多数。
DIVE INTO CODE
DIVE INTO CODEはWebエンジニア・機械学習エンジニアとしての転職に強いスクールです。
課題突破型の授業型式でインプットだけでなく、自らで考えアウトプットすることを重視しているため地力がつきます。
4カ月フルタイムや10カ月間パートタイムの受講型式があり、料金は入会金100,000円+受講料498,000円。
MoneyForward、grooves、iret、ラグザイア、mof mof inc.、楽天、samurai など多数
IT人材としての市場価値を高めるなら海外という選択肢も
今まで紹介したプログラミングスクールは国内での「転職」や「キャリアアップ」にフォーカスしたスクールです。
IT人材で圧倒的な市場価値を身に着けたいのであれば「海外×プログラミング学習」という選択肢をおススメします。
世界は今、よりボーダレスになり、海外人材の国内への流入やその逆の現象、つまり日本から海外へ出て活躍できるケースが増えています。
現地での開発においては英語でのコミュニケーションが中心となるケースが多く、英語×プログラミングの両方のスキルを持つ人材は圧倒的な市場価値を見出されます。
プログラミングだけできるという人材は多いですが、それに英語も加わると一気に数が減り、希少性が高まるのです。
プログラミングができれば転職がしやすく需要も高い
現代社会において、プログラマーは他業界に比べて圧倒的に需要があります。
それはなぜでしょうか。
今日本では深刻なIT人材不足が起きている事が原因です。
IT市場の成長、プログラマーの高齢化、技術の変化の速さなど要因はさまざまです。
この問題は「2020年問題」と呼ばれ、我々日本は重大な人材不足の壁にぶち当たっているのです。
ITといっても分野は様々です。
AI、ビックデータ、ブロックチェーン、IoTなど、どの分野も同じように2020年問題に直面しているという現状です。
実際にどの程度の人数の人材が不足しているかというと、2020年には約37万人とされています。
さらに時間が経つごとに問題は深刻化します。
なんと2030年には約79万人ものIT人材不足の波が訪れます。
現在からたった10年ほどで人材不足が倍以上深刻化し、より顕在化した問題となります。
こうした問題に対し国はプログラミング教育を小学校において必修化するなどの対策を取っています。
しかし、プログラミングを教育する側の人間が不足している現状でどこまで効果のある教育ができるか、また地域によって教育内容の格差が生まれるなど以前懸念要素は拭えない状況が続きます。
つまり、今日本ではIT人材の需要が高く、それは今後10年、20年と上がり続けるという事を示しています。
この圧倒的なプログラマーの需要拡大は、これからIT人材を目指す方にとってはとてつもなく大きなチャンスと言いえます。
プログラマーの需要拡大に伴う年収の上昇
以上のIT人材不足の問題と、世界の社会的背景を照らし合わせると浮かび上がる事実があります。
今世界ではAIやRPAといった技術により生産性の低い仕事が次々と消えていっています。
よくAIによって人間の仕事が奪われると言われますが、正確には「AIによって生産性の低い仕事の価値が希薄化、いずれ皆無になる」と言うべきでしょう。
もちろん仕事に対する価値が希薄化する事で給料は激減します。
今まで当たり前に給料を貰えていた、コンビニのレジ打ちやタクシーやバスのドライバーなどの仕事では、生活すらままならない時代が訪れます。
一方で生産性の高い仕事、例えば新しい技術を生み出す・作る・改良するといった職種は給料が上がり続けます。
まさにそれがIT人材、プログラマーなのです。
すでに高度なAIエンジニアとして年収2000万〜3000万という超高水準の給与を出す企業も現れています。
この事実は日本だけの話ではなく、世界共通です。
世界は今、生産性の高い仕事に価値を見出し、生産性の低い仕事は切り捨てるという超合理的な方向へ向かっているのです。
これからIT人材を目指す方にとっては非常に前向きになれる事実です。
また、IT分野に興味が無い人でも無視できない新たなる時代の幕開けとなるのです。
転職時にプログラミングスクールを利用するメリット
転職の際にプログラミングスクールの利用を検討している方向けに、メリットとデメリットを整理します。
メリット1.不明点を解消できる
独学では、とにかくつまずくポイントが多いです。講師にすぐに不明点を聞けるので、一人で悩んでいる時間が勿体ないと感じる方にはプラスです。
メリット2.模擬的な開発経験
カリキュラムにもよりますが、多くのプログラミングスクールでは模擬的な開発を経験できるようになっています。アプリやサイト作成などを通して、実際にコードを書きながら学ぶ経験がつき、プログラマーに対するイメージが湧きやすくなります。
メリット3.IT業界の人脈ができる
IT業界に人脈の無い人にとってはかなりのメリットです。スクールに行かなければ絶対に知り合うことのできない人に出会えるチャンスがたくさんあります。
メリット4.環境構築も挫折しない
環境構築は特に初心者が挫折しやすい難所です。開発環境の構築についても教えてくれるので、開発の準備がスムーズにできます。
転職時にプログラミングスクールを利用するデメリット
デメリット1.料金が高い
プログラミングスクールは高額なケースが多いです。期間にもよりますが20万~60万と高額なスクールが多いです。転職支援を活用することで無料になるスクールがあります。後程解説します。
デメリット2.イメージしたサービスと違うことも
高額な料金を払ったにもかかわらず、想像していた内容と違いお金を無駄にしてしまったというケースも。スクールへ通う前に事前に説明会に行ったり、カリキュラム内容に目を通すなどしてギャップを減らしましょう。
おわりに
最後まで読んでいただきありがとうございました。
転職の武器としてプログラミングのスキルを身に着ける選択は、とても素晴らしいことです。
プログラミング学習は大変なことも多々ありますが、諦めず頑張ってください。
皆さんのプログラミング学習と転職が成功することを祈っております。