「プログラミングを練習してすらすらコードを書けるようになりたい」と考えているあなたに、衝撃の事実をお伝えします。
それは、プロのエンジニアでもコードをすらすら書く人はいないということです。
プロのエンジニアは基本的にWEBで調べながらプログラミングしているため、コードを覚えているわけではないのです。
また、オリジナル機能やクオリティーを追求するほど英語の情報しかないので、
- 調べる力を向上させること
- 英語力を向上させること
の2点が何よりも重要になります。
確かにプログラミングの練習は基礎を積み上げるために必要ですが、プロになる視点で重要なことも合わせて頭に入れていきましょう。
記事のもくじ
プログラミングとは
まずはじめに、プログラミングとは何かということをお伝えします。
プログラミングとはコンピュータに指示を与える行為
プログラミングとは、コンピュータに「こういう動きをしてほしい」という指示を与える行為のことを指します。
プログラミング言語は、その指示を与えるための言語のことです。
外国人と英語で話をするように、コンピュータにもプログラミング言語で伝える必要があると捉えると良いでしょう。
スマホアプリやWEBサイト、システムなどが作れる
プログラミング言語ではスマホアプリやWEBサイト、システムが作れます。
Webサイト制作 | HTML、CSS、JavaScriptなど |
iPhoneアプリ制作 | Swift、Ruby、Pytyon など |
WEBアプリ制作 | Pytyon、Java、JavaScript、PHP など |
以上のように、作成するサービスによってプログラミング言語も異なります。
言語それぞれにメリット・デメリットがあり、特徴も異なるので、自分の開発したいものに必要なプログラミング言語を選択しておきましょう。
プログラミングをサイトで練習する際の2つのポイント
「プログラミングを練習してプログラミング言語を覚えなきゃ」と思っているかもしれませんが、実はプロのエンジニアでもプログラミング言語を完全暗記している人はほとんどいません。
その代わり、エンジニアには
- 調べる力の向上
- 英語力の向上
が必要になってきます。
1.調べる力を向上させること
エンジニアというとドラマのように「コードを完全暗記してわき目もふらず打ち込み続ける姿」を思い浮かべるかもしれませんが、IT業界は日々進化しており、膨大なプログラミングの情報を暗記するのはまずムリです。
ではどうしているかというと、エンジニアはその都度必要なコードを調べています。
例えばJavaScriptで以下のような日めくりカレンダーを作りたいとき、「JavaScript カレンダー」と検索するだけでは月次カレンダーのコードばかり表示されてしまいます。
▼作りたい日めくりカレンダー
(引用:人生は読めないブログ)
▼「JavaScript カレンダー」で出てくるサイトとカレンダー
(引用:LIG)
カレンダーを日めくりにするには、「JavaScript 日付 取得」「JavaScript 日別 画像」などで検索して、日付だけ表示されて毎日画像が変わるコードを知る必要があるのです。
エンジニアの仕事は7割がこういった検索とプログラミングに充てられるので、プログラミング練習では検索力を上げることが非常に重要です。
2.英語力を向上させること
プログラミング言語を検索したくても、日本語ではそもそも情報が出てこないことも多いです。
例えばJavaScriptのコードを検索したいときでも、英語と日本語では情報量に約30倍の差があります。
▼日本語での検索結果:1.62億件
▼英語での検索結果:30.60億件
さらに、英語ができれば
- 世界の優秀なエンジニアの情報が手に入り、仕事の質がぐんと上がる
- 大手企業にもポテンシャルをアピールでき、就職でも圧倒的に有利
というメリットも得られるので、これからエンジニアを目指すなら英語は必須スキルともいえます。
なぜ、プログラミングに英語力を掛け合わせることが重要なのか?
より詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください、
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プログラミングを練習できるサイトの選び方
プログラミングの練習サイトは、以下の点を参考にして自分に合うサイトを見つけましょう。
習得したいプログラミング言語を決めておく
プログラミングの学習サイトによって練習できる言語は違うので、自分が修得したいプログラミング言語を決めておきましょう。
「自分の作りたいものはなにか」「それに必要な言語はなにか」を逆算的に洗い出してからサイトを選ぶことがおすすめです。
練習の仕方を確認しておく
プログラミングの練習方法も、サイトによって異なります。
動画で講義のように学ぶものもあれば、スライドでわかりやすく解説してくれたり、実際にコードを入力して学んだり、様々です。
自分に合った学習ができるかどうかを判断した上でサイトを選ぶようにしましょう。
自分のプログラミングレベルに合わせたサイトを選ぶ
プログラミング初心者が中級者向けのサイトに登録しても、わからないまま行き詰まってしまう場合があります。
レベルに合っていないサイトで学習し続けると、時間もお金も無駄になってしまうので、あらかじめサイトがどのレベルの人に向けてサービスを提供しているのか把握しておきましょう。
初心者の方であれば、プログラミングの基礎から勉強できるサイトがおすすめです。
無料・有料プログラミング練習サイトおすすめ13選
おすすめの無料・有料プログラミング練習サイトをご紹介します。
以下の紹介するプログラミングサイトは、
- レベル
- 練習方法
- 料金
- 対応言語
といったポイントから比較していきます。
これから勉強を始めようと考えている方は、自分に合っているかどうか参考にしてみてもらえると幸いです。
Progate
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- レベル
プログラミング未経験、初心者の方におすすめ
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- 練習方法
スライド型、講座毎にコードを書く演習ができる
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- 料金
個人プラン0円or1,078円/月
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- 対応言語
HTML、CSS、JavaScript、jQuery、Ruby、Ruby on Rails、PHP、Java、Python、Swift、Git、Sass など
基礎の基礎から学べるプログラミングサイトです。
自分のペースで進められるため、PCとWifiの環境さえあれば、効率的に進められます。
初心者の方が取り掛かりやすいサイトです。
CODEPREP
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- レベル
プログラミング初心者〜中級者の方
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- 練習方法
穴埋め形式で進める
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- 料金
0円
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- 対応言語
C言語、CSS、HTML、Javascript、 jQuery、PHP、Ruby、Unity、WordPressなど
無料で今流行りのプログラミング言語を勉強することができるサイトです。
初心者から中級者まで幅広く練習することができ、穴埋め式でコードを入力して覚える形式のため、手を動かしながら身につけたい方におすすめです。
TRYCODE
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- レベル
プログラミング初心者〜中級者
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- 練習方法
動画形式、コードを書く
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- 料金
0円、一部有料
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- 対応言語
Scratch/BYOB、JAVA、SQLなど
動画を見て理解し、コードを書けるプログラミングサイトです。
小学生の学習プログラムに認定されている初歩的な部分から言語を学ぶので、基礎からきっちり学びたい方におすすめします。
無料でできる範囲は限られており、課金することで勉強の幅を広げられますが、繰り返し学ぶ形式になるため、自然と身につくようになります。
全くの0から始めたい方にはおすすめのサイトです。
PHP Sandbox
http://sandbox.onlinephpfunctions.com/
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- レベル
プログミング中級者
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- 練習方法
コードを書く
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- 料金
0円
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- 対応言語
PHP
PHPに特化したプログラミングサイトです。
他のプログラミング学習サイト比べるとスライドや動画などの講義形式はなく、コードをただひたすら書いて実行することができます。
1から学びたいというよりは、学んだことをアウトプットする際におすすめのサイトです。
サイト自体が英語になっているため、わかりにくい部分もありますが、バージョンも細かく選択できるのでPHPをしっかり詰めたい方はぜひ試してみましょう。
paizaラーニング
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- レベル
初心者〜中級者
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- 練習方法
動画形式
-
- 料金
0円、980円/月、2480円/月
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- 対応言語
CSS、HTML、JavaScript、Ruby、Ruby on Rails、Bootstrap、Emmet
paizaラーニングはもともとITエンジニアが逆スカウト受ける転職サイトpaizaのプログラミング学習サービスです。
動画による講義形式で、約3分ほどでスムーズに学ぶことができるので、プログラミングを始めたばかりの基礎から学びたいという方にはおすすめのサイトです。
スキルが身についたら転職サイトpaizaで活躍する場を探せるので、エンジニアを目指したい方はぜひ試してみてはどうでしょうか。
シラバス
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- レベル
初心者〜中級者
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- 練習方法
キュレーション、テキスト形式
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- 料金
0円
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- 対応言語
HTML/CSS、WordPress、Ruby on Rails、Backbone.js など
シラバスは、主にWEBデザインとWEBアプリをメインに練習することができます。
自分の受講したいコースを選べ、開発フローを追いながら学べるのが特徴的なため、コードを入力するだけでなく全体的な概要を学びたい方におすすめです。
Udacity
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- レベル
プログラミング初心者〜上級者
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- 練習方法
動画形式、設問回答
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- 料金
0円、有料コース199$/月
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- 対応言語
ほぼ全ての言語に対応
Udacityではほぼ全ての言語に対応しているのが特徴的です。
Udacityの講義形式にある動画は数分の構成となっており、視聴後演習問題を解いて学習していくといった形になります。
講義の資料もダウンロードすることができるので、通学や通勤時間にさくっと学びたい方にはおすすめです。
Udemy
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- レベル
プログラミング初心者〜上級者
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- 練習方法
動画形式
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- 料金
0円~29,800円
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- 対応言語
CSS、HTML、Illustrator、iPhoneアプリ、Javascript、jQuery、Photoshop、PHP、Python、Ruby
Udemyは動画形式で学習を進めることができ、セクション毎に講義が異なる練習サイトです。
Udemyでは他の練習サイトとは異なり、初心者がつまづきやすいPC内のプログラミング環境を整えることから始めるため、実践ベースで勉強したい方にはおすすめです。
ミニツク
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- レベル
初心者〜中級者
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- 練習方法
動画形式
-
- 料金
無料
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- 対応言語
Ruby、Ruby on Rails
ミニツクはRubyの学習に特化した練習サイトです。
コースが5つに分かれており、基礎から応用部分までまとめて学ぶことができます。
完全無料で今熱いRubyの勉強ができるので、Rubyをみっちり身につけたい方はぜひ利用してみてはどうでしょうか。
ドットインストール
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- レベル
初心者〜上級者
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- 練習方法
動画形式
-
- 料金
0円、1,080円/月
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- 対応言語
HTML、CSS、JavaScript、jQuery、PHP、Ruby、Python、Scala、Swift、Java、MySQL、Bootstrap、WordPress、Unity、Scratch、Excel VBA、SQLiteなど
ドットインストールは、初心者に向けてわかりやすい3分ほどの動画を見ながら学べるので、頭に残りやすくなるのが特徴的です。
482ものレッスンと7,000本を超える動画が揃えらているので、網羅的に勉強したい方はぜひ試してみましょう。
無料プランでも基礎から十分に勉強することができ、自分で手を動かして進めたい方にはおすすめです。
Progra!
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- レベル
プログラミング初心者
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- 練習方法
動画形式、コードを書ける
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- 料金
0円、〜6480円/月
-
- 対応言語
Scratch
Progra!は、Scratchを中心に勉強を進められる練習サイトです。
Scratchはマウス操作だけでプログラミングをすることができる言語で、Progra!を利用してScratchを使う練習をすると猫や犬といった親しみやすいキャラクターがでてくることが特徴になります。
子どもが気軽にプログラミングを勉強しやすいように設計されているため、楽しく勉強がしたいお子さまにおすすめの練習サイトです。
CodeMonkey
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- レベル
プログラミング初心者〜中級者
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- 練習方法
ゲームを進めながらコードを書く
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- 料金
0円、〜6480円
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- 対応言語
CoffeeScript
CodeMonkeyは世界中に約800万人のユーザーがいるほど人気のサイトです。 対象年齢は9歳以上と子どもを中心に幅広い年齢の方が利用できます。
学べるCoffeeScriptという言語はJavaScriptにコンパイル(コンピュータ上で実行可能にすること)することができ、WEBアプリを制作する際に使用されます。
初心者の方でも解きやすい問いも用意されており、プログラミングの基本から学べるので、勉強を始めたばかりの方はぜひ利用してみてください。
Schoo
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- レベル
初心者〜中級者
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- 練習方法
動画形式
-
- 料金
0円、980円/月、1980円/月
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- 対応言語
Swift、Python、PHP、HTML、CSS、jQuery、Photoshop、Illustratorなど
Schooはプログラミングに限らず、デザインやWEBマーケティングなど様々なジャンルの講義を受講することができる動画配信サイトです。
プログラミングでは基礎から実践まで本格的に学ぶことができ、魅力的なコンテンツが様々です。
プログラミング以外にもビジネスに関することを学びたい方にはとてもおすすめしたいサイトです。
プログラミング練習サイト以外でプログラミングを身に付ける方法
ここからは独学以外でプログラミングを身に付ける方法をご紹介します。
練習サイトによって身につけられるスピードや理解度も変わりますが、手っ取り早くプログラミングを習得したい方は以下の方法がおすすめです。
プログラミングスクールに通う
まず1つ目はプログラミングスクールに通うことです。
プログラミングスクールは練習サイトと違って現場で活躍したエンジニアの方から学べることもあります。
また、社会人になっても通いやすいプログラムを用意しているスクールもあるため、時間に余裕の無い方でもうまく学習することができるでしょう。
マンツーマンで、自分のレベルに合わせて教えてもらえるので早く身につけたい方にはおすすめです。
企業へ就職しプログラマーになる
2つ目は企業に就職し、プログラマーになることです。
求人媒体を見ると、未経験プログラマーを募集しているところもあるので、チャレンジしてみてはどうでしょうか。
しかし、企業によっては、その企業でしか使いようがない言語やEXCELなどの事務処理だけをやらされてしまう場合もありますので、しっかりと企業を分析した上でエントリーしましょう。
IT留学に行き英語とプログラミングを一気に学ぶ
最後はIT留学に行くことです。
IT留学では、英語とプログラミングを一気に学ぶことができ、2つのスキルを身に付けることができます。
費用は高くつきますが、学習環境が整っているため、独学で進めていくよりは早くスキルを習得できるでしょう。
本場で学べる英語とプログラミングができることで市場価値の高い人材になるので、キャリアの幅を広げたい方はぜひ参加してみてはどうでしょうか。
まとめ:プログラミングサイトで練習するとスキルを習得できる!
プログラミングは自分に合ったサイトで練習することで習得できます。
さらに目的が明確であればあるほど自分に合ったサイトを見つけやすく、効率的に勉強を進められるようになります。
これからプログラミングを勉強しようという方は、地道に継続して練習を進めてスキルを身に付けましょう。