プログラミングの勉強を始めてみたものの「思っていたよりも難しい」「本を買ってみたけど全然理解できない…」と感じている方はいませんか?
もしプログラミングに苦手意識があるのであれば、パソコンを使わないでプログラミングを学習することをおすすめします。
今回はプログラミングに苦手意識がある方向けに、
- パソコンを使わないでプログラミングを学ぶメリット
- パソコンを使わないプログラミング学習アプリ
- パソコンを使うプログラミング学習アプリ・サービス
を紹介します。
パソコンを使わないプログラミングに慣れてきたら、最終的にはパソコンを使ったプログラミングにも挑戦していきましょう。
記事のもくじ
パソコンを使わないでアプリでプログラミングを勉強するメリット
パソコンを使わないプログラミングの場合、スマホやタブレットを使います。
スマホやタブレットでプログラミングを学ぶのには、どのようなメリットがあるのでしょうか?
操作が簡単
スマホやタブレットでプログラミングの学習をする場合、操作が簡単です。
タッチパネルをなぞったりクリックしたりしてプログラミングするので、スイスイと学習を進められます。
プログラミングをするのに頭は使うものの、操作の時点でつまづくことはまずありえません。
ゲームをするかのように学習を進めるので、楽しんでプログラミングを学べるでしょう。
プログラミングに親しみやすい
スマホやタブレットのプログラミングの場合、初心者でもプログラミングに親しみやすいというメリットがあります。
パソコンを使ったプログラミングとは違い、コードを使わないので、初心者でも簡単にプログラミングができるのです。
もちろん最終的にはコードが書けるようになる必要がありますが、プログラミングの雰囲気や初歩的な考え方を身につけるのであれば、スマホやタブレットのアプリで十分でしょう。
慣れ親しめれば、プログラミングの勉強意欲を上げることができますよ。
子どもでもプログラミングを学べる
スマホやタブレットのプログラミング学習アプリは、簡単に学べるように作られているので、子供でもプログラミングを学べます。
もし「子供にもプログラミングを勉強させたいな」と思っているのであれば、一緒に楽しんでプログラミングの勉強を進めることもできますよ。
2020年からプログラミング教育が始まっているので、先立ってプログラミングを勉強させたいのであれば、親子と一緒にアプリで勉強しましょう。
パソコンを使わないプログラミング学習アプリ
ここからは初心者向けに、パソコンを使わないプログラミング学習アプリを紹介します。
どのアプリでも手軽にプログラミングを学べますが、雰囲気などがアプリによって異なるので、ぜひあなたに合ったアプリを見つけてください。
プログラミングゼミ
プログラミングゼミは、ブロックをつないでプログラミングをするアプリです。
「すすむ」「はんたいをむく」などの動作が書かれているブロックを上手く組み合わせて、キャラクターを動かします。
登場するキャラクターはどれも可愛いものばかりで、慣れ親しんでプログラミングを楽しむことができます。
レクチャー動画もあるので、よくわからない部分などがあってもつまづくことなく学習を進められるのも嬉しいポイントです。
LightBot
LightBotはパズルゲーム形式でプログラミングが学べるアプリです。
画面に矢印などのボタンが表示され、ボタンを適切な順序に押してロボットがゴールに行くようにプログラミングします。
ゲームを始める際にはチュートリアルが流れるので、どのように操作すればいいかわからない方でも安心してプレイできますよ。
ステージをクリアするごとに段々と難易度が上がっていくので、根気強く取り組んでみてください。
トライビットロジック
トライビットロジックは論理演算を学べるゲームアプリです。
論理演算とはコンピューターで使われる演算で、プログラミングでも用いられています。
論理演算はプログラミング言語を学習において重要なスキルなので、トライビットロジックで論理演算を学べばその後のプログラミング学習がスムーズに進むでしょう。
画面には論理演算パネルが表示され、パネルを組み合わせて敵を倒します。
頭を使うゲームアプリですが、ぜひ頑張って論理演算ができるように頑張りましょう。
ビスケット
ビスケットとはビジュアルプログラミング言語の一種で、アニメーションや絵本などを作ることができます。
ビスケットでは自分が描いた絵を、プログラミングによって動かします。
プログラミングに対して堅苦しいイメージがある方もいるかもしれませんが、絵を用いてプログラミングを学べるので楽しんで勉強できるのがポイントです。
ビスケットでは他のユーザーが作ったプログラミング作品を見ることもできるので、友達と一緒にビスケットを使ってみるのも面白いかもしれませんね。
Joint Apps
Joint Appsはプログラミングの知識がない人でも簡単にスマホのアプリを作れるアプリです。
オリジナルアプリは、画面に表示されたブロックを組み合わせて作るので、直感的に操作してアプリを作れます。
アプリを作っている最中は「どのブロックをどのように組み合わせればいいのかな?」と頭を使うので、プログラミングに必要な考え方を無理なく身につけることができます。
自分の作ったアプリを友達に教えたり使ってもらったりすると、より楽しめることでしょう。
Digital Puppet
Digital Puppetは画面に表示されたパペットの動きをプログラミングして、敵のパペットを倒すゲームです。
プログラミングは、画面に表示されたボタンをクリックすることで簡単にできます。
このアプリもステージをクリアするごとに難易度が上がっていくので、夢中になってプログラミングを学ぶことができます。
大人でも子供でも楽しめる雰囲気なので、親子で一緒に遊んでみるのもおすすめです。
Scratch Jr
Scratch JrはScratchというプログラミング言語をさらに簡単にしたアプリです。
おかげでプログラミングなどに大きな苦手意識があったとしても、挫折することなくプログラミングを学習できるでしょう。
Scratch Jrも他のアプリと同様、画面に表示されているブロックを組み合わせてプログラミングをします。
Scratch Jrに慣れてきたら、次はScratchに挑戦してプログラミングスキルをどんどん身につけていきましょう。
GLICODE
GLICODEは本物のポッキーを用いてプログラミングを学習するアプリです。
実際にポッキーを並べてカメラで読み込むことによって、プログラムを組んで画面内のキャラクターを動かします。
GLICODEでプログラミング学習を終えたら、そのままポッキーを食べて一休みすることも可能です。
数あるプログラミング学習アプリの中でも、斬新なアプリなので、興味を持ってプログラミングを学習できるでしょう。
FOOSとcodeSparkアカデミー
FOOSとcodeSparkアカデミーはアクションゲーム風のプログラミング学習アプリです。
横スクロールでキャラクターが動き、落とし穴などの障害物に対してプログラミングで対処をします。
他のゲームアプリだとあらかじめプログラミングをしたキャラが動く、というものが多いですが、FOOSとcodeSparkアカデミーはリアルタイムで動いているキャラクターを操作します。
キャラクターも可愛いので、馴染みやすいです。
Swift Playgrounds
Swift PlaygroundsはiPadでSwiftというプログラミング言語を学べるアプリです。
SwiftはiOSのアプリ製作に使われている言語なので、これまで紹介した学習アプリと比べると難易度は少し高めです。
しかしその分、Swift Playgroundsでしっかりと学習すれば、Swiftの初歩的な事柄は身につけられます。
もしここまで紹介したプログラミングアプリに慣れてきたのであれば、ぜひ挑戦してみてくださいね。
パソコンを使うプログラミング学習アプリ・サービス
スマホやタブレットのプログラミングに慣れてきたら、次はパソコンを用いたプログラミングに挑戦してみましょう。
プログラミングの最終目標は、パソコンでプログラミングができることなので、苦手意識を持っている方でもパソコンのプログラミングに挑戦する必要があります。
ただ、ここから紹介するアプリ・サービスはそこまで難しいものではないので、安心して取り組んでみてください。
Progate
ProgateはHTMLやCSSなどのプログラミング言語を学べるアプリ・サービスです。
イラストを用いたスライドでプログラミングに関する知識を覚え、その後は練習問題で実際にコードを書いて学習を進めていきます。
iPhoneとAndroidのアプリもリリースされているので、パソコンでの学習とあわせながら取り組んでみるのもおすすめですよ。
Code Monkey
Code Monkeyではゲーム感覚でプログラミングを学ぶことができます。
JavaScriptをより易しくしたCoffeeScriptという言語を用いて、学習を進めます。
実際にコードを書いてプログラミングしますが、難易度は低めなのでプログラミング初心者でも楽しく勉強ができるでしょう。
MOON Block
MOON Blockは簡単にゲームを作れるサービスです。
ブラウザ上でプログラミングができるので、パソコンの性能の良し悪し関係なく、プログラミングを学べます。
簡単なゲームであれば数分で作れますし、時間をかければ座標指定などを用いた本格的なゲームを作ることも可能です。
そして作ったゲームは友達に遊んでもらうこともできるので、友達を誘って一緒にプログラミングの勉強をするのも面白いでしょう。
HackforPlay
HackforPlayは元々できあがっているゲームのプログラムを書き換えて、ゲームを攻略するサービスです。
ゲームのデザインもかなりクオリティが高く、男性ウケしやすいしやすいものに仕上がっています。
ステージを作ることもできるので、楽しんでプログラミングを学べるでしょう。
Hour of Code
Hour of Codeはマインクラフトなどの有名キャラクターでプログラミングができるサービスです。
自分にとって親しみやすいキャラクターでプログラミングができるのは、嬉しいですよね。
ステージを進めるごとにだんだん難しくなっていくので、根気強く取り組んでみましょう。
まとめ:パソコン不要のアプリでプログラミングを勉強しよう!
今回はパソコン不要でプログラミングを学べるアプリを紹介しました。
パソコンの代わりにスマホやパソコンを使うアプリは、操作が簡単で親しみやすいので、初心者がプログラミングを学ぶのに最適です。
人によっては物足りなさを感じるかもしれませんが、しっかりとアプリでの学習に取り組めば、プログラミングの基礎的な考え方を身につけることができます。
スマホやタブレットでのプログラミングに慣れてきたら、次はパソコンでのプログラミングに取り組んで、どんどんステップアップしていきましょう。