エンジニアは現在超売り手市場です。
転職サイトdodaの『転職求人倍率レポート』によると、2022年8月時点の業種別の求人倍率は、IT・通信が5.93で、全12業種中コンサルティングに続いて2位でした。
しかし、最短で未経験からプログラマーになれるかどうかは、プログラミング言語をどう学ぶか次第。
各プログラミング言語ごとの就職が決まる早さは
求人数 × 学習のしやすさ × 伸びしろ
で決まるのです。
本記事では、爆速でプログラマーになることに焦点を置いて、おすすめのプログラミング言語や学習方法を解説していきます。
記事のもくじ
初心者がプログラミング言語を選ぶ時のポイント
プログラミング言語を学んでも、仕事に繋がらないと意味がありません。
エンジニア/プログラマー就職の重要な要素が表されている以下の公式を見ていきましょう。
仕事が決まる早さ = 求人数 × 学習のしやすさ × 伸びしろ
上記で特に重要なのは求人数と伸びしろで、中でも伸びしろは未経験エンジニアの転職には特に重要なポイントになります。
エンジニアやプログラマーの伸びしろは、調べる能力にかかっています。
というのも、エンジニアが一番よく困るのは「探しても参考になる資料がない」ということ。
そんな時に、Q&Aサイトを使って意見交換しながらオリジナル作品を生み出すのがエンジニアですが、日本と海外のQ&Aサイトのそれぞれを見ていきましょう。
▼国内最大級のエンジニア向けQ&Aサイト『teratail』
上記のQ&Aサイトなどでエンジニアと意見交換しながら進めるのですが、国内最大級のteratailでも2019年4月時点で会員数は10万人です。
▼世界最大のQ&Aサイト『Stack Overflow』
2019年3月時点で、Stack Overflowの会員数は1020万人を突破しています。
「いきなり英語のQ&Aサイトを使う必要ある?」と思うかもしれませんが、伸びしろに大きく影響します。
『Kredoオンラインキャンプ』は英語でプログラミングを学べるので、わからないことを英語で検索する力が身につきますし、以下のような企業への転職を果たしている卒業生もいます。
伸びしろをアピールするためには、英語とプログラミングの組み合わせは最強です。
英語が絶望的にできなくても、Kredoオンラインキャンプなら自宅にいながら英語力と質の高いプログラミングスキルを身につけられます。
初心者におすすめのプログラミング言語5選
では、求人数が多いプログラミング言語はどれなのでしょうか?
こちらでは、主要な5つのプログラミング言語のフリーランス求人数と正社員求人数をリサーチしました。
フリーランス求人数 | 正社員求人数 | |
1位 | JavaScript(1934件) | PHP(11,716件) |
2位 | PHP(1708件) | JavaScript(7,722件) |
3位 | Python(768件) | Python(5,663件) |
4位 | Ruby(707件) | Ruby(4,075件) |
5位 | Go(393件) | Go(2,428件) |
(フリーランス求人数引用:レバテックフリーランス、正社員求人数引用:Indeed)
初心者でも学びやすい Java Script
【JavaScriptの求人数例】
フリーランス | 1934件 |
正社員 | 7722件 |
まず1つ目はJavaScriptです。
ウェブページに動きを付けることができ、フロントエンドエンジニアの必修言語の1つでもあります。
最初のおすすめに持ってきた理由は、その学習のし易さ。
非常に人気が高いので、参考書、プログラミングスクール、インターネット、勉強会などあらゆる学習方法があります。
「フロントエンド言語を学びたい!」という人へまずおすすめしたい言語です。
ウェブサイト・ウェブアプリ・スマホアプリ・ゲームなどの開発。ポップアップの作成・スライダーの作成など
ウェブサービスに特化した言語 PHP
【PHPの求人数例】
フリーランス | 1708件 |
正社員 | 11716件 |
「とにかくウェブサービスを作りたいんだ!」という方へおすすめしたい言語がPHPです。
初心者のうちはとにかく挫折しないことが重要ですが、PHPは初心者でも習得しやすいので挫折しにくい言語です。
PHPはHTMLやCSSが土台になるので、初心者の方はその2言語を理解してから学習し始めると良いでしょう。
予約システム・お問い合わせフォーム・検索・ログイン・ブログ・SNS・ECサイトなどの作成
現在も人気拡大中の言語 Python
【Pythonの求人数例】
フリーランス | 768件 |
正社員 | 5663件 |
人気のプログラミング言語という切り口であれば間違いなくPythonでしょう。
PythonはAIやビックデータ周辺で使われることが多く、可読性が高い(理解しやすい)ので初心者でも習得しやすいことで人気です。
これから伸びる産業に合わせてプログラミング言語を学ぶのであればPythonはおすすめです。
ウェブアプリ・ウェブサービス・データ処理・データ収集・機械学習(AI)など
楽しさを求める言語 Ruby
【Rubyの求人数例】
フリーランス | 707件 |
正社員 | 4075件 |
Rubyは日本人のまつもとゆきひろ氏によって作られたサーバーサイド言語です。
まつもと氏いわく、Rubyはプログラミング言語をたのしくするために作られたプログラミング言語。
Ruby on Railsというフレームワークを使用できるので、テンプレート上で直感的にプログラミングが可能です。
Rubyで作られたサービスには食べログ、クックパッド、Twitterなどがあります。
SNS・ブログ・ECサイト・API・スクレイピング・スマホアプリ・機械学習など
平均年収がトップクラスの言語 Go
【Goの求人数例】
フリーランス | 393件 |
正社員 | 2428件 |
Goは平均年収が世界でトップクラスの言語です。
2018年8月のビズリーチの調べでは、年収中央値は600万円で最大提示年収は1,600万円と超高水準でした。
また機能面に注目すると、非常にシンプルな言語であることが特徴です。
シンプルで有るがゆえに書き方が限定されており、記述の表現に迷わずに開発が進められるというメリットもあります。
ウェブサーバー構築・CLIツール作成・アプリ開発など
初心者がプログラミング言語を習得するのにおすすめなこと
先ほどの『仕事が決まる早さ』の方程式をもう一度思い出してみましょう。
仕事が決まる早さ = 求人数 × 学習のしやすさ × 伸びしろ
上記で言うと、プログラミング言語の学びやすさは大きく影響しますが、もう一つ重大な要素があります。
プログラミング言語の習得スピードは、英語力の高さで大きく差が出るということです。
学習中の見習いエンジニアが99%つまづくと言われている以下2つの課題を見てみましょう。
- プログラムのエラー(コードの間違い)
- 世の中にないオリジナルアプリ開発(就職面接でアピールするもの)
特にプログラムのエラーは日常茶飯事で、1つのエラー解決に1日以上もかけた経験のある方が大半です。
プログラムエラーの原因を探るためには英語で書かれたエラーメッセージを読んだり、エラーの解決策をQ&Aサイトで調べたりする必要があります。
つまり、最短でプログラミング言語の習得を目指しているなら英語力を付けることは避けて通れないのです。
初心者がプログラミング言語を習得するのにおすすめなサービス
ここまでの話をまとめると、未経験者が爆速でプログラマーになるには以下の3要素が必要ということになります。
- 求人数の多いプログラミング言語を学ぶ
- オリジナルWebサイト(アプリ)を作成する
- 英語を学んで伸びしろをアピールする
これら3要素を満たすプログラミングスクールが、「Kredoオンラインキャンプ」です。
「Kredoオンラインキャンプ」では英語でプログラミングを学び、オリジナルサイトの制作、ポートフォリオの作成まで行います。
基礎から学べるので、初心者でも爆速で市場価値の高いプログラマーになれます。
プログラマーとして本気で稼ぎたいなら、転職市場で無敵なプログラマーになれる「Kredoオンラインキャンプ」で学んでみませんか。
まとめ:初心者は学ぶべきプログラミング言語をしぼって選ぶのがおすすめ
プログラミング言語は種類が非常に多く、初心者は何を学べばいいのか迷うことでしょう。
だからといって、なんとなくで選択したり、あれもこれも手を出したりすることはよくありません。
なぜならプログラミング言語は冒頭で説明したように、それぞれの役割があり、適材適所だからです。
いい加減にプログラミング言語を選んだ場合、あとから「この言語では自分のやりたいことができない」ということにも成り兼ねません。
こうならないためにも、自分がなぜプログラミング言語を学ぶのかという目的に一度立ち返ることが重要です。
そうすると必然的にあなたがどんな言語を習得すべきなのか見えてくるはずです。
自分が必要としている言語にしぼって選択し、学習を始めるのがおすすめです。