「プログラミングの学習を始めようと思ったけど、サイトがありすぎて結局何を使ったらいいのかわからない……」という方に向けてサイトをカテゴリ別に分けて紹介します。
ここでいうカテゴリというのは、学習方法のことです。
オンラインのサイトでも学習方法が異なります。
それぞれ特徴があり、人によって向き不向きもあるので、自分に合った方法で学習しましょう。
最初は自分に合った学習方法はわからないと思うので、一度全部の方法を試してみるとよいでしょう。
記事のもくじ
オンラインでプログラミングを学習する3つの方法
オンラインでプログラミングを学習する方法は以下の3つです。
- Webサイトで学習する
- 動画で学習する
- ゲームで学習する
それぞれの特徴をみていきましょう。
Webサイトで学習する
記事や、文献を読んで学ぶ方法です。
場所を選ばずできますし、パソコンを開かなくてもいいので電車内でも可能です。
通勤中の時間はこの学習方法が向いているかもしれません。
動画で学習する
動画サイトを使って学ぶ方法です。
文章より動画の方が理解しやすい人におすすめです。
理解度によって倍速にしたり低速にしたりなど工夫できます。
ただし、動画を見ながら同時に作業を進めるには、ある程度の理解度が必要です。
あまり理解できていない状態だと、何度も止めては戻してというのを繰り返す必要が出てきてしまいます。
動画で学習する際は、最初は動画を見ることに集中して、内容を頭に入れることをおすすめします。
そして2回目からは実際に手を動かしながら覚えていきましょう。
ゲームで学習する
ゲームで学ぶ方法です。
レベルアップしたり、自分の進度をツイッターで共有できたりなどの楽しみがあります。
プログラミングの学習はモチベーションを保つのが難しいですが、ゲームだとレベルアップを一つの目標に頑張れるかもしれません。
ランキング機能などが付いているものもあり、競争しながら頑張れるのもポイントです。
人それぞれ向き不向きがあるので、それぞれ試してみて自分に合ったものを選びましょう。
Webサイトでプログラミングを学習できるオンラインサイト
それぞれの学習方法でおすすめのサイトを紹介します。
英語のものや有料のものもあるので、よく調べてから自分に合ったものを見つけましょう。
tuts+
「tuts」の記事は全て英語で、情報量がとても多いです。
英語が苦手な人にとっては抵抗があるかもしれませんが、プログラミング学習において英語は身につけておくべきです。
英語を読めるとエラーメッセージも読めますし、検索を英語でできると問題解決も早くなります。
逆に英語が読めないと、最新技術に関する文献を読めないので、エンジニアになる場合英語は必須です。
詳しくはこちらの記事に書いているので、プログラミング学習において英語が必要な理由を知りたい方は読んでみてください。
「tuts」ではプログラミングを学習しながら英語も学べるので、英語とプログラミングを別で学ぶよりも効率よく身につきます。
左上にある「how to tutorial」の部分から学習リソースページに移れるので、気になる方はのぞいてみましょう。
また、「英語が苦手だけど勉強のためにも読んでみたい!」という方には、「Web Design for Kids」と検索してみましょう。
右上の検索窓から検索可能です。
「for kids」で検索すると他にもキッズ向けの簡単なものが出てくるので、英語初心者の方にはこの方法がいいかもしれません。
Ruby on Rails Tutorial
Ruby on rails(Rubyのフレームワーク)を学習したい人におすすめのサイトです。
無料でRuby on railsに関する資料をダウンロードできます。
もともとは英語のチュートリアルのみだったのですが、今は日本語版も出ているので英語に抵抗がある方でも大丈夫です。
Rubyをすでに学習していて、次はRuby on Railsを学習したいという方は、このサイトの資料をダウンロードして頭に入れましょう。
Ruby on Rails Tutorialの公式サイトをみる
ミニツク
Rubyの学習に特化したサイトです。
「Ruby」と「Ruby on Rails」に関するコースがあります。
読み物ですがドリルや演習を使って、自分の理解度を測れます。
しかし本当の初心者の方にとっては難しく感じる可能性もあるので、Progateやドットインストールで基礎を身につけてからこちらを読むのがいいでしょう。
動画でプログラミングを学習できるオンラインサイト
最近は動画サイトも増えてきています。
「文字を読むのは苦手」、「動画の方が実際に何をしたらいいのかわかりやすい」という方は、動画サイトで学習しましょう。
ドットインストール
このサイトは1つの動画が3分なので、すぐに見ることができます。
初心者の方で動画で学びたい方であれば、これがおすすめです。
ただ、初心者の方にとってはこの動画を見ながら作業を進めるのは大変なので、一度動画を見てから作業をするか、プロゲートなどのサイトで基礎を学んでから作業を進めるのがいいでしょう。
Laracasts
PHPのフレームワークである、Laravelを学ぶサイトです。
PHPを学習するならLaravelは必須なので、Laracastsも必須です。
講師がプログラミング界の有名人で、解説がわかりやすいです。
英語ですが、わかりやすく説明してくれるので、英語の勉強も同時にしたい人にはおすすめです。
paiza動画ラーニング
ドットインストールと同じで1つ3分の動画です。
不明点をエンジニアに質問することが可能です。
また「Python3」の入門コースは無料でも全て受講可能なので、Pythonを学習したい方はこのサイトを使うといいかもしれません。
このサイトの良いところは、スキルチェックテストがあり、その結果を使って就活が可能というところです。
プログラマーへの転職を考えている方は、学習しながらこちらのスキルチェックを使って力試しをしてみましょう。
Udemy
エンジニアが作った動画や記事を使って学べるサイトです。
有料ですが、一度買えば閲覧期間の制限なく学習可能ですし、頻繁にセールを行っており、質の良いものが安く手に入ります。
ただし、質にはバラつきがあるので、評判や中身をチェックしてから購入するようにしましょう。
YouTube
YouTubeでもプログラミングの学習が可能です。
特に最近は有名なブロガーがYoutubeも始めてきているので、有料並みのコンテンツも無料で視聴することが可能です。
日本語で学習したい人は日本語で、英語で学習したい人は英語で「プログラミング」と検索してみましょう。
たくさん動画が出てきます。
また、学びたい言語が決まっている方は、「(学びたい言語)、チュートリアル」などで検索してみるのもいいでしょう。
ゲームでプログラミングを学習できるオンラインサイト
ゲームでも学習可能です。
「勉強」となると抵抗があるという人も、ゲームであれば楽しみながら学習できるのではないでしょうか。
ゲームで学習できるサイトはまだ少ないですが、2つ紹介します。
Progate
初心者の方がプログラミングの勉強をするのであれば、Progateかドットインストールというほど、有名なサイトです。
わかりやすさ・使いやすさ・コンテンツの豊富さなどから、Progateは多くの人に使われています。
初心者の方で、「何を使ったらいいのかわからない」という方には、このサイトがおすすめです。
SNS連動をしており、独学では難しいモチベーションの管理にも役立ちます。
無料でも基礎の授業であれば受講可能なので、まずはHTMLの講座から受けてみましょう。
Codecademy
全て英語ですが、ゲームで学べるので学習を始めるハードルが低いでしょう。
基本無料で使えますし、サービス規模はProgateよりも大きいので、英語で学習したい人はこちらのサイトを使うといいかもしれません。
プログラミングを学習できるオンラインサイトを紹介のまとめ
オンラインのプログラミング学習サイトはいくつもあります。
最近では無料のものでも質が高いものもたくさんありますし、「プログラミングに興味はあるけど、何から始めたらいいのかわからない……」という方も、簡単に試すことができます。
今回紹介した通り、学習方法としては「Webサイト」「動画」「ゲーム」があります。
プログラミングに抵抗を感じていた方にとっては、ゲームのように学べるというのはとても大きいことですよね。
ゲームだけをしていても実践的なスキルは身につかないかもしれませんが、基礎を身につけるにはとても有効です。
自分に合った学び方を見つけて、効率的にスキルを身につけましょう。