英語を学習する方法としてオンライン英会話が選択肢に挙がることがあります。
「テレビでCMが流れている」などの理由から、気軽に学べるとの印象が強いからでしょう。
ただ、注目されることの多いオンライン英会話ですが、「効果なし」といわれることも多くあります。
今回はオンライン英会話は効果なしといわれる理由やおすすめしない理由に至る原因を解説します。
記事のもくじ
オンライン英会話が「効果なし!」と言われる理由7選
インターネットなどで情報を集めると「オンライン英会話は効果なし」との意見が散見されます。
そのような意見が出てくる理由について以下の観点から考えてみましょう。
レッスンだけでは英語力が不足する
レッスンだけでは学習量が不足するため、オンライン英会話は効果なしといわれます。
ある程度まとまった時間学習しないと効果を感じられないため、あまり意味がないと考えられるのです。
確かにオンライン英会話のレッスンは1回25分程度であることが多いため、これだけでスキルアップすることは難しいでしょう。
短い時間だけ勉強することはおすすめしないと言われても違和感はありません。
ただ、何もしないよりは英語力が向上する可能性があるため、一概に効果なしとも言い切れないでしょう。
リスニング力の向上には限界がある
オンライン英会話によって「リスニング力が向上する」と考えられています。
しかし、実際には極端な向上がみられないため、おすすめしないと考えられているのです。
極端な向上が見られない理由は、リスニングの試行回数が少ないことやそもそもの英語力が考えられます。
いくらネイティブから英会話を学べたとしても、受講者のスキルが低かったり継続したりしなければ意味がありません。
発信力が高まらない
英会話スキルを高めるためには自分から積極的に発信することが重要です。
受け身ではなく積極的になることで英語力が高まると考えましょう。
しかし、オンライン英会話のカリキュラムは自分からの発信を中心としていないためおすすめしないと考えられます。
講師が主体となって進めるコースが多いためスキルアップしにくく、効果なしとなるのです。
実践的な英語力にならない
オンライン英会話だけでは実践的な英語力が習得できず効果なしと言われます。
英会話を習うならば実践的な英語力を習得すべきであり、それが習得できない環境はおすすめできません。
例えば、現在はオンラインで会話する機会が増えていますが、英語では身振りや手振りが重要です。
オンライン英会話はこのようなものが習得しにくいため、意味なしと言われてしまいます。
自分に適した授業ではない
オンライン英会話は自分に適したレッスンを見つけにくいためおすすめできません。
対面の英会話であれば、オーダーメイドのレッスンをしてくれる場合が多いですが、オンライン英会話ではこのような柔軟な対応が難しく、決められたレッスン内容を受けるしかないため、おすすめしない原因となるのです。
実践する場面が少ない
学んだ内容を実践しにくいためオンライン英会話は効果なしと考えられています。
オンラインの英会話に限りませんが、定期的な英会話がないと英語力は高められません。
つまり、仕事などで英会話ができる機会のある人を除いて、おすすめできない学習方法なのです。
逆に何かしら英会話をする機会がある人は、オンライン英会話でも効果なしとはならないでしょう。
レッスンを受けるだけで満足しがち
オンライン英会話の効果がないと言われる背景には「レッスンだけで満足しがち」ということもあります。
レッスンの短い時間だけで英会話スキルを高めることは難しいですが、スキルが高まった気になってしまうのです。
しかし、後々になって実際には効果が出ていないと気づき、「自分が受講したオンライン英会話は効果なし」との評価になってしまいます。
これは予習や復習の不足であり、一概にオンライン英会話に問題があるとは言えないでしょう。
オンライン英会話はおすすめしないと噂される6つの理由
上記のようにオンライン英会話は効果なしと評価されるケースが多くあります。
それに加えて、おすすめしないとまで噂されるため、その理由についても考えてみましょう。
レッスンを受けるだけになってしまうから
レッスンを受けることが目的となってしまう人にはおすすめできません。
ゴールはレッスンを受けることではなく、英会話スキルを高めることであり、ここを取り違えていると、オンライン英会話は効果を発揮できません。
特にオンラインのように気軽に受講できるレッスンは「とりあえず受講しておこう」という状況になりやすいため注意が必要です。
長期的に続けにくいから
オンラインであることも相まって、中長期的に続けにくい人が多いようです。
仮にレッスンを欠席しても極端にとがめられるわけではなく、サボり癖がつきやすくなります。
また、自宅など休息しやすい環境から受講できることも、中長期的に続けにくい原因のひとつです。
どのような環境でも予定通り強い気持ちで続けられる人は良いですが、そうでない人にはおすすめできません。
自分に甘く休んでしまうから
上記でも触れたとおり、オンライン英会話はスクールに通うより休むハードルが低いです。
オンラインで全ての手続きが完了してしまうため、休みたい状況ではすぐに休んでしまいます。
このような状況が続いてはオンライン英会話の効果は感じられず、お金の無駄遣いとなるでしょう。
自分に甘くオンライン英会話を休みそうな人は、対面の英会話がおすすめです。
学ぶ理由が不明確になりがちだから
オンライン英会話は気軽に受講できるものであるため「とりあえず受講してみよう」という人が一定数いますが、このような受講はおすすめできません。
学習の中でも語学はハードルが高いため、目的がなければモチベーションを保てなくなります。
そして、最終的には上記で解説したような休む状況になってしまうのです。
近年はグローバル人材が必要とされ、英語の需要は一段と高まっていますが、漠然とした目的だけで受講することはおすすめできません。
自分に適した講師を選べないから
利用するオンライン英会話の制度によりますが、自分に適した講師を見つけにくいことがあります。
そのような環境ではオンライン英会話の効果を感じにくく、積極的な利用をおすすめできません。
もちろん、状況によっては自分にぴったりの講師が一回で見つかる可能性があります。
分かりやすいレッスンで一気に英会話スキルを高められることもあるでしょう。
しかし、このような講師が見つからず、ただただ時間を無駄にしてしまう人が多いのも事実です。
そのようなリスクがあることから、総合的に評価するとオンライン英会話はおすすめしないと考えられています。
オンライン英会話の比較をしないから
受講者自身が、オンライン英会話のサービスを比較しようとしないこともおすすめできない理由です。
テレビCMやインターネットなどで見つけた有名どころに申し込みする人が多く見られます。
確かに同じようなサービスが提供されていますが、細かな部分は異なっているため個別に評価しなければなりません。
例えば、レッスンの内容は「英会話」というくくりでは同じですが、詳細部分が異なっています。
「効果なし」とならないためには、自分に適したレッスンを受けることが重要であり、そのような比較や評価が面倒な人にはおすすめではないのです。
オンライン英会話でどうにか効果を感じたい人へのアドバイス
解説しているとおり、基本的にオンライン英会話は効果を感じにくくおすすめしない学習方法です。
ただ、中には「オンライン英会話でどうにかスキルアップしたい」と考える人もいると思われるため、効果なしとは言わせないためのポイントを解説します。
学習目的を明確にする
まずはオンライン英会話で何を学びたいのか目的を決定することが重要です。
具体的な目的を持つことをおすすめしていて、例えば「クライアントと問題なく会話できるようになりたい」などと定めましょう。
オンライン英会話であることを踏まえて、それを活かせるような目的を決定できるとなお良いです。
事前に目的を決定できていれば「オンライン英会話が効果なしかどうか」を自分自身でも判断できるようになります。
何かしらのタイミングで客観的にオンライン英会話を評価して、そのタイミングでもなお「効果なし」と感じるのであれば辞めるようにすれば良いのです。
週に2回以上受講する
オンライン英会話に限らず、英会話を学ぶならば週に2回はレッスンを受けなければなりません。
会話のスパンが長くなってしまうとスキルアップしにくくなるため、週2回は受講しましょう。
この回数が確保できない人は「オンライン英会話は効果なし」という結果に終わる可能性が高く、おすすめしません。
また、レッスンを継続的に受講するだけではなく、日頃から英語を発する取り組みもすべきです。
例えば、レッスンの教材を声に出して読み上げるなどすると、スキルアップにつながります。
「継続的に会話する」「継続的に英語を発する」ということを意識すれば、ある程度は効果が見えてくるでしょう。
予習と復習に力を入れる
オンライン英会話で効果を感じたいならば、予習と復習に力を入れましょう。
どのような学習においても、継続的に勉強する習慣をつけなければなりません。
繰り返しですがオンライン英会話をおすすめしない理由には「レッスンだけでは練習が不足するから」ということがあります。
この問題点を解決しない限り、大きな効果が出るとは考えにくいため、予習と復習で学習効果を高めましょう。
日頃からアウトプットする
日頃から英語をアウトプットすることを意識しなければなりません。
例えば、職場で海外の人と会話できるならば、日本語ではなく英語で会話してみましょう。
また、オンラインのコミュニティで会話する機会を設けても良いかもしれません。
英会話は座学ではなくコミュニケーション中心であるため、声を発さなければスキルアップは不可能です。
レッスン中は英語が話せるようになっても、継続しないことで「効果がなくおすすめしないもの」という評価になりかねません。
逆に、継続的なアウトプットができる人はオンライン英会話で学んだ内容を活かしやすく、効果を感じられるでしょう。
自分に適したオンライン英会話を選択する
必ず自分に適したオンライン英会話を選択すべきです。
例えば、自分の英語力に適したオンライン英会話を選択しなければなりません。
「ネイティブが教える」などの謳い文句がよく見られますが、英語初級者には日本人でもネイティブでも大差ないのです。
むしろネイティブの方がコミュニケーションを取りにくく、苦痛になってしまうかもしれません。
自分のスキルや学習スタイルを踏まえて、オンライン英会話スクールを選択することが重要です。
オンラインで英語力を高めながらエンジニアになれる
オンライン英会話はおすすめしませんが、オンラインで英語を学ぶことは悪くありません。
続いては、オンラインで英語とプログラミングが学べるKredoオンラインキャンプを紹介します。
Kredoはオンラインで学べるプログラミングスクール
Kredoオンラインキャンプは初心者でもオンラインで学べるプログラミングスクールです。
「初心者がプログラミングを学ぶのは難しそう」とのイメージがあるかもしれませんが、Kredoの生徒は80%以上が初心者に該当します。
そのような人たちでも、実践的なレベルまでスキルアップできるカリキュラムが整っているため、心配は不要です。
また、実践的なスキルを高めるために、他のプログラミングスクールよりも短期間で多くのレッスンが行われます。
学習にあたっては負担がかかる部分はありますが、一気にスキルアップしてプログラマーとして活躍できるようになるのです。
英語だけの環境で英会話よりも効果を感じられる
他のプログラミングスクールとは異なり、Kredoオンラインキャンプはすべての授業が英語だけで実施されます。
日本語を利用する場面はなく、授業内容も質問などもすべて英語でのやり取りです。
オンライン英会話のように短時間だけ英語でやり取りするのではなく、常時英語でやりとりするため、英語スキルの向上が期待できます。
また、プログラマーとして必要な専門用語についても英語でやり取りする必要があるため、必然的に実務で通用する英語力を習得可能です。
まとめ:オンライン英会話よりもプログラミングスクールで英語を習得
説明したとおりオンライン英会話は効果なしと評価されることが多く、積極的にはおすすめしません。
効果を感じられる人も一定数いますが、基本的には難しいと捉えておきましょう。
また、英会話スキルを習得する際は英語だけではなく他のスキルと組み合わせるべきであり、例えばIT系がおすすめです。
Kredoオンラインキャンプは英語かつ高密度なカリキュラムでプログラミングを学べるため、スキルアップを考えているならば是非一度ご検討ください。