
プログラミングを独学で勉強している方の中にはこういった悩みをお持ちではないでしょうか?
需要が高く現代では仕事が困らないスキルとして有名なプログラミングは、コードをすらすらかけるようにまで上達するにはいくつかコツを押さえておく必要があります。
そこで今回は、プログラミング言語を学習し始めたけど上手くいかないという方に向けて、短期間で上達する5つのコツをご紹介します。
記事のもくじ
なぜ?プログラミングのコツが掴めない理由とは
そもそも今あなたがプログラミングのコツが掴めない理由について説明します。
プログラミング学習は独学でおこなうと挫折する人がほとんどのため、継続して勉強するのは難しいスキルです。
しかし、途中で断念してしまったり、投げ出してしまったりする人は以下の要因が影響していることがあります。
いきなり難しい言語を勉強している
プログラミング学習のコツが掴めない人の中には、いきなり難しい言語を勉強してしまっているのかもしれません。
プログラミング言語の数は7000以上もあり、特徴や難しさも言語によって様々です。
初心者の人は、自分のレベルに合っていない言語を選択してしまい、挫折してしまう可能性が高まります。
C言語やJava、Swiftといったプログラミング言語は全くの無知の人からすれば難しい言語であり、反対にHTMLやCSSといったマークアップ言語は、基本的に難易度は低く理解しやすい言語となっています。
現在レベルに合っていない言語で学習している方は違うプログラミング言語の選定を検討してみるのがおすすめです。
悩み続けて先へ進めていない
プログラミングに触れると1から理解しようと悩んでしまい、コツを掴めずにいる人もいます。
プログラミングは他のスキルと違って、独自の知識などが豊富で全てを学ぼうとするととても時間がかかります。
実際にコードを書いてみるとどこからバグが起きているのかといった探す作業でつまづいてしまうこともあるため、プログラミング学習の壁はこれからいくつもあるでしょう。
バグを潰した数だけプログラミングは身に付くと言われていますが、知識や概念を1つ1つ理解していると先へ進めなくなってしまいます。
目的を見失っている
目的を見失ってしまいコツを掴めないまま挫折する人はほとんどいます。
プログラミングを長く続けるには、目的が明確であればあるほど継続性が上がります。
このサービスを作りたい、お金を稼ぎたい、転職をしたい、動機は人によって様々ですが、プログラミングのスキルはあくまで手段であって、スキルを身に付けることは目的ではありません。
スキルを身につけてからどうしたいかということが明確ではない人はコツが掴めず挫折しやすいでしょう。
プログラミングに必要な力とは
プログラマーやエンジニアとして活躍している人の多くは、いくつかプログラミングに向いている素質を兼ね備えています。
特に、
- 逆算的に物事を考える
- しっかり調べきる
といった能力を身につけている人が多く、プログラムを作成する際に無意識におこなっている場合がほとんどです。
この2つの力は後発的に身に付けることもでき、プログラミング以外にも普段のライフスタイルでも活用することができるため、以下より少し深掘って解説します。
逆算的に物事を考える力
逆算的に物事を考える力は、プログラミングでこれから食べていきたいという方には必要な力になります。
WEBサイトやWEBアプリケーションなどサービスを作成するに当たって、いくつかの工程があり、システム開発の工程を例に上げると、
- 要件定義
- 外部、内部設計
- 開発
- テスト
- 運用保守
などの段階を踏んで開発が進められます。
逆算的に物事を考える力があると、一通り開発の流れを掴み、最終目標に向けてロジカルに作業を進められるようになります。
しっかり調べきる力
しっかり調べきる力は、わからないことは自分でできる範囲のことで調べて解決してしまう力のことです。
プログラミングは専門用語などが多く、覚えることはたくさんあります。
しかし、現代では、ネットを使うとほとんどの情報を知ることができ、少し調べれば答えを導き出すことが可能です。
用語などをいちいち人に尋ねていると自分の身に付かず、頭に入ってこないことが多いため、プログラミングスキルの習得が遠退きます。
ネットで調べられることは自分で調べるくせの無い人は、これから身につけられるよう意識してみることがおすすめです。
プログラミングを上達させるための5つのコツ
本題のプログラミングを上達させるための5つのコツをご紹介します。
プログラミングでは挫折する人が多く、継続できずやめてしまう人が大半です。
人によって学習の仕方はそれぞれですが、勉強法には人に合ったやり方があります。
プログラミングは独学でやり抜くには難しい分野ですが、コツを身に付けることができれば、上達のスピードも早くすることが可能です。
短期間で習得したい方はまずはコツを掴むことから始めましょう。
コツ①わからないことは無視して手を動かす
まず1つ目のコツは、わからないことは無視して手を動かすということです。
専門用語といったプログラミングの知識は、調べればある程度の詳細を知ることができます。
しかし、何度読み直しても概念的な部分から理解できない場合は無視して手を動かすことに徹しましょう。
一旦時間を置くことで、後から自分で咀嚼することにも繋がり、答えが見つかる場合もあります。
調べても調べてもわからないことは開き直ってもう一度手を動かすことに力を入れると、躓いている時間をコードを打つ時間に費やせられるので、全体的に効率的になるでしょう。
20分以上悩んでもわからないときは、切り替えて作業を進めるようにすることがおすすめです。
コツ②身近な経験者に話を聞く
次のコツは身近なプログラミング経験者に話を聞くことです。
経験者は適切なスキルの身につけ方や実践に基づいた専門的な知識を尋ねることができるのでぜひ試してみましょう。
具体的な業務の進め方など自分がプログラミングでどのように仕事を進められるのかといった、実際に動いていることをイメージできる質問をしてみると感覚が掴みやすくなるかもしれません。

といった方は以下のITエンジニア経験者Q&Aサイトで気軽に質問してみるのがおすすめです。
コツ③勉強する目的を明確にする
3つ目のコツは、勉強する目的を明確にすることです。
コツが掴めない人の理由にあったように、プログラミングは手段であり目的ではありません。
そのため、目的がはっきりしていないと上達を遅めてしまう可能性があります。
今、プログラミングで行き詰ってる方は、もう一度なぜ勉強しているのか再確認し、学習を進めていきましょう。
コツ④期限を決めて計画的に進める
4つ目は期限を決めて計画的に進めることです。
なんとなくの時間に勉強し、なんとなく勉強を終了して…と気分で1日の勉強量を決めていると上達が長引いてしまうことがあります。
もちろん、なんとなくで上手くいく人もいるかもしれませんが、無計画で上達する人はほんの一部の人でしかありません。
適切な作業時間を確保し、1日の目標やいつまでという期限を決めて勉強を進めると、効率性が上がり、上質なインプットが可能になります。
計画は立てられるけど集中ができないという人は、40分作業・10分休憩、40分作業・10分休憩…を繰り返すポモドーロテクニックがおすすめです。
コツ⑤写経をしてコードを書く
最後の上達のコツは写経をしてコードを実際に書くことです。
写経とは、文章などを書き写して真似することを指します。
プログラミングの勉強では、サイトやアプリのソースコードを表示して、一つ一つキーボードで打ち出すことになります。
写経では、基礎的な言語の文法やソースコードの構成を把握することができるので、プログラミングの知見を得られることでしょう。
ただコードを真似してなにも考えず写すだけではあまり意味がありませんが、入力しているコードの意味を考え、コード実行までおこなうと自分のミスやエラーに気づくこともできます。
写経するコードを選ぶ基準は、自分のレベル感と同様のサンプルを選択することがおすすめです。
初心者におすすめしたいプログラミング言語3つ
初心者におすすめしたいプログラミング言語をご紹介します。
学習している言語に行き詰まりを感じている方は以下の言語からもう一度勉強してみることがおすすめです。
一般的に初心者が取り組みやすい難易度のもの3つをピックアップしたので、参考にしていただけると幸いです。
Ruby
まず1つ目のプログラミング言語はRubyです。
Rubyは、開発者は私たちと同じ日本人ということもあり、日本語で生活している人にはわかりやすい言語となっています。
また、Ruby on Railsと言われるRuby専用のフレームワークを利用して開発工程を短縮した作業をおこなえることが特徴的です。
自由度が高く、汎用性の高い言語のため、初心者の方はぜひ試してもらいたいプログラミング言語になります。
- WEBアプリケーション
- SNS
- スマホアプリ
- 機械学習 など
HTML/CSS
2つ目のプログラミング言語はHTML/CSSです。
マークアップ言語と言われるサイトの文章構造や見栄えなどを記述する言語であり、比較的難易度の低く初心者でも取り掛かりやすい言語となっています。
HTMLはサイトの構造を司る言語で、CSSはサイトの装飾部分を担う言語です。
どちらも基礎的な知識としてあるプログラミング言語ですので、ビギナーの人にはおすすめの言語になります。
- WEBサイト
- WEBアプリ
- メール など
Python
3つ目の言語はPythonです。
Pythonは、InstagramやYoutubeなどに利用されており、プログラミング市場では需要の高い言語として知られています。
Pythonでコードを記述すると誰が書いても同じようになるため、実際に仕事をするとなるとなにが書かれているかわかりやすく、どういう風にコードを書いたらいいか迷いが少なくるでしょう。
初心者の方は少し難しく感じるかもしれませんが、Pythonは幅広い開発が可能のため、市場価値の高い人材になりたい方はおすすめです。
- WEBアプリケーション
- WEBサイト
- スクレイピング
- 機械学習 など
まとめ:プログラミングはIT留学で一気に習得するのがおすすめ
プログラミングは挫折する人が多く、ついていけないと感じる方が多いことでしょう。
特に一人で進めていると行き詰ったときに頼れる人がいないため、孤独を感じてしまう人も少なくありません。
一人はやはり難しいなと感じた方は、IT留学で短期間でスキルを身につけてみてはどうでしょうか?
現地で知り合う仲間と切磋琢磨しながら英語とプログラミングを学べるので、まだまだ市場価値を高めたいという方はぜひ足を運ぶことをおすすめします。
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