昔は一部のプログラマーにしかできなかったゲーム作成も、ゲームエンジンの登場で難易度が大幅に下がりました。
▼初心者でも以下のようなゲームが作れる!
(引用:悪路王)
しかし、C#やRubyなどのプログラミング言語が必要なことには変わりなく、さらに
- ゲーム作成のノウハウはあまり出回っていない
- 自力で学ぶには海外の動画なども見る必要がある
といった点から、独学で学ぶには海外から情報を仕入れる必要があるため、英語力は必須です。
本記事では、現役エンジニアなら誰もが知っているノウハウをもとに、失敗しないゲーム作成の学び方と具体的な方法を解説します!
記事のもくじ
初心者でも簡単!プログラミングでゲームを作成
ゲームの主人公の動きやBGMなどは、プログラミングによって組み立てられています。
例えば以下のようなシンプルなゲームでも、キャラクターがどんな条件でジャンプするかはプログラミング次第です。
(引用:悪路王)
一昔前であれば、このようなプログラミングはプログラマーが一から組み立てていましたが、最近ではゲームエンジンという組み立てキットが登場し、難易度がグッと下がっています。
必要最低限のプログラミングでゲーム作成ができるようになったので、初心者でも挑戦しやすくなっているのです。
プログラミングでゲーム作成するには英語力が必須
たしかにゲームエンジンによって初心者でもゲーム作成しやすくなりましたが、ゲーム作成は『Progate』のように体系的な講座がありません。
そうなるとYouTubeなどで学ぶ必要がありますが、日本語と英語では情報量に大きな違いがあります。
▼日本語は再生リストなど体系的に学べる動画が少ない
▼英語は再生リストも豊富で情報量が多い
なんとか日本語で学べても、プログラミング言語自体が英語なので、いずれは
- コードのエラーメッセージが英語で理解できない
- コードの資料が英語で理解できない
- 結果的にエンジニアとしても採用してもらえない
といった問題に悩まされることになるのです。
どうせ英語の壁にぶつかるなら、最初から英語とプログラミングを学ぶのが最短のゲームエンジニアへの道といえます!
『Kredoオンラインキャンプ』は、セブ島唯一の政府公認のプログラミング×英語のカリキュラムを採用しているオンラインのプログラミングスクール。
企業からも引っぱりだこのゲームエンジニアになるためにKredoオンラインキャンプでプログラミングの基礎を学びませんか?
プログラミングによるゲームの作成方法を学ぶ
独学でゲーム作成を学ぶ場合、
- プログラミング言語を選んでから学ぶ
- ゲームエンジンを選んでから学ぶ
以上ののどちらかから学習を始めることになります。
プログラミング言語を選んでから学ぶ
ゲームエンジンやゲーム作成方法によって、使えるプログラミング言語は異なります。
自分の目的に合ったプログラミング言語を選んでからゲーム作成方法を決めると、より将来のビジョンに合った学習が可能です。
こちらではゲーム作成におすすめのプログラミング言語を紹介するので、自分の目的に合ったプログラミング言語を選んでみてください。
Ruby
Rubyはゲーム作成のほか、Webサイト・アプリ作成にも使えるプログラミング言語です。
日本語情報が多く、ライブラリも豊富なので、一度習得すれば幅広い分野で使いやすいという特徴があります。
ゲーム作成だけではなく色々なサービスを作ってみたいという方は、Rubyを学べば間違いありません。
C#
C#はUnityの登場によってユーザー数が大きく増加した言語です。
UnityはJavaScriptでも動かせますが、C#で解説されることも多いため、Unityメインでゲームを作る場合にはC#から習得を始めるのも良いでしょう。
C++
C++はUEなどのゲームエンジンでも使われる言語ですが、習得が難しいとの声もあります。
ただ、C++が扱えれば他の言語学習も容易になり、ゲーム内でも込み入った表現が可能になるので、凝ったゲームを作りたい方にはおすすめです。
Swift
SwiftはApple謹製のプログラミング言語でiOSやMacアプリ開発に使用される言語です。
iPhone向けのゲームアプリを開発するならおすすめです。
ゲームエンジンを選んでから学ぶ
特にプログラミング言語にこだわりがなければ、先にゲームエンジンを選ぶのも手です。
ゲームエンジンによって使えるプログラミング言語は違うので、まずは使いたいゲームエンジンを選び、それに対応したプログラミング言語を学習していきましょう。
プログラミングでのゲーム作成の基本、Unityの概要
現在人気のあるゲームエンジンは、Unity(ユニティ)とUnreal Engine(アンリアルエンジン)です。
特にUnityを愛用するユーザーは多く、世界中にファンを抱える巨大なコミュニティを形成しています。
アマチュアからプロまで。世界で愛されるゲームエンジン
Unityは無料でありながらプロレベルのゲームが作れるため、多くのクリエイターがまず最初に使用してきました。
1年で240億回以上ダウンロードされており、ゲームクリエイター志望者なら誰でも一度は利用するゲームエンジンの代表格です。
Unityでできること
Unityは何といっても、WinでもMacでも動作する互換性と、マルチプラットフォーム機能が最初から備わっている点が強みです。
また、プログラミング言語が扱えずとも基本的な操作が可能なため、こちらも初心者には嬉しいポイントです。
使用言語はC#とJavascriptの2つが主となります。
メジャーゲームでも採用されるUnreal Engine
Unreal Engine、通称UEも無料で利用できるゲームエンジンですが、若干Unityとは仕様が異なります。
ハイクオリティながら無料で使えるゲームエンジン
Unreal EngineはUnityと比べ、ハイクオリティなゲーム作成ができる点が評判です。
https://www.unrealengine.com/ja/what-is-unreal-engine-4
グラフィック表現もUnityより優れているので、PCのスペックに自信がある人はUEを使ってみるのも良いでしょう。
PCのスペックに自信がない場合は、より軽いUnityがおすすめです。
UEでできること
UEは何といっても高品質の3Dゲーム作りを徹底できる点が魅力です。
初心者のうちはあまりUnityとUEの違いを体感することはできないかもしれませんが、ハイスペックなものを追求する場合はこちらを用いると良いでしょう。
使用言語はC#やC++など、多様です。
プログラミングでゲームを作成!始め方と学び方のまとめ
ゲーム作りは1つの専門分野としてだけでなく、初心者が初めてプログラミングを始めるのにも良いきっかけとして普及しつつあります。
またゲームエンジンの登場や、プログラミング学習の場が広がったことで、PCさえあればすぐに学習を進めていくことができるため、ハードルも低いのが嬉しいところです。