この記事を読んでいるあなたは文系の方で、プログラミングに興味がある、または興味はあるがなかなか学習への第一歩を踏み出せない、プログラミングを学んでIT業界に転職したいと思っている方かと思います。
プログラミング、IT業界と聞くと理系出身の方が多いイメージがあり、その世界に飛び込むにはハードルが高すぎるのではないかと思っている文系の方もいるかも知れません。
この記事を読んでいる方はご存知ないかもしれませんが、実はIT業界には文系出身の方も多く存在します。
また、プログラミングスキル習得に、文系も理系も関係ありません!
今回はそんな方々に向けて、文系出身でも問題なくプログラミングスキルが習得できる5つの理由を解説します!
記事のもくじ
文系でもプログラミングが習得できる5つの理由
文系出身のIT技術者は全体の3割以上
さて、あなたは「IT技術者」と聞いてどんなことを思い浮かべますか?
”数字に強くないといけない”、”専門知識が必要”などといったことを思い浮かべる方が多いでしょうか?
こういったイメージから「IT技術者 = ”理系の仕事”」と考えてしまいがちかも知れません。
ですが、実際の調査結果を見てみると、日本の「IT技術者」は全てが理系出身の方ではありません。
「IT企業技術者の最終学歴での専攻グラフ」を見てわかる通り、IT技術者の3割以上は文系出身の方が占めています。
(引用元:独立行政法人情報処理推進機構(IPA)発行 IT人材白書2017https://www.ipa.go.jp/files/000059086.pdf)
さらに詳しくグラフを見ると理系でかつ情報系専攻以外の方を除くと、日本のIT技術者と呼ばれる方の役6割は自分の専攻・専門外の世界で仕事をしていることになります。
プログラミングは理系出身の方だけの世界ではないことがイメージできたでしょうか。
文系でもプログラミングが習得できる理由その①は、「文系出身のIT技術者は全体の3割以上という事実がある!」ということです。
プログラミングに数学の知識は必要ない
では次に、「プログラミング」と聞いてどんなことを思い浮かべますか?
”パソコンに強くなければいけない”、”数学の知識が必要”、”難しい数式の読解が必要”などといったことを思い浮かべますか?
ですが、実際のプログラミングには基礎的な数学の知識以外ほとんど必要ありません。
基礎的な数学とは、足し算・引き算・掛け算・割り算の四則演算のことです。 パソコンの知識も、基本的な操作方法がわかっていれば何の問題もありません。
ただし、必ずしも数学の知識が不要というわけではなく、数学の知識があればより高度なプログラミング、プロジェクトに挑戦できる可能性が広がります。
プログラミングの経験を積めば、知識は後から自然についてきます。
つまり、最初から高度な知識は必要なく、経験を積むことで知識が増え、いずれは高度なプログラミングにも挑戦できるということです。
文系でもプログラミングが習得できる理由その②は、「プログラミングに難解な数式や公式は必要なく、基本的な演算ができれば問題ない!」ということです。
プログラミングに理系の知識は必ずしも必要ではない
文系でもプログラミングが習得できる理由②で数学の知識は必要ないとお話しました。
では、その他の理系の知識はどうでしょうか?
理系というと様々な分野があります。
最もプログラミングに詳しいのは情報処理系の勉強をしてきた方たちです。
ですが、化学系・物理系の勉強をしてきた方の中にはプログラミングとは無縁の方も多く存在します。
非常に専門的な目的を持ったプログラムを組まない限り、化学や物理の知識、例えば公式などは必要ありません。
文系でもプログラミングが習得できる理由①と重複する部分もありますが、「IT技術者」と呼ばれる理系の方の中にも、プログラミングとは無縁であった方も多く存在します。
事実、その方達も現在IT技術者として活躍しています。
つまり、理系であっても、プログラミングは自分の専門外であることから、初心者同然の知識から新たにプログラミング知識を習得した方が多く存在するということです。
文系でもプログラミングが習得できる理由③は、「プログラミングに理系の知識は必ずしも必要ではなく、理系の方にも同じスタートラインの方が多く存在する!」ということです。
プログラミング言語は英語である
次は、文系の方のアドバンテージについてお話しします。
プログラミングは欧米発祥ということもあり、プログラミング言語や用語の語源も当然英語です。
では、文系と理系、どちらの方が英語が得意だと思いますか?
答えは文系の方です。
今回は英語力を図る一つの手段としてTOEICのデータを紹介します。
(引用元:https://www.iibc-global.org/library/default/toeic/official_data/pdf/new_recruits.pdf)
「新入社員文系・理系別のTOEICのスコアのグラフ」を見てわかる通り、文系の方のスコアの方が高い事がわかります。
英語ができるということはプログラミングを習得する上で大きなアドバンテージとなり得ます。
文系でもプログラミングが習得できる理由その④は、「プログラミング言語は英語であり、文系出身者は理系出身者と比較して英語力が高いという事実がある!」ということです。
プログラミング習得にはやる気と継続する力が大事
新しいスキルを獲得しようとする場合、新しいことに挑戦しようとする場合、全てにおいて言える当たり前のことですが、何よりもやる気と継続する力が必要になります。
プログラミングに関しても同様のことが言えます。これに関しては当然、理系・文系関係ありません。
学習時間を確保して、継続して学習することがプログラミング習得に最も大事なことだと言えるでしょう。
文系でもプログラミングが習得できる理由その⑤は、「理系・文系に関わらず、プログラミング習得にはやる気と継続する力が必要であり、継続した方のみが新しいスキルを獲得できる!」ということです。
まずは自分に最適な学習方法を探索し、モチベーションを維持することをオススメします!
文系におすすめのプログラミングスクール:オンライン
オンラインで受講できる文系におすすめのプログラミングスクールを4つ紹介します。
TechAcademy
無料体験のメンタリングで受講の目的を直接TechAcademyのメンターにマンツーマンで相談することでオススメのコースを案内してもらうことが可能です。
また、13時から23時の間で週に2回ビデオチャットを使って、パーソナルメンターからのマンツーマンサポートを受けられ、かつ毎日チャットで質問をすることができます。
CodeCamp
無料体験レッスンで自分にあったプログラミング言語を知ることができます。
カリキュラムは実際に大手IT企業のエンジニア育成研修で使用されたものをベースに構成されており、生徒のレベルに合わせて提供してくれます。
毎日7:00から23:40まで、年中無休でレッスンを開講しています。
tech boost
現役エンジニア、キャリアメンターによる無料説明会を実施しており、最適なカリキュラムを提案してくれます。
さらにメンターは100%現役のエンジニアで構成されており、週1のメンタリングや質問などで徹底的にサポートしてくれます。
オンラインのみでも受講可能ですが、教室に行って勉強することも可能です。
Kredoオンラインキャンプ
フィリピン人講師から英語でプログラミングを学べるスクールです。
1日に4コマリアルタイムでIT授業を受講します。
強制力があり、挫折率が低いのも特徴。
ITに関する単語や用語も同時に学ぶことができます。
全ての授業を英語で学びたい方には最適です。
文系におすすめのプログラミングスクール:留学
文系におすすめの留学のプログラミングスクールを2つ紹介します。
アクトハウス
ITは日本人講師から日本語で学び、英語はフィリピン人講師から学ぶスタイルです。
6ヶ月コースの場合には卒業後に独立可能なレベルの知識を身につけることができます。
1日に2コマの英語の授業、4コマはプログラミング/ビジネス/デザインの授業、さらにその後1コマ質問するための時間が設けられています。
自習することを推奨しており、みっちりと学びたい人に向いているかも知れません。
NexSeed
ITは日本人講師から日本語で学び、英語はフィリピン人講師から学ぶスタイルです。
一日に3コマIT授業、3コマまたは4コマ英語の授業を受講しますので一日の授業時間が今回紹介する他の2校と比較して少なく、予習・復習の時間が比較的取りやすいかも知れません。
まとめ:文系出身でもプログラミングスクールで問題なくスキル習得ができる
いかがでしたでしょうか?
プログラミングスキル習得やIT業界で働くことには、文系も理系もさほど関係のないことがおわかりいただけたかと思います。
文系の方がプログラミングスキルを習得するのは難しいというイメージがまだまだあるかも知れませんが、勉強したいと思った時がチャンスです。
ぜひ、プログラミングスキルの習得にチャレンジしてみてください!