こんにちは、3度のフィリピン留学経験があるフリーランスエンジニアのZiziです。
プログラミング学習をする上で大切なのは「手応え」や「成長感」です。
特に独学で学ばれている方ですと、今学んでいることがどんな風に役立つのかわからなかったり、書いてあることは理解できても応用できなかったり、手応えを感じられず挫折してしまうことがあります。
とはいえ、プログラミング学習の序盤は基礎知識や考え方を学ぶことから始まるので、人によっては面白みに欠けたり、退屈に感じたりするのも事実です。
今回はプログラミング学習を少しでも楽しく「手応え」を感じられるように、プログラミング初心者におすすめの学習方法や考え方について解説していきます!
それではいってみましょう!
記事のもくじ
初心者はプログラミング学習の記録やブログを書いてみよう
プログラミング学習では、最初に少しずつ積み重ねている感覚を身に付けると長続きします。 逆に言えば、学んでいることに対して成長している実感がないと挫折してしまうということ。
プログラミング学習を始める段階で学習記録やブログを始めると、いざ諦めそうになった時も過去を振り返り、再度頑張れるようになります。
自分が何を勉強したのか再確認や復習となる
プログラミングの初心者の方にありがちなのが「わかったつもり」になってしまうことです。
プログラミング学習の初期段階には、まるで足し算や引き算のようなレベルの問題を解いたり、実際にプログラミングすることがあります。
簡単なのですぐに次に進んでしまうのですが、いざ組み合わせたり、応用となると上手くいかなくて困ってしまうんですね。
いつでも再確認や復習できるように、自分が何を勉強したのか、どの部分をどのように理解したのかを記録してみましょう。
特にプログラミングの基礎の部分は同じことの繰り返しのように感じることもあり、似たような記述を読み飛ばしてしまうことで、後々苦労することがあります。
どんな小さなことでも、着実に理解を深めるクセを付けることが大切です。
理解できなかった部分を後からチェックできる
プログラミングの初心者の方が「わかったつもり」になってしまうのと同じように「わからないけど先に進もう」とすることがあります。
また、学習するテキストでも「これはこういうものだと理解してください」というような文言や言い回しで話が進んでしまうこともあり得ます。
もちろん、後から意味がわかるものも少なくないので、間違ってはいませんが、単純に読み飛ばしてしまうと、やはり後悔します。
理解できなかった部分をきちんと記録しておくと、先に進んで後からチェックした時に意味がわかるようになります。
同時に、理解できず動かなかったプログラムや作業手順をメモしておくのもおすすめです。
何がわからなかったのかを明確に残しておくことで、必ず後で役に立ちます。
現時点で何ができるようになったかを把握しよう
プログラミングの基礎段階はひとつひとつは簡単だけれど、組み合わさるとよくわからなくなることがあります。
- 文字や数字を出力する方法がわかった
- 以上や以下、未満やor、and、notなどを理解した
- 変数や配列を覚えた
- 条件分岐を覚えた
- キーボードからの入力に応じて文字列を表示できた
例えば、上記のようにまずは現時点で自分が何ができるようになったかを把握することで、どの部分の理解が足りないのか、どこか勘違いして覚えていないかを見つけ出すことができます。
特に何が問題で上手くいかないのかわからない時、自分自身で問題点を発見して、問題を解決する能力を持たないとお手上げです。
プログラミング学習では「プログラムが思ったように動かない」時こそ、問題解決能力や問題発見能力が磨かれていると言っても過言ではありません。
プログラミング初心者はまずWordPressでHTMLやCSSを学習しよう
ブロガーに人気があり、情報源も非常に多いのが「WordPress」というCMSがあります。 このWordpressはPHPでできているので、このWordpressからHTML,CSS,PHPを学ぶことも可能です。
WordPressはHTMLやCSSを学んでいない方でも始めやすく、HTMLとCSS、そしてPHPの基礎を学ぶきっかけにも最適です。
ただし、ドメインの取得やレンタルサーバーの契約など少々敷居が高いので、最初は無料のブログサービスやSNSを利用することから始めてみましょう。
実際に自分が作成したものをブラウザで表示する
基本的にホームページやサイト、ブログやWebサービスはHTMLとCSSで文章の構造とデザインをディスプレイ上に表示する形です。
システムやアプリなどを作成するのもプログラミングではありますが、まずは実際に自分が作成したものをブラウザで表示するのを目標としてみましょう。
少しでも興味が出てきたら、パソコンのブラウザで何かのページを開いて、右クリックして「ページのソースを表示」を押してみてください。
ソースとはHTMLであり、人間がパソコンに理解させて、パソコンが人間向けに表示させるためのプログラミングです。(厳密にはHTMLはマークアップ言語なのでプログラミング言語ではありませんが、初心者向けの記事なのでそう呼んでいます)
HTMLはプログラミングの基礎でもあり、インターネットやオンラインの根幹となる部分ですから、少しずつでも興味を持ち学ぶようにしてみましょう。
無料のブログサービスを試してみるのもOK
今は無料のブログサービスでも、ある程度カスタマイズ可能であり、サービスによって制限はあるにせよ自由度が高いものがあります。
いきなりWordPressは無理なら、HTMLやCSSがカスタマイズできる無料のブログサービスなどをいくつか試してみるのもおすすめです。
サービスによっては、ユーザー名や任意の英数字でURLが発行されるので、作成したらブラウザでチェックしてみましょう。
SNSやWebサービスの仕組みや成り立ちに興味を持つ
プログラミング学習で躓きやすい理由に「学んでも自分では何かが作れるような気がしない」という気持ちがあります。
特に最初の段階のグラフィカルではなく、文字列のみのプログラミングで感じやすいです。
実際にプログラムは人間が理解できる言語で、文法や構文に則り記述するものであり、パソコンやスマホの内部で動いているプログラムのほとんどは文字列で作られています。
そして、ディスプレイ上に任意の画像や文字列を表示したり、入力した内容に応じて表示が変化するなど、プログラミングの基礎で学ぶような部分は、基本的にみんな同じです。
どんなことができるようになるのかを知るためにも、普段見ているSNSやWebサービスをプログラミングの視点から、その仕組みや成り立ちに興味を持ってみてください。
なぜなら、自分がこれからどんなものを作りたいのか、どんなものが作れるようになるのかわかりやすいからです。
プログラミング初心者は記録をもとに学習の仕方を見直そう
プログラミングの初心者の方の中には、いくつかプログラミング言語の基礎を学んだけれど手応えを感じられない方もいらっしゃいます。
簡単に言えば、道具や材料について詳しくなったのに、どんな料理が作れるのかわからないような感覚に近いです。
もし、知識は増えているし、着実に学習しているのに身に付いていないように感じるなら、プログラミング学習の仕方を見直してみましょう。
プログラミング学習ができるオンラインサービスを利用
今はパソコンだけでなく、スマホやタブレットのアプリでも気軽にプログラミング学習ができます。
例えば、Progateのように直接コードを記述するようなサービスもあれば、ドットインストールのように動画で少しずつ学び進めるサービスもあります。
実際にプログラムを書いて、動かすという感覚や、プログラムがどのように動くかを見ることは非常に大切です。
同時に、どこまでプログラミング言語について学べたのかもわかりやすくなりますし、予習や復習、再チェックなどもしやすくなります。
学習成果の「見える化」を考えることが重要
プログラミング学習は、物理的なデバイス、電子工作など見えるものでない限り、学んだことが全て自分の頭の中にしかありません。
学習成果の見える化とは、プログラミング学習しながら作ったものを応用してみたり、自分自身でゼロから作り出したりすることを意味します。
簡単なアプリやゲーム、スクリプトでもいいですし、ブログやサイトを作るのも良いでしょう。
自分でプログラムを書いて、動かすことを忘れないようにして、読んで終わり、見て終わりにしないことが大切です。
プログラミングを学んだことで得られた知識を、自分自身で形にすることを常に意識しましょう。
独学ありきではなく有料の講座やスクールを利用も視野に
独学だとなるべく安く、可能限り無料で学び続けようとしてしまいがちです。
しかし、挫折してしまったり、諦めたりしないためにも、有料の講座やスクール、オンラインサービスの課金など、自己投資をすることも視野に入れておきましょう。
また、プログラミング初心者の中には、就職や転職を見据えて、プログラミングスキルを身に付けたいと考えているかたもいらっしゃるでしょう。
もちろん、独学でも一定の成果を出すことは可能ですが、確実にプログラミングスキルを身に付け、何らかの成果物を持って就職や転職に望みたいのであれば、やはりプログラミングの講座やスクールを受講することをおすすめします。
プログラミングの講座やスクールでは、何らかの成果物を完成させることがゴールになっているものもあるので、例えばアプリを作った、Webサービスやサイト、ホームページを作ったなど、作成した成果物をアピールできるようになるからです。
まとめ:プログラミング初心者は学習記録や成果を形にすることが大事
基本的にプログラミングは学び続ける分野のスキルです。 知らないことを調べて、理解したらまた新しい知らないことが増えてきます。
また、常に進化している業界や市場であり、新しい技術や知識が次々に増えていく分野でもあります。
プログラミング初心者の方は、まずプログラミングの基礎となる部分をしっかりと反復して勉強し、何度も繰り返しながら、応用する方法を覚えるのがおすすめです。
そのためにも、自分が何を学んだのか、今の自分で何が作れるのか、実際に作ってみて、自分自身で手応えを感じるように工夫してみてくださいね!