Webデザインを学びたいと考えている方のなかには、本やWebサイトを使用するのではなく、「スクールで学びたい」と考えている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回はWebデザインを学ぶためのおすすめスクールを、
- 社会人
- 転職を目的としている方
- 短期で学び終わりたい方
の上記3つのカテゴリに分類して紹介していきます。
記事のもくじ
Webデザイナーになるために学ぶべきスキル
Webデザインを学べる具体的なスクールを見ていく前に、そもそもWebデザイナーになるためには、どのようなスキルが必要なのかを確認しておきましょう。
必要なスキルを把握できていないと、せっかく「スクールに通おう!」と気持ちが入っても、どのコースを選べばいいのか分からなかったり、必要以上に受講してしまって値段が高額になってしまったりする可能性があります。
Webデザイナーになるためには、最低でも下記4つのスキルが必要です。
- Webデザインの基礎知識
- Photoshop
- Illustratorの使い方
- HTML・CSSなどのプログラミング言語
Photoshopはバナー作成や写真加工などを行うためのデザインソフト、Illustratorはロゴやイラスト作成のときに使うソフトです。
Webデザイナーであれば必ず使うソフトなので、スクールでぜひ学んでおきましょう。
ただし、Photoshop・Illustratorで制作がでるようになっても、それはただの画像・写真でしかありません。
これかの画像・写真をWeb上に表示させるようにするためには、HTML・CSSを使用してWebサイト上に構築ができるようになる必要があるのです。
さらにWebサイトに動きをつけるのなら、HTML・CSS以外にもJavaScript・jQueryなどのプログラミング言語も学習する必要があります。
社会人向けのWebデザインスクールおすすめ4選
Webデザイナーになるために必要なスキルをチェックしたところで、ここからは具体的なスクールについて見ていきましょう。
まずは社会人全般におすすめできる、ベーシックなスクール、
- CodeCamp
- デジハリONLINE
- Winスクール
- インターネットアカデミー
の上記4つを紹介していきます。
Webデザインを学べるスクールはたくさんありますが、受講形式などが異なっているので、1つ1つ比較しながらチェックしてみてください。
CodeCamp
CodeCampは、オンライン完結型のスクールです。
マンツーマン形式を採用しており、他の人の目を気にすることなく、ご自身のペースで勉強を進めることができます。
1年365日、7時から23時40分までの間でビデオ通話によるレッスンを受講できるだけでなく、予約の当日変更も可能なので、急な予定が入ってしまったときにも安心です。
そんなCodeCampの講座のなかで、Webデザインの学習を目的としているのなら、「デザインマスターコース」がおすすめです。
このコースではPhotoshop・Illustratorはもちろん、JavaScript・jQueryなどの言語もしっかり学ぶことができます。
課題の提出・添削は無制限で受けることができるので、確実に力をつけることができるでしょう
デジハリONLINE
デジハリONLINEも、CodeCampと同様オンライン完結型のスクールです。
フリーランスプラン・就転職プラン・短期集中プランと、目的別にコースが設けられており、なかでも就転職コースでは、卒業生のなんと80%がWebデザイナーになっているそうですよ。
Webデザイナーが使用するソフト・プログラミング言語の知識はもちろん、企画・ワークフローのスキルも身につけることができるのも魅力的です。
コース受講中の講師への疑問・質問はいつでも可能。動画授業のほか、ライブ授業で講師とコミュニケーションを取りながら勉強を進めることもできます。
自宅・カフェ・職場など、場所を選ばずに講習を受けることができるので、スキマ時間の有効活用にもぴったりです。
Winスクール
Webデザインの基礎を学べるコースのほか、DTPデザイン・映像デザインなど、形式のとらわれない複合的なデザインを学べるコースを開講しているスクールです。
未経験の方はもちろん、よりご自身の技術力をレベルアップしたいという現役Webデザイナーの方にもおすすめ。
スクールは通学型を採用しており、受講は入学翌日から、週何回でも受講できる仕組みになっています。
教室にしっかりと通える方であれば、短期集中で力を身につけることもできるでしょう。
全国すべての校舎で同じ授業を受けることができるので、出張・転勤などがあるお仕事をされている方でも安心ですよ。
インターネットアカデミー
Webデザインの基礎を学べる「Webデザイナー入門コース」から、Webデザイナーとして転職するための「Webデザイナー転身コース」まで、目的別に全4つのコースを設けているのがインターネットアカデミーです。
受講スタイルは大人数で一度に受講する「ライブ授業」、家庭教師のように個人のペースにそって「マンツーマン授業」、いつでも好きな時に勉強ができる「オンデマンド授業」と、ご自身の生活スタイルに合わせやすい、3つの形式を展開しています。
無料体験を受け付けているので、気になる方は1度相談をしてみてはいかがでしょうか。
転職希望者向けのWebデザインスクールおすすめ3選
次にWebデザイナーとしての転職を考えている方におすすめのスクール3つを見ていきましょう。
- TechAcademy
- デジタルハリウッドSTUDIO by LIG
- KENスクール
オンライン・通学型などの体制に差があるだけでなく、転職保証制度などのサポート体制も異なるので、ぜひ細かくチェックしてみてください。
TechAcademy
TechAcademyは、オンライン完結型のスクールです。
入学とともにパーソナルメンターがつくので、週2回のマンツーマン面談で学習の進捗確認や目標設定などの相談が可能です。
1人でも挫折しないようにサポートしてくれます。
オンラインスクールというと、質問がなかなかし辛いことが問題視されがちですが、TechAcademyならその心配はありません。
毎日メンターが15時~23時までチャット対応をしてくれるので、疑問点をそのままにせずに勉強を進めることができますよ。
転職希望者におすすめなのが「TechAcademyキャリア」という、企業・コンサルタントからスカウトメッセージが届くサービスです。
TechAcademyでの学習内容を加味したうえでスカウトが届くようになっているので、スキルをしっかりと活かせる職場を見つけることができるはずです。
デジタルハリウッドSTUDIO by LIG
数多くのデザインアワードを受賞しているLIG。そんなLIGがサポートをしているのが、デジタルハリウッドSTUDIO by LIGです。
スクールの受講期間は、6ヶ月~8ヶ月と、Webデザインの講座としてはほぼ一般的。
講座を通して、1人でWebサイトの構築ができるところまでのスキルを身につけることができるようになります。
トレーナー・運営スタッフによるマンツーマン指導を実施しており、現役のクリエイターから学ぶので、リアルな現場の声を聞くことができるのが、デジタルハリウッドSTUDIO by LIGならではの魅力です。
卒業後の転職サポートもしてくれるので、Webデザイナーとして転職を考えている方にもおすすめです。
KENスクール
Webデザインに必要な知識をまとめて学べるパック式のコースからPhotoshop、Illustratorなど、単体でのコースも開催しているのがKENスクールです。
講座はマンツーマン形式なので、ご自身に合ったペースで学習を進めることができます。
そんなKENスクールですが、グループ会社の人材エージェントチームと連携をして、なんと無料で転職のサポートをしてくれるんです。
相談にのってくれるのは、もちろん専任のアドバイザー。 受講生の就職率は83%と非常に高い実績を誇っているので安心ですよ。
講座を受けながら、ご自身の将来を相談してみてはいかがでしょうか。
短期で学びたい方向けのWebデザインスクールおすすめ1選
社会人向け、転職希望者向けのスクールを見てきたところで、最後に「とにかくすぐにスキルを身につけたい」「短期集中でみっちりやりたい」という方におすすめのスクールを紹介します。
TECH::CAMP
なんと10週間でプロのWebデザイナーになることができるプランを提供しているTECH::CAMP。
短期間だからといって内容がざっくりしているわけではなく、企画・設計からデザインまで、全てのフローを講座のなかでしっかりと学ぶことができます。
挫折させないための教室環境まで、徹底してこだわっているので、「飽き性だけれど、どうにかWebデザイナーになりたい」という想いのある方におすすめです。
同じ目標をもった同期もできるので、互いに切磋琢磨しながら最後までやりきることができるでしょう。
デザイナーとしての転職保証制度も設けているのもTECH::CAMPならではの魅力的なポイントです。
Webデザイナーとしての転職を考えている方は、まずは気軽に無料カウンセリングに参加してみてはいかがでしょうか?
Webデザインスクールはオンライン?通学?
ここまで数々のスクールを紹介していきましたが、なかには「オンラインと通学、どちらを選ぶべきなのだろう?」との迷いが生じてしまった方もいらっしゃることでしょう。
最後にオンライン型のメリット・デメリット、通学型のメリット・デメリットをチェックしてみましょう。
オンライン型スクールのメリット・デメリット
オンライン型の最大のメリットは、教室に通うことなく自分の好きな場所で勉強できることです。
また、オンライン型のスクールは通学型と比較すると全体的に価格が安いため、費用をできるだけ抑えつつ勉強したいという方にもおすすめです。
一方、オンライン型のスクールで勉強をする場合は、自主的に勉強の時間を確保したり、PC・ソフトなどを揃えたりと、環境を整える必要があります。
テレビ・スマホなどの誘惑に負けない、モチベーション管理も重要です。
通学型スクールのメリット・デメリット
通学型のスクールのメリットは、直接講師に質問ができたり、面談ができたりと、サポート体制が厚いことです。
また、誘惑の少ない環境で集中して取り組むことができるのも、通学型スクールならではの魅力と言えるでしょう。
一方で、通学型スクールにもデメリットがあります。 最大のデメリットは、校舎に通わないといけないという手間です。
自宅・職場の近くに校舎がある場合はよいものの、遠方になってしまう方は負担に感じてしまう可能性が高いでしょう。
また、校舎は開校時間が限られているため、スケジュールの急な変更が起きやすい場合や、仕事が遅くまで続いてしまうことが多い方にとっては、ほとんど通学ができずに終わってしまうこともあるかもしれません。
Webデザインスクールおすすめ8選のまとめ
今回はWebデザインを学べるスクールを3つのカテゴリにわけてそれぞれ紹介していきました。
Webデザインのコースを開講しているスクールは数多くありますが、それぞれ体制や目的・サポート内容が異なります。
今回の記事を参考に、ご自身のライフスタイル・目的を考えながら、相性のよいスクールを選んでみてください。