こんにちは!Kredo編集部です。
スキルアップのために留学を検討していると「語学留学なんて意味がない」という意見を一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。
たくさんの時間とお金を使うため、容易に決められる決断ではないでしょう。
そこで本記事では、
- なぜ「語学留学は意味がない」と言われるのか
- どうすれば語学留学を生かすことができるのか
- 語学留学を生かすためのスキル
などについて解説していきます。
「語学留学を転職活動などに活かしたい」という方はぜひご覧ください!
記事のもくじ
語学留学が意味ないと言われる最大の理由
語学留学が意味がないと言われる大きな理由は、主に2つあります。
留学経験が転職やキャリアに直結しない
留学経験は必ずしも就職や転職の場でいかされないことがあります。
なんとなくイメージだけで安易に「キャリアに繋がりそう」と思うのは危険です。
参考 留学経験のある社会人400人に聞いた!学生時代の留学体験と留学で得たものに関する調査
上記は留学経験者を対象に行われた、学生時代の留学体験と留学で得たものに関する調査です。
36%が、「留学経験を企業にアピールしたことで就職が有利になった」と回答しています。
ただ、「留学経験や語学力が就職に有利になったと実感していない」「留学経験は就活でアピールしなかった」と回答した割合も合計4割を超える結果となり、留学経験を就活に活かせない例も一定数存在しています。
おまけ:日本でも語学は習得できる
グローバル化、IT化が進んでいることで、日本でも語学学習が手軽にできるようになったことも留学する意義を考える大きな要因となっています。
コロナ禍以降は、オンラインで留学したり、大学の講義さえもオンラインで受講できる機会が増えました。
日本にいながらも海外のニュースを見たり、海外の人と交流できるようになりました。
オンライン英会話を利用すると、海外の講師からマンツーマンでレッスンを受講することもできます。
わざわざ日本を出なくてもできることも増えたため、留学するには以前より強い動機付けが必要になる場合があります。
おまけ:留学しても英語が話せるようにならない人もいる
留学中の過ごし方により、得られるものは大きく異なります。
英語が話せるようにならない例として、同じように日本から語学留学を目的に渡航している日本人留学生と多くの時間を過ごしてしまい、英語を話す機会を積極的に作れないパターンがあります。
もちろん、留学をして国籍の違う人と積極的に交流し、英語を使ってスキルを習得できるまでになる人もいます。
留学前には目標を明確にすることで、過ごし方も充実するものになるでしょう。
なぜ企業にとって語学留学経験は意味ないのか?
自分が企業に貢献できることを的確にアピールすることが、就活の成功には不可欠です。
では、企業の採用担当は具体的にどのような部分を採用で重視しているのでしょうか。
就職活動と留学に関する意識調査(大学生721名と企業の採用担当412名より有効回答)
上記は、企業の採用担当者に「留学経験者を今後積極的に採用していきたいか」というアンケートをとった結果です。
「どちらかというとそう思う」と回答した数を含めると、62.1%の解答となりましたが、「強くそう思う」「まあまあそう思う」と回答した割合は合計27.1%のみとなっています。
企業の採用担当者にとって、留学経験は積極的に重視するというより、「どちらかといえば」という位置付けとなっていることが分かります。
英語力はあくまでプラスαのスキルにすぎないから
就職活動と留学に関する意識調査(大学生721名と企業の採用担当412名より有効回答)
採用担当者が、留学経験者に期待することとして、「何事にもチャレンジする精神」「対人コミュニケーション力」が1番割合が多い結果となりました。
就活で最も重視されることはこのようなスキルであり、語学はその次に割合が多いものの、あくまでも一つのツールとなるのです。
キャリアアップを目指して語学留学を検討する際は、語学の習得だけを目標にせず、これらのスキルの取得を意識して計画することが重要と言えるでしょう。
経験ではなく能力やスキルの方が重要だから
就活において、企業は候補者が持っている能力やスキルを重要視しています。
なぜなら、即戦力として社会で活躍してもらう必要があるからです。
留学(=経験)は能力やスキルを習得するための単なる「プロセス」でしかないのですが、多くの就活生は経験がアピールできると勘違いしてしまいがちです。
留学をしても能力やスキルが身に付かなければ就活には活かされません。
自己PRでも留学の「経験」ではなく、そこで得た能力やスキルにスポットを当てるようにしましょう。
語学留学を意味ないものとして終わらせない3つの方法
それでは、語学留学を失敗で終わらせず、キャリアアップに繋げるにはどうすればいいかについて解説していきます。
プラスαのスキルを身につける
前述のように、企業は語学力や語学留学をした経験ではなく、能力やスキルを重視しています。
語学の習得は日本にいながらもオンラインを駆使してできるようになりましたので、海外で身につけたこととしては価値が薄くなりつつあります。
例えば、英語を使って現地の専門学校でスキルを習得するなど、英語を使用して取得したスキルをアピールできると、就活でもライバルに差がつきます。
自己分析・企業分析に力を入れる
自己分析と企業分析を綿密に行えば、就活のミスマッチを防ぐことができ、留学中の目標設定にも繋がります。
何を目標にしていいか分からない場合、自己分析が不十分かもしれません。
過去に取り組んで楽しかったこと、うまく行ったことを書き出して、自分が好きで得意なことの傾向をつかみましょう。
人と話しながらアウトプットすることも効果的です。
また、自分の働きやすい環境やアピールできる経験をもとに、業界や企業の情報収集をします。
企業のホームページやSNSの口コミなどで、できるだけリアルな先輩の声に目を通しておきましょう。
留学中に就活を意識した経験を積む
留学をキャリアに繋げるためには、留学中に就活につながる経験を意識して行動しましょう。
文化も言葉も違う環境で、英語で何かを取得したことをアピールできれば、就活に有効なエピソードとなります。
積極的に他の国籍の人と交流したり、現地のボランティアに参加するなど、留学中だからこそできることにチャレンジしましょう。
語学留学を意味あるものに!語学力が活かせるプラスαのスキル
語学と組み合わせのいいスキルにはどのようなものがあるかを解説していきます。
下記の図は、111人の社会人を対象に、大学時代にキャリアアップのためにやっておけばよかったことを質問したアンケート結果です。
新時代の働き方「ジョブ型雇用」に対するスキルアップ需要の高まりか、全研本社「会社員の英語学習」に関するアンケート調査
全体の50%が「プログラミング」と回答し、英会話の46.7%を超えました。
日本の企業では、IT人材の不足が課題となっており、プログラミングスキルをはじめとするITスキルは日本でもっとも足りないスキルと言われています。
プログラミングをはじめとして、マーケティングやデザインも習得すると、就活や転職において大きなアドバンテージとなります。
1位:プログラミング
英語を使ってプログラミングできる技術を身に着けると、海外からの案件も取得でき、仕事の幅も広がります。
プログラミングで使われる言語は英語をベースとしています。
また、IT先進国であるアメリカから常に最新の情報が発信されます。
変化の激しいIT業界についていくためには、英語の情報を日本語に訳すことなく、英語で理解できることも重要な要素となります。
2位:マーケティング
グローバル化が進んでいるため、これから消費の伸びが期待できる国として、現在発展の著しい中国やインド、東南アジアなどが挙げられます。
海外で求められる商品をリサーチするためには、海外から情報収集することが不可欠と言えます。
日本では高齢化が進み、国内での取引だけでは、これから売り上げを伸ばしていくのは厳しく、海外進出に目を向ける企業も多くなっています。
英語でマーケティングできるスキルを身に着けると、これから海外に進出する企業などで価値が高い人材になれるでしょう。
3位:デザイン
ユーザーの視点に立ったWebデザインスキルも、マーケティングと合わせて身につけておきたいスキルの一つです。
IT化が進み、Webサイトで世界に向けてプロモーションすることも珍しくなくなったからです。
また、海外のプロジェクトに参加することや、海外のデザイナーへのディレクションができるようになれば、デザイナーとしての活躍の幅も広がります。
語学留学が意味ないとは言わせない!英語力とプログラミングを身につけるならKredoへ
英語力とプログラミング両方を身につけてキャリアに生かしたいなら、Kredoオンラインキャンプがおすすめです。
Kredoのレッスンは英語で行われるため、英語でプログラミングを学ぶというスキルの掛け算をすることが可能です。
また、スキルを身に着けるだけでなく、キャリアに生かすために、卒業後はプロのキャリアカウンセラーによるサポートもあります。
国内のIT転職だけでなく、海外就職までをサポートしますので、語学留学を検討中で海外に住みたいと考える方にも最適です。
まとめ:語学留学経験を活かすならプラスαのスキルを身につけよう
留学がキャリアに繋がらないこと、日本でも語学は習得できるようになったこと、留学しても英語が話せるようにならない人もいることが理由で、語学留学をしても意味がないと言われることがあります。
また、企業は就活において英語力をプラスアルファとしてとられており、それよりもコミュニケーション力や即戦力になれるスキルを重視します。
語学留学で失敗しないために、留学の目的や留学後のキャリアについて計画を立て、語学プラスアルファのスキルを身に着けることがおすすめです。
グローバル化とIT化が進んでいることから、英語プラスアルファのスキルとして、プログラミング、マーケティング、デザインがおすすめです。
英語プラスアルファのスキルを身につけて、市場価値の高い人材を目指しませんか?
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