みなさん、こんにちは! 3度のフィリピン留学経験があるフリーランスエンジニアのZiziです。
あなたはこんな風に思ったことはありませんか?
過去の僕もあなたと同じように思っていたのでその気持ちがよく理解できます。
今回はそんな方たちに向けて、【プログラミングの習得期間の目安とおすすめの習得期間】をわかりやすく説明していきます。
なお、僕自身現役のフリーランスエンジニアで、自分で0からデザイン、コーディングしたサイトが日本一有名なプログラミングスクールのコンテストで最優秀賞を受賞した経験があります。
https://techacademy.jp/contest
独学とスクールを併用してスキルを身につけてきたので、実績が何もない人よりは説得力はあるかなと思います。
それではいってみましょう!
記事のもくじ
プログラミングの習得期間はざっくり500-1000時間
僕の経験を踏まえた結論を先に言うと、
プログラミング習得期間の目安は【500-1,000時間】です。 また、プログラミングは一つの言語を習得したら、基本的に考え方は同じなので、言語ごとの習得時間の差というのはあまりないです。
もっと詳しく説明すると、
- 500時間:脱初学者。自分で1から簡単な制作物を作れるレベル
- 1,000時間:脱初心者。何かしらの仕事はできるレベル
もちろん人にも寄るので一概には言えませんが、脱初学者には最低でも500時間はかかるかなと。
僕の例で見ていきましょう。
- WEB制作に関する言語(HTML,CSS,PHP,Javascript):3ヶ月間 × 10H = 900時間
- Ruby:2ヶ月間 × 8H = 480時間
体感としては学習時間が1,000時間を超えると、自分のスキルをお金に変えることができるレベル=仕事ができるレベルになっています。 あとはこれをどれくらいの期間で達成するかの問題ですが、
- 1年間で500時間を目標とすると、毎日約1.5時間で達成できる
- 1年間で1,000時間を目標とすると、毎日約3時間で達成できる
どうですか?やれそうですか?
僕は正直1年間も1円も稼げないままプログラミング学習だけをするモチベーションは保つのは難しいと思います。
逆に
- 3ヶ月で500時間を目標とすると、毎日約5.5時間で達成できる
- 3ヶ月で1,000時間を目標とすると、毎日約11時間で達成できる
達成できそうですか?また、どちらの方がスキルが身につきそうですか?
僕の場合はいづれも短期集中でやっていたことがわかると思います。
ではなぜプログラミングを習得するなら短期集中がオススメなのか? その理由について次章より詳しく説明していきます!
プログラミングを習得するなら短期集中1000時間がおすすめ
プログラミングを確実に習得するなら、短期集中で1000時間勉強することがおすすめです。
使わなければ忘れてしまう
英語を具体例に出すとわかりやすいです。
日本人は中学高校で最低6年以上も勉強しているんですよ。 それでも英語が話せないんですよ。不思議じゃないですか?
もちろん受け身の授業中心な教育自体が悪いのは大前提にあるとしても、間違いなく言えることは【使わないから、日常生活で必要ないから】忘れていってしまいます。
身の回りで英語を話せるようになった人の大半は、海外に留学経験があると思うのですが、そういうことなんです。
英語圏で生活すると、強制的に英語を話さなきゃいけない、使わなきゃ生きていけない。 だから忘れないんです。日常的に必要だから。
僕の3度のフィリピン留学から言えることは、 3ヶ月間みっちり授業を受ければ誰でも英語をそれなりに話すことができる。ということ。
これは英語もプログラミングも同じだと思っていて、留学は短期間にインプットとアウトプットを高速で繰り返すから身につく。
なので、プログラミングも短期間で学んでしまうことをオススメしています。
向いてる向いてないの話ではない
【私はプログラミング向いてないんです。】この言葉を聞き飽きるくらい聞きましたが、そもそも向いてる向いてないの話ではないんです。
やったことがある人が言うならまだ理解できるのですが、最低でも500時間やってからじゃないとその判断は正しくないんじゃないかなと僕は思っています。
理由としては、これも英語と同じだからです。
- 【私は英語向いてないんです。】という人もいますが、日本人で日本語話せないなんて人いませんよね?
- 【私は日本語向いてないんです。】なんて人聞いたことないですよね?
つまり、向いてるとか向いていないの話ではなく、【やるか、やらないか。】それだけなんです。 自分の可能性を自分の限界を自分で狭めているのは非常に勿体無いことです。
プログラミングも短期集中でやってみて、最低500時間やってみてから、続けるか辞めるかの判断をしましょう。
それからでも遅くありません。
その判断が短期間できるほど、時間の節約になるので、プログラミングを習得するなら短期集中をオススメしています。
期間とゴールの設定
- これから1年間毎日プログラミングを学習する
- これから3ヶ月間毎日プログラミングを学習する
どちらが実現できそうですか? また、1年後に自分がどうなっているかの想像ってなかなか難しくありませんか?
これも、プログラミングを習得するなら短期集中の理由の一つです。
この期間+ゴールが決まっていないとほぼ辞めていきます(英語も同じですね)
人間、ゴールが遠すぎると自分がゴールを達成しているイメージができないので、途中で諦めてしまいます。
なので、オススメは1ヶ月単位で小さな目標を立てて、小さな成功体験を積み重ねること。
小さな成功体験を積み重ねることで、自分に少しずつ自信がついてきます。 その自信が最終的な目標まで自分を連れて行ってくれます。
例えば、
【英語の場合】
- ゴール:海外の現地企業で働く
- 期間:3ヶ月
期間とゴールをこのように設定した場合、
- 1ヶ月目:海外で働くのに必要な最低限の英語学習
- 2ヶ月目:発音矯正して伝わる英語学習
- 3ヶ月目:履歴書と面接対策
どうでしょうか? かなりイメージしやすいですよね。
やることがハッキリしているため挫折もしにくいです。
続いて
【プログラミングの場合】
- ゴール:Rubyで就職する
- 期間:3ヶ月
期間とゴールをこのように設定した場合、
- 1ヶ月目:Progateなどで基本を抑える
- 2ヶ月目:Rails tutorialをクリアする
- 3ヶ月目:自分のポートフォリオを作る
このような感じになります。 ちなみにこちらは僕が実際に3ヶ月前に計画したものです。
しかし、この期間を3ヶ月ではなく、1年間に置き換えて考えると一気に難易度が上がります。そんなに長い期間学習できるかなー?
という風に考えると思いますが、3ヶ月で人生が変わると思えば頑張れますよね?
僕はヒトが本気で頑張れるのは3ヶ月までだと思っています。
長期的な目で見た年間計画ももちろん大事ですが、その場合は3ヶ月毎に軌道修正していくことを前提に作成していったほうが良いです。
プログラミング習得期間は1000時間!短期集中がおすすめのまとめ
いかがでしたか?
本記事では、プログラミングの習得期間の目安とオススメの習得期間を解説してきました。
最後にまとめると、プログラミング習得期間の目安は【500-1,000時間】で、
- 500時間:脱初学者。自分で1から簡単な制作物を作れるレベル。
- 1,000時間:脱初心者。何かしらの仕事はできるレベル
このようになります。
プログラミングは学習しようと思えばいくらでも学べてしまうので、まずは自分がプログラミング向いてるとか向いてないとかを判断する前に、思考停止で500時間やってみましょう。たまにProgateのレベルだけ異常に高いだけの人がいますが、それだけだと自分で0から何も作れるようにはならないので注意しましょう。
そして、できるだけ3ヶ月間という短期間でやってしまいましょう。