こんにちは!3度のフィリピン留学経験があるフリーランスエンジニアのZiziです。
あなたはこんな風に思ったことはありませんか?
「プログラミング初心者はRubyをどのように学習していけばいいのかな?」
「学習しようとしても何をやっていけばいいのかさっぱりわからない!」
プログラミング始めたいという気持ちは山々なんだけど、情報がありすぎて何から手をつけていいかわからないという状況はありますよね。
今回はそんな方たちに向けて、プログラミング初心者はRubyをどのように学習していけばいいのかをわかりやすく説明していきます。
記事のもくじ
Ruby学習ロードマップの概要
-
- Progateで基本を抑える
- Rails tutorialでWEBアプリケーションの作り方・公開の仕方を抑える
- 自分のオリジナルのアプリケーションを作る
この流れがプログラミング初心者がRubyを学習→開発までのロードマップとして一番いいのかなと思います。
というのも、ここまでこれたら就職はそこまで難しくありません。
なぜかというと、ほとんどの人は自分の制作物がないからです。
知人から聞いたのですが、エンジニアで応募してくる人のほとんどは自分の制作物なしで応募してくるそうです。
ほとんどの人は1、もしくは2までしかやっていないということですね。
スポーツで言うと、入団テストで「今は自分のスキルを見せられないんですけど、やる気だけはあります!」と言っているようなものです。
入団テストでその人がどれくらいのスキルがあるのか、戦力になるのかを見極めますよね?
エンジニアを雇う会社も同じで、その人にどれくらいのスキルがあるのか、その人の制作物で判断します。
なので、応募の段階で自分のスキルを証明できる制作物がない人はまず落とされるのは容易に想像ができますね。
そういった理由から上記のロードマップで学習を進めることをおすすめしています。
次章より詳しく説明していきます!
Ruby学習ロードマップ①:Progateで基本をマスター
まずはじめにProgateで基本的なことを抑えてしまいましょう。
RubyとRuby on railsだけをやればいいんでしょ?と思っているかもしれませんが、それだと次のステップに行くまでに確実に挫折します。
Railsでは幅広い知識が必要なので、具体的にProgateで学習することは以下になります。
- HTML&CSS
- Sass
- SQL
- Git
- コマンドライン
- Ruby
- Ruby on Rails
HTML,CSS,Ruby,Ruby on Railsは1度で理解することは難しいと思うので、最低でも2.3周して自分の知識として定着させることを意識して学習していきましょう。
それ以外については1周でも問題ないです。
コマンドなども必要になったときにググってコマンドがわかれば問題ありません。
【※Progate学習の注意点】
- 1つ1つ深く理解して進める必要はない。1周で理解できる必要はないので複数回やってみる。
- わからないところが出てきたら、ヒントや答えを見てOK(プログラミングはカンニングOK)
- わからないところ、理解できないところはメモに残しておいて聞けるときに聞く。
Ruby学習ロードマップ②:Rails tutorialでWebアプリケーションの作り方をマスター
Progateである程度基本的なことがわかったら、Ruby学習者が必ずやっていると言っても過言ではない、Rails tutorialにチャレンジしましょう。
ただ、こちらも最初からただ闇雲にやっていたら確実に挫折します。
Rails tutorialは非常によくできているからこそ、かなり実践的な内容まで踏み込んでいます。
何もわからない初心者の人がその内容まで最初から踏み込んでしまい、結局挫折してしまうというケースが数多くあります。
Rails tutorialには挫折しにくい正しいやり方というのがあるので、そちらを紹介します。
狙い:最終章まで辿り着き、アプリケーション作成工程の全体像を把握すること
・テスト、Git、本番環境へのデプロイの項目は飛ばしてOK ・9、11、12章は飛ばしてOK ・わからなくてもとりあえず進めてOK ・コードはコピペでもOK
最初はわからないところが多くて当然です。
わからないところがあっても、アプリが動いたら次の章へ進めてください。
1周目は、Webアプリケーション開発の作り方の全体像をなんとなく知り、最後まで辿り着くことで学習のモチベーションを上げます。
コピペがOKというのは、手入力による不要なエラーを避けるためです。
もちろん、自分でコードを書くことが一番大事ですが、自分の書き間違えでエラーが出て、結局解決できず最後まで辿り着けないことになると本末転倒です。
また、9,11,12章は飛ばしてもアプリケーションとして完成するので安心してください。
1周目はとにかく最後まで辿り着き、Webアプリケーション開発の工程を知り、学習のモチベーションを上げることを優先順位の一番に持ってきましょう。
狙い:実際に手を動かしてコードを書き、わからないところはググって、知識を定着化すること
・Testの項目は全て飛ばしてOK ・全章やりきる ・Gitと本番環境へのデプロイもやる
1周目で最後まで行ったのでもう既に頭の中には完成図のイメージが描けていると思います。
2周目では自分で実際に手を動かしてコードを書き、エラーと遭遇する過程でどうやってそのエラーに対処していくかが大事なポイントです。
おそらく何度も絶望すると思いますが、わからなくても答えはRails tutorialの中にあるので、どうしてもわからないという場合は答えを見つつ、何がわかっていないのかをメモに残しておくと、メンターの方やRailsを使って仕事をしている人たちに、まとめて聞けます。
この過程でググり力(検索力)が身につきます。
また、自分がわかったことや気づきや発見をQiitaやブログでまとめることもおすすめです。
言語化することで知識が定着します。
Ruby学習ロードマップ③:自分のオリジナルのアプリケーションを作る
Progateで基本を身につけ、Rails tutorialを2周やった方は、次に自分オリジナルのアプリケーションを作ることにチャレンジしてみましょう。
オリジナルと言ってもそんなに難しく考えなくても大丈夫です。
自分専用の簡単なメモアプリでもいいですし、Twitterクローンをちょっと改良したものでも大丈夫です。
今までは具体的に指示がありましたが、自分のローカル環境で誰からの指示もなしに0からWebアプリケーションを開発する経験は重要です。
おそらく上記ロードマップの①と②までしかやっていない人は、自分で0から作れないはずです。
Rails tutorial3周目をするようなイメージで、自分のオリジナルのアプリケーションを開発してみましょう。
本番環境にデプロイすれば、それ自体がポートフォリオになります。
この実績を元に就職活動もできますね。
まとめ:Ruby学習ロードマップのとおりに学べばプログラミング初心者でも習得可能
いかがでしたか?
プログラミング初心者がRubyを学習→開発までのロードマップを解説してきました。
結論は、
-
- Progateで基本を抑える
- Rails tutorialでWEBアプリケーションの作り方・公開の仕方を抑える
- 自分のオリジナルのアプリケーションを作る
この流れで学習することが、プログラミング初心者がRubyを学習→Webアプリ開発までのロードマップとしておすすめです。
ですが、プログラミングの独学における挫折率は9割と言われているので、最初は独学ではじめてみて、Rails tutorialが難しくてできない!質問したい!という人はスクールに通って質問できる環境をお金で買うのもアリかなと思います。