という人に向けて、Rubyを無料で勉強できる学習サイトを紹介します。
各サイト、どのような特徴があるのか、ポイントごとにまとめているのでご覧ください。
記事のもくじ
Ruby無料学習サイトを使った学習の進め方のポイント3つ
無料サイトを使ってRubyを勉強するときは、3つのポイントを意識して勉強をすることが大切です。
いったいどのようなポイントなのか、順番に解説していきます。
事前に確認をして、効率的なRuby学習ができるように準備しましょう。
勉強仲間、質問相手をつくろう
Rubyを無料学習サイトで学ぶ場合は、自宅もしくは通勤・通学時間を使用することになるでしょう。
まわりに勉強仲間がいない環境だと、モチベーションを保ちづらいということも。
また、わからないことが出てきた際、解決までに時間を費やしてしまって、効率的な学習ができないというケースもあります。
友人・知人でRubyに興味がある人や、SNSなどのコミュニティを活用して、一緒に勉強する仲間をつくるのもひとつの手です。
また、質問する人を探すときは、「MENTA」というサービスを活用するといいでしょう。
MENTAでは、オンライン上でメンターを探し、チャットでQ&Aをやり取りすることができます。
学習サイトだけでなく本も活用しよう
学習サイトで学習する内容は、基礎的な内容が中心です。
初心者向けに解説されているものがほとんどですが、なかには「ちょっとわからない」と感じる部分がある人もいるでしょう。
必要に応じて、参考書を活用しながら、ひとつひとつ疑問をクリアしていくことが大切です。
自分のオリジナルの作品制作を目指そう
無料サイトで基礎をインプットしたら、どんどんアウトプットして実践力を身につけていきましょう。
勉強を進めていくうちに、Rubyでできることが具体的にわかってきます。
そこで重要なのが、自分がどのようなもの・サービスを作りたいかを意識することです。
自分だけのオリジナルのものを作ることを目標にアウトプットを重ねていくことで、Rubyの知識が定着していきます。
Ruby無料学習サイト12選
ここからは、Rubyを無料で学習できるサイトを一挙紹介します。
各サイト、ポイントと特徴について解説しているので、自分にピッタリのサイトを見つけてください。
Progate
- ハンズオン
- スライドを読みながら学習
- ブラウザだけで学習できる
知名度が高く、プログラミング初心者に人気の「Progate」。
スライドを見ながら学習して、実際にコードを書いて答え合わせをします。
どこを間違ったかがすぐにわかるので、修正をして「できた!」という達成感があります。
正解しないと次のステップに進めない構成で、学習を進めるとレベルアップしていきます。
進捗がひとめでわかるので、モチベーションを保ちやすいところが魅力です。
必要なものは、ブラウザのみ。
Rubyをインストールするなど、PC環境を整えることなくすぐに始めることができます。
ログインは、SNSアカウントやGmailアカウントが使用できるので、「今すぐRubyの勉強を始めたい」という人にピッタリです。
Rubyがミニツク
- 動画・ハンズオン
- ログイン不要
- Ruby開発者の解説動画がある
「Rubyがミニツク」は、Rubyをメインとした学習サービスです。
テキストを見ながら学習するスタイルが基本です。
Rubyの開発者まつもとゆきひろ氏による、解説動画もあります。
Rubyを学習する上でぜひ見ておきたいコンテンツです。
初心者向けのコースから、Ruby技術者認定試験(Silver)対策コースまで用意されています。
ログインなしで、すぐに学習を始められるのも魅力のひとつ。
また、ブラウザ上でコードを書いて、模範解答をクリックひとつで確認できます。
「アウトプットしながら学習を進めたい」という人におすすめです。
ドットインストール
- 動画で学習
- 各2~3分でまとまっている
- スキマ時間に学習できる
「ドットインストール」は、動画を見て学習するスタイルです。
動画はすべて約3分にまとめられているので、「スキマ時間を活用して勉強したい」という人におすすめ。
ログインは、SNSアカウントやGmailアカウントでスムーズに行えます。
ひとつの動画にしっかりとポイントが詰まっているので、効率的な学習ができるでしょう。
動画は、Rubyがすでにインストールされた状態から始まります。
動画を見たあと、すぐコードを書けるように、学習前にRuby環境を整えておくことが大切です。
CODEPREP
- 穴埋め形式
- ブラウザだけで学習できる
- 質問フォームがある
「CODEPREP」は、ブラウザ上で穴埋め式でRuby基礎を学習することができます。
コードをゼロから書く必要がないので、まったくのプログラミング初心者でも挑戦しやすいところが特徴です。
まずはじめに、SNSアカウントやアカウント作成にてログインを行います。
ひとつの単元は、15分や20分、40分前後です。
単元の中で、チャプターがわかれているので、「勉強時間が限られている、スキマ時間を活用して学習したい」という人にピッタリ。
また、ディスカッション機能が搭載されているため、気軽に質問できるところが魅力です。
ひとりではなかなかモチベーションが上がらない、質問できる環境が欲しいという方にとって、ユーザー間でコミュニケーションをとれるCODEPREPは、画期的なツールとなるでしょう。
Schoo
- 生放送動画
- おためし受講がある
- 授業感覚で学習できる
「Schoo」は、ブラウザ上で生放送を視聴しながら学習するスタイル。
先生がいて、視聴者はチャットを通じてコミュニケーションをするので、教室で授業を受けている感覚で勉強できるところが特徴です。
目の前には先生がいて、同時に仲間もいるため、「完全に独学は不安」という人におすすめ。
FacebookやYahoo!ID、もしくはアカウント作成をしてからログインします。
1つの授業は、基本的に60分。
視聴するためには予約が必要です。
そのため、指定の時間にまとまった時間をとれることが前提条件となります。
おためし受講5分など、事前に視聴できるサービスもあるので、上手く活用しながら学習コースを決めて学習に臨みましょう。
Codeacademy
- ハンズオン
- ブラウザだけで学習できる
- 英語使用
「Codeacademy」は、主要なプログラミング言語を扱っている学習サービスです。
学習方法は、画面を見ながら入力していくスタイルです。
Codeacademyのサイトにアクセスすれば、ブラウザひとつで学習できます。
最初にログインが必要となるのですが、FacebookやGmailのアカウントでサインイン可能。
「Rubyってどんなものなんだろう、ちょっとだけ触れてみたい」という人にもおすすめです。
海外のサービスなので、基本はすべて英語となります。
TECHSCORE
- テキスト形式
- 基礎文法を学習
- 多言語とRubyの比較がわかりやすい
- 【リスト】
「TECHSCORE」は、テキスト形式でRubyの基礎文法を学習できます。
ログイン不要で、サイトにアクセスするだけでテキストが閲覧できるところが特徴です。
「スマホ片手に気楽に勉強したい、まずはRubyがどんなものなのか知りたい」という人は、まずTECHSCOREを見てみるといいでしょう。
テキストでは、Rubyと多言語を比較して、どのような違いがあるのかという記述があります。
そのため、ほかのプログラミング言語を知っている人は、Rubyの特徴を簡単におさえることができるはずです。
また、各単元ごとに簡潔に解説されています。
参考書などたくさん文章を読むことに対して苦手意識がある人は、まずTECHSCOREのテキストで概要を掴んでから、学習を積み上げていくとよいでしょう。
Let’sプログラミング
- テキスト形式
- 解説・サンプルつき
- インストール編から説明がある
「Let’sプログラミング」は、テキストで学ぶスタイルで、ポイントで画像が入っているため、実践感覚で読み進めることができます。
初心者だと、インストールで手こずることもしばしば。
ただ、Let’sプログラミングの場合は、Rubyのインストール編からはじまります。
そのため、PC環境を整えたいという人にもおすすめです。
ログイン不要なので、気軽に学習をスタートできるのも魅力のひとつ。
内容を見ると、Rubyを勉強したての人がつまづきやすいところを、しっかりとピックアップしてくれています。
また、Rubyは少しだけ使えるけどまだ実践レベルではないという人のおさらいとしてもピッタリです。
内容量が割と多めなので、毎日コツコツと勉強をする時間がある人に向いています。
paizaラーニング
- ハンズオン
- 動画で学ぶ
- テキスト解説あり
「paizaラーニング」は、動画とテキストによる解説を見ながら学ぶスタイル。
動画はすべて3分~5分程度にまとまっています。
初心者でも入りやすく、理解しやすい構成です。
ログインは、SNSアカウントやGmailアカウントがあればスムーズ。
テキスト解説を見て、もう一度Rubyの復習をしたいという人にもおすすめです。
ブラウザ上で、動画閲覧から実際にコードを記述するなどできるため、PCひとつあれば学習をスタートすることができます。
演習問題を活用して、理解度をどんどん高めていくことが可能です。
Libro〜ビギナーのためのRubyプログラミング入門〜
- テキスト
- インストールから解説がある
- サクサク読める
「Libro」は、テキストベースで学習するスタイル。
Rubyをはじめプログラム言語にまつわる初心者向け書籍を多数出版している、掌田津耶乃氏による解説がテキストになっています。
学習項目は、すべてで10項目。
初心者によくある疑問や、まずはここをおさえておこうというポイントが、簡潔にまとめられています。
ひとつひとつの項目が短いので、サクサク読み進めることができるでしょう。
ログイン不要で、サイトにアクセスすればすぐに勉強スタートできます。
ちょっとRubyに触れてみたい、少しだけプログラム知識があってRubyについて学んでみたいという人におすすめです。
DIVER
- テキスト
- 画像つきでわかりやすい
- スクールでも使用されている
「DIVER」は、エンジニア向けスクールを運営している会社が提供する、テキスト教材です。
スクールで実際に使用されている教材を、サイト上で公開しています。
解説を読むと、授業を受けているような感覚。
操作している途中の画像も入っています。
そのため、実践感覚で読み進めることができるのです。
毎回まとめがあるのでわかりやすく、復習に役立ちます。
また、最後に「お疲れ様でした」とコメントがあるなど、他の無料サイトにはない気遣いがあるところもポイントです。
ログインにあたり会員登録をする必要があり、メールアドレスを使用します。
ただ、ログインしなくても3回分のテキストを見ることができるので、まずは覗いてみるといいでしょう。
解説を読んでみて、自分に合っているなということを確かめた上で学習を進められるので安心です。
エンジニアの入り口
- テキスト
- Rubyの特徴が簡単にわかる
- 気楽に読める
「エンジニアの入り口」は、IT研修を行うリナックスアカデミーがプロデュースしているサイトで、プログラミング関連の知識がテキストベースで掲載されています。
サイト内に記事として情報があがっていて、ブログ感覚でサクッと読めるところが特徴です。
Rubyのカテゴリーをみると、PHPと比較している記事があり、プログラミング初心者の初歩的な疑問を解決できます。
Rubyと多言語との違いを把握するために、気軽に使用できるサイトです。
Ruby無料学習サイトで学んで可能性を広げよう!
Rubyについて、無料で学べるサイトを紹介しました。
プログラミングに興味がある、Rubyってどんなものか知りたいという人は、まず無料サイトを覗いてみるといいでしょう。
Rubyのスキルを身につければ、Webサイトやアプリを作れるようになり、仕事の幅を広げられます。
Rubyの学習にぜひ挑戦してみましょう!