PythonはAI開発やデータ分析にも使われており、これから学ぶには最適なプログラミング言語といえます。
しかし、何も考えずPythonを本を使って独学するのはちょっと待ってください。
学習効率は以下の式で決まるので、効率が悪い方法で学習すると100%挫折してしまうのです。
本記事では本を使ってPythonを独学する際の超重要ポイントを解説した上で、初心者こそ手にするべき書籍を9冊紹介します。
学習効率を考慮した書籍選びに悩んでいる方は、ぜひご覧ください。
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記事のもくじ
本を使って独学でPythonを学ぶ超重要ポイントとは?
大前提として、Pythonの書籍学習がうまくいくかどうかは、以下の式で決まります。
プログラミングに限らず効率が悪い学習方法は、モチベーションを維持できず絶対に挫折します。
Pythonの学習においては、以下3つのポイントを守れるかが超重要になってきます。
エンジニアレベルの知識とスキルが得られるか
世界中から情報を引っ張ってこれるか
なるべく短期間で習得できるか
具体的にどんな人がPythonを本を使って独学すべきで、どんな人がすべきではないのか、詳しく解説します。
Pythonを本で独学すべきではない人
上記の式をもとにすると、Pythonを本で独学すべきではないのは、以下のような人です。
- エンジニアになるための目標設定や自己管理ができない人
- 英語で情報収集できない人
- 最低でも半年頑張れない人
こちらの記事で詳しく解説していますが、PythonエンジニアにはWebサービス・アプリ開発者、データサイエンティスト、AIエンジニアといった職業があり、必要なスキルもそれぞれ違います。
Pythonを本で独学する人は、それらを習得するための目標設定や進捗管理も1人でやらなくてはいけません。
また、プロのエンジニアの仕事は、調べることが7割、プログラミングすることが3割くらいであり、調べる情報は英語まで広がります。
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特にPythonは広い分野で使われる言語なので、日本語だけでは欲しい情報がないことが多いのです。
Pythonを本で独学した方が良い人
上記の式をもとにすると、以下のような人はPythonの本を使った独学が成功しやすいです。
- Pythonエンジニアに必要なレベルを知っていて、学習管理ができる人
- 英語で情報収集できる人
- 習得に長時間かかっても構わない人
Pythonエンジニアのレベルを理解していれば知識やスキルの質も上がりますし、英語で情報収集できれば情報量も増えます。
質×量が大きいので、多少学習時間が長くなっても効率良く学習できるのです。
Pythonを独学で学ぶときの本の選び方
上記の『Pythonを本で独学した方が良い人』に当てはまった方は、早速Pythonの本を選んでいきましょう。
なるべく効率を上げるために、Pythonの本は以下の基準で選ぶと間違いありません。
- 自分の現在のレベルに合っているか
- 求める情報を網羅しているか
- 図解などで基礎理解を深め、実践方法まで落とし込んでいるか
さらにプログラミングの練習量を増やしていくことで、質×時間が増え、学習効率を上げていくことが可能です。
Pythonの独学におすすめの本(超初級向け)
プログラミングを一度もしたことがない人におすすめな、Pythonの入門本を紹介します。
Python 1年生 体験してわかる!会話でまなべる!プログラミングのしくみ
(引用元:Amazon)
『Python 1年生 体験してわかる!会話でまなべる!プログラミングのしくみ』は、Python初心者に圧倒的な人気を誇る超入門書です。
対話形式でプログラミングの解説が進んでいくので、初心者でも専門知識が理解しやすいです。
Pythonの基本をはじめ、GUIアプリや機械学習について学べます。
プログラミング超初心者が初心者になるためのPython入門(1)
(引用元:Amazon)
『プログラミング超初心者が初心者になるためのPython入門(1)』は3部作構成のうち一作目です。
プログラミングの“超初心者”が“初心者”へレベルアップすることを目的としており、Pythonの導入、文字列、数字の初歩を学べます。
Pythonスタートブック
(引用元:Amazon)
『Pythonスタートブック』は、プログラミングの知識ゼロの人でも学習可能な入門書です。
イラストや図で分かりやすく解説してくれるので、Pythonの基本から本格的なデータ型まで、幅広く理解できます。
オブジェクト指向について丁寧に解説してあるのもうれしい点です。
Pythonの独学におすすめの本(初級編)
プログラミングをしたことはあるけど、Pythonに触れたことはないという初級レベルの方におすすめの本を紹介します。
初めてのPython
(引用元:Amazon)
『初めてのPython』は、Pythonの基礎を一通り習得することを目的としています。
初心者が短時間でPythonを習得できることを目指しており、アプリケーション制作に必要な知識や技術を一通り習得可能です。
プログラミングバージョン変更に関する情報が執筆されているのもありがたい点です。
3ステップでしっかり学ぶ Python入門
(引用元:Amazon)
『3ステップでしっかり学ぶ Python入門』は、学習のステップを3段階(予習→実践→復習)にしてわかりやすく解説しています。
Pythonの文法、構文、標準ライブラリなどについて図で解説してくれるので、視覚的に理解度を深めることができます。
スラスラ読める Pythonふりがなプログラミング
(引用元:Amazon)
『スラスラ読める Pythonふりがなプログラミング』は、漢文訓読の手法を取り入れてPythonを解説している本です。
プログラミングの読み方にふりがなをふっているので、今までPythonの理解ができなかった人も理解度を深められます。
プログラミングを「読める」ようになることで「書ける」を目指す一冊です。
Pythonの独学におすすめの本(中級編)
ここからは、Pythonで何かを作った経験がある方におすすめの参考書を紹介していきます。
退屈なことはPythonにやらせよう ―ノンプログラマーにもできる自動化処理プログラミング
(引用元:Amazon)
『退屈なことはPythonにやらせよう』では、作業を自動化するPythonのプログラミングについて学ぶことができます。
章末には練習問題が付属しており、AIエンジニアになりたい方などの学習本として最適です。
独学プログラマー Python言語の基本から仕事のやり方まで
(引用元:Amazon)
Amazonでベストセラーを獲得した『独学プログラマー Python言語の基本から仕事のやり方まで』は、Pythonを用いてプログラミング全般の知識を学ぶことを目的としています。
シェル、正規表現、パッケージ管理、バージョン管理、データ構造、アルゴリズムなど、プログラミングに必要な作業をこの一冊で習得できます。
プロのエンジニアになりたい方は必読の一冊です。
Python実践データ分析100本ノック
(引用元:Amazon)
『Python実践データ分析100本ノック』では、データ分析を大量に実践できます。
4部構成となっており、データの加工、データの分析、課題発見や解決、ビジネスへの応用などを学びます。
Pythonを使ってデータサイエンティストになりたい方などにおすすめです。
まとめ:本でPythonを独学すればキャリアの選択肢が広がる
PythonはAIだけでなく、アプリ開発やスクレイピング、データ分析など様々な領域でメジャーな言語として普及しつつあります。
多くのプログラミング言語は一時的に流行ることはあっても、長く産業に用いられることは少ないのが実情です。
その点Pythonはこれからの成長産業のど真ん中であるAI分野で欠かせない言語なので、キャリア確実性や幅広さでは他の人気言語に引けを取らない存在となるでしょう。
ぜひこの機会にPythonを独学、習得してみてはいかがでしょうか。
Pythonの本のおすすめや学習ステップに関しては、以下の記事も参考にしてみてください。