Pythonをスマホのアプリで勉強するなら、日本語で基礎を学べる「Progate」や、3択クイズで文法を確認できる「Pythonプログラミング入門」から始めるのが取り組みやすい方法です。実際にコードを書いて動かしたい場合は、Androidなら「Pydroid 3」、iPhone・iPadなら「Juno」のように、スマホの中でPythonを実行できるアプリもあります。この記事では、2026年9月29日にApp Store・Google Play・公式サイトで存在と料金の区分を確認できた7つのアプリだけを紹介します。
アプリごとの特徴と料金、目的別の選び方、アプリの次に何をすればよいかもあわせて解説します。料金やアプリの内容は変わることがあるため、インストール前に各ストアの表示も確認してください。
Python学習アプリおすすめ7選の比較表
| アプリ名 | 対応 | 日本語 | 料金の区分(2026年9月時点) | タイプ |
|---|---|---|---|---|
| Progate | iPhone・Android・Web | ○ | 無料で一部のレッスン/有料のプラスプラン | スライドで学び、コードを書く |
| Pythonプログラミング入門(StudySwitch) | iPhone・iPad | ○ | 無料(広告あり)/アプリ内課金あり | 3択クイズ |
| Udemy | iPhone・Android・Web | ○(日本語の講座あり) | アプリは無料。講座は有料が中心(無料のレッスンもあり) | 動画講座 |
| Mimo | iPhone・Android・Web | ×(App Storeの対応言語に日本語なし) | 無料で開始(広告あり)/有料プランあり | 短いレッスンとコード入力 |
| Sololearn | iPhone・Android・Web | ×(英語など) | 無料で開始(広告あり)/有料のPROあり | 短いレッスンと練習問題 |
| Pydroid 3 | Android | △(アプリ内は英語中心) | 無料(広告あり)/アプリ内購入あり | Pythonを書いて実行する |
| Juno | iPhone・iPad | ○ | インストールと編集は無料。コードの実行は無料の試用のあと、買い切りの「Juno Pro Unlock」が必要 | Pythonを書いて実行する |
はじめてプログラミングに触れる方は、日本語で学べる上の2つ(ProgateかPythonプログラミング入門)のどちらかから始めるのがおすすめです。
Python学習アプリの選び方

Python(パイソン)のアプリは、大きく「学ぶためのアプリ」と「コードを書いて動かすためのアプリ(実行環境)」に分かれます。目的に合わせて選びましょう。
| 目的 | 向いているアプリ |
|---|---|
| まったくの初心者で、日本語で基礎から学びたい | Progate、Pythonプログラミング入門 |
| 通勤・通学のすき間時間にクイズ感覚で復習したい | Pythonプログラミング入門、Mimo、Sololearn |
| 先生の説明を動画で見ながら学びたい | Udemy |
| 英語にも慣れながら学びたい | Mimo、Sololearn |
| 自分でコードを書いて、実際に動かしたい | Pydroid 3(Android)、Juno(iPhone・iPad) |
選ぶときは、次の3点も確認してください。
- 日本語に対応しているか:アプリの説明文が日本語でも、アプリの中は英語のことがあります。App Storeの「言語」の欄や、Google Playの説明で確認しましょう
- 無料でどこまで使えるか:多くのアプリは無料で始められ、続きのレッスンや便利な機能は有料プランです。自動更新の定期購入が多いので、解約方法も確認しておきましょう
- コードを書く練習があるか:読むだけ・選ぶだけのアプリより、自分で入力する練習があるアプリのほうが、書く力につながります
日本語で学べるPython学習アプリ
Progate(プロゲート)
イラスト中心のスライドで説明を読み、そのあとアプリ内のエディタでコードを書いて学ぶプログラミング学習サービスです。スマホアプリ(iPhone・Android)とWeb版があり、スマホ向けに最適化したスライドとキーボードが用意されています。Pythonのほか、HTML & CSS、JavaScript、Ruby、Java、Go、SQL、PHPも学べます。
- Pythonのコース:公式サイトでは全7レッスン、学習時間の目安は12時間と案内されています(2026年9月時点、Web版の表示)
- 料金:無料プランは初歩的なレッスンの一部。公開しているすべてのレッスンを学ぶには有料のプラスプランが必要です。App Storeでのアプリ内課金は、1ヶ月プラン1,490円・6ヶ月プラン7,790円・12ヶ月プラン11,900円(税込、2026年9月時点のApp Storeの表示)
- 向いている人:日本語で、手を動かしながら基礎を順番に学びたい人
Progateは基礎を理解するための教材なので、一通り終えたら、パソコンで自分のコードを書いて動かす練習に進むのがおすすめです(後半の「アプリの次にやること」で紹介します)。
Pythonプログラミング入門(StudySwitch)
3択クイズに答えながら、Pythonを題材にプログラミングの基本を学ぶiPhone・iPad向けのアプリです。「演算と変数」「条件分岐if」「繰り返しwhile」「配列」「繰り返しfor」「関数」「アルゴリズムに挑戦」の全7章で構成されています。
- 料金:無料(広告あり)。アプリ内課金の「本気で勉強プラン」(500円、2026年9月時点のApp Storeの表示)があります
- 対応:iPhone・iPad(App Storeで確認。Android版は確認できませんでした)
- 向いている人:まずはクイズ感覚で、文法の意味を確認したい人
選択式なので、自分でコードを書く練習は別に用意しましょう。ProgateやPydroid 3・Junoと組み合わせると、理解と練習のバランスが取りやすくなります。
Udemy(ユーデミー)
講師が作った動画講座を購入して学ぶオンライン学習サービスです。アプリ(iPhone・Android)で講座の動画を見られます。日本語のPython講座があり、基礎から、データ分析・機械学習・Webアプリ開発など目的別の講座を選べます。
- 料金:アプリは無料。講座は有料のものが中心で、講座ごとの購入のほか、定額プランもあります。Pythonの無料レッスン・無料講座もあります(2026年9月時点の公式サイトの表示)
- 向いている人:説明を聞きながら学びたい人、作りたいもの(データ分析、Webアプリなど)が決まっている人
講座によって内容の新しさや難しさが違います。購入前に、最終更新日、対象レベル、講座で使うPythonのバージョンを確認しましょう。
英語で学べるPython学習アプリ
次の2つはアプリ内が英語中心です(App Storeの対応言語に日本語はありません)。英語は簡単な表現が多いので、英語の勉強も兼ねたい方に向いています。
Mimo(ミモ)
Python・JavaScript・HTML・CSS・SQLなどを、短いレッスンとコード入力で学べるアプリです。iPhone・Android・Webで使えます。
- 料金:無料で始められます(広告あり)。有料プラン(Pro・Premiumなど)があり、App Storeにはアプリ内課金として複数の価格が表示されています(2026年9月時点)
- 向いている人:1回数分のレッスンを毎日続けたい人、英語で学ぶことに抵抗がない人
Sololearn(ソロラーン)
Python・JavaScript・SQL・Java・C#など、20以上のプログラミング言語を短いレッスンと練習問題で学べるアプリです。iPhone・Android・Webで使えます。
- 料金:無料で始められます(広告あり)。有料のPROプランがあります(価格はApp Store・Google Playで確認してください)
- 向いている人:英語で、いろいろな言語に触れてみたい人
スマホでPythonを練習できるアプリ(コードを書いて動かす)
学習アプリで基礎を学んだら、自分でコードを書いて動かしてみましょう。次の2つは、スマホやタブレットの中でPythonのプログラムを実行できるアプリ(開発環境)です。
Pydroid 3(Android)
Android用のPython 3の開発環境(IDE)です。インターネットにつながっていなくてもPythonのプログラムを実行でき、pipでライブラリを追加する機能もあります。
- 料金:無料(広告あり)。アプリ内購入あり(2026年9月時点のGoogle Playの表示)
- 向いている人:Androidで、学んだ文法を実際に書いて試したい人
Juno(iPhone・iPad)
iPhone・iPadでPythonのスクリプト(.py)とJupyterノートブック(.ipynb)を扱えるアプリです。オフラインでコードを実行できます。日本語に対応しています。ファイルの閲覧や編集は無料ですが、コードの実行は有料機能で、無料の試用枠を使い切ったあとは買い切りの「Juno Pro Unlock」の購入が必要です。
- 料金:アプリのインストールとコードの編集は無料。コードの実行は試用のあと「Juno Pro Unlock」(6,000円の買い切り、2026年9月時点のApp Storeの表示)が必要です
- 向いている人:iPhone・iPadでPythonを書いて動かしたい人、データ分析に使われるJupyterに触れてみたい人
アプリだけでPythonは身につく?メリットと限界

学習アプリは、Pythonの入門として役に立ちます。一方で、アプリだけで仕事に使えるレベルまで身につけるのは難しいと考えておきましょう。
| アプリで学ぶメリット | アプリだけでは足りないこと |
|---|---|
| 無料や少ない費用で始められ、自分に合うか試せる | アプリの中の決まった問題が中心で、ゼロから作る練習が少ない |
| 通勤・通学などのすき間時間に学べる | スマホの画面とキーボードでは、長いコードを書きにくい |
| ゲーム感覚・クイズ形式で続けやすい | パソコンでの開発環境の準備や、ファイル・ライブラリの扱いを経験しにくい |
| わからない言葉をすぐに復習できる | エラーを自分で調べて直す経験を積みにくい |
アプリは「基礎を知る・復習する」ために使い、「書いて動かす・作る」練習はパソコンで行う、と役割を分けると効率よく進められます。
アプリの次にやること(パソコンでPythonを動かす)
アプリで基礎を一通り学んだら、次の順番で進めてみてください。
- パソコンでPythonを動かす:Pythonを公式サイト(python.org)からインストールするか、ブラウザで使える無料のGoogle Colab(Googleアカウントが必要。有料プランもあり)でコードを実行してみる
- 短いプログラムを写して、少し変える:「Pythonのサンプルコード集」にある九九の表や数当てゲームなどを動かし、数値や文字を変えてみる
- 練習問題を解く:「Pythonの練習問題を解けるサイト3つとおすすめの本」で、自分で考えて書く練習をする
- 小さな作品を作る:家計簿の集計、ファイル名の一括変更など、身の回りの作業を自動化するプログラムを作ってみる
パソコンで使える無料の学習サービスは「Pythonを無料で学べるおすすめのサービス」でも紹介しています。
英語とPythonを一緒に学ぶという選択肢
Pythonのエラーメッセージや公式ドキュメント、海外の学習アプリは英語で書かれていることが多く、英語がわかると学べる情報が広がります。Kredo IT留学は、フィリピン・セブ島でITレッスンをすべて英語で受ける留学で、1日8時間(英語のマンツーマンレッスン4時間+ITのグループレッスン4時間)の中で英語とITを同時に学びます。公式サイトによると、受講生の92%が英語もITも未経験です(2026年9月時点の掲載)。アプリで学んでみて「もっと本格的に学びたい」と思ったら、Kredo IT留学の無料カウンセリングで、期間やコースを相談できます。IT留学の全体像は「IT留学とは?費用・国別比較・1日の流れと選び方」にまとめています。
Python学習アプリについてよくある質問
Pythonの勉強アプリは無料で使えますか?
この記事で紹介したアプリは、どれも無料でインストールして使い始められます(Junoはコードの実行が試用のあと有料)。ただし、続きのレッスンや便利な機能は有料プランのものが多いです。まず無料の範囲で試し、続けられそうなら有料プランを検討しましょう。
スマホだけでPythonのプログラムを作れますか?
Pydroid 3(Android)やJuno(iPhone・iPad。コードの実行は試用のあと有料)を使えば、スマホでPythonのコードを書いて実行できます。ただし、長いプログラムやファイルを扱う作業はパソコンのほうが進めやすいため、本格的に学ぶならパソコンも用意するのがおすすめです。
初心者は最初にどのアプリを使えばいいですか?
日本語で基礎から学びたいなら、ProgateかPythonプログラミング入門がおすすめです。どちらか1つを最後まで進めてから、コードを動かすアプリやパソコンでの練習に進みましょう。
英語のアプリでも初心者が使えますか?
MimoやSololearnは短い英文と例のコードで進むため、中学英語程度の単語がわかれば進めやすい作りです。わからない単語は翻訳アプリで調べながら進めると、プログラミングでよく使う英単語にも慣れられます。
アプリで学んだあと、どのくらいで仕事に使えるようになりますか?
目指す仕事(データ分析、Webアプリ開発、業務の自動化など)や学習時間によって大きく変わるため、一概には言えません。アプリの次に、パソコンで作品を作る経験を重ねることが大切です。
まとめ:アプリで基礎を学び、パソコンで動かして身につけよう
Pythonの学習アプリは、無料で始められ、すき間時間に基礎を学べるのが魅力です。日本語で学ぶならProgateやPythonプログラミング入門、英語にも慣れたいならMimoやSololearn、コードを動かすならPydroid 3やJunoと、目的に合わせて選んでください。アプリで基礎を知ったら、パソコンでコードを書いて動かす練習に進むことで、自分で作れる力が身についていきます。
英語でIT・AIを学べるKredo
英語×IT・AIのスキルを身につけてグローバルに活躍しませんか?
当メディアを運営しているKredoは、英語×ITをオンラインで学ぶ「Kredoオンラインキャンプ」と、フィリピンのセブ島で英語とIT・AIを学ぶ「KredoIT留学」「KredoAI留学」を提供しています。これまでの卒業生は3,000名以上。卒業生の多くが、国内外のIT企業への転職、フリーランスなどへのキャリアチェンジを実現しています。これからの時代に必要な英語×IT・AIのスキルを身につけてグローバルに活躍しませんか?









