こんにちは、ITコンサルタントのぶっちです。
皆さんは、英語で授業を受けられるプログラミングスクールが注目を集めていることをご存知でしょうか。
グローバルに活躍できる人材が求められているため、日本語ではなく英語でプログラミングを学ぼうとする傾向にあるわけです。
今回は英語のプログラミングスクールが注目されている背景を解説し、実際に英語で学べるプログラミングスクールなどをご紹介します。
記事のもくじ
英語のプログラミングスクールが注目されている
冒頭で説明したとおり英語のプログラミングスクールは注目されている状況です。
注目される理由は数多くありますが、今回はそれらの理由の中でも特に理解してもらいたいものを4つピックアップして解説します。
英語ならば最先端のスキルをすぐに習得できるから
IT業界の最新情報は基本的に英語圏の企業などから発信されるため英語の文章で発信されます。
重要な情報ならば日本のメディアなどが翻訳するため、数ヶ月後には日本語でも閲覧可能です。
また、公開元の企業や団体に日本法人があれば、そこから日本語に翻訳されたものが発信される場合もあります。
ただ言い換えると、すぐに情報を得たいならば英語が必要となり日本語だけでは出遅れてしまう状況です。
IT業界は移り変わりが早いため、英語ですぐ情報を得られるかどうかはエンジニアとしての評価を左右するでしょう。
日本語しかできず海外のトレンドに追いつけなければ「スキルや考え方の古いエンジニア」と評価されてしまうかもしれないのです。
逆に英語ができて早く最新情報をキャッチできていれば「最新のトレンドを理解しているエンジニア」と評価されるでしょう。
英語圏の案件は多く将来性が明るいから
英語圏ではIT関連の需要が高く、数多くの案件が公開されています。
日本でもプログラマーの需要は高いですが、英語圏でもIT系の求人数は非常に多く将来性の明るい状況です。
プログラミングを習得しても案件がなければ意味はありませんが、英語を習得しておけば世界中の案件に参画できるため心配は一切ありません。
なお、日本でもプログラマの需要が高いため、案件が見つからないような状況にはならないはずです。
ただ、英語ができれば日本のみならず海外の案件にも視野を広げ、受注できるようになります。
加えて、高い単価の案件に出会いやすくなるなど、自分が希望する内容で働けるようになります。
英語のできるエンジニアの年収は高いから
国内求人サイトとグローバル求人サイトでシステムエンジニアに提示される平均年収を比較すると以下のとおりです。
- 国内求人サイト:428万円
- グローバル求人サイト:728万円
オファーの内容に左右はされますが、グローバル求人サイトは国内求人サイトよりも平均して300万円ほど年収が高い傾向にあります。
なお、グローバル求人サイトに登録するためには基本的に英語が必須です。
ただ、言い換えると英語のスキルがあれば年収は300万円も高まる可能性があり、プログラミングだけではなく英語も習得すべきといえます。
また、年収の相場が高まるため、英語が学べるプログラミングスクールへ通うなどしてもペイできる可能性が高いことは魅力的です。
英語で上流の役職に就けると活躍の幅が広がるから
エンジニアとしてマネジメントに参画できれば、活躍の幅を大きく広げられます。
例えば、リーダーとして他のエンジニアの取りまとめができれば、単なるプログラマーよりも活躍の場が広がるのです。
また、英語ができれば「ブリッジSE」として外国人エンジニアのマネジメントもできるようになります。
リーダーとしてのスキルがあるだけで活躍できますが、プラスαで英語のスキルがあれば選択肢はさらに増えるのです。
現在は日本で働く外国人エンジニアが増え、オフショア開発の利用なども広がっているため、そのような案件で上流の職に就くために英語が求められます。
英語で学べるプログラミングスクール3選
英語で学べるプログラミングスクールはいくつかありますが、それらの中でも3つをピックアップしてご紹介します。
Treehouse
プログラミングを中心に取り扱うオンラインスクールです。
アメリカで展開されているサービスであるため日本での知名度は高くありませんが、アメリカやカナダなど北米地域では有名なものです。
講座は英語の動画を閲覧する仕組みとなっていて、録画された授業を自分のペースで見ると理解するとよいでしょう。
また、カリキュラムによっては複数の動画から構成されていて、毎日スクールに通って授業を受けているかのような感覚で学習できます。
なお、動画を利用した学習となるため、その場で講師に質問するようなことはできません。
ただ、Treehouseには講師と受講生からなるコミュニティが存在していて、そこでさまざまな質問が可能です。
疑問点がある場合でも一人で抱え込む必要はなく、コミュニティを利用して解決できることは魅力的です。
Udemy
Udemyは数多くの講座が開講されているオンライン学習プラットフォームです。
講座を開きたい人と学びたい人をつなぐプラットフォームで、日本ではベネッセが事業パートナーとなり展開しています。
プログラミング専門のサービスではありませんが、プログラミングなどIT関連の講座が多数開講されています。
レベルも初心者向けから上級者向けまであるため、自分に適したものを見つけやすいのが魅力です。
また、Udemyはサブスクリプションではなく買い切りとなっていて、購入した講座はいつでも閲覧できます。
自分の好きなタイミングで繰り返し復習できるため、利便性の高さはおすすめです。
Kredo
英語で学べるプログラミングスクールで注目してもらいたいのはKredoオンラインキャンプです。
日本のプログラミングスクールでありながら、授業はすべて英語であるため、海外のプログラミングスクールに近い学習ができます。
上記とは異なり録画映像ではなくZoomの対面式で双方向の授業を受けられるKredoを以下のポイントからご説明します。
- 英語力を高める授業を開講
- プログラミングの授業はすべて英語で実施
- 授業数が多く高密度
- キャリアカウンセラーによる就職サポート
英語力を高める授業を開講
プログラミングだけではなく英語力を高める授業が開講されています。
プログラミングスクールは「プログラミングだけ」「英語はできる前提」なども多いですがKredoならば英語初級者でも差し支えありません。
また、純粋な英語の授業だけではなく、プログラミングに利用するIT用語を学ぶ授業があります。
プログラミングの授業はすべて英語で実施
英語で学べるプログラミングスクールであるため、授業はすべて英語で行われます。
授業後の質問も英語でのやり取りとなっていて、プログラミングに関するすべてを英語で学びます。
このとおり日本語を使わず英語だけで学ぶ環境は、英語初級者にはハードルが高いものです。
ただ、このような厳しい環境だからこそ、英語のスキルもプログラミングのスキルも習得しやすくなります。
最初に英語力を高めるプログラミングの授業に臨むことができるため、「英語は苦手」と逃げ出してはならないのです。
授業数が多く高密度
他のスクールと比較すると高密度で授業が行われるため、挫折せずにスキルの取得が可能です。
例えば他のスクールは6ヶ月で24レッスンと少ないところがありますが、Kredoなら「平日毎日4時間×3ヶ月」と高密度です。
しかもそれぞれのレッスンはリアルタイムの対面レッスンです。
動画を閲覧するだけのレッスンは含まれないため、多くのレッスンをモチベーション高く続けられます。
キャリアカウンセラーによる就職サポート
海外就職をサポートできるプロのキャリアカウンセラーによるサポートを受けられます。
海外だけではなく国内IT転職のサポートも受けられるため、卒業後はすぐにプログラマーとして活躍できます。
具体的なサポート内容は「転職先企業の紹介」「面接対策」「履歴書作成」です。
特に英語での履歴書作成は日本語の履歴書作成と大きく異なる部分があります。
知識がない状態で十分なものを作成するのは難しいため、キャリアカウンセラーが魅力的なものに仕上げるためにサポートします。
英語のプログラミングスクールに関するよくある不安
英語のプログラミングスクールに通うとなると多くの不安を感じるでしょう。
続いては英語のプログラミングスクールに通う人が抱きやすい不安について解説します。
英語初級者でも大丈夫か
「英語初級者は英語でプログラミングなど学べない」と勘違いしている人が多いようです。
そのようなイメージを持つのはやむを得ませんが、実際には英語初級者でも英語でプログラミングを学んでいます。
例えば、Kredoの受講生は85%が英語初級者でプログラミング関連の用語も知らない人が大半です。
しかし、英語の初級者で用語などに詳しくない人でも、カリキュラム修了時には十分なスキルアップができています。
特にKredoでは英語初級者に向けた「IT英語の授業」も実施しているため「英語力に不安があるから」と諦める必要は一切ありません。
プログラミングは未経験でも授業を理解できるか
「英語は少し理解できるがプログラミング未経験」との不安を抱く人も多く見られます。
前提知識なしにスクールには通えないイメージがあるのかもしれませんが、スクールでは基礎の基礎から学習可能です。
実際、Kredoの受講生は90%がプログラミング未経験です。
プログラミングに関する専門用語もわからない状態からでも理解できるようなカリキュラムが用意されているため、前提知識は何も必要ありません。
もちろん、プログラミングの経験があれば活かせる可能性はありますが「経験がないから」と心配しなくて良いのです。
まとめ:これからエンジニアを目指すなら英語で学べるプログラミングスクールで学ぶべき
プログラマーとして活躍するためには英語が必須となるため、英語で学べるプログラミングスクールが注目されています。
最先端のスキルを習得するためにも外国人エンジニアと仕事をするためにも英語は必要であり、これから必須のスキルになると言っても過言ではありません。
プログラミングと英語の両方を習得するためには、英語で学べるプログラミングスクールを利用するのが最も手堅いでしょう。
Kredoならば日本にいながら海外のプログラミングスクールレベルの対面授業を受けられるため、英語でプログラミングを学びたいならばぜひともご検討ください。